91 / 170
91 ドラゴンプリンセスの恋
しおりを挟む
「なんで、なんで! ケンイチがこんなにひ弱なわけない!」
人化したホワイトドラゴンは、自分の別荘へ帰りパニック状態。「やさしく」つかんだはずなのに、ケンイチと思い込んでいる人族は、血まみれでぐったりしていた。
「エミリー! どうにかして!」
ドラゴンは、慌てて隣室に控える従者を呼んだ。
ケーンは目を開けた。体中がずきずきし、力が入らない。
「気が付きましたか?
主が大変失礼しました。
なにせ脳筋ですから」
やけに長身で、耳の長い水色髪の美人さんが、ベッド際に座っていた。
エルフのようだ。全く思いがけない形の出会いフラグ。
目的のエルフだが、正直気乗りしない。あの無表情、父ちゃんのオートマタの方が、人間っぽい、みたいな?
「ホワイトドラゴンに、襲われた気がしたんだけど」
「我が主を呼んでまいります。
主に悪意はなかった。それだけはお含み下さい」
エルフの女は、表情一つ変えずそう言い残し、部屋を出た。
「よかった~! ケンイチじゃないよね? あなた誰?」
プラチナブロンドの超美人さんが、ドアを開け飛び込んできた。
こちらは感情が正直に表れていた。心底心配し、状況にとまどっていたことがうかがわれる。
彼女がしでかしたことなのだが。
「ケンイチの息子、ケーンです。あなたは誰?」
「ごっめ~ん! ケンイチと勘違いしちゃった。
てへ……」
てへ、じゃないだろうが!
超きれいだから許すけど……。
「レイサ様、カチコミです!
レイサ様の結界魔法、あっさり破られました。
私ではとうていかないません!」
黒焦げになったさっきのエルフが、部屋に飛び込んできた。ずいぶん頑丈なようだ。黒焦げは服だけだった。
もろにおっぱいが出ている。
だけど…ちっちゃ!
誤差以上あると認められるから、ケーン的にかろうじてセーフ。
「なんだと~! いい度胸してるじゃん!」
レイサと呼ばれた女は殺気だった。
「待って! きっと俺の嫁たちだ。
俺は無事だと伝えて」
ケーンは苦笑して止めた。
「な~んだ。嫁がいるのか……」
レイサは、がっくりと膝から崩れ落ちた。
ケーンの出会いフラグは、ビンビンに立っていた。
レミとメイ以外の嫁は全員集合していた。
ジャンヌのヒカリちゃんが治癒魔法を施し、ケーンの傷は全快。
神聖魔法が使えないエミリーの治癒魔法は、自然回復力を高めるだけで、根治させるものではなかった。
「で、なんでケーンを拉致したんや?」
ユリが土下座するメイサにそう聞いた。
「ケンイチと勘違いしちゃったの。
考えてみたら変だということ、さっき気づいた。
もう六十年以上前のことだし…」
そう前置きし、メイサはケンイチとの出会いを語り始めた。
ケンイチはこの世界に召喚され、仲間を集める前、レベルアップの修行に取り組んでいた。
その修行の途中に出会ったのが、ホワイトドラゴンのメイサだった。
メイサはひたむきなケンイチの姿勢に好感を持ち、半年にもわたって彼の修行に協力した。
メイサ自身も幼竜で、人化の魔法も使えなかったが、時には稽古相手となり、時には魔物との戦いのバックアップをし、二人は気の置けないバディーだった。
メイサはいつしかケンイチを慕うようになり、恋心を抱き始めた。
だが、ドラゴンの体では、小さなダンジョンに潜れないし、当然セックスのお相手もできない。
このままではケンイチの修行の妨げになる。メイサは泣く泣く姿を消した。
成長すれば完全に人化が可能になるし、ケンイチの子供を産むこともできる。
その時にはケンイチの嫁になる。そう心に固く誓っていた。
お間抜けなことに、自分の成長の遅さと、ケンイチの老化ということが、全く頭になかったのだ。
五十年ほどでメイサは、人化の魔法が使えるようになっていた。
メイサは懸命になってケンイチをさがした。
彼女は、人間の町で情報を集めるという方法を思いつかず、ひたすら上空からケンイチを探した。
森で魔物の群れに襲われかけていた、幼いエミリーを助けたのも、ケンイチ探しの途中だった。
エミリーはメイサから話を聞いて、あまりにも一途な彼女の思いに、「探しても無駄ではないでしょうか」と言えなかった。
黙って脳筋主人の世話をし続け、今に及んでいる。
そして、別れたころのケンイチと瓜二つのケーンを発見し、後先考えず拉致に及んだというわけ。
「俺は今、モーレツに感動している!
