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心の行き場-最終章-
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「離せ!!―優紀!!大丈夫か!?優紀!!…兄貴!!何て事を…」
「………出ていけ」
「………え…?」
「…出ていけ。一度、チャンスはやった。二度はない。そう言っただろう」
「…な…っ!?…嫌だ!!俺は優紀と…離せ!!」
俺は叫び抵抗するが、部屋の中から外へ連れ出そうと俺の腕を掴んでいる男性二人の手は弛まない。
「離せ!!優紀!!優紀~~~っ!!」
「ーああ、それと…ついでにコイツも一緒に連れていけ」
「優…っ!!……………え………?」
「…こんな玩具、いらないからお前に返品するわ」
―本当に、何でもない事のようにサラリとそう言った兄貴は、部屋の内、脱ぎ散らかされた優紀の服を拾い集め、それを放る。
放られた服は、倒れたままピクリとも動かない裸の優紀の身体の上にパサリと落ちた。
「………え………え………え………?」
…いきなりな話の転換に、俺の頭が追いつかない。
「………出ていけ」
「………え…?」
「…出ていけ。一度、チャンスはやった。二度はない。そう言っただろう」
「…な…っ!?…嫌だ!!俺は優紀と…離せ!!」
俺は叫び抵抗するが、部屋の中から外へ連れ出そうと俺の腕を掴んでいる男性二人の手は弛まない。
「離せ!!優紀!!優紀~~~っ!!」
「ーああ、それと…ついでにコイツも一緒に連れていけ」
「優…っ!!……………え………?」
「…こんな玩具、いらないからお前に返品するわ」
―本当に、何でもない事のようにサラリとそう言った兄貴は、部屋の内、脱ぎ散らかされた優紀の服を拾い集め、それを放る。
放られた服は、倒れたままピクリとも動かない裸の優紀の身体の上にパサリと落ちた。
「………え………え………え………?」
…いきなりな話の転換に、俺の頭が追いつかない。
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