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酔い潰れ
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SIDE ラガス
「「「「…………」」」」
ヴェルデとバーで呑んで、宿に戻ってからは寝間着に着替えて直ぐに爆睡した。
肝臓八分目まで呑んでないと思うけど、それでも多少の二日酔い感を感じる。
ただ、どうやらそれは俺だけではないらしく、他三人も似た様な状態になっていた。
「四人とも、二日酔い状態っていうのは、ちょっと珍しいかもな」
「そうかも……しれませんね。不覚、です」
メリルは確か、フィーマとファールナと呑むって言ってたか?
女性だけの呑み会っていうのもあって、少し羽目が外れたのかもな。
「シュラとセルシアは…………そういえば、結構ワインを呑んでたのか?」
部屋に戻って来た時、シュラとセルシアは既に爆睡中だった。
ただ、部屋の中にはワインの匂いが残ってたのを覚えてる……っていうか、今もちょっと残ってる。
「うっす。昨日、セルシア様と色々と話しながら呑んでて…………何本呑んだかちょっと覚えてないっす」
「…………まぁ、これは呑んだ方に入るだろうな」
床に目を向けると、五本以上のワイン瓶が転がっていた。
鬼人族のシュラはドワーフよりは劣るかもしれないけど、結構酒に強い。
「意識はどうだ?」
「ぶっちゃけ、今すぐにでも戦えることには戦えるっすね」
「そうか」
となると、何本吞んだかだけは忘れたけど、シュラは二日酔いの中でも最小限のダメージしか受けてないってことか。
「……でも、とりあえず今日も休息日だな」
「その方が良さそうっすね」
俺も……戦えなくはないけど、せいぜい未開拓地で探索できる程度。
今の状態で地下遺跡には行きたくない。
セルシアはシュラと同じぐらい呑んだっぽいけど、二日酔いのダメージは断然シュラよりも大きいだろうな。
メリルは……うん、珍しく本当にがっつりやられてるな。
「申し訳、ありません」
「別に良いって。明確に今日から探索しようって決めてた訳じゃないしな」
確かに目標はある。
でも、期限のある目標ではない。
ライバルは……ライバル? 同じく一番下を、地下遺跡の謎を知ろうとするハンターはいるけど、その人たちが先発見したら、それはそれでって感じだしな。
「…………相変わらず、決心は強いのですね」
「? ……あぁ、それか。そうだな」
昨日、ヴェルデと色々と話したけど、やっぱりとりあえず一番下まで探索したいって気持ちは変わらないな。
とはいえ、命大事にって気持ちは持ち合わせて挑む。
「無理ではないだろ。勿論、危険もあると思う……でも、俺たちで挑めば、無理じゃないと思うんだ」
「俺たち、ですか……………………であれば、仕方ありませんね」
「ん?」
「私も、これまで以上に強くなると言ってるのですよ」
メリルの眼には、確かな覚悟が宿っている様に……見えた。
めんどくさい、みたいな感情はない。
ただ……そうすると、もう自分の中で決まっている表情を浮かべた。
「はっはっは!! んだよメリル、よく解ってんじゃねぇか!! 俺やセルシア様も似た様な会話しててよ、ぶっちゃけ俺らがもっと強くなれば良いなって結論に至ったんだよ。ですよね、セルシア様」
「うん…………そんな、会話……したと、思う……かな」
なんか、ちょっと曖昧そうではあるけど、シュラとセルシアの二人で会話するってなると、基本的に戦いに関する話しかしないだろうな。
「ほら、この前ケルベロスとタイマン勝負しただろ。あんな戦いを何回も繰り返せば強くなれるって」
「……簡単に言ってくれますね。三つの頭が割とバカだったから勝てたのであって、普通にそれぞれの考えを共有できる個体なら、かなり危なかったのよ」
「そこはほら……あれだ。それでも勝てるように考えて戦えば良いんじゃねぇか?」
「…………はぁ~~~~~~~~~。酔いが回ってるからか、反論の言葉が出てきませんね」
超デカいため息を吐いたけど、多分それしかない……って思ってそうだな。
とりあえず今日はゆっくり休んで、明日……また挑戦だな。
「「「「…………」」」」
ヴェルデとバーで呑んで、宿に戻ってからは寝間着に着替えて直ぐに爆睡した。
肝臓八分目まで呑んでないと思うけど、それでも多少の二日酔い感を感じる。
ただ、どうやらそれは俺だけではないらしく、他三人も似た様な状態になっていた。
「四人とも、二日酔い状態っていうのは、ちょっと珍しいかもな」
「そうかも……しれませんね。不覚、です」
メリルは確か、フィーマとファールナと呑むって言ってたか?