メイサ、父ちゃんは今、夜の王宮にいるよ。
夜の王宮に連れていこうか?
子供はもう無理だけど」
ケーンはメイサの手を取って、滝の涙を流した。
「子ども、無理なの? ケーンは?」
メイサは茫然として聞いた。
「俺は今、避妊魔法を使ってエッチしてる。
その気になったら、ばっちり仕込めるけど?」
「私は竜王の娘なの。
竜族は極端に子孫を残しにくい。
ただし、人族との間では簡単に妊娠できるの。
しかも優秀な能力を持った子どもが。
私の父親も人族。
だから超優秀な私が生まれた。
私は王族の義務として、人族との間に子供をもうける必要がある。
ケーン、私にあなたの種をちょうだい!」
メイサはケーンに抱きついた。
「もちろんOK! さっそく……。構わない?」
ケーンは成り行きを見守る嫁たちに聞いた。
「勝手にせ~や。
心配して損した。
ほな盗賊団の片づけ、やってまおか?」
半笑いでユリは他の嫁を促す。
「メイサさん、一つだけ聞きたい。
ケーン様の種だけでいいの?」
キキョウが聞く。竜王のプリンセス。嫁に迎えるのもやぶさかではない。それが正妻としての考えだった。
「できたらケーンと一生添い遂げたい。
多分未亡人確定だろうけど、それは仕方がない」
竜族の寿命は五百年以上。中には千年以上生きている者もいる。
バイオレットやガーネットの飲み友、古竜もその一人だ。
「ケーンは夜の女王の息子です。
嫁との子作りが終わったら、永遠の生が約束されています」
ジャンヌのヒカリちゃんが言う。
「もしかして、光の女神様? まさかね……」
メイサは今さらながら気づいた。ヒカリちゃんの圧倒的なオーラに。
「まさかもなにも。私はケーンの立派な側室です。
みんな、行きましょうか?
ケーンは血を流し過ぎています。
後一日は安静が必要です。
その間、襲ってはダメですよ」
ジャンヌのヒカリちゃんは嫁たちを促し、別荘を後にした。
人化したホワイトドラゴンは、自分の別荘へ帰りパニック状態。「やさしく」つかんだはずなのに、ケンイチと思い込んでいる人族は、血まみれでぐったりしていた。
「エミリー! どうにかして!」
ドラゴンは、慌てて隣室に控える従者を呼んだ。
ケーンは目を開けた。体中がずきずきし、力が入らない。
「気が付きましたか?
主が大変失礼しました。
なにせ脳筋ですから」
やけに長身で、耳の長い水色髪の美人さんが、ベッド際に座っていた。
エルフのようだ。全く思いがけない形の出会いフラグ。
目的のエルフだが、正直気乗りしない。あの無表情、父ちゃんのオートマタの方が、人間っぽい、みたいな?
「ホワイトドラゴンに、襲われた気がしたんだけど」
「我が主を呼んでまいります。
主に悪意はなかった。それだけはお含み下さい」
エルフの女は、表情一つ変えずそう言い残し、部屋を出た。
「よかった~! ケンイチじゃないよね? あなた誰?」
プラチナブロンドの超美人さんが、ドアを開け飛び込んできた。
こちらは感情が正直に表れていた。心底心配し、状況にとまどっていたことがうかがわれる。
彼女がしでかしたことなのだが。
「ケンイチの息子、ケーンです。あなたは誰?」
「ごっめ~ん! ケンイチと勘違いしちゃった。
てへ……」
てへ、じゃないだろうが!
超きれいだから許すけど……。
「レイサ様、カチコミです!
レイサ様の結界魔法、あっさり破られました。
私ではとうていかないません!」
黒焦げになったさっきのエルフが、部屋に飛び込んできた。ずいぶん頑丈なようだ。黒焦げは服だけだった。
もろにおっぱいが出ている。
だけど…ちっちゃ!
