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そんな可能性・・・・・・万に一つあり得ないな
「ラガス、そろそろパーティーが終わるけど婚約とかは考えていなくても、気になる子は見つかった?」
「・・・・・・・・・・・・飯食ってお前と話してばっかりだったからそこら辺は全く見てなかった」
前世の世界と比べて確かに綺麗な子が多い。
貴族がそういった種を好むってのもあるんだろうけど。
だからといって惚れるかどうかは話が別だ。
元は精神年齢があと数年で大人レベルだから、ロリコンでない俺に惚れる女の子は同世代にはいない。
だからぶっちゃけ年が近い女の子は殆ど見ず、既に子持ちの若妻ばかり見ていた。
そっちの方が目の保養になるし。
「本当かい? 一人ぐらいはいたんじゃなのいの?」
「どうだろうな・・・・・・・・・・・・いや、一人だけいたか。ほら、あそこで今も大勢の男子女子に囲まれている女の子だ」
「・・・・・・あ~~~~あ、あの子か。やっぱりラガスもあの子の事が気になるんだね」
どうたらロックスの口振りから事前にあの女の子の事を知っていたみたいだな。
「ラガスは本当に貴族の有名どころに興味が無いんだね」
「全くもって興味が無いな。ただ学校に入る前に少しは勉強しておいた方が良さそうだな。今学校に在籍している兄さんにそこら辺を聞いておくとするよ」
「絶対にそうしておいた方が良いと思うよ。それで話を戻すけど、あそこで多くの子に囲まれている女の子はロウレット公爵家の五女。セルシアさんだ」
「公爵家ね・・・・・・てか五女って、勿論男子もいるんだろ」
「確か三男までいる筈だよ」
女の子が五人に男子が三人。十人家族? いや、嫁さんが一人とも限らないな。日本の様に重婚が禁止されている訳では無いから可能性としては十分にあり得る。
なんにしてもお盛んだって話だ。
「随分と大家族だな。嫁さんが三人ぐらいいるのか?」
「丁度それぐらいだったと思うよ」
「・・・・・・ふぅーーー。子供がそれだけ多く生まれるまで生きているんだったら、女の気持ちが良く理解出来る人なんだろうな」
正直複数の女の人と付き合う、結婚するってかなり難しいと思う。大前提に俺にそんな器用さが無いのが理由だけど。
そもそも女の人ってそこら辺をどう考えているんだろうな。
そういえば前世のニュースで二股? いや、女の嫉妬を買った男が道端でその女にナイフで刺されて殺されたってのがあったな。
あれはゾッとするニュースだったな。
「確かにそうかもしれないね。ただ・・・・・・セルシアさんを狙うのは難しいんじゃないのかな」
「だから別に狙っている訳じゃ無い、ただ少し気になっただけだ。というか、仮に俺がそのセルシアって奴を好きになったとしても俺は男爵で向こうは公爵。どう考えても無理な話だろ」
「身分を考えれば同じ貴族であれどそうだろうね。ただ、既に侯爵家けの子息と婚約しているらしいよ」
「なら尚更無理って話だろ。権力じゃ逆立ちしても勝てない相手だろ」
公爵家の娘と侯爵家の息子、良いカップルだろう。
・・・・・・・・・・・・あの集団の様子を見る限り、あの青髪の優男が侯爵家の息子か?
なんつーーか・・・・・・なるべく周りに同調しようと考える性格って気がするな。物凄く偏見だけど。
「でも逆転出来る可能性はほんの少しだけどあるよ」
「俺とその侯爵家の息子は戦っていないから。つか、そんな方法あるのか? 既にあの二人は婚約・・・・・・許嫁の状態みたいなもんなんだろ。そんなところに割って入ると、木剣でドラゴンを倒す並みに無理な話じゃないのか?」
「・・・・・・例えが上手いねラガス。でも一つだけ可能性があるんだよ。学校に入学する時に魔力の波長検査をするんだよ」
魔力の波長・・・・・・そんな物調べてどうするんだ?
「それってプライベートを晒すようなものじゃないか? 利点があるとは思えないんだが」
「まぁ、殆ど意味は無いね。後、魔力の波長を検査されて悪用されることは無いらしいよ。というか、その記録は三時間程で消えてしまうらしいからね。それで可能性の話だけど、その魔力の波長が合う人同士は最高のパートナーになるらしい」
「最高のパートナー、ねぇ・・・・・・それは全部を含めての話か?」
「勿論全部を含めて。まぁ直ぐに上手く付き合える訳じゃ無いみたいだけど、最終的にはお互いが最高のパートナーになる。それに過去魔力の波長が合った人達は殆ど結婚までゴールインするんだってさ」
なるほど、それなら一発逆転も無理な話では無いな。
公爵家と言えど、その結果は無視できない物だろう。
そう言えばさっきその公爵家の娘、セルシアと完全に目が合っていたな・・・・・・・・・・・・まっ、唯の偶然だ。気にする事は一切ない。
「仮にそんなマジックアイテムで魔力の波長を検査したところで、俺と侯爵家の令嬢さんの波長が合うなんて事は、万に一つの確率であり得ない筈だ」
「ラガスは夢が無いな~~~。もう少し夢を見ても良いじゃないと僕は思うよ」
「・・・・・・夢なら今十分に見させてもらってるよ」
この世界で生きている事が夢を見ている様なものだからな。
第十二回ファンタジー大賞に応募します。
是非投票をお願いします!
