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第147話 そう見えていただけ
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SIDE ミシェラ
「次ですわ!!!」
実家に帰省したミシェラ。
マクセラン侯爵家に仕える従者たち、両親も暖かくミシェラを出迎えたのだが……到着した日の夜から、ミシェラは帰省と言う名の休日を堪能するのではなく、レグラ家に居た時と同じように訓練を始めた。
「み、ミシェラ様。そろそろお休みになられた方が」
「湯に浸かる時間を、考えても、まだ戦れますわ。疲れてきてからが、本番でしょう」
ミシェラはただ素振り、シャドーを行うだけではなく、手の空いている騎士たちを相手に模擬戦を何連戦も行っていた。
当然のことながら、騎士たちの中にはまだ三次転職してない者もいるが、レベルは完全にミシェラを上回っており、経験数も上回っているため、今のところ……誰一人ミシェラに負けていない。
(激闘祭ではベスト四と、ミシェラ様からすればあまり納得のいかな結果だったかもしれませんが、十分な功績を取られた……筈なのに、これはいったい)
気迫に押され、待機していた新たな騎士がミシェラと立ち合う。
(そういえば、準決勝で敗れた相手は、確かあのフィリップ・ゲルギオスだったか。かつてはミシェラ様たちの代の、中心となろう人物だったが、今ではすっかりと怠け癖が付いていた筈……その悔しさ故、ということか?)
既に激闘祭での結果はマクセラン家にも届いていた。
マクセラン侯爵家の当主は娘の晴れ姿は仕事で観に行けなかったが、それでも事前に激闘祭を観に行く友人に頼み、わざわざ屋敷に招待して娘の活躍ぶりを訊いた。
当主も夫人もその内容を聞いて娘の事をとても誇らしげに思ったが……当の娘は、全くその結果に満足いってなかった。
「ぐっ……私の、負けですわね」
「ミシェラ様、そろそろ切り上げた方がよろしいかと」
「っ……っ……そう、ね」
丁度良い時間ということもあり、ミシェラは騎士に言われた通り夜の訓練を終了。
「明日も、非番の者たちは相手を頼みますわ」
しかし、その滾りに滾り、爆発せんばかりの向上心は一切消えていない。
マクセラン侯爵家に仕える騎士として、ミシェラから模擬戦の……試合の相手を頼まれることは、非常に光栄なことではある。
ただ……この時ばかりは、騎士たちは嬉しさよりもミシェラに対する心配の気持ちが勝っていた。
「お嬢様、帰ってくるなり直ぐに訓練を始めるなんて、帰省の意味をしっかり理解しておりますか?」
汗を流すため屋敷の浴場に訪れていたミシェラ。
実年齢は四十に差し掛かるも、見た目は人によっては二十代後半とも捉えられる付き合いの長いメイドに髪の毛や体を洗ってもらっていた。
当然、二人とも素っ裸である。
「勿論よ。けど、今は少しでも時間を無駄にしたくないのよ」
「……激闘祭での結果が、そこまで納得いかなかったのですか?」
子供たちの自慢が好きなマクセラン侯爵は、付き合いの長い従者たちに、ミシェラの活躍話を伝えており、そこから他の従者たちへと広まっていき、ほぼ全員がベスト四まで上り詰めた事を知っていた。
「そうね……それもあるわ。ただ、それは切っ掛けに過ぎなかったのよ」
激闘祭の準決勝で腐れ縁であったフィリップと激突した際、結果として負けた。
そこはどう足掻いても変えられない事実だが、それでも戦闘力で自分とフィリップに大きな差があるとは思えなかった。
「それは、どういう事でしょうか」
「…………あのめんどくさがり屋な男は、決して刃を腐らせてはいなかったのよ」
「つまり、フィリップ様はダラけたフリをして、陰で鍛錬を重ね続けてたいたと?」
「……少し、表現が違ったわ。あの男の刃は、腐って等いなかった。ただ……靄がかかっていて、錆びて腐っているように見えていただけだったのよ」
