407 / 493
第407話 逆に恐れる?
しおりを挟む
フラベルト学園に、一つの連絡が届いた。
その後、その連絡はバイロンに伝えられ、そのままイシュドに伝えられた。
「……次の授業で今日の授業は終わりっすけど、受けなくて良いんすか?」
「あぁ。こっちの方で免除にしておく」
「なら良いっすけど」
許可が出たため、イシュドは一人で学園から出て報告を受けた門へと向かう。
因みに……ガルフは同行していない。
見捨てられた、なんてことはなく、ただ単純に短時間程度であれば、自分と離れていても問題無いとイシュドが判断しただけ。
ここ最近のガルフはフィリップ……といった公爵家の令息ではあるが、あまり貴族らしくなくだらしないところもあり、そこまで影響力を持っていない令息だけではなく、その他の面子も仲が良い。
代表的なのはミシェラ。
普段から共に訓練する中であり、ときおり交流のある令嬢たちとお茶会をする際、そういった話になると……ミシェラはガルフに高い評価を付けている事を、一切隠さない。
令嬢もお茶会での会話を全て他の者に話すことはないが、あのミシェラも褒めていたと……少々興奮気味に話すこともある。
侯爵家の令嬢が評価している……これだけでも、もうガルフが普通の令息ではないことが解る。
それに加えて、ある令息が……アドレアスにある事を尋ねた。
あなたにとって、あの平民の学生はどんな存在なのかと。
帰って来た答えは「友達だよ」と、簡潔で……それでいで、多くの貴族の子供たちからすれば、驚愕を禁じ得ない返答だった。
貴族の子供と平民の子供というだけでも、立場に大きな差がある。
にもかかわらず、王族の子……王子であるアドレアスが、平民の子であるガルフを友人だと認めている。
そうなってくると、もう色々と話が変わってくる。
それだけではなく、もう後一か月も経てば学園を卒業し、騎士団に入団するクリスティールは、ガルフのことを可愛くて大切な後輩だと、同級生に話していた。
そして……フラベルト学園の生徒ではないが、他学園に在籍しているディムナ・カイスとダスティン・ワビルといった有名人とも仲が良いという噂が広まっている。
今のガルフにちょっかいをかければどうなるか……少なくとも、問答無用でイシュドの鉄拳が飛んでくるだけでは済まない。
貴族の中でも、まともな思考を持っているものであれば、入学……進級時とは逆に、ガルフに対して恐れを感じるようになっていた。
(この感じ……本当にもう着いたんだな)
報告された門の場所に到着すると、そこには若い青年と女性がいた。
「よぅ、ジャレス。リベヌ」
「イシュド様!!!!」
「お久しぶりです、イシュド様」
イシュドから声を掛けられ、ジャレスという歳若い男とリベヌという歳若い女が小走りで駆け寄る。
「二人とも、随分早かったな」
「そりゃもう、イシュド様から直々に依頼となっちゃあ、移動する脚も早くなるってもんですよ! なぁ、リベヌ」
「えぇ、そうですね」
二人は馬車で王都まで移動して来たのではなく、己の脚で……走って走って王都にやって来た。
走って移動した方が早いからという理由で、本当に馬車を使わず王都まで移動した。
これは、二人の頭のネジが外れている、ぶっ飛んだおバカ……というわけではなく、レグラ家に所属している戦闘職の者としては、割と当たり前の行動理由であった。
因みに、イシュドは直接二人を指名したのではなく、イシュドが求める前衛……後衛として共に行動するために、多くの若者たちが戦った。
その戦いっぷりはもう、本気も本気。
普段行っている訓練やモンスター戦よりも気合が入っており、訓練場で同行する者を決める為の試合を行うのだが……当主であるアルバや、妻であるヴァレリアが直ぐにただの試合で済む筈がないと察知。
結果、多数の激しい激闘が特別訓練場で行われる事となった。
「……一応聞いておくけど、誰も死んでないよな?」
「勿論ですよ!!!!」
「私たちも、そこまでバカではありません」
イシュドが大金をはたいて超一流の錬金術師たちに造ってもらった訓練場では、結界の外に出れば大抵の傷が癒える。
その為、腕や脚が斬り飛ばされた程度では死の切っ掛けにならない。
(……まっ、嘘付く奴らでもねぇし、疑っても仕方ねぇか)
実際のところ、ジャレスとリベヌは嘘を付いていない。
ただ…………激しい激しい……激し過ぎる試合を行う中で、死ぬ散歩手前までいってしまう者は、割といた。
その話をイシュドが聞けば「アホかお前らは」と、本当に呆れた顔でツッコむ。
だが、彼ら彼女たちからすれば、イシュドと普段行動している場所とは違う場所で
共に行動し、戦うことが出来る。
そこが、あの紅鱗の地ともなれば、是が非でも共に行きたい!!!!!!!
