4 / 230
4 ラッキー? 生乳治療
しおりを挟む
落ち着いたルラと猫又ナイト&プラスアルファー(もちろん俊也のことだよ)は、今後起こり得るであろう問題について話し合った。
まず、ナイトの体を安定させるのが、先決だということで落ち着いた。
現在の形態は三つだ。
第一形態は言葉が話せない猫。
猫又は、『猫の経(へ)上がりて』と、『徒然草』に記載されている通り、超長生きした猫が、妖怪に変化した結果だ。
ナイトが猫又に「出世」して以来、以前の猫になることはなかった。だが、現在はどういった加減か、思考以外、完全に「普通の猫」の体に還るケースもある。
その形態はペットとして一番自然だが、全く妖力が発揮できず、無防備だという点が大問題。
第二形態は、マッパ状態の俊也。これはもちろん論外、と猫又ナイトとルラは判断する。
プラスアルファー(もちろん俊也のことだよ)は、猛烈に抗議したが、あえなく却下された。
理想は今の第三形態。つまり、人語が話せる妖怪猫。
これは尻尾を一本隠すだけで、ナイトがしゃべらなければそれですむ。
ただ、この形態の難点は、魔力が高い者に、妖力が隠しきれないことだ。
幸い、侍女の中で、その妖力をはっきり感じられるのは、ルラ専属の侍女ルマンダただ一人だと思われる。
彼女は完全に信用できる。
それに、侍女にも協力者がいたら、ずいぶん心強い。彼女だけには事情を話そうと、ルラは心積もりしていた。
「今の形が、一番安定なさっているように思うのですが。
気絶なさっても猫又のままです」
「そうだな。眠ったらわからんが。このまま眠ってよいか?」
ナイトは大あくびした。ルラの柔らかな太ももは超気持ちいい。
俊也のために頭をあそこに……。
「ちょっとお待ちください。あなた方の形態は、三つなのでしょうか?」
ナイトの邪念は妨げられた。
「ん? そうだな。あるにはあるが、この身体では無理だ。
他には見当もつかない」
「実験してみましょう。鼻と鼻をくっつけたら、人間の体に還る。
これは確定でしょう。
キスして、よろしいでしょうか?」
ルラは真顔で聞く。
ルラは変身の秘密が、女性との接触にあるのではないかという仮説を立てていた。
鼻ツンで猫又。
さらに濃い接触ならば?
「おう! よいとも、よいとも。優しくしてね」
ナイトは目を閉じる。
ルラは大いにためらいがあった。プリンには、しょっちゅうやっていたが、ナイト様は何を召し上がっているか、わからないから。
さっきねずみや小鳥がどうのこうの。
でも、鼻ツン以上の効果がありそうな予感がある。
チュッ。ルラは軽く口付けした。
「ひゃっほ~! あれ?」
俊也に近い生物が、ルラを思い切り抱きしめた。ルラはぐったりと気を失っているようだ。
その生物はびっくりして飛びのいた。
「いてっ!」
思い切り天井に頭をぶつけた。
何これ? スゲージャンプ力。
その生物は鏡で自分の姿を見た。
なんだこれ?
かっこいい、といえるか微妙。体は引き締まった人間そのもの。顔も人間的だ。
ただ…ネコ目猫耳だった。
オス、というか、男じゃ需要まるでなし。
尻尾はやはり二本。
そうだ、ルラは大丈夫だろうか?
俊也猫又ミックスは、慌ててルラに駆け寄ろうとして、どすん。壁にぶち当たってしまった。
ミックスはようやく理解した。身体能力がべらぼうに上がっている。
用心深く、そ~っとルラに近づく。多分、その気がないのに、仕返ししてしまった形になったのだ。
『今なら大丈夫だ。
ルラの上を脱がせて、なめてやれ。
きっと肋骨を骨折している』
猫又の声が頭に響いた。そうか、上を脱がせてなめれば大丈夫……、
できるか~!
『急げ! 心停止した!』
ヤバ! ミックスは慌ててルラの上半身を裸にした。え~い、まだるっこしい、けどいい……。ルラ、服は破かないからね。
グファ!
ななな、生乳だよ、ナマチチ!
かわいいおっぱいにひるんだが、思い切って左の乳首をなめた。れろれろくりんくりん……。
『わざとか! 心臓はもっと中ほどだ!』
そうだった! ミックスはルラの心臓を透視する。
なんとなくできそうな気がしていたが、できてしまった。折れた肋骨が、心臓につながる血管を圧迫しているようだ。
このあたりだな。ミックスはルラの心臓に当たる部分を丁寧になめた。
ドクン、という感覚があり、すぐに正常運転にもどった。折れていたはずの肋骨も元通り。
気づいて赤くうっ血した腕と背中をなめる。すぐに真っ白なもち肌に変わった。
この際だ……。必要以上になめくりまわした。直接関係ない乳輪や乳首をことさら丁寧に。
幸いなことに、ミックスの舌は、ざらざら猫舌ではなかった。バター猫でもどんと来いだ!