髪、体、全てを洗い終え、流し終え……湯船へと向かう。
「それが、今日帰省するまでの間で、良く解ったわ」
本人の意志とは無関係に、巨大な双丘が湯に浮かぶ。
「というと……才能を発揮する方法自体は、忘れていなかったと」
今度は自分の髪、体を洗いながらミシェラに質問を続ける美魔女メイド。
「そうとも言えるわね。他にも負けたくない相手は複数いるけど…………っ!!!!」
思い浮かぶは、激闘祭の準決勝で負けた時の光景……ではなく、レグラ家での生活も終盤に差し掛かる頃の試合光景。
激闘祭の時は、フィリップの予想外過ぎる根性、気合といった部分に一杯食わされたと思っていた。
だが……レグラ家で生活を始め、これまで以上に濃密な訓練を行うようになってから、否が応でもその刃の鋭さを感じさせられた。
「もしや、ライバルと言える存在になったのですか?」
「ライバル? そんな素晴らしい関係ではありませんわよ。ただ……叩き斬りたい相手というだけですわ」
イシュドも同じく叩き斬りたい相手ではあるが、どうしてもいずれという言葉が付いてくる。
いずれでは、結局本当は本気で勝つ気がないのではと疑われてしまうかもしれないが、間近でその強さを見たからこそ……下手な言葉で断言出来ない。
ガルフやイブキも勝ちたい存在ではあるものの……ライバル、と言うほどバチバチが過ぎる関係ではないが、よっぽどフィリップよりも互いに高め合いたいという意識を持てる。
「もし、フィリップ様も言葉に出さないだけで、お嬢様だけには負けたくないと思っていれば、やはりライバルと言える関係かもしれませんよ」
「…………どうなのでしょうね」
イシュドが自分の事を人間として好いていない事は解っている。
ただ、現時点での実力差を考えれば、負けたくないという意志から表れる態度ではない。
(……だからといって、何かが変わる訳ではありませんけど)
もし、美魔女メイドの言う通り、自分の事を割と小バカにすることが多いフィリップが……自分にだけは負けたくないという思いを持っていたとしても、これまでと何かが変わることはない。
「ふふ。屋敷に戻ってからも訓練訓練では少し心配でしたけど、それでもお嬢様がここまで異性の事を考えてるところを見ると、心配は無用みたいですね」
自分の体を洗い終えた美魔女メイドはゆっくりと湯船に浸かり……体の大半を沈めるも、豊かな双丘だけが湯に浮かぶ。
「……どこからどう読み取れば、そう思えますの?」
ボケましたの? という言葉がうっかり出そうになるも、ミシェラはイシュドと違って淑女。
同じ女性という事もあり、思い浮かんだ言葉が禁句ワードであると直ぐに思い出し、ぐっと飲み込んだ。
「次ですわ!!!」
実家に帰省したミシェラ。
マクセラン侯爵家に仕える従者たち、両親も暖かくミシェラを出迎えたのだが……到着した日の夜から、ミシェラは帰省と言う名の休日を堪能するのではなく、レグラ家に居た時と同じように訓練を始めた。
「み、ミシェラ様。そろそろお休みになられた方が」
「湯に浸かる時間を、考えても、まだ戦れますわ。疲れてきてからが、本番でしょう」
ミシェラはただ素振り、シャドーを行うだけではなく、手の空いている騎士たちを相手に模擬戦を何連戦も行っていた。
当然のことながら、騎士たちの中にはまだ三次転職してない者もいるが、レベルは完全にミシェラを上回っており、経験数も上回っているため、今のところ……誰一人ミシェラに負けていない。
(激闘祭ではベスト四と、ミシェラ様からすればあまり納得のいかな結果だったかもしれませんが、十分な功績を取られた……筈なのに、これはいったい)
気迫に押され、待機していた新たな騎士がミシェラと立ち合う。
(そういえば、準決勝で敗れた相手は、確かあのフィリップ・ゲルギオスだったか。かつてはミシェラ様たちの代の、中心となろう人物だったが、今ではすっかりと怠け癖が付いていた筈……その悔しさ故、ということか?)
