万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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高貴?

「この、小癪な下等生物共が!!!!!!」

「そこまで見下しるなら、さっさと殺してみろよッ!!!!!!!」

実際、ハイ・ヴァンパイアは超強い!
ひょろっちい体をしてるが、身体能力は流石Aランクモンスター。

だが、それよりもやっぱり先読みのアビリティと、複数の属性魔法を同時に操る技量!
その辺りがクソ厄介極まりない!!!

そろそろ更新、しとかないとな!

「ッシャ!!!! 助かったぜラガスさん!!!!!」

「まだまだ、戦え、る」

ぶっちゃけ、まだラストとセルシアでは前衛を担当するのは厳しいから、俺が付与弾を定期的に与えてないと、マジでひっくり返される可能性が大。

状態異常、デバフ系の魔弾をちょこちょこ放ってるんだが、これに関してはハイ・ヴァンパイアの耐性が上回ってるからか、殆ど効いてる様子がない。

ただ……アンデット殺しの付与弾は、中々効果を発揮してくれてるみたいだ。

「チッ!!! 貴様、いったい何をしている!!!!!」

「何をしてるって、問われて、戦闘中に応えるバカが、どこにいるってんだよ!!!!!」

「私の質問に答えろぉおおおおおおおッ!!!!」

いや、答える訳ないって言ってんだろクソモンスター!!

ったく……さすがモンスターの貴族枠ってか?
他者は自分の言葉に従うのが当然、とか思ってそうだな…………うん、超気持ち悪い!

「乱れ狂え、閃光!!!!」

「ぐっ!!!???」

「うおらっしゃあああああああああッ!!!!」

「がっ!? 鬼人の小僧如きが調子に……」

「疾ッ!!!!!!」

「ぬががががががががッ!!!!????」

狼牙瞬雷の抜刀に鬼火を纏った大切断に、最後は紫電を纏った超速の刺突。
最後の攻撃が股間を貫いたことに関しては少しだけ同情するが、あんまり人間嘗めんなって話だ!

「注意散漫ですね」

「ぬおっ!!?? ガッ!!!???」

普段なら先読みのアビリティで察知出来たかもしれなかったが、股間の修復に意識を集中し過ぎた感じか?
メリルの蜘蛛の糸が脚を取り、地面に思いっきり叩きつけた。

「ハッ!!!!!」

「せい」

「ッ!!!!! ぎ、ぎざまらああああああああああっ!!!!!!!」

「……うん、もう好きなだけ叫んで良いぞ」

一応アンデットに分類されてるからか、思った以上に武器に付与した攻撃が通った。

俺が首を、セルシアが胴体を切断。
ヴァンパイア系のモンスターは血を吸う行為でも体を修復できるみたいだが、今この場に……おそらくハイ・ヴァンパイアにとっては血液ストックだった? であろうケルベロスは既にルーフェイスが仕留めている。

「この、高貴な血を引く、この私が……下等な人間如きに、負ける、とは……」

「は、ははは…………凄いな、お前。本当にそんな悪役の最後らしい言葉を吐くんだな」

ハイ・ヴァンパイアとしては心の底からそう思っているのかもしれないけど、そういうフィクションを前世で大量に読んできた俺としては……だ、ダメだ。そういう場面じゃないってのに、笑いそうに、なる。

「お疲れ様です、ラガス坊ちゃま。ところで、そんなに笑いたくなる程面白い何かがありましたか?」

「す、すまん。俺も解体を手伝うよ」

「それはありがとうございます。それで、そんなに笑いを堪えたくなるところでもありましたか?」

「そりゃお前……ハイ・ヴァンパイアの最後に吐いたセリフがそのまま過ぎるというか……本当にそんな事を言うんだなって思って」

というか、全く関係無いけど……高貴な血って、どっから感じ取ってるんだ?

地上の世界で生息してるヴァンパイアがそう言うなら解かるけど、ダンジョンに生まれ落ちたって事は……その血に高貴も歴史もないわけだよな。

「……ぷっ」

「ラガス坊ちゃま……もしかしてハイ・ヴァンパイアの攻撃で頭がやられましたか?

「だ、大丈夫。大丈夫だからそんな眼で見るなっての」
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