「う~ん……」
ルラは意識を取り戻した。
「ごめん! 脱がしたのはあくまで治療だから!」
我を取り戻したミックスは土下座。ぼ~っとしていたルラは、上半身がマッパであることに気づいた。
腕でおっぱいを隠し、ぼそっと言った。
「私に、何したの?」
「心臓が止まってたんだ。だから……」
「だから?」
「ちち…治癒魔法を使った。この魔法は直接しないとダメなんだ」
「直接…何をしたの?」
「なめました! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。緊急事態だったこと、嘘偽りは全くない!
マジで君の心臓止まってたんだよ」
ルラは服を着ながら考えた。本当に嘘はないようだ。
プッ…。土下座する何かの尻尾は、しょぼんと垂れていた。
股間のあれも、反省しきり、って感じ。猫耳もいかにも申し訳なさそうに、ぴくぴく動いている。
「キスの効果はわかった。ほぼ人間の体に帰り、身体能力が極端に上昇するのね?
尻尾と猫目・猫耳がついて、特定マニアには受けるかもしれない。
これ、重要。
妖力は使えるのね?」
ミックスは、どうだろうと思った。癒しのなめ技は使えたけど。
え~っと、尻尾で丸書いて…肉球スタンプ…て、肉球じゃない! ええい!
「着衣!」
気づいたら、ルラが用意してくれた服に身を包んでいた。上着はパツパツで、ズボンは、裾を巻き上げなければ引きずりそうだったが、ぴったりフィット。
どうなっているのか、尻尾もきちんと出ている。
「なんか、人間の時よりカッコイイ!
私もあなたを失神させたから、これでチャラね。
これからもよろしく…って、この形態なんと呼べばいい?」
「そうだね……。レジェンド…とでも?」
俊也の中二病レベル4発症。
「了解、レジ。よろしくね」
ルラは右手を伸ばして握手を求めた。レジェンドとレジじゃ、全然意味が違うだろうが。
「いらっしゃいませ~。カードはお持ちでしょうか?」
レジは苦笑で握手に応えた。
「あのね、鼻ツンで人間でしょ?
唇チューでレジ。
セックスしたらどうなるのかな?
試してみる?」
「試してみる!」
レジはすかさず答えた。
「バカ…ジョークです!」
「わかってます。俺の本音はマジだけど」
「わかってない! リラーナ家では……」
「リラーナ家では?」
「なんでもない!」
ルラは赤面してごまかした。
リラーナ家の家訓に曰く。当家の息女は、裸を見せた男とは婚姻すべし。唇チューも同様。
もちろん、婚姻する男以外には、貞操を厳しく守れの意味だ。
裸は上半身だけだし、唇チューは猫又形態だった。
おっぱい近辺?をなめられたのは…緊急避難としよう。
全体の流れから考えたら、微妙……。
それにしても、セックスしたら、マジでどうなるのだろう? 意外に素の俊也…だったりして。
そこはかとなく、試してみたいかも。なめ治療が施されたおっぱい周辺は、いまだほてりが残っていた。
レジは感じていた。濃くて甘い匂いが……。なんだかくらくらする。
まず、ナイトの体を安定させるのが、先決だということで落ち着いた。
現在の形態は三つだ。
第一形態は言葉が話せない猫。
猫又は、『猫の経(へ)上がりて』と、『徒然草』に記載されている通り、超長生きした猫が、妖怪に変化した結果だ。
ナイトが猫又に「出世」して以来、以前の猫になることはなかった。だが、現在はどういった加減か、思考以外、完全に「普通の猫」の体に還るケースもある。
その形態はペットとして一番自然だが、全く妖力が発揮できず、無防備だという点が大問題。
第二形態は、マッパ状態の俊也。これはもちろん論外、と猫又ナイトとルラは判断する。
プラスアルファー(もちろん俊也のことだよ)は、猛烈に抗議したが、あえなく却下された。
理想は今の第三形態。つまり、人語が話せる妖怪猫。
これは尻尾を一本隠すだけで、ナイトがしゃべらなければそれですむ。
ただ、この形態の難点は、魔力が高い者に、妖力が隠しきれないことだ。
幸い、侍女の中で、その妖力をはっきり感じられるのは、ルラ専属の侍女ルマンダただ一人だと思われる。
彼女は完全に信用できる。
それに、侍女にも協力者がいたら、ずいぶん心強い。彼女だけには事情を話そうと、ルラは心積もりしていた。
「今の形が、一番安定なさっているように思うのですが。
気絶なさっても猫又のままです」
「そうだな。眠ったらわからんが。このまま眠ってよいか?」
ナイトは大あくびした。ルラの柔らかな太ももは超気持ちいい。
俊也のために頭をあそこに……。
「ちょっとお待ちください。あなた方の形態は、三つなのでしょうか?」
ナイトの邪念は妨げられた。
「ん? そうだな。あるにはあるが、この身体では無理だ。
他には見当もつかない」
「実験してみましょう。鼻と鼻をくっつけたら、人間の体に還る。
これは確定でしょう。
キスして、よろしいでしょうか?」
ルラは真顔で聞く。
ルラは変身の秘密が、女性との接触にあるのではないかという仮説を立てていた。
鼻ツンで猫又。
さらに濃い接触ならば?
