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心の行き場-最終章-
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―気が付くと俺は優紀を抱き寄せ優紀の中へと指を入れて、男性が優紀の中へ吐き出した精液を掻き出していた。
どうやって縛られた椅子からロープをほどいたのか…自分でロープを外したのか…誰かが外してくれたのか…憶えていない。
優紀は俺の腕の中、ぐったりとしていて動かない。
針金が抜かれた優紀のぺニスからは白濁がトロトロと零れ続けている。
「…気が済んだか?」
その声にギクリと身を竦めた俺は、反射的に優紀を守るように抱き締めた。
一瞬―。
兄貴の存在を忘れていた自分に驚く。
優紀の…跳び跳ねていた身体が痙攣し、涙を流していた眼が白眼を剥き、大きく開けていた口から泡を吹き始めた姿を見た時。
俺の頭に血が上り、目の前が真っ赤になった。
兄貴に対する恐怖も吹き飛んで。
足の震えも止まっていた。
「…気が済んだなら、お前は帰れ」
「嫌だ」
考える前に、声が出ていた。
優紀を抱き締める。
どうやって縛られた椅子からロープをほどいたのか…自分でロープを外したのか…誰かが外してくれたのか…憶えていない。
優紀は俺の腕の中、ぐったりとしていて動かない。
針金が抜かれた優紀のぺニスからは白濁がトロトロと零れ続けている。
「…気が済んだか?」
その声にギクリと身を竦めた俺は、反射的に優紀を守るように抱き締めた。
一瞬―。
兄貴の存在を忘れていた自分に驚く。
優紀の…跳び跳ねていた身体が痙攣し、涙を流していた眼が白眼を剥き、大きく開けていた口から泡を吹き始めた姿を見た時。
俺の頭に血が上り、目の前が真っ赤になった。
兄貴に対する恐怖も吹き飛んで。
足の震えも止まっていた。
「…気が済んだなら、お前は帰れ」
「嫌だ」
考える前に、声が出ていた。
優紀を抱き締める。
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