そうした結果、レグラ家でニ十歳以下のレグラ家一天下激闘会が開かれた。
「ところでイシュド様。現在の時刻だと、まだ学園の授業があったのではないでしょうか」
「あぁ、あったよ。けど、お前らが来たって学園の方に連絡が来て、そっから担任の先生に授業を免除するから迎えに行ってこいって言われたんだよ」
「なるほど、そういう事でしたか。しかし、どうしてそういった選択を取ったのでしょうか」
「お前らが街中で暴れたら、色々とぶっ壊れるからじゃねぇの?」
二人とも、レグラ家の血筋は入っていない。
ただ、レグラ家に所属している戦士と魔術師であるのは間違いない。
ジャレスとリベヌも王都に来るのは初めてであり、それなりに王都の活気や街並みに目を奪われる。
となれば、お上りさんであろうと断定した愚か者たちがバカ絡みをする可能性は、決して否定出来ない。
「いやいや、そんなイシュド様に迷惑を掛けるようなことしませんって~~」
「ジャレスの言う通り、そんな真似はしませんわ」
「んじゃあ、面倒な連中がバカみたいな事で絡んできたらどうするんだ」
イシュドの問いに対し、二人は迷わず答えた。
「とりあえず腕をぶった切りますかね」
「腕よりも脚よ。足をねじ切った方が、馬鹿なことをしたと絶望感を与えられるわ」
「おっ! なるほど~~~、良いね良いね。んじゃ、俺もそうしよう!!」
「……」
異常な狂戦士は、真っ当な狂戦士? たちに対して呆れの視線を向けながらも、ひとまずそのまま学園に向かい始めた。
その後、その連絡はバイロンに伝えられ、そのままイシュドに伝えられた。
「……次の授業で今日の授業は終わりっすけど、受けなくて良いんすか?」
「あぁ。こっちの方で免除にしておく」
「なら良いっすけど」
許可が出たため、イシュドは一人で学園から出て報告を受けた門へと向かう。
因みに……ガルフは同行していない。
見捨てられた、なんてことはなく、ただ単純に短時間程度であれば、自分と離れていても問題無いとイシュドが判断しただけ。
ここ最近のガルフはフィリップ……といった公爵家の令息ではあるが、あまり貴族らしくなくだらしないところもあり、そこまで影響力を持っていない令息だけではなく、その他の面子も仲が良い。
代表的なのはミシェラ。
普段から共に訓練する中であり、ときおり交流のある令嬢たちとお茶会をする際、そういった話になると……ミシェラはガルフに高い評価を付けている事を、一切隠さない。
令嬢もお茶会での会話を全て他の者に話すことはないが、あのミシェラも褒めていたと……少々興奮気味に話すこともある。
侯爵家の令嬢が評価している……これだけでも、もうガルフが普通の令息ではないことが解る。
それに加えて、ある令息が……アドレアスにある事を尋ねた。
あなたにとって、あの平民の学生はどんな存在なのかと。
帰って来た答えは「友達だよ」と、簡潔で……それでいで、多くの貴族の子供たちからすれば、驚愕を禁じ得ない返答だった。
貴族の子供と平民の子供というだけでも、立場に大きな差がある。
にもかかわらず、王族の子……王子であるアドレアスが、平民の子であるガルフを友人だと認めている。
そうなってくると、もう色々と話が変わってくる。
それだけではなく、もう後一か月も経てば学園を卒業し、騎士団に入団するクリスティールは、ガルフのことを可愛くて大切な後輩だと、同級生に話していた。
そして……フラベルト学園の生徒ではないが、他学園に在籍しているディムナ・カイスとダスティン・ワビルといった有名人とも仲が良いという噂が広まっている。
今のガルフにちょっかいをかければどうなるか……少なくとも、問答無用でイシュドの鉄拳が飛んでくるだけでは済まない。
貴族の中でも、まともな思考を持っているものであれば、入学……進級時とは逆に、ガルフに対して恐れを感じるようになっていた。
(この感じ……本当にもう着いたんだな)
