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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-
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「…あ……っ…あっ…あっ…っ」
両手を後ろで縛られた僕は、後ろから眞司の友人_和巳に貫かれ揺さぶられている。
「…こいつ、大丈夫か?」
「大丈夫だって。その内、自分から腰を振るようになるさ」
心配そうに問う和巳に、眞司は笑って軽く答える。
…痛がってなかなか和巳のモノを受け入れる事ができない僕に、眞司は取り出した小瓶からクリームを指で掬い取り、僕の中に塗り込んだ。
-少しして僕の躰に変化が訪れる。
(…痒い……)
中がむず痒くなり、腰をもじもじさせ始めた僕を見て、眞司が友人に目で合図を送る。
眞司に目で合図を送られた和巳は両手を後ろに縛られて腰をもじもじさせている僕の中にそっと人差し指を入れて引っ掻いた。
「……あぁ…っ!!」
痒い場所を引っ掻かれた気持ち良さに、鳥肌が立つ。
だが、僕の声に驚いた和巳は慌てて指を引き抜こうとし…僕は無意識にその指を締め付けてしまった。
(…もっと……)
(…もっと…掻いて…)
うずうずとした痒みを何とかして欲しくて、縋るように眞司を見上げる。
「どうして欲しいか言えよ」
…分かっていて、聞く眞司。
「…掻いて……」
「俺に言っても、しようがないだろ。和巳に言えよ」
笑いながら両手を広げる眞司に、唇を噛み締める。
「ほら、どうして欲しいか言わないと分かんないだろ」
…その間にも、痒みは我慢できない程になっていく。
「…お願い…奥…掻いて…」
我慢できない痒さに腰を揺らし、涙目になりながら眞司に訴える。
眞司の友人には………無理。
言えない………。
「掻いてほしいんなら、腰を上げて足、拡げろ。そんなにケツの穴に力入れると、和巳が指を動かせないだろ」
眞司に指示され、僕は目を閉じると腰を浮かし両手を後ろ手に縛られているから少し体制が苦しいが…そろそろと両足を拡げる。
「ほら、和巳に頼めよ。どうして欲しい?」
笑いながら眞司に聞かれ、我慢も限界に達していた僕は唇を噛み締め、涙目で和巳を見詰めた。
「…お願い…指、動かして…掻いて…」
僕の中で和巳の指がすり…と動く。
「…あぁ…っ!!」
鳥肌が立つ程の気持ち良さ…それだけで嬌声が漏れる。
(…でも、それじゃ駄目だ…)
もっと強く、掻いて欲しい…。
「……もっと……強く……」
指が2本に増え、スリスリと優しく動く。
それがもどかしい。
もっと強く、掻いて欲しい………もっと奥まで。
僕は無意識に腰を揺らしていた。
「…もっと…強く…奥に…」
「もっと奥に欲しいんだってさ。和巳、入れる時、ゴムしろよ。じゃないと、お前も大変な事になるぞ」
面白がるような、笑いを含んだ眞司の声が聞こえた直後、和巳の指が引き抜かれ、代わりに太くて熱いモノが僕の中に…。
両手を後ろで縛られた僕は、後ろから眞司の友人_和巳に貫かれ揺さぶられている。
「…こいつ、大丈夫か?」
「大丈夫だって。その内、自分から腰を振るようになるさ」
心配そうに問う和巳に、眞司は笑って軽く答える。
…痛がってなかなか和巳のモノを受け入れる事ができない僕に、眞司は取り出した小瓶からクリームを指で掬い取り、僕の中に塗り込んだ。
-少しして僕の躰に変化が訪れる。
(…痒い……)
中がむず痒くなり、腰をもじもじさせ始めた僕を見て、眞司が友人に目で合図を送る。
眞司に目で合図を送られた和巳は両手を後ろに縛られて腰をもじもじさせている僕の中にそっと人差し指を入れて引っ掻いた。
「……あぁ…っ!!」
痒い場所を引っ掻かれた気持ち良さに、鳥肌が立つ。
だが、僕の声に驚いた和巳は慌てて指を引き抜こうとし…僕は無意識にその指を締め付けてしまった。
(…もっと……)
(…もっと…掻いて…)
うずうずとした痒みを何とかして欲しくて、縋るように眞司を見上げる。
「どうして欲しいか言えよ」
…分かっていて、聞く眞司。
「…掻いて……」
「俺に言っても、しようがないだろ。和巳に言えよ」
笑いながら両手を広げる眞司に、唇を噛み締める。
「ほら、どうして欲しいか言わないと分かんないだろ」
…その間にも、痒みは我慢できない程になっていく。
「…お願い…奥…掻いて…」
我慢できない痒さに腰を揺らし、涙目になりながら眞司に訴える。
眞司の友人には………無理。
言えない………。
「掻いてほしいんなら、腰を上げて足、拡げろ。そんなにケツの穴に力入れると、和巳が指を動かせないだろ」
眞司に指示され、僕は目を閉じると腰を浮かし両手を後ろ手に縛られているから少し体制が苦しいが…そろそろと両足を拡げる。
「ほら、和巳に頼めよ。どうして欲しい?」
笑いながら眞司に聞かれ、我慢も限界に達していた僕は唇を噛み締め、涙目で和巳を見詰めた。
「…お願い…指、動かして…掻いて…」
僕の中で和巳の指がすり…と動く。
「…あぁ…っ!!」
鳥肌が立つ程の気持ち良さ…それだけで嬌声が漏れる。
(…でも、それじゃ駄目だ…)
もっと強く、掻いて欲しい…。
「……もっと……強く……」
指が2本に増え、スリスリと優しく動く。
それがもどかしい。
もっと強く、掻いて欲しい………もっと奥まで。
僕は無意識に腰を揺らしていた。
「…もっと…強く…奥に…」
「もっと奥に欲しいんだってさ。和巳、入れる時、ゴムしろよ。じゃないと、お前も大変な事になるぞ」
面白がるような、笑いを含んだ眞司の声が聞こえた直後、和巳の指が引き抜かれ、代わりに太くて熱いモノが僕の中に…。
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