万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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さすがにそういう認識

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「ほ~~ら言ったろ。ラガスさんとセルシア様なら大丈夫だって」

「ラガス坊ちゃまも人だからと、それなりに心配してたくせに何を一人だけ余裕ぶってるのかしら」

「はいはい、お前らは再開早々、目の前で喧嘩すんなって」

なんと言うか、たった数日会ってなかっただけなのに、二人の口喧嘩が懐かしいって感じるな。

にしても、俺も人間か……ぶっちゃけ、その通りだったな。

「とりあえずさ……寝ても良いか?」

「っ、やはり睡眠を取っていなかったのですね」

「いや、一応睡眠は取ってたぞ。ただ、さすがにこの何階層か解らない場所で、結界のマジックアイテムに頼るわけにはいかなかったからな」

「交互、で、見張りを、してた」

「そうだったのですね。では、適当な場所に移動しましょう」

モンスターがいない適当な部屋に移動し、俺とセルシアは飯を食べず、テントのベッドに倒れ込み、速攻で寝た。



「……ふぅ~~~。寝た、な」

何時間寝たか解らない。
ただ、若干のし掛かってた睡魔が完全に消えたほど、思いっきり寝た。

「…………まだ、寝かせとくか」

隣を見ると、可愛い寝息を立ててるセルシアがいた。
あまり表情には出していなかったけど、セルシアもかなり眠たかったんだろうな。

「なんだよ、起きてたのか」

テントの外に出ると、二人とも食事の準備をしていた。

「おはようございます、ラガス坊ちゃま」

「おぅ、おはよう……それで、俺はどれぐらい寝てたんだ?」

「そうですね……二十時間近くといったところでしょうか、といったところでしょうか」

ま、マジか。随分と寝てたな。
そりゃ普段から十時間は寝てるけど、二度寝三度ねせず一気に二十時間近く寝てたのか……本当に寝てたんだな。

「って、もしかしてお前ら、その間ずっと起きてたのか?」

「そんなまさか。見張りはルーフェイスに任せて、ある程度寝てましたよ」

「模擬戦でもしてたらあれなんすけど、この部屋だとちょっと狭いんで、寝て時間潰してたっすね」

「そ、そうか」

まぁ、普通はそうだよな。
こんな暇な時間を潰せる娯楽がない世界で、二十時間近く起きてるとか、普通に拷問か。

「ありがとな、ルーフェイス」

『ラガスが、セルシアが無事で良かったよ』

「……心配かけたな」

俺らが普段からルーフェイスに頼ってなかったら、あと数日……四日か五日ぐらい再開するのが遅くても大丈夫だったかもしれない。

なんて考えるのは、ある種の傲慢か。

「メリルたちは、Aランクのモンスターに遭遇したりしなかったか?」

「道中、メデューサなどにも遭遇しましたが、ルーフェイスが一瞬だけ本気を出し、直ぐに討伐してくれました」

「メデューサがいるのか……ルーフェイスの脚なら、効果を発動される前に仕留めるのも可能か」

確か、メデューサって常時眼から石化ビーム? を放ってるわけじゃないんだもんな。
にしても、この地下遺跡はメデューサまでいるのかよ……街に戻ったらエスエールさんたちに伝えとか。

「……もしかしたらですが、ラガス坊ちゃまたちはAランクのモンスターに遭遇したのですか?」

「いや、運良く遭遇しなかったぞ」

「そうですか。運良く、ですか…………そういった認識で良かったです」

あれか、絶対に俺やセルシアなら「いや~~、運悪く遭遇出来なかったんだよな~~」って言うと思ってたんだな。

半分は合ってると思うが、今回は途中からガッツリとではないけど、睡魔による若干の気だるさがあった。
だから、本当に運良く遭遇せずに済んだって気持ちの方が大きかった。

「それでも、Bランクモンスターなどには遭遇したのでしょうね」

「レイザージャガーってやつに遭遇したな。後はBランクじゃないけど、サンドリザードマンが六体ぐらいで行動してたんだよな。あれはあれで、結構厄介な存在だと思う。あっ、でも良いこともあったぞ」

半目でこっちを見てくるメリルを無視し、亜空間からあれを取り出した。

「ほら」

「っ、これは…………なるほど。一応ではありますが、こういった場所に飛ばされた価値があると、言えなくもないですね」

「だろ」

ランク六の名槍、ガルハートを見せた後も互いにどういった感じで移動してたのかを話しながら、出来上がった飯を食べて腹を満たした。

ちなみに、セルシアは丁度俺たちが飯を食べ終わった後にテントから出てきた。
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