報告された門の場所に到着すると、そこには若い青年と女性がいた。
「よぅ、ジャレス。リベヌ」
「イシュド様!!!!」
「お久しぶりです、イシュド様」
イシュドから声を掛けられ、ジャレスという歳若い男とリベヌという歳若い女が小走りで駆け寄る。
「二人とも、随分早かったな」
「そりゃもう、イシュド様から直々に依頼となっちゃあ、移動する脚も早くなるってもんですよ! なぁ、リベヌ」
「えぇ、そうですね」
二人は馬車で王都まで移動して来たのではなく、己の脚で……走って走って王都にやって来た。
走って移動した方が早いからという理由で、本当に馬車を使わず王都まで移動した。
これは、二人の頭のネジが外れている、ぶっ飛んだおバカ……というわけではなく、レグラ家に所属している戦闘職の者としては、割と当たり前の行動理由であった。
因みに、イシュドは直接二人を指名したのではなく、イシュドが求める前衛……後衛として共に行動するために、多くの若者たちが戦った。
その戦いっぷりはもう、本気も本気。
普段行っている訓練やモンスター戦よりも気合が入っており、訓練場で同行する者を決める為の試合を行うのだが……当主であるアルバや、妻であるヴァレリアが直ぐにただの試合で済む筈がないと察知。
結果、多数の激しい激闘が特別訓練場で行われる事となった。
「……一応聞いておくけど、誰も死んでないよな?」
「勿論ですよ!!!!」
「私たちも、そこまでバカではありません」
イシュドが大金をはたいて超一流の錬金術師たちに造ってもらった訓練場では、結界の外に出れば大抵の傷が癒える。
その為、腕や脚が斬り飛ばされた程度では死の切っ掛けにならない。
(……まっ、嘘付く奴らでもねぇし、疑っても仕方ねぇか)
実際のところ、ジャレスとリベヌは嘘を付いていない。
ただ…………激しい激しい……激し過ぎる試合を行う中で、死ぬ散歩手前までいってしまう者は、割といた。
その話をイシュドが聞けば「アホかお前らは」と、本当に呆れた顔でツッコむ。
だが、彼ら彼女たちからすれば、イシュドと普段行動している場所とは違う場所で
共に行動し、戦うことが出来る。
そこが、あの紅鱗の地ともなれば、是が非でも共に行きたい!!!!!!!
そうした結果、レグラ家でニ十歳以下のレグラ家一天下激闘会が開かれた。
「ところでイシュド様。現在の時刻だと、まだ学園の授業があったのではないでしょうか」
「あぁ、あったよ。けど、お前らが来たって学園の方に連絡が来て、そっから担任の先生に授業を免除するから迎えに行ってこいって言われたんだよ」
「なるほど、そういう事でしたか。しかし、どうしてそういった選択を取ったのでしょうか」
「お前らが街中で暴れたら、色々とぶっ壊れるからじゃねぇの?」
二人とも、レグラ家の血筋は入っていない。
ただ、レグラ家に所属している戦士と魔術師であるのは間違いない。
ジャレスとリベヌも王都に来るのは初めてであり、それなりに王都の活気や街並みに目を奪われる。
となれば、お上りさんであろうと断定した愚か者たちがバカ絡みをする可能性は、決して否定出来ない。
「いやいや、そんなイシュド様に迷惑を掛けるようなことしませんって~~」
「ジャレスの言う通り、そんな真似はしませんわ」
「んじゃあ、面倒な連中がバカみたいな事で絡んできたらどうするんだ」
イシュドの問いに対し、二人は迷わず答えた。
「とりあえず腕をぶった切りますかね」
「腕よりも脚よ。足をねじ切った方が、馬鹿なことをしたと絶望感を与えられるわ」
「おっ! なるほど~~~、良いね良いね。んじゃ、俺もそうしよう!!」
「……」
異常な狂戦士は、真っ当な狂戦士? たちに対して呆れの視線を向けながらも、ひとまずそのまま学園に向かい始めた。
123
あなたにおすすめの小説
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる