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俺が仕留める
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「ラガス坊ちゃま、無いとは思いますが万が一に気を付けてください」
「俺も同じ意見です。今回の対戦相手は良くない噂を多く持つ生徒っす」
「らしいな。万が一が起こらない様にしっかりとぶっ飛ばしてくる」
メリルから説明を受け、その翌日から今まで少しだけ情報を集めたけど、どうやら中々にシュラの言う通りよろしく無い噂が多い人物だった。
ヤークチュ・ドークか……別に、顔はそこまで悪党づらって人物では無かったけど、人は見かけによらないしな。
二人と別れ、選抜戦を行うリングへと向かう。
入り口を出ると、既に観客席でスタンバっていた生徒達が俺の入場に対して騒ぎ始める。
半分ぐらいは俺を応援する声が聞こえる。いや~~~有難い事だね。
最初の頃とは大違いだ。別にアウェイな空気でも問題無く戦えるけど、やっぱり自分が応援されるのは嬉しいからね。
ただ、残り半分は負けてしまえという罵倒が多い。
俺が基本属性の魔法アビリティを使えない事は既に全生徒が知っている。
貴族は基本属性の魔法アビリティを使えてこそ貴族。
そんな意識が染みついているのか、どうも俺を目の敵にしている。
まっ、俺はどんな相手にも素手か魔弾か長剣を使って倒すだけだからな。
ジークには音魔法のイリュージョンボイスを使ったけど、あれはその時限りで他の選抜戦では一切使っていない。
さて……最後の選抜戦の相手の登場だ。
ヤークチュ・ドークが入り口から現れると、俺を罵倒していた連中が一斉に応援……と言って良いのか?
多分良いんだろうな。ちょっと内容が過激な気がするけど。
実力は中の上であるらしいので、他の生徒達もワンチャンあると思うんだろう。
「……悪いけど、調べさせてもらうぜ」
バレない様に小声で呟き、狼竜眼を使用して鑑定を行う。
さてさて、どんな魔道具を・・・・・・おぉ~~~~~。な・る・ほ・どーーーー。
まさかそういう手で攻めてくるとはなぁ~~。
こいつ、本当に俺を倒す……いや、殺す事しか頭に無いのか?
「お前みたいな偽物は、あの人の隣に立つ者として相応しく無いんだよ」
「そうか。ただ、お前の意見なんてどうでも良い。お前に認められなくても、セルシアが俺のパートナーである事に変わりは無いからな」
「貴族として当然の事が出来ないお前が相応しい訳が無いだろう。あんなのは何かの間違いに決まってる!!!」
おーおー、国のルールを真っ向から否定するな。
まっ、こういう奴は選抜戦で戦った相手に何人もいたし、ちょっと聞き飽きた。
でも、こうも国のルールに反抗的な態度を取る奴がいても、処罰が下らない。
だから言うのは別に大丈夫なんだろうな。実際に行動に移せばアウトらしいけど。
「お前と同じような事を言ってきた奴らは全員俺に倒されてきた訳だけど……そいつらとお前は大して変わらんだろ」
今現時点のこいつの状態を考えれば違うんだけどな。
「はっ、精々奢っていると良い。その傲慢、俺が打ち砕いてやる」
「・・・・・・君っ! ……はぁーーーー、分かった。なら任せるよ」
審判の教師が俺が知った結果と同じ内容に至ったらしく、ヤークチュ・ドークに声を掛けようとするがそれを手を前に出して止める。
そんな事をしても自分は問題無く倒せるので安心してくださいと目で伝えた。
それが教師にも伝わったようで、小声で俺の任せてくれた。
「それでは、お互い悔いが残らない様に・・・・・・始め!!!!」
教師が選抜戦の合図を行った瞬間、ヤークチュ・ドークは身体強化のアビリティを発動し、体に魔力を纏ってされに強化する。
ただ、明らかにそれだけではない効果が発動されている。
「お前は、ギブアップしても許さない。完膚なきまでに潰してやるよ」
「おいおい、そんな堂々とルール違反しますよ発言をするとか……やっぱりお前、馬鹿だな」
ヤークチュ・ドークには強化魔法が付与されていた。
おそらく、時間差で発動するように他者に使用して貰ったのだろう。
当然、これは反則だ。
遠目から見ている観客達では眼が優れている者以外は気付かない。
ただ、審判である教師は気付いており、自分が感じていた嫌な予感が当たってしまったようで大きくため息をついている。
でも……こいつのルール違反はそれだけじゃない。
「馬鹿で馬鹿で……性根が腐ってる」
こいつは、麻薬を使ってドーピングを行っている。
その証拠に目が若干血走り始めている。
強化魔法を同じ効果を持つ液体はあるが、それは違法な物で無く、使用しても目が血走る事も副作用も無い。
「本当に・・・・・・救えない屑馬鹿だな」
「黙れえええええええええ!!!!」
「俺も同じ意見です。今回の対戦相手は良くない噂を多く持つ生徒っす」
「らしいな。万が一が起こらない様にしっかりとぶっ飛ばしてくる」
メリルから説明を受け、その翌日から今まで少しだけ情報を集めたけど、どうやら中々にシュラの言う通りよろしく無い噂が多い人物だった。
ヤークチュ・ドークか……別に、顔はそこまで悪党づらって人物では無かったけど、人は見かけによらないしな。
二人と別れ、選抜戦を行うリングへと向かう。
入り口を出ると、既に観客席でスタンバっていた生徒達が俺の入場に対して騒ぎ始める。
半分ぐらいは俺を応援する声が聞こえる。いや~~~有難い事だね。
最初の頃とは大違いだ。別にアウェイな空気でも問題無く戦えるけど、やっぱり自分が応援されるのは嬉しいからね。
ただ、残り半分は負けてしまえという罵倒が多い。
俺が基本属性の魔法アビリティを使えない事は既に全生徒が知っている。
貴族は基本属性の魔法アビリティを使えてこそ貴族。
そんな意識が染みついているのか、どうも俺を目の敵にしている。
まっ、俺はどんな相手にも素手か魔弾か長剣を使って倒すだけだからな。
ジークには音魔法のイリュージョンボイスを使ったけど、あれはその時限りで他の選抜戦では一切使っていない。
さて……最後の選抜戦の相手の登場だ。
ヤークチュ・ドークが入り口から現れると、俺を罵倒していた連中が一斉に応援……と言って良いのか?
多分良いんだろうな。ちょっと内容が過激な気がするけど。
実力は中の上であるらしいので、他の生徒達もワンチャンあると思うんだろう。
「……悪いけど、調べさせてもらうぜ」
バレない様に小声で呟き、狼竜眼を使用して鑑定を行う。
さてさて、どんな魔道具を・・・・・・おぉ~~~~~。な・る・ほ・どーーーー。
まさかそういう手で攻めてくるとはなぁ~~。
こいつ、本当に俺を倒す……いや、殺す事しか頭に無いのか?
「お前みたいな偽物は、あの人の隣に立つ者として相応しく無いんだよ」
「そうか。ただ、お前の意見なんてどうでも良い。お前に認められなくても、セルシアが俺のパートナーである事に変わりは無いからな」
「貴族として当然の事が出来ないお前が相応しい訳が無いだろう。あんなのは何かの間違いに決まってる!!!」
おーおー、国のルールを真っ向から否定するな。
まっ、こういう奴は選抜戦で戦った相手に何人もいたし、ちょっと聞き飽きた。
でも、こうも国のルールに反抗的な態度を取る奴がいても、処罰が下らない。
だから言うのは別に大丈夫なんだろうな。実際に行動に移せばアウトらしいけど。
「お前と同じような事を言ってきた奴らは全員俺に倒されてきた訳だけど……そいつらとお前は大して変わらんだろ」
今現時点のこいつの状態を考えれば違うんだけどな。
「はっ、精々奢っていると良い。その傲慢、俺が打ち砕いてやる」
「・・・・・・君っ! ……はぁーーーー、分かった。なら任せるよ」
審判の教師が俺が知った結果と同じ内容に至ったらしく、ヤークチュ・ドークに声を掛けようとするがそれを手を前に出して止める。
そんな事をしても自分は問題無く倒せるので安心してくださいと目で伝えた。
それが教師にも伝わったようで、小声で俺の任せてくれた。
「それでは、お互い悔いが残らない様に・・・・・・始め!!!!」
教師が選抜戦の合図を行った瞬間、ヤークチュ・ドークは身体強化のアビリティを発動し、体に魔力を纏ってされに強化する。
ただ、明らかにそれだけではない効果が発動されている。
「お前は、ギブアップしても許さない。完膚なきまでに潰してやるよ」
「おいおい、そんな堂々とルール違反しますよ発言をするとか……やっぱりお前、馬鹿だな」
ヤークチュ・ドークには強化魔法が付与されていた。
おそらく、時間差で発動するように他者に使用して貰ったのだろう。
当然、これは反則だ。
遠目から見ている観客達では眼が優れている者以外は気付かない。
ただ、審判である教師は気付いており、自分が感じていた嫌な予感が当たってしまったようで大きくため息をついている。
でも……こいつのルール違反はそれだけじゃない。
「馬鹿で馬鹿で……性根が腐ってる」
こいつは、麻薬を使ってドーピングを行っている。
その証拠に目が若干血走り始めている。
強化魔法を同じ効果を持つ液体はあるが、それは違法な物で無く、使用しても目が血走る事も副作用も無い。
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「黙れえええええええええ!!!!」
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