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第392話 行方は如何に
「イシュド君、かなり呑んでたけど大丈夫なの?」
「大丈夫っすよ。べろんべろんになるまで呑んでたわけじゃないんで。それに、ここには長居しないでしょ」
肝臓五分目ということもあり、イシュドはこれから面倒な話をするにしても、十分まともな判断が出来る。
「……分かったわ。それじゃあ、改めてイシュド君が戦ったモンスターについて教えて」
現在、イシュドはアリンダが泊っている部屋にシドウと共に訪れ、ギガンテス希少種に関する内容を話していた。
身体能力の高さや剣技の腕前に思考力。
それらに加え……邪剣に関する力。
今回、問題が起こった場所はバトレア王国ではなく、カラティール神聖国だが……いつ、邪剣という存在が絡む問題が自国で起きるか解らない。
そのため、アリンダとしては出来る限り詳細な情報を纏めておきたい。
「邪剣、か…………」
「? シドウ先生、何か邪剣に関して知っているんですか?」
「いえ、邪剣という存在は初めて耳にしたんですが、大和の方にも似た様な武器があって」
「シドウ先生、それって妖刀ってやつっすか」
「そう、それそれ。いやぁ~~~~、イシュドは本当に大和の事をなんでも知ってるな~~~~」
やはり、シドウとしては他国の人間が大和内部に関することを知っているのは嬉しい……と思うものの、妖刀に関して知られてるのは……少し気まずさがあった。
「妖刀、ですか……シドウ先生やイブキさんが使う刀とは違う物なの?」
「見た目は似てますよ。ただ、持ち主の精神が弱ければ、容易に飲み込んでしまいます。ただ……まだ邪剣に関して細かいことは解ってないので断言は出来ないんですけど、基本的に妖刀は造ろうと思って造れるわけじゃないんですよね」
「なる…………ほど?」
「作り手の、刀鍛冶師のその時のコンディション、信念……何を思って刀を打ち、造るのか。素材の差に関係無く生まれることがあるんすよ」
イシュドの補足説明もあって、アリンダはなんとなく……一応理解した。
そして、二人が他に何を言いたいのかも把握。
「てことは、やっぱり人工的に造られた得物なのよね~~~…………ほんと、なんて物を造るのよ」
「同感っすね~~~。まっ、クソみたいな狂気に憑りつかれたのか、もしくは邪教徒? って連中が国に喧嘩を売るために造ったんじゃないっすかね」
「……どちらもあり得そうね。というか、それら二つが混ざってるって感じかしら?」
「クソ面倒なタッグすね~~~~」
「そうね~~。それで、例の物はどうするの」
例の物とは、当然邪剣のことである。
ゴブリンクイーンが有していた杖をローザが貰うように、一応……元々学生たちが依頼を受ける際の流れとしては、ギガンテス希少種の素材だけではなく、邪剣もイシュドの報酬に含まれる。
だが……フランガルやドーバッグたちからすれば、買い取ってでも邪剣を自分たちに譲ってほしい。
とはいえ、邪剣という存在自体はフランガルたちだけではなく、アリンダたちにとっても今後脅威になり得る存在。
それに対抗、解析する為には……バトレア王国としても、持ち帰りたいところ。
その気持ちを理解しているからこそ、フランガルたちも強引にイシュドから取り上げようとはしなかった。
「………………なんつーか、ぶっちゃけ俺が個人でどうこう判断するには、さすがに領分を越えてんな~~~って感じがするんすよね」
イシュドからすれば、邪剣が中盤からギガンテス希少種の意識を乗っ取った……そこに関してだけ、邪剣に対して恨みがある。
だが、その頑丈さがあったからこそ、自身が振るう戦斧、雷将と斬り結べた。
そこには感謝していた。
なので、個人的にどうこうしてやりたいという思いはなく、最後の最後に鋼鉄の弾丸を放たれたことに関しても……簡単に捉えてぶち殺せるな苦労しない存在であることを解っているため、今のところ個人的に行動したいとは考えていない。
「やはり、アリンダ先生としては持ち帰りたいところですか?」
