246 / 1,104
メリルも同じような
しおりを挟む
「そういう訳で、次の休日は同じ執事達と遊びに行くことになった」
「あら、シュラも同じような事になったのね」
「同じようなって事は……もしかしてメリルも遊びに行くのか?」
「そういう事です。まぁ……私としては普通に楽しむだけで良いのですけど、他の方々は目的が別にあるようですけどね」
あぁーーー……なるほど。マックと同じようなタイプがメイドの中にもいるってことかな?
それとも執事達の方から誘ってきたのか……とりあえずメリルを落とすのは普通に考えて無理だろうな。
「そうか。メリルはもし誘われたらどうするんだ」
「それは恋愛的な意味で狙われたらという意味ですよね」
「そういう意味だ」
「それなら私は遠慮させてもらいます。第一、私はラガス坊ちゃまが学園を卒業されたら同じくハンターになって付いて行くのですから、無意味な関係かと思われます」
は、ははは。確かにそれはそうかもしれないがドライと言うか……結構バッサリと切り捨てそうだな。
「シュラはどうするんですか? シュラの見た目ならある程度モテるとは思いますが」
「その言葉、そっくりそのまま返す。というか、俺も誰かと付き合おうとかは思わないな。これからずっとラガスさんの執事である事は変わらないんだし……まぁ、ラガスさんとセルシアさんの間に子供が生まれたら少しはそういう事も考えて良いかなって思うけど」
「それは・・・・・・そうかもしれませんね。しかしそれはまだまだ先の話でしょう。学園を卒業すれば今度は冒険の日々が待っているのですから」
「だな。子供なんてデキてしまったら冒険どころの話では無い」
営みはあってもその辺りはしっかりと注意する筈だ。
今のところ特に惹かれる人もいない訳だし……そういった関係になる人と出会うのはまだまだ先か。
「それではお互い友人と休日を楽しむといったところですね」
「あぁ、それ以外の感情は無い。それと……仮に面倒ごとに絡まれた場合はどうする?」
「無いとは言い切れない可能性ですね」
栄えている王都だからこそ、面倒ごとも他の街比べれば多い。
だから俺達がその面倒ごとに絡まれる可能性がゼロとは言えないんだよな。
「話が通じなければ基本は実力行使でも良さそうですが……それでも少し厳しそうな相手であればセルシア様の力を借りましょう」
セルシア様の? ・・・・・・なるほど、そういう事か。
「正確に言えばセルシア様の家の力ですが」
「俺達の、ラガスさんのバックに公爵家の力があると分かれば大抵の相手は引き下がる筈です」
「だろうな。公爵家の力に対して引かないなら相当な馬鹿。もしくは……バックに黒い奴らがいるかのどちらかだろう」
「どちらにしろ、その場はそれでも引かなければ実力行使で構わないと思いますよ。バックに黒い人達がいるならば、ラガス坊ちゃまに相談すれば良いのですし」
あぁ~~~~……それは相手がちょっと可哀そうに思えるかも。
いや、拒否する相手に無理を強いようとする相手が完全に悪いんだから気にする必要は無いか。
「ったく、ラガスさんもとんでもないバックを手に入れたんだよな」
「本当です。正直、ラガス坊ちゃまとルーフェイスだけで乗り込んでいくときは気が気では無かったですけど」
そうだったな。
でも、確かに俺達が行っても邪魔になるだけだったのは事実だ。
ただ、最大級に黒い奴らを配下に置いたラガスさんの実力を考えれば、そんな事をしなくても大抵の奴は始末出来てしまうのではと思うが・・・・・・これからの事を考えればそれは良く無い。
「とりあえず、今度の休日に面倒ごとに絡まれない事を祈ってきましょう」
「そうだな。今出来ることはそれぐらいしかない」
そんな祈りが通用するかどうかは話が別だけどな。
「あら、シュラも同じような事になったのね」
「同じようなって事は……もしかしてメリルも遊びに行くのか?」
「そういう事です。まぁ……私としては普通に楽しむだけで良いのですけど、他の方々は目的が別にあるようですけどね」
あぁーーー……なるほど。マックと同じようなタイプがメイドの中にもいるってことかな?
それとも執事達の方から誘ってきたのか……とりあえずメリルを落とすのは普通に考えて無理だろうな。
「そうか。メリルはもし誘われたらどうするんだ」
「それは恋愛的な意味で狙われたらという意味ですよね」
「そういう意味だ」
「それなら私は遠慮させてもらいます。第一、私はラガス坊ちゃまが学園を卒業されたら同じくハンターになって付いて行くのですから、無意味な関係かと思われます」
は、ははは。確かにそれはそうかもしれないがドライと言うか……結構バッサリと切り捨てそうだな。
「シュラはどうするんですか? シュラの見た目ならある程度モテるとは思いますが」
「その言葉、そっくりそのまま返す。というか、俺も誰かと付き合おうとかは思わないな。これからずっとラガスさんの執事である事は変わらないんだし……まぁ、ラガスさんとセルシアさんの間に子供が生まれたら少しはそういう事も考えて良いかなって思うけど」
「それは・・・・・・そうかもしれませんね。しかしそれはまだまだ先の話でしょう。学園を卒業すれば今度は冒険の日々が待っているのですから」
「だな。子供なんてデキてしまったら冒険どころの話では無い」
営みはあってもその辺りはしっかりと注意する筈だ。
今のところ特に惹かれる人もいない訳だし……そういった関係になる人と出会うのはまだまだ先か。
「それではお互い友人と休日を楽しむといったところですね」
「あぁ、それ以外の感情は無い。それと……仮に面倒ごとに絡まれた場合はどうする?」
「無いとは言い切れない可能性ですね」
栄えている王都だからこそ、面倒ごとも他の街比べれば多い。
だから俺達がその面倒ごとに絡まれる可能性がゼロとは言えないんだよな。
「話が通じなければ基本は実力行使でも良さそうですが……それでも少し厳しそうな相手であればセルシア様の力を借りましょう」
セルシア様の? ・・・・・・なるほど、そういう事か。
「正確に言えばセルシア様の家の力ですが」
「俺達の、ラガスさんのバックに公爵家の力があると分かれば大抵の相手は引き下がる筈です」
「だろうな。公爵家の力に対して引かないなら相当な馬鹿。もしくは……バックに黒い奴らがいるかのどちらかだろう」
「どちらにしろ、その場はそれでも引かなければ実力行使で構わないと思いますよ。バックに黒い人達がいるならば、ラガス坊ちゃまに相談すれば良いのですし」
あぁ~~~~……それは相手がちょっと可哀そうに思えるかも。
いや、拒否する相手に無理を強いようとする相手が完全に悪いんだから気にする必要は無いか。
「ったく、ラガスさんもとんでもないバックを手に入れたんだよな」
「本当です。正直、ラガス坊ちゃまとルーフェイスだけで乗り込んでいくときは気が気では無かったですけど」
そうだったな。
でも、確かに俺達が行っても邪魔になるだけだったのは事実だ。
ただ、最大級に黒い奴らを配下に置いたラガスさんの実力を考えれば、そんな事をしなくても大抵の奴は始末出来てしまうのではと思うが・・・・・・これからの事を考えればそれは良く無い。
「とりあえず、今度の休日に面倒ごとに絡まれない事を祈ってきましょう」
「そうだな。今出来ることはそれぐらいしかない」
そんな祈りが通用するかどうかは話が別だけどな。
112
あなたにおすすめの小説
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる