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喜びが勝つ
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「はぁ~~~~、最高だったぜ」
「お疲れさん、シュラ」
「うっす。いやぁ~~、本当に楽しかったっす」
「それは良かった」
一応回復弾を撃ったから、後で背中に痛みを感じたりはしないだろう。
というか、本当はファイルトロール二体がトップを務める群れだったんだな……どうせなら、息ピッタリで動くツートップと戦ってみたかったな。
「今回はもう満足してください」
「……顔に出てたか?」
「えぇ、それは勿論。どうせなら二体のファイルトロールと同時に戦いたかったと……それが出来なかった残念な思いが顔にハッキリと現れていました」
そ、そんなにか。
でも話を聞いた限り、ファイルトロールの群れにトップが二体いるのは超珍しい。
次はいつ遭遇できるか……って考えたところで運良く現れる訳じゃないし、さっさと解体を始めるか・
「……なんだ? ボーっとして。街に戻らないのか?」
「あっ、いや…………解体を、手伝わせてくれ。助けてもらった礼をしてないからな」
「それなら頼むよ」
解体するフリして素材を盗むかもしれない?
そんなことすれば、これからの冒険者人生が終わることが解からないほど馬鹿じゃないとは思ってる。
まぁ、本当にそんな超絶バカな行動するしたら、ケツ穴に魔弾をぶちこむけどな。
「これ、ファイルトロールとその他のトロールを倒した証明素材です」
「ッ!!!??? しょ、少々お待ちください!!!!!!」
ハンターギルドに戻ってファイルトロールたちを討伐したと証明できる素材を提出。
すると大慌てで他の受付嬢たちを呼び、複数人での鑑定が開始。
そんな複数人で鑑定する必要がるのかと思ったが……ミスするわけにはいかなかった、のか?
「た、確かにファイルトロールとトロールの素材、ですね」
肉や皮だけじゃなくて魔石もあるため、きっちり討伐したと証明が出来た。
「ッ!!!???」
受付嬢が本当にファイルトロールたちの素材だと口にした瞬間、多くの同業者たちが大歓声を上げた。
そして……大勢のハンターたちが俺たちの元へ押し寄せてきた。
「お前らが倒してくれたんだな!!!」
「たった四人だけで倒すとか……とにかく凄過ぎるぜお前ら!!!!」
……意外にも、俺たちに文句を言ってくる人はいなかった。
いや、もしかしたらいるかもしれない。
本当は俺たちが誰かの敵を討つんだと闘志を燃やしてた人たちがいるだろう……でも、それ以上に喜びが勝ってるってところか。
「今日は宴だ!!!!!!!」
誰かがそう叫ぶと、直ぐに準備が始まった。
当然……俺たちがその場からいなくなることは出来ず、準備が終わるまで……乾杯の音頭が行われてからずっと同業者たちに囲まれていた。
シュラは結構ノリノリだったけど、メリルは若干眉間に皺が寄ってた。
ただ、男性ハンターたちが空気を読んで近寄らないようにしたことで、次第に皺は消えた。
「ったく、お前らは馬鹿な真似しやがって。悪いな、ラガス。こいつらが迷惑かけて」
鬼人族の青年とその他のルーキーが巣を探し、中に入ろうとしたところでファイルトロールに襲われたという話が直ぐに広まった。
「誰かの仇を討ちたいって気持ちは仕方ないと思いますよ。ただ、個人的にはもう少し自分の命を大切にしても良いんじゃないかと思いますね」
「……これまた優しいお言葉だな」
「生きてこその人生じゃないですか」
「はっはっは!!!! その通りだな」
思いは、感情は理屈ではない。
そんなことは先輩ハンターたち解っているだろう。
それでも、多分俺の言葉も事実だと解ってるからこそ、否定しなかった。
「お前ら、嫉妬なんて感情は捨てて、英雄の言葉をしっかり聞き入れとけよ。生きてなきゃ美味い飯も酒も女も食えねぇからな!!!」
……後半、概ね同意はするが、大声で英雄って呼ぶのは止めてくれ、先輩。
「お疲れさん、シュラ」
「うっす。いやぁ~~、本当に楽しかったっす」
「それは良かった」
一応回復弾を撃ったから、後で背中に痛みを感じたりはしないだろう。
というか、本当はファイルトロール二体がトップを務める群れだったんだな……どうせなら、息ピッタリで動くツートップと戦ってみたかったな。
「今回はもう満足してください」
「……顔に出てたか?」
「えぇ、それは勿論。どうせなら二体のファイルトロールと同時に戦いたかったと……それが出来なかった残念な思いが顔にハッキリと現れていました」
そ、そんなにか。
でも話を聞いた限り、ファイルトロールの群れにトップが二体いるのは超珍しい。
次はいつ遭遇できるか……って考えたところで運良く現れる訳じゃないし、さっさと解体を始めるか・
「……なんだ? ボーっとして。街に戻らないのか?」
「あっ、いや…………解体を、手伝わせてくれ。助けてもらった礼をしてないからな」
「それなら頼むよ」
解体するフリして素材を盗むかもしれない?