誤差以上あると認められるから、ケーン的にかろうじてセーフ。
「なんだと~! いい度胸してるじゃん!」
レイサと呼ばれた女は殺気だった。
「待って! きっと俺の嫁たちだ。
俺は無事だと伝えて」
ケーンは苦笑して止めた。
「な~んだ。嫁がいるのか……」
レイサは、がっくりと膝から崩れ落ちた。
ケーンの出会いフラグは、ビンビンに立っていた。
レミとメイ以外の嫁は全員集合していた。
ジャンヌのヒカリちゃんが治癒魔法を施し、ケーンの傷は全快。
神聖魔法が使えないエミリーの治癒魔法は、自然回復力を高めるだけで、根治させるものではなかった。
「で、なんでケーンを拉致したんや?」
ユリが土下座するメイサにそう聞いた。
「ケンイチと勘違いしちゃったの。
考えてみたら変だということ、さっき気づいた。
もう六十年以上前のことだし…」
そう前置きし、メイサはケンイチとの出会いを語り始めた。
ケンイチはこの世界に召喚され、仲間を集める前、レベルアップの修行に取り組んでいた。
その修行の途中に出会ったのが、ホワイトドラゴンのメイサだった。
メイサはひたむきなケンイチの姿勢に好感を持ち、半年にもわたって彼の修行に協力した。
メイサ自身も幼竜で、人化の魔法も使えなかったが、時には稽古相手となり、時には魔物との戦いのバックアップをし、二人は気の置けないバディーだった。
メイサはいつしかケンイチを慕うようになり、恋心を抱き始めた。
だが、ドラゴンの体では、小さなダンジョンに潜れないし、当然セックスのお相手もできない。
このままではケンイチの修行の妨げになる。メイサは泣く泣く姿を消した。
成長すれば完全に人化が可能になるし、ケンイチの子供を産むこともできる。
その時にはケンイチの嫁になる。そう心に固く誓っていた。
お間抜けなことに、自分の成長の遅さと、ケンイチの老化ということが、全く頭になかったのだ。
五十年ほどでメイサは、人化の魔法が使えるようになっていた。
メイサは懸命になってケンイチをさがした。
彼女は、人間の町で情報を集めるという方法を思いつかず、ひたすら上空からケンイチを探した。
森で魔物の群れに襲われかけていた、幼いエミリーを助けたのも、ケンイチ探しの途中だった。
エミリーはメイサから話を聞いて、あまりにも一途な彼女の思いに、「探しても無駄ではないでしょうか」と言えなかった。
黙って脳筋主人の世話をし続け、今に及んでいる。
そして、別れたころのケンイチと瓜二つのケーンを発見し、後先考えず拉致に及んだというわけ。
「俺は今、モーレツに感動している!
メイサ、父ちゃんは今、夜の王宮にいるよ。
夜の王宮に連れていこうか?
子供はもう無理だけど」
ケーンはメイサの手を取って、滝の涙を流した。
「子ども、無理なの? ケーンは?」
メイサは茫然として聞いた。
「俺は今、避妊魔法を使ってエッチしてる。
その気になったら、ばっちり仕込めるけど?」
「私は竜王の娘なの。
竜族は極端に子孫を残しにくい。
ただし、人族との間では簡単に妊娠できるの。
しかも優秀な能力を持った子どもが。
私の父親も人族。
だから超優秀な私が生まれた。
私は王族の義務として、人族との間に子供をもうける必要がある。
ケーン、私にあなたの種をちょうだい!」
メイサはケーンに抱きついた。
「もちろんOK! さっそく……。構わない?」
ケーンは成り行きを見守る嫁たちに聞いた。
「勝手にせ~や。
心配して損した。
ほな盗賊団の片づけ、やってまおか?」
半笑いでユリは他の嫁を促す。
「メイサさん、一つだけ聞きたい。
ケーン様の種だけでいいの?」
キキョウが聞く。竜王のプリンセス。嫁に迎えるのもやぶさかではない。それが正妻としての考えだった。
「できたらケーンと一生添い遂げたい。
多分未亡人確定だろうけど、それは仕方がない」
竜族の寿命は五百年以上。中には千年以上生きている者もいる。
バイオレットやガーネットの飲み友、古竜もその一人だ。
「ケーンは夜の女王の息子です。
嫁との子作りが終わったら、永遠の生が約束されています」
ジャンヌのヒカリちゃんが言う。
「もしかして、光の女神様? まさかね……」
メイサは今さらながら気づいた。ヒカリちゃんの圧倒的なオーラに。
「まさかもなにも。私はケーンの立派な側室です。
みんな、行きましょうか?
ケーンは血を流し過ぎています。
後一日は安静が必要です。
その間、襲ってはダメですよ」
ジャンヌのヒカリちゃんは嫁たちを促し、別荘を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる