万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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忘れてたーーー!!!

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「生徒会に入ったとして、俺達に何かメリットはあるんですか」

ストレートに訊く。まどろっこしい言い方をしても意味無い人だろうし。
って、なんかこっち睨んできてる人がいるんだけど。

「俺って、実家にいるときはしょっちゅう山の中でメリルやシュラとモンスターと戦ってたんで、殺気とか敵意の類には敏感なんですよね。だから……ポーカーフェイスしてるつもりでも無駄ですよ」

ちょっと眉間に皺が寄ってるし。

「俺、別に上級生だからってそこまでどうこう態度を変えるつもりはありませんよ。俺より強いのなら話は別ですけど」

「はぁーーー、グラス。小さいことでそうイライラしないでくれ。こうやって話す前から彼はそこまで権力的な物に
興味が無いと分かっていただろう」

「……申し訳ありませんでした」

うん、こっちに頭を下げてくる辺り、そこら辺の話が通じないプライドが高い奴らとは違うみたいだな。

「すまないね、勧誘してるよ言うのに敵意を向けてしまって」

「いえいえ大丈夫ですよ。価値観は人それぞれなんで」

だからこそ、価値観が合わない人に無理やり自分の価値観を押し付けようとすればぶつかり合いは必至だけだ。

「そうだねぇ……学園にいる間、あまり必要ないかもしれないけど、生徒会や私達の権力は使ってもらって構わない。後は逆に問わせてもらうけど、何が欲しい?」

生徒会長達個人の権力は確かにセルシアがいるのであまり意味が無いかもしれないが、学園内で起こった問題に関しては生徒会っていう権力は確かに有利な力かもしれないな。

にしても何が欲しい、か……そういえばまだあれを造るのもありか。
学校側に協力する事にもなるし、問題は無いだろう。

「俺は趣味で錬金術をやるんですよ」

「うん、知ってるよ。錬金術が得意な家系では無いのに錬金術の授業を受けているのは珍しいからね」

「それで、ちょっと造りたい物があるんですよ。……、……、……という名前で、……って感じに使えるんですよ。学校から給料が出るなら学校で使用する分も使って構わないって思ってます」

やっぱり給料は貰わないとね。
じゃないとやる気でないし。

「いいね、とても良いよ。けど、それは君にとって利が無いんじゃないかな?」

「腕を錆びさせないようにする良いトレーニングですから問題はありません。まぁ、そこまで毎日造ろうとは思わないんで直ぐに大量に造れる訳じゃないっすけど」

「そこは気にしなくて良いよ。わざわざ君のプライベートの時間を削って造って貰うんだ」

「そうですか。なら、俺としては生徒会に入っても構いません」

ただ、セルシアにはマジでメリットが無い気がするんだが、大丈夫かな?

「私も、生徒会に、入ります。ちょっと、面白そうだし」

セルシアらしい理由だな。
生徒会長は嬉しそうだが、奥の二人はちょっと不満げな表情だけど。

ちょっと面白そうだから。そんな理由で生徒会に入られたら確かに不満は募るか。

「それでは、失礼させてもらいます」

「うん、今日は来てくれて有難う。あっ、最後に一つ聞きたいんだけど良いかな?」

「はい、別に構わないですけど」

もう生徒会長に何か聞かれるような話題は無いと思うんだが。

「いつ頃にサルネさんと模擬戦を行うんだい? 私達三年生の間では結構話題になってるんだよ。ね?」

「そうですね。中々興味深い話題かと」

「私もその話は凄い気になってるよ!!!」

……やっべーーー!!! か、完全に忘れてた。
そうだよな。食堂で話していた内容なんだから広まっていてもおかしくは無い。

はぁーーー。まずはその件について片付けるのが先決だな。
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