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キラキラかギラギラ
「クラーケンの素材ですか。さすがにうちじゃちょっと扱ってないですね」
「そうですか」
モンスターの素材を売っている店を探すこと四件目。
お目当ての素材が売っている店は今のところゼロ。
「ふぅ~~~、中々売ってないもんだな」
「ってことは、やっぱり直接見つけてぶっ潰すしか!!「バカな真似は考えないの」……へいへい」
最終的にそうなるのかもしれないけど、それは本当に最終手段って感じだな。
探せば情報はあるかもしれないけど、クラーケンが一つの場所……海域? を住処にしてるとは限らない。
何より、森や山岳、密林とかと違って途中で野営することが出来ない。
てなると、正直探すのが超大変なことになる。
「しかし、一般的な商店に売ってないと、あちらの方に向かった方が良さそうでですね」
「……あぁ~~、あそこか」
お金持ちエリア。
パイラーデスは観光スポットとして人気の街。
だから、集まる金持ちたちから金を搾り取ろうとする場所もある。
高級料理を食べるために何回か訪れたけど、まぁ~~~キラキラしてる。
別に下品な輝きって訳じゃないからその雰囲気に文句はないけど。
「あそこか~~~。俺、ちょっと苦手なんだよな」
「そう、なの?」
「うっす。こう、あんまりキラキラ輝いてる場所はちょっと……あぁいう場所より、まだ歓楽街の方がいいって言うか」
「……そういった場所に売ってる可能性もあるでしょうけど、そこに向かうのは最後よ」
「…………ラガスさんも歓楽街じゃなくて、金持ちエリアの方が良いっすか」
「とりあえずな」
「それじゃあ仕方ないっすね」
あのキラキラした場所が苦手って気持ちは解らなくもない。
ただ、俺は歓楽街が得意ってわけでもないからな。
向こうは向こうでギラギラムンムンしてる。
「ラガスも、向こうは、苦手?」
「性に合わないって感じるだけだよ。あと、金持ちエリアは金持ちエリアで面倒ごとが起こりそうだしね」
金持ちエリアにいるのは貴族や豪商たち。
あとは高ランクのハンターたちか。
高ランクのハンターたちなら、俺たちの実力をある程度理解して関わらないか、良好な関係を築きたいって意味で関わろうとするかまだ良いんだけど、貴族たちはな~~~。
「正直なところ、私はまだラガス坊ちゃまをラガス坊ちゃまだと認識していない者がいることが意味解りません」
「そりゃ俺も同感だな」
「ん~~~……一応ハンターとして実績は積んでるし、学生時代は派手に目立ってたかもしれないけど、見た目はそこまで派手じゃないからな~」
金髪で顔は多少なりとも整ってるけど、絶世の美青年ではない。
やんちゃさが強いイケメンでもなければ、眼鏡が超似合うクールイケメンでもない。
完璧に同じ顔って人はいないだろうけど、多少は似てるって感じの人がいてもおかしくない。
「見た目ですか……いっそごつい装備でも身に着ければ」
「前に似たような話をした気がするし、とりあえず却下だ」
「そうですか。とはいえ、これを身に着けてればラガス坊ちゃまだ! と解る物があると良いのですが」
トレードマーク的な物ってことだよな。
難しいな……魔靴はあんまり厳つくしてないからな。
「ラガスさんって言えば、魔弾っすもんね」
「そうね。ラガス坊ちゃまと言えば魔弾………………はぁ~~~~」
「なんでため息吐いたのか解るけど、もうちょい隠してくれよ」
魔弾は普通に指から発射したり、宙に展開して放てるから道具を使わない。
もしかしたら錬金術で銃的なマジックアイテムを造れるのかもしれないけど…………俺からすれば、よっぽどなメリットがないと意味がないんだよな。
けど、俺が俺だと……ラガス・リゼードだと解るトレードマークかぁ…………一応、頭の片隅には置いておくか。
「そうですか」
モンスターの素材を売っている店を探すこと四件目。
お目当ての素材が売っている店は今のところゼロ。
「ふぅ~~~、中々売ってないもんだな」
「ってことは、やっぱり直接見つけてぶっ潰すしか!!「バカな真似は考えないの」……へいへい」
最終的にそうなるのかもしれないけど、それは本当に最終手段って感じだな。
探せば情報はあるかもしれないけど、クラーケンが一つの場所……海域? を住処にしてるとは限らない。
何より、森や山岳、密林とかと違って途中で野営することが出来ない。
てなると、正直探すのが超大変なことになる。
「しかし、一般的な商店に売ってないと、あちらの方に向かった方が良さそうでですね」
「……あぁ~~、あそこか」
お金持ちエリア。
パイラーデスは観光スポットとして人気の街。
だから、集まる金持ちたちから金を搾り取ろうとする場所もある。
高級料理を食べるために何回か訪れたけど、まぁ~~~キラキラしてる。
別に下品な輝きって訳じゃないからその雰囲気に文句はないけど。
「あそこか~~~。俺、ちょっと苦手なんだよな」
「そう、なの?」
「うっす。こう、あんまりキラキラ輝いてる場所はちょっと……あぁいう場所より、まだ歓楽街の方がいいって言うか」
「……そういった場所に売ってる可能性もあるでしょうけど、そこに向かうのは最後よ」
「…………ラガスさんも歓楽街じゃなくて、金持ちエリアの方が良いっすか」
「とりあえずな」
「それじゃあ仕方ないっすね」
あのキラキラした場所が苦手って気持ちは解らなくもない。
ただ、俺は歓楽街が得意ってわけでもないからな。
向こうは向こうでギラギラムンムンしてる。
「ラガスも、向こうは、苦手?」
「性に合わないって感じるだけだよ。あと、金持ちエリアは金持ちエリアで面倒ごとが起こりそうだしね」
金持ちエリアにいるのは貴族や豪商たち。
あとは高ランクのハンターたちか。
高ランクのハンターたちなら、俺たちの実力をある程度理解して関わらないか、良好な関係を築きたいって意味で関わろうとするかまだ良いんだけど、貴族たちはな~~~。
「正直なところ、私はまだラガス坊ちゃまをラガス坊ちゃまだと認識していない者がいることが意味解りません」
「そりゃ俺も同感だな」
「ん~~~……一応ハンターとして実績は積んでるし、学生時代は派手に目立ってたかもしれないけど、見た目はそこまで派手じゃないからな~」
金髪で顔は多少なりとも整ってるけど、絶世の美青年ではない。
やんちゃさが強いイケメンでもなければ、眼鏡が超似合うクールイケメンでもない。
完璧に同じ顔って人はいないだろうけど、多少は似てるって感じの人がいてもおかしくない。
「見た目ですか……いっそごつい装備でも身に着ければ」
「前に似たような話をした気がするし、とりあえず却下だ」
「そうですか。とはいえ、これを身に着けてればラガス坊ちゃまだ! と解る物があると良いのですが」
トレードマーク的な物ってことだよな。
難しいな……魔靴はあんまり厳つくしてないからな。
「ラガスさんって言えば、魔弾っすもんね」
「そうね。ラガス坊ちゃまと言えば魔弾………………はぁ~~~~」
「なんでため息吐いたのか解るけど、もうちょい隠してくれよ」
魔弾は普通に指から発射したり、宙に展開して放てるから道具を使わない。
もしかしたら錬金術で銃的なマジックアイテムを造れるのかもしれないけど…………俺からすれば、よっぽどなメリットがないと意味がないんだよな。
けど、俺が俺だと……ラガス・リゼードだと解るトレードマークかぁ…………一応、頭の片隅には置いておくか。
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