万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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恥ずかしいだろ

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「単純な考えになってしまいますが、私も話を聞く限り彼らは中々のチキンだと感じました」

容赦ない指摘だな~、メリル。
とはいえ……どうなんだろうな。
今世では一応同じ貴族の子供だからっていうのはあったけど……前世なら、陰キャが超絶リア充に話しかけにいく感じ……なのかもしれないな。

「クレア様たちと仲良くなりてぇなら、直接話しかけるのが一番だろ」

「それが王道な手ではあるでしょう。しかしシュラ、女性というのはあまり下心が透けて見えると、嫌がるものなのよ」

「あぁ~~~~……な~るほどな。それは……気持ちが解るとは言えないが、そうなんだろうな」

珍しくシュラがメリルの言葉に即同意したな。

とはいえ、そこに関してはメリルの言う通りなんだろうな。
野郎が女性に話しかけられて、こいつ下心丸出しだなって感じることなんて……よっぽどのイケメンなら、こいつ俺の顔しか見てないんだなって感じるのか?

まぁ、そこに関しては前世でも今世でも無縁の話か。

「……けどよ、俺はそいつらの気持ちはあんま解らないけど、やっぱ面が良い異性とは仲良くしたのが割と性なんじゃねぇの?」

「仮にそうだとしても、それであればクレア様たちから見て、その男性たちに魅力が感じなければ、クソみたいなナンパと変わらないでしょう」

「そういう……もんか。けどよ、それならそれでガッツリ断ってりゃあ、周りも諦めてくんじゃねぇのか? そうすりゃあ、そういう目的でアリク様に声を掛けてくる奴も減るだろ」

「…………はぁ~~~~~~~~。シュラ、あなたは戦闘だとそれなりに視野が広いのに、日常生活になると本当に視野が狭くなりますね」

「んだよいきなり」

……今回は、メリルの言う通りかな。
シュラが口にしたやり方も選択肢の一つではあるけど、良い選択肢ではない。

「今はハンターとして活動していますが、それでも貴族令嬢という立場を失ったわけではないの。そんなクレア様たちが他のハンターたちに対して冷たい態度を取っていたらどうなるか……少し考えれば解るでしょう」

「……あいつら最近調子に乗ってね? みたいな感じになるってことか」

「そうよ。結果、他の貴族令息や令嬢でありながらハンターとして活動している方たちに、間接的に迷惑を掛けてしまうかもしれない……そう考えてしまうでしょう」

「…………それってよ、逃げ場なくないか?」

「……残念ながら、そうなのでしょうね」

逃げ場がないって考えると……いやぁ~~、そうか……クレア姉さんたちが要因の一つとは言えないな。

「ん~~~~~、なぁラガスさん。なんかこう、良いアイデアないんすか?」

「アイデアねぇ……アイデアとかじゃないけど、メリルが言った通り、クレア姉さんたちに声を掛けたい連中が、まずこう……男としての魅力というか、ハンターとしての魅力? 的なものを本当に自分は持ってるか否かを理解すれば、色々と変わると思うんだけどな」

物凄く上から目線で言ってる自覚はあるけど、もしクレア姉さんたちがそういう連中に対して迷惑に思ってるなら……自覚してほしいもんだ。

「私としては、誰かに言われずともその辺りを自覚してほしいところですが」

「…………多分、それは無理なんじゃないかな」

「どうしてでしょうか、ラガス坊ちゃま……彼等に、学がないからですか」

「ま、まぁそういう理由もあるかもだけど、まずそういう情報が中々に手に入らないんじゃないかな」

「情報が手に入らない、ですか……情報収集は、ハンターとして仕事の一つだと思いますが」

「ハンター活動に当てはまる情報収集なら怠らないだろうけど、恋愛云々の情報はプライベートの情報だろ」

「……プライベートの情報を収集して、何か問題があるのですか?」

あぁ………………性格か人間性かは解らないけど、多分言っても伝わらないんだろうな。

「普通にどうやったら気になる女性の気を引けるかとか、大っぴらに情報収集してたら恥ずかしいだろ」

「……そうなのですね」

あぁ、やっぱり伝わらなかった。
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