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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-
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-そして、次の日。
僕はマンションの中でひとり、全裸で天井から伸びているロープに手首を縛られ、両足は閉じられないよう拡げられたまま、棒の端を足首に括らていた。
尻の中には太くて長いバイブが入れられて、ある一定の時間がくると動くようにタイマーが設定されている。
おまけにバイブの一カ所に突起があり、前立腺に押し付けられていて時間がくるとソコを刺激して…。
「…~~っ!!…~~~…っ!!…~~…っ…っ!!」
だが、いくら快感に躰が蝕まれていたとしても…ペニスリングを嵌められていては解放する事もできない…苦しいだけ。
そして何より僕が辛いのは、排泄ができない事だ。
尿道には細い棒が入れられていて、排泄の方は大はおろか、小さえできない。
男達の誰かが部屋に来るまで射精はおろか、排泄もできず、僕は快感と苦しさに涙を流して腰を振る。
悲鳴や嬌声も、僕の口に嵌められている枷に遮られて、外に出る事はない。
その僕の姿を、離れた所に設置されたカメラが映していた。
その映像は何処の誰とも分からない人達に、有料で配信されているらしい。
(何処の誰とも分からない人達…)
…その中には、眞司もいるのだろうか…?
「…あ…っ…っ!?」
そう考えた時、僕の中に入れられたバイブが動き始めた。
「…あっ…あ…っ…ク…っ…くぅ…っ!!」
僕は背中を仰け反らせ、足は閉じる事を許されず拡げた状態のまま、腰が自然と動く。
「…~~っ…~~~っっ…い…ク…っ…イク…イク~~~っ!!」
前立腺を刺激される度に快感が背中を走り、頭の中が何度もスパークする。
「…イク…イク…ッ…あ…また…イク…っ…っ…~~~っ…っ!!」
躰を強張らせて、足の先迄力が入り爪先をピンと反り返らせる。
…1回イっても、バイブの動きは止まらない。
そして、僕は…射精もできないまま、何度もイキ続ける。
…永遠とも思えるその時間…。
カメラはそんな僕を映し続けている。
(それを眞司も見ているのだろうか…)
今では、このカメラだけが僕と眞司を繋ぐ細い糸の代わり…。
僕はカメラを見詰め、カメラの向こうに眞司を思い浮かべる。
(…眞司……)
(……会いたい…)
僕はマンションの中でひとり、全裸で天井から伸びているロープに手首を縛られ、両足は閉じられないよう拡げられたまま、棒の端を足首に括らていた。
尻の中には太くて長いバイブが入れられて、ある一定の時間がくると動くようにタイマーが設定されている。
おまけにバイブの一カ所に突起があり、前立腺に押し付けられていて時間がくるとソコを刺激して…。
「…~~っ!!…~~~…っ!!…~~…っ…っ!!」
だが、いくら快感に躰が蝕まれていたとしても…ペニスリングを嵌められていては解放する事もできない…苦しいだけ。
そして何より僕が辛いのは、排泄ができない事だ。
尿道には細い棒が入れられていて、排泄の方は大はおろか、小さえできない。
男達の誰かが部屋に来るまで射精はおろか、排泄もできず、僕は快感と苦しさに涙を流して腰を振る。
悲鳴や嬌声も、僕の口に嵌められている枷に遮られて、外に出る事はない。
その僕の姿を、離れた所に設置されたカメラが映していた。
その映像は何処の誰とも分からない人達に、有料で配信されているらしい。
(何処の誰とも分からない人達…)
…その中には、眞司もいるのだろうか…?
「…あ…っ…っ!?」
そう考えた時、僕の中に入れられたバイブが動き始めた。
「…あっ…あ…っ…ク…っ…くぅ…っ!!」
僕は背中を仰け反らせ、足は閉じる事を許されず拡げた状態のまま、腰が自然と動く。
「…~~っ…~~~っっ…い…ク…っ…イク…イク~~~っ!!」
前立腺を刺激される度に快感が背中を走り、頭の中が何度もスパークする。
「…イク…イク…ッ…あ…また…イク…っ…っ…~~~っ…っ!!」
躰を強張らせて、足の先迄力が入り爪先をピンと反り返らせる。
…1回イっても、バイブの動きは止まらない。
そして、僕は…射精もできないまま、何度もイキ続ける。
…永遠とも思えるその時間…。
カメラはそんな僕を映し続けている。
(それを眞司も見ているのだろうか…)
今では、このカメラだけが僕と眞司を繋ぐ細い糸の代わり…。
僕はカメラを見詰め、カメラの向こうに眞司を思い浮かべる。
(…眞司……)
(……会いたい…)
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