「……シドウ先生は、あれをバトレア王国に持ち帰れば、何が起こると思います」
「刺客が、送り込まれる可能性が高いかと」
アリンダとしては、今後の脅威に備えるために解析したい。
しかし、そのせいで王都や他の都市に危害が及ぶ可能性があるからこそ、イシュドに「絶対に持ち帰りましょ~~~」とは言えなかった。
ただ……そらならフランガルたちに、カラティール神聖国に渡すとどうなるか。
有効活用するのは間違いないが、教会……信仰の内部に脅威が潜んでいる可能性も否定出来ない。
「…………あぁ~~~~、頭痛くなってきた。もう俺がぶっ壊したら駄目っすかね」
「ギガンテス希少種との戦闘の際に、粉々のサラサラになってしまうほど破壊してしまいました、って説明するってことか」
「……それが一番良いんじゃないって思っちゃったけど、それだとただ問題を先送りすることになっちゃうのよね~~~~」
振り出しに戻る。
三人は深々とため息を吐くも、もう何日もカラティール神聖国に滞在しないことを考えれば、聖都に戻る前に決めなければならない。
(はぁ~~~~。全員死なず、トラウマを背負うことなく終わったっていうのに、こんな大問題が残るなんてね~~~…………どちらを優先すべきか。そこだけでも決めないとね)
監督者である自分たちが決めるのか、ギガンテス希少種の討伐者であり……流れ通りなら所有者であるイシュドが決めるか。
アリンダたちが決める場合、討伐者であるイシュドの意思を無視することになる。
だが、イシュドの意思に委ねると決めた場合……イシュドに責任を背負わせる形とも捉えられる。
教師なら、大人ならビシッと決めろ!!!! ……と言われようものなら、アリンダから攻撃魔法の嵐が、シドウから神速の居合斬りが放たれる。
年齢やら立場でビシッと決められるのであれば、ここまで悩まず苦労していない。
「…………ねぇ、イシュド君…………」
「あぁ~~~、それなら……………って感じっすね。てか、それなら…………でも良いんじゃないっすか」
「っ、そうね~~。それなら」
数十分後、ウィスキーが一本カラになる頃、ようやく方針が定まった。
「大丈夫っすよ。べろんべろんになるまで呑んでたわけじゃないんで。それに、ここには長居しないでしょ」
肝臓五分目ということもあり、イシュドはこれから面倒な話をするにしても、十分まともな判断が出来る。
「……分かったわ。それじゃあ、改めてイシュド君が戦ったモンスターについて教えて」
現在、イシュドはアリンダが泊っている部屋にシドウと共に訪れ、ギガンテス希少種に関する内容を話していた。
身体能力の高さや剣技の腕前に思考力。
それらに加え……邪剣に関する力。
今回、問題が起こった場所はバトレア王国ではなく、カラティール神聖国だが……いつ、邪剣という存在が絡む問題が自国で起きるか解らない。
そのため、アリンダとしては出来る限り詳細な情報を纏めておきたい。
「邪剣、か…………」
「? シドウ先生、何か邪剣に関して知っているんですか?」
「いえ、邪剣という存在は初めて耳にしたんですが、大和の方にも似た様な武器があって」
「シドウ先生、それって妖刀ってやつっすか」
「そう、それそれ。いやぁ~~~~、イシュドは本当に大和の事をなんでも知ってるな~~~~」
やはり、シドウとしては他国の人間が大和内部に関することを知っているのは嬉しい……と思うものの、妖刀に関して知られてるのは……少し気まずさがあった。
「妖刀、ですか……シドウ先生やイブキさんが使う刀とは違う物なの?」
「見た目は似てますよ。ただ、持ち主の精神が弱ければ、容易に飲み込んでしまいます。ただ……まだ邪剣に関して細かいことは解ってないので断言は出来ないんですけど、基本的に妖刀は造ろうと思って造れるわけじゃないんですよね」
「なる…………ほど?」
「作り手の、刀鍛冶師のその時のコンディション、信念……何を思って刀を打ち、造るのか。素材の差に関係無く生まれることがあるんすよ」
イシュドの補足説明もあって、アリンダはなんとなく……一応理解した。
そして、二人が他に何を言いたいのかも把握。