そんなことすれば、これからの冒険者人生が終わることが解からないほど馬鹿じゃないとは思ってる。
まぁ、本当にそんな超絶バカな行動するしたら、ケツ穴に魔弾をぶちこむけどな。
「これ、ファイルトロールとその他のトロールを倒した証明素材です」
「ッ!!!??? しょ、少々お待ちください!!!!!!」
ハンターギルドに戻ってファイルトロールたちを討伐したと証明できる素材を提出。
すると大慌てで他の受付嬢たちを呼び、複数人での鑑定が開始。
そんな複数人で鑑定する必要がるのかと思ったが……ミスするわけにはいかなかった、のか?
「た、確かにファイルトロールとトロールの素材、ですね」
肉や皮だけじゃなくて魔石もあるため、きっちり討伐したと証明が出来た。
「ッ!!!???」
受付嬢が本当にファイルトロールたちの素材だと口にした瞬間、多くの同業者たちが大歓声を上げた。
そして……大勢のハンターたちが俺たちの元へ押し寄せてきた。
「お前らが倒してくれたんだな!!!」
「たった四人だけで倒すとか……とにかく凄過ぎるぜお前ら!!!!」
……意外にも、俺たちに文句を言ってくる人はいなかった。
いや、もしかしたらいるかもしれない。
本当は俺たちが誰かの敵を討つんだと闘志を燃やしてた人たちがいるだろう……でも、それ以上に喜びが勝ってるってところか。
「今日は宴だ!!!!!!!」
誰かがそう叫ぶと、直ぐに準備が始まった。
当然……俺たちがその場からいなくなることは出来ず、準備が終わるまで……乾杯の音頭が行われてからずっと同業者たちに囲まれていた。
シュラは結構ノリノリだったけど、メリルは若干眉間に皺が寄ってた。
ただ、男性ハンターたちが空気を読んで近寄らないようにしたことで、次第に皺は消えた。
「ったく、お前らは馬鹿な真似しやがって。悪いな、ラガス。こいつらが迷惑かけて」
鬼人族の青年とその他のルーキーが巣を探し、中に入ろうとしたところでファイルトロールに襲われたという話が直ぐに広まった。
「誰かの仇を討ちたいって気持ちは仕方ないと思いますよ。ただ、個人的にはもう少し自分の命を大切にしても良いんじゃないかと思いますね」
「……これまた優しいお言葉だな」
「生きてこその人生じゃないですか」
「はっはっは!!!! その通りだな」
思いは、感情は理屈ではない。
そんなことは先輩ハンターたち解っているだろう。
それでも、多分俺の言葉も事実だと解ってるからこそ、否定しなかった。
「お前ら、嫉妬なんて感情は捨てて、英雄の言葉をしっかり聞き入れとけよ。生きてなきゃ美味い飯も酒も女も食えねぇからな!!!」
……後半、概ね同意はするが、大声で英雄って呼ぶのは止めてくれ、先輩。
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