既に激闘祭での結果はマクセラン家にも届いていた。
マクセラン侯爵家の当主は娘の晴れ姿は仕事で観に行けなかったが、それでも事前に激闘祭を観に行く友人に頼み、わざわざ屋敷に招待して娘の活躍ぶりを訊いた。
当主も夫人もその内容を聞いて娘の事をとても誇らしげに思ったが……当の娘は、全くその結果に満足いってなかった。
「ぐっ……私の、負けですわね」
「ミシェラ様、そろそろ切り上げた方がよろしいかと」
「っ……っ……そう、ね」
丁度良い時間ということもあり、ミシェラは騎士に言われた通り夜の訓練を終了。
「明日も、非番の者たちは相手を頼みますわ」
しかし、その滾りに滾り、爆発せんばかりの向上心は一切消えていない。
マクセラン侯爵家に仕える騎士として、ミシェラから模擬戦の……試合の相手を頼まれることは、非常に光栄なことではある。
ただ……この時ばかりは、騎士たちは嬉しさよりもミシェラに対する心配の気持ちが勝っていた。
「お嬢様、帰ってくるなり直ぐに訓練を始めるなんて、帰省の意味をしっかり理解しておりますか?」
汗を流すため屋敷の浴場に訪れていたミシェラ。
実年齢は四十に差し掛かるも、見た目は人によっては二十代後半とも捉えられる付き合いの長いメイドに髪の毛や体を洗ってもらっていた。
当然、二人とも素っ裸である。
「勿論よ。けど、今は少しでも時間を無駄にしたくないのよ」
「……激闘祭での結果が、そこまで納得いかなかったのですか?」
子供たちの自慢が好きなマクセラン侯爵は、付き合いの長い従者たちに、ミシェラの活躍話を伝えており、そこから他の従者たちへと広まっていき、ほぼ全員がベスト四まで上り詰めた事を知っていた。
「そうね……それもあるわ。ただ、それは切っ掛けに過ぎなかったのよ」
激闘祭の準決勝で腐れ縁であったフィリップと激突した際、結果として負けた。
そこはどう足掻いても変えられない事実だが、それでも戦闘力で自分とフィリップに大きな差があるとは思えなかった。
「それは、どういう事でしょうか」
「…………あのめんどくさがり屋な男は、決して刃を腐らせてはいなかったのよ」
「つまり、フィリップ様はダラけたフリをして、陰で鍛錬を重ね続けてたいたと?」
「……少し、表現が違ったわ。あの男の刃は、腐って等いなかった。ただ……靄がかかっていて、錆びて腐っているように見えていただけだったのよ」
髪、体、全てを洗い終え、流し終え……湯船へと向かう。
「それが、今日帰省するまでの間で、良く解ったわ」
本人の意志とは無関係に、巨大な双丘が湯に浮かぶ。
「というと……才能を発揮する方法自体は、忘れていなかったと」
今度は自分の髪、体を洗いながらミシェラに質問を続ける美魔女メイド。
「そうとも言えるわね。他にも負けたくない相手は複数いるけど…………っ!!!!」
思い浮かぶは、激闘祭の準決勝で負けた時の光景……ではなく、レグラ家での生活も終盤に差し掛かる頃の試合光景。
激闘祭の時は、フィリップの予想外過ぎる根性、気合といった部分に一杯食わされたと思っていた。
だが……レグラ家で生活を始め、これまで以上に濃密な訓練を行うようになってから、否が応でもその刃の鋭さを感じさせられた。
「もしや、ライバルと言える存在になったのですか?」
「ライバル? そんな素晴らしい関係ではありませんわよ。ただ……叩き斬りたい相手というだけですわ」
イシュドも同じく叩き斬りたい相手ではあるが、どうしてもいずれという言葉が付いてくる。
いずれでは、結局本当は本気で勝つ気がないのではと疑われてしまうかもしれないが、間近でその強さを見たからこそ……下手な言葉で断言出来ない。
ガルフやイブキも勝ちたい存在ではあるものの……ライバル、と言うほどバチバチが過ぎる関係ではないが、よっぽどフィリップよりも互いに高め合いたいという意識を持てる。
「もし、フィリップ様も言葉に出さないだけで、お嬢様だけには負けたくないと思っていれば、やはりライバルと言える関係かもしれませんよ」
「…………どうなのでしょうね」
イシュドが自分の事を人間として好いていない事は解っている。
ただ、現時点での実力差を考えれば、負けたくないという意志から表れる態度ではない。
(……だからといって、何かが変わる訳ではありませんけど)
もし、美魔女メイドの言う通り、自分の事を割と小バカにすることが多いフィリップが……自分にだけは負けたくないという思いを持っていたとしても、これまでと何かが変わることはない。
「ふふ。屋敷に戻ってからも訓練訓練では少し心配でしたけど、それでもお嬢様がここまで異性の事を考えてるところを見ると、心配は無用みたいですね」
自分の体を洗い終えた美魔女メイドはゆっくりと湯船に浸かり……体の大半を沈めるも、豊かな双丘だけが湯に浮かぶ。
「……どこからどう読み取れば、そう思えますの?」
ボケましたの? という言葉がうっかり出そうになるも、ミシェラはイシュドと違って淑女。
同じ女性という事もあり、思い浮かんだ言葉が禁句ワードであると直ぐに思い出し、ぐっと飲み込んだ。
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