「てことは、やっぱり人工的に造られた得物なのよね~~~…………ほんと、なんて物を造るのよ」
「同感っすね~~~。まっ、クソみたいな狂気に憑りつかれたのか、もしくは邪教徒? って連中が国に喧嘩を売るために造ったんじゃないっすかね」
「……どちらもあり得そうね。というか、それら二つが混ざってるって感じかしら?」
「クソ面倒なタッグすね~~~~」
「そうね~~。それで、例の物はどうするの」
例の物とは、当然邪剣のことである。
ゴブリンクイーンが有していた杖をローザが貰うように、一応……元々学生たちが依頼を受ける際の流れとしては、ギガンテス希少種の素材だけではなく、邪剣もイシュドの報酬に含まれる。
だが……フランガルやドーバッグたちからすれば、買い取ってでも邪剣を自分たちに譲ってほしい。
とはいえ、邪剣という存在自体はフランガルたちだけではなく、アリンダたちにとっても今後脅威になり得る存在。
それに対抗、解析する為には……バトレア王国としても、持ち帰りたいところ。
その気持ちを理解しているからこそ、フランガルたちも強引にイシュドから取り上げようとはしなかった。
「………………なんつーか、ぶっちゃけ俺が個人でどうこう判断するには、さすがに領分を越えてんな~~~って感じがするんすよね」
イシュドからすれば、邪剣が中盤からギガンテス希少種の意識を乗っ取った……そこに関してだけ、邪剣に対して恨みがある。
だが、その頑丈さがあったからこそ、自身が振るう戦斧、雷将と斬り結べた。
そこには感謝していた。
なので、個人的にどうこうしてやりたいという思いはなく、最後の最後に鋼鉄の弾丸を放たれたことに関しても……簡単に捉えてぶち殺せるな苦労しない存在であることを解っているため、今のところ個人的に行動したいとは考えていない。
「やはり、アリンダ先生としては持ち帰りたいところですか?」
「……シドウ先生は、あれをバトレア王国に持ち帰れば、何が起こると思います」
「刺客が、送り込まれる可能性が高いかと」
アリンダとしては、今後の脅威に備えるために解析したい。
しかし、そのせいで王都や他の都市に危害が及ぶ可能性があるからこそ、イシュドに「絶対に持ち帰りましょ~~~」とは言えなかった。
ただ……そらならフランガルたちに、カラティール神聖国に渡すとどうなるか。
有効活用するのは間違いないが、教会……信仰の内部に脅威が潜んでいる可能性も否定出来ない。
「…………あぁ~~~~、頭痛くなってきた。もう俺がぶっ壊したら駄目っすかね」
「ギガンテス希少種との戦闘の際に、粉々のサラサラになってしまうほど破壊してしまいました、って説明するってことか」
「……それが一番良いんじゃないって思っちゃったけど、それだとただ問題を先送りすることになっちゃうのよね~~~~」
振り出しに戻る。
三人は深々とため息を吐くも、もう何日もカラティール神聖国に滞在しないことを考えれば、聖都に戻る前に決めなければならない。
(はぁ~~~~。全員死なず、トラウマを背負うことなく終わったっていうのに、こんな大問題が残るなんてね~~~…………どちらを優先すべきか。そこだけでも決めないとね)
監督者である自分たちが決めるのか、ギガンテス希少種の討伐者であり……流れ通りなら所有者であるイシュドが決めるか。
アリンダたちが決める場合、討伐者であるイシュドの意思を無視することになる。
だが、イシュドの意思に委ねると決めた場合……イシュドに責任を背負わせる形とも捉えられる。
教師なら、大人ならビシッと決めろ!!!! ……と言われようものなら、アリンダから攻撃魔法の嵐が、シドウから神速の居合斬りが放たれる。
年齢やら立場でビシッと決められるのであれば、ここまで悩まず苦労していない。
「…………ねぇ、イシュド君…………」
「あぁ~~~、それなら……………って感じっすね。てか、それなら…………でも良いんじゃないっすか」
「っ、そうね~~。それなら」
数十分後、ウィスキーが一本カラになる頃、ようやく方針が定まった。
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