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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-
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気が付くと、僕は服を脱がされ全裸になっていた。
ベッドの上、眞司が僕を背後から抱き締めるようにして押さえつけている。
そして、目の前には全裸の男。
(…逃げられない…)
僕は絶望的な気分になりながら、目の前に立っている男を見る。
その男のペニスは今まで見た中でも1番大きく、形も…何故か歪だった。
そして…ソレは既に勃っていて…その事が僕をますます絶望的な気分にさせた。
そして、何より…立っている男の後には期待を込めた眼差しで僕を見ている女性がいる…。
「大人しくしてろよ?」
身動ぎした僕を押さえつけ、眞司が耳元で囁く。
それだけで僕の背筋はゾクリとし、躰は動けなくなる。
久しぶりの眞司の声…温もり…匂い…
「…大人しくしていろ…そう…いい子だ…」
…久しぶりに聞く眞司の声…。
「目を閉じて数でも数えていろ…そうすりゃ、すぐ終わるさ」
僕の頭の中で、危険信号が鳴っている。
分かっている…分かっているけど…。
眞司の体温と香りが僕の思考を奪っていく…。
久し振りに眞司を近くに感じてうっとりとしている僕の中につぷっと指が入ってきた。
その行為にゾッとした僕は反射的に逃げようとして身動いだ。
(……嫌だ…っ!!)
逃げようと身動ぎした僕の躰を、後から眞司が強く抱き締め目元で囁く。
「大丈夫だから、大人しくしような」
その声が…その温もりが…僕から抵抗する力を奪う。
(…狡い…)
眞司に抱き締められ、耳元で囁かれると僕が抵抗できなくなると分かっていて…。
(眞司は狡い…)
………でも。
それだけで動けなくなってしまう僕も…。
(…壊れている)
こんな時なのに、嬉しいと思ってしまうなんて。
(…壊れている)
僕の中の指が2本に増えた。
「…ん…し…眞司………」
僕は眞司の腕に縋りつき、名前を呼ぶ。
「…はい、はい。大丈夫だから、な?少し我慢しような?」
僕の首筋に口付けながら、宥めるように囁く眞司。
「…し…眞司…」
僕の中を動き回る2本の指が、気持ち悪い…。
「…眞司…」
僕の中を無遠慮に掻き回す太い指が気持ち悪くて吐きそうだ。
「…眞司…眞司…」
無駄だと分かっていても縋りつくように眞司の名前を呼び続ける僕を、宥めるように後から首筋に何度もキスをしてくる眞司。
「…!!…」
僕を後から抱き締めていた眞司の手が僕の膝裏を掴み、足を上へ持ち上げ、拡げる。
「…や…止めて…眞司…嫌だ…」
足を上げられ、拡げられて男性の指を2本…今は3本になっている…を入れられているソコは、女性に丸見えだ。
男性はローションを足しては、ぐちゃぐちゃと僕の中を真面目な顔をして掻き回す。
「…嫌だ…眞司…」
僕は女性の視線から逃げるように、顔を手で隠した。
「駄目だよ…この男性のアソコ、凄いデカいしオマケに…真珠を埋めているんだから…きちんと拡げて貰わないと、辛い思いをするのは優紀だよ?」
…真珠…だから、あんな形をしているんだ…。
男性が僕の中から指を引き抜き、代わりに自分のペニスを僕のソコにー。
「…止め…止めて…嫌…嫌…嫌だーーーっ!!」
ベッドの上、眞司が僕を背後から抱き締めるようにして押さえつけている。
そして、目の前には全裸の男。
(…逃げられない…)
僕は絶望的な気分になりながら、目の前に立っている男を見る。
その男のペニスは今まで見た中でも1番大きく、形も…何故か歪だった。
そして…ソレは既に勃っていて…その事が僕をますます絶望的な気分にさせた。
そして、何より…立っている男の後には期待を込めた眼差しで僕を見ている女性がいる…。
「大人しくしてろよ?」
身動ぎした僕を押さえつけ、眞司が耳元で囁く。
それだけで僕の背筋はゾクリとし、躰は動けなくなる。
久しぶりの眞司の声…温もり…匂い…
「…大人しくしていろ…そう…いい子だ…」
…久しぶりに聞く眞司の声…。
「目を閉じて数でも数えていろ…そうすりゃ、すぐ終わるさ」
僕の頭の中で、危険信号が鳴っている。
分かっている…分かっているけど…。
眞司の体温と香りが僕の思考を奪っていく…。
久し振りに眞司を近くに感じてうっとりとしている僕の中につぷっと指が入ってきた。
その行為にゾッとした僕は反射的に逃げようとして身動いだ。
(……嫌だ…っ!!)
逃げようと身動ぎした僕の躰を、後から眞司が強く抱き締め目元で囁く。
「大丈夫だから、大人しくしような」
その声が…その温もりが…僕から抵抗する力を奪う。
(…狡い…)
眞司に抱き締められ、耳元で囁かれると僕が抵抗できなくなると分かっていて…。
(眞司は狡い…)
………でも。
それだけで動けなくなってしまう僕も…。
(…壊れている)
こんな時なのに、嬉しいと思ってしまうなんて。
(…壊れている)
僕の中の指が2本に増えた。
「…ん…し…眞司………」
僕は眞司の腕に縋りつき、名前を呼ぶ。
「…はい、はい。大丈夫だから、な?少し我慢しような?」
僕の首筋に口付けながら、宥めるように囁く眞司。
「…し…眞司…」
僕の中を動き回る2本の指が、気持ち悪い…。
「…眞司…」
僕の中を無遠慮に掻き回す太い指が気持ち悪くて吐きそうだ。
「…眞司…眞司…」
無駄だと分かっていても縋りつくように眞司の名前を呼び続ける僕を、宥めるように後から首筋に何度もキスをしてくる眞司。
「…!!…」
僕を後から抱き締めていた眞司の手が僕の膝裏を掴み、足を上へ持ち上げ、拡げる。
「…や…止めて…眞司…嫌だ…」
足を上げられ、拡げられて男性の指を2本…今は3本になっている…を入れられているソコは、女性に丸見えだ。
男性はローションを足しては、ぐちゃぐちゃと僕の中を真面目な顔をして掻き回す。
「…嫌だ…眞司…」
僕は女性の視線から逃げるように、顔を手で隠した。
「駄目だよ…この男性のアソコ、凄いデカいしオマケに…真珠を埋めているんだから…きちんと拡げて貰わないと、辛い思いをするのは優紀だよ?」
…真珠…だから、あんな形をしているんだ…。
男性が僕の中から指を引き抜き、代わりに自分のペニスを僕のソコにー。
「…止め…止めて…嫌…嫌…嫌だーーーっ!!」
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