「おう! よいとも、よいとも。優しくしてね」
ナイトは目を閉じる。
ルラは大いにためらいがあった。プリンには、しょっちゅうやっていたが、ナイト様は何を召し上がっているか、わからないから。
さっきねずみや小鳥がどうのこうの。
でも、鼻ツン以上の効果がありそうな予感がある。
チュッ。ルラは軽く口付けした。
「ひゃっほ~! あれ?」
俊也に近い生物が、ルラを思い切り抱きしめた。ルラはぐったりと気を失っているようだ。
その生物はびっくりして飛びのいた。
「いてっ!」
思い切り天井に頭をぶつけた。
何これ? スゲージャンプ力。
その生物は鏡で自分の姿を見た。
なんだこれ?
かっこいい、といえるか微妙。体は引き締まった人間そのもの。顔も人間的だ。
ただ…ネコ目猫耳だった。
オス、というか、男じゃ需要まるでなし。
尻尾はやはり二本。
そうだ、ルラは大丈夫だろうか?
俊也猫又ミックスは、慌ててルラに駆け寄ろうとして、どすん。壁にぶち当たってしまった。
ミックスはようやく理解した。身体能力がべらぼうに上がっている。
用心深く、そ~っとルラに近づく。多分、その気がないのに、仕返ししてしまった形になったのだ。
『今なら大丈夫だ。
ルラの上を脱がせて、なめてやれ。
きっと肋骨を骨折している』
猫又の声が頭に響いた。そうか、上を脱がせてなめれば大丈夫……、
できるか~!
『急げ! 心停止した!』
ヤバ! ミックスは慌ててルラの上半身を裸にした。え~い、まだるっこしい、けどいい……。ルラ、服は破かないからね。
グファ!
ななな、生乳だよ、ナマチチ!
かわいいおっぱいにひるんだが、思い切って左の乳首をなめた。れろれろくりんくりん……。
『わざとか! 心臓はもっと中ほどだ!』
そうだった! ミックスはルラの心臓を透視する。
なんとなくできそうな気がしていたが、できてしまった。折れた肋骨が、心臓につながる血管を圧迫しているようだ。
このあたりだな。ミックスはルラの心臓に当たる部分を丁寧になめた。
ドクン、という感覚があり、すぐに正常運転にもどった。折れていたはずの肋骨も元通り。
気づいて赤くうっ血した腕と背中をなめる。すぐに真っ白なもち肌に変わった。
この際だ……。必要以上になめくりまわした。直接関係ない乳輪や乳首をことさら丁寧に。
幸いなことに、ミックスの舌は、ざらざら猫舌ではなかった。バター猫でもどんと来いだ!
「う~ん……」
ルラは意識を取り戻した。
「ごめん! 脱がしたのはあくまで治療だから!」
我を取り戻したミックスは土下座。ぼ~っとしていたルラは、上半身がマッパであることに気づいた。
腕でおっぱいを隠し、ぼそっと言った。
「私に、何したの?」
「心臓が止まってたんだ。だから……」
「だから?」
「ちち…治癒魔法を使った。この魔法は直接しないとダメなんだ」
「直接…何をしたの?」
「なめました! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。緊急事態だったこと、嘘偽りは全くない!
マジで君の心臓止まってたんだよ」
ルラは服を着ながら考えた。本当に嘘はないようだ。
プッ…。土下座する何かの尻尾は、しょぼんと垂れていた。
股間のあれも、反省しきり、って感じ。猫耳もいかにも申し訳なさそうに、ぴくぴく動いている。
「キスの効果はわかった。ほぼ人間の体に帰り、身体能力が極端に上昇するのね?
尻尾と猫目・猫耳がついて、特定マニアには受けるかもしれない。
これ、重要。
妖力は使えるのね?」
ミックスは、どうだろうと思った。癒しのなめ技は使えたけど。
え~っと、尻尾で丸書いて…肉球スタンプ…て、肉球じゃない! ええい!
「着衣!」
気づいたら、ルラが用意してくれた服に身を包んでいた。上着はパツパツで、ズボンは、裾を巻き上げなければ引きずりそうだったが、ぴったりフィット。
どうなっているのか、尻尾もきちんと出ている。
「なんか、人間の時よりカッコイイ!
私もあなたを失神させたから、これでチャラね。
これからもよろしく…って、この形態なんと呼べばいい?」
「そうだね……。レジェンド…とでも?」
俊也の中二病レベル4発症。
「了解、レジ。よろしくね」
ルラは右手を伸ばして握手を求めた。レジェンドとレジじゃ、全然意味が違うだろうが。
「いらっしゃいませ~。カードはお持ちでしょうか?」
レジは