僕が玩具になった理由

Me-ya

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たどりついた道程-逃避の章-

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(許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない)

俺は優紀の着ている夜着に手をかけると、そのまま力任せに引っ張る。

「…な、何を…っ!?…止め…嫌だ…眞司…っ!!」

釦が弾け飛び、優紀の肌が露になる。

「…嫌だ!!…止め…っ!!眞司!!…がっ!!」

優紀の両手を後ろに回し、脱がした夜着で手早く縛り、それでも俺から逃げようとして暴れる優紀の頬を殴る。

(優紀は俺のモノだ。誰にも渡さない)

ベッドに倒れ込んだ優紀のズボンを下着と共に一気に脱がすと、口に押し込む。

「…う"ぐ…っ!!ぐう"ーっ!!う"う"ーっ!!」

ベッドから降りると、扉まで走り鍵を閉める。

(兄貴なんかに、渡してたまるか!!)

振り向くと、優紀が全裸のまま…口に押し込んでいる夜着もそのままに…必死の形相をしてベッドから降り、走ってくる。

「何、やってんだ。大人しくしてろ」

走ってきた優紀の腕を掴むと、ベッドの上に放る。

「…んう"ーっ!!んっ!んっ!んんっ!う"う"う"ーっ!!」

それでもベッドから降りようとする優紀を押さえ付け、俺を蹴ろうとして振り上げた両足を掴み、拡げて優希の頭の方に押し倒し、身体を二つ折りにする。 

「…う"う"ーっ!!んう"ーっ!!ふう"ーっ!!」

優紀が俺に対して、こんなに暴れるのは女性の前で優紀を犯そうとした時以来。

(…それほど兄貴の元に帰りたいのか)

ー俺の中のモヤモヤしたモノが段々と形になっていく…。

―狂暴な…怒りに―。 
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