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前世の世界と比べて確かに綺麗な子が多い。
貴族がそういった種を好むってのもあるんだろうけど。
だからといって惚れるかどうかは話が別だ。
元は精神年齢があと数年で大人レベルだから、ロリコンでない俺に惚れる女の子は同世代にはいない。
だからぶっちゃけ年が近い女の子は殆ど見ず、既に子持ちの若妻ばかり見ていた。
そっちの方が目の保養になるし。
「本当かい? 一人ぐらいはいたんじゃなのいの?」
「どうだろうな・・・・・・・・・・・・いや、一人だけいたか。ほら、あそこで今も大勢の男子女子に囲まれている女の子だ」
「・・・・・・あ~~~~あ、あの子か。やっぱりラガスもあの子の事が気になるんだね」
どうたらロックスの口振りから事前にあの女の子の事を知っていたみたいだな。
「ラガスは本当に貴族の有名どころに興味が無いんだね」
「全くもって興味が無いな。ただ学校に入る前に少しは勉強しておいた方が良さそうだな。今学校に在籍している兄さんにそこら辺を聞いておくとするよ」
「絶対にそうしておいた方が良いと思うよ。それで話を戻すけど、あそこで多くの子に囲まれている女の子はロウレット公爵家の五女。セルシアさんだ」
「公爵家ね・・・・・・てか五女って、勿論男子もいるんだろ」
「確か三男までいる筈だよ」
女の子が五人に男子が三人。十人家族? いや、嫁さんが一人とも限らないな。日本の様に重婚が禁止されている訳では無いから可能性としては十分にあり得る。
なんにしてもお盛んだって話だ。
「随分と大家族だな。嫁さんが三人ぐらいいるのか?」
「丁度それぐらいだったと思うよ」
「・・・・・・ふぅーーー。子供がそれだけ多く生まれるまで生きているんだったら、女の気持ちが良く理解出来る人なんだろうな」
正直複数の女の人と付き合う、結婚するってかなり難しいと思う。大前提に俺にそんな器用さが無いのが理由だけど。
そもそも女の人ってそこら辺をどう考えているんだろうな。
そういえば前世のニュースで二股? いや、女の嫉妬を買った男が道端でその女にナイフで刺されて殺されたってのがあったな。
あれはゾッとするニュースだったな。
「確かにそうかもしれないね。ただ・・・・・・セルシアさんを狙うのは難しいんじゃないのかな」
「だから別に狙っている訳じゃ無い、ただ少し気になっただけだ。というか、仮に俺がそのセルシアって奴を好きになったとしても俺は男爵で向こうは公爵。どう考えても無理な話だろ」
「身分を考えれば同じ貴族であれどそうだろうね。ただ、既に侯爵家けの子息と婚約しているらしいよ」
「なら尚更無理って話だろ。権力じゃ逆立ちしても勝てない相手だろ」
公爵家の娘と侯爵家の息子、良いカップルだろう。
・・・・・・・・・・・・あの集団の様子を見る限り、あの青髪の優男が侯爵家の息子か?
なんつーーか・・・・・・なるべく周りに同調しようと考える性格って気がするな。物凄く偏見だけど。
「でも逆転出来る可能性はほんの少しだけどあるよ」
「俺とその侯爵家の息子は戦っていないから。つか、そんな方法あるのか? 既にあの二人は婚約・・・・・・許嫁の状態みたいなもんなんだろ。そんなところに割って入ると、木剣でドラゴンを倒す並みに無理な話じゃないのか?」
「・・・・・・例えが上手いねラガス。でも一つだけ可能性があるんだよ。学校に入学する時に魔力の波長検査をするんだよ」
魔力の波長・・・・・・そんな物調べてどうするんだ?
「それってプライベートを晒すようなものじゃないか? 利点があるとは思えないんだが」
「まぁ、殆ど意味は無いね。後、魔力の波長を検査されて悪用されることは無いらしいよ。というか、その記録は三時間程で消えてしまうらしいからね。それで可能性の話だけど、その魔力の波長が合う人同士は最高のパートナーになるらしい」
「最高のパートナー、ねぇ・・・・・・それは全部を含めての話か?」
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なるほど、それなら一発逆転も無理な話では無いな。
公爵家と言えど、その結果は無視できない物だろう。
そう言えばさっきその公爵家の娘、セルシアと完全に目が合っていたな・・・・・・・・・・・・まっ、唯の偶然だ。気にする事は一切ない。
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「ラガスは夢が無いな~~~。もう少し夢を見ても良いじゃないと僕は思うよ」
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