女性だけの呑み会っていうのもあって、少し羽目が外れたのかもな。
「シュラとセルシアは…………そういえば、結構ワインを呑んでたのか?」
部屋に戻って来た時、シュラとセルシアは既に爆睡中だった。
ただ、部屋の中にはワインの匂いが残ってたのを覚えてる……っていうか、今もちょっと残ってる。
「うっす。昨日、セルシア様と色々と話しながら呑んでて…………何本呑んだかちょっと覚えてないっす」
「…………まぁ、これは呑んだ方に入るだろうな」
床に目を向けると、五本以上のワイン瓶が転がっていた。
鬼人族のシュラはドワーフよりは劣るかもしれないけど、結構酒に強い。
「意識はどうだ?」
「ぶっちゃけ、今すぐにでも戦えることには戦えるっすね」
「そうか」
となると、何本吞んだかだけは忘れたけど、シュラは二日酔いの中でも最小限のダメージしか受けてないってことか。
「……でも、とりあえず今日も休息日だな」
「その方が良さそうっすね」
俺も……戦えなくはないけど、せいぜい未開拓地で探索できる程度。
今の状態で地下遺跡には行きたくない。
セルシアはシュラと同じぐらい呑んだっぽいけど、二日酔いのダメージは断然シュラよりも大きいだろうな。
メリルは……うん、珍しく本当にがっつりやられてるな。
「申し訳、ありません」
「別に良いって。明確に今日から探索しようって決めてた訳じゃないしな」
確かに目標はある。
でも、期限のある目標ではない。
ライバルは……ライバル? 同じく一番下を、地下遺跡の謎を知ろうとするハンターはいるけど、その人たちが先発見したら、それはそれでって感じだしな。
「…………相変わらず、決心は強いのですね」
「? ……あぁ、それか。そうだな」
昨日、ヴェルデと色々と話したけど、やっぱりとりあえず一番下まで探索したいって気持ちは変わらないな。
とはいえ、命大事にって気持ちは持ち合わせて挑む。
「無理ではないだろ。勿論、危険もあると思う……でも、俺たちで挑めば、無理じゃないと思うんだ」
「俺たち、ですか……………………であれば、仕方ありませんね」
「ん?」
「私も、これまで以上に強くなると言ってるのですよ」
メリルの眼には、確かな覚悟が宿っている様に……見えた。
めんどくさい、みたいな感情はない。
ただ……そうすると、もう自分の中で決まっている表情を浮かべた。
「はっはっは!! んだよメリル、よく解ってんじゃねぇか!! 俺やセルシア様も似た様な会話しててよ、ぶっちゃけ俺らがもっと強くなれば良いなって結論に至ったんだよ。ですよね、セルシア様」
「うん…………そんな、会話……したと、思う……かな」
なんか、ちょっと曖昧そうではあるけど、シュラとセルシアの二人で会話するってなると、基本的に戦いに関する話しかしないだろうな。
「ほら、この前ケルベロスとタイマン勝負しただろ。あんな戦いを何回も繰り返せば強くなれるって」
「……簡単に言ってくれますね。三つの頭が割とバカだったから勝てたのであって、普通にそれぞれの考えを共有できる個体なら、かなり危なかったのよ」
「そこはほら……あれだ。それでも勝てるように考えて戦えば良いんじゃねぇか?」
「…………はぁ~~~~~~~~~。酔いが回ってるからか、反論の言葉が出てきませんね」
超デカいため息を吐いたけど、多分それしかない……って思ってそうだな。
とりあえず今日はゆっくり休んで、明日……また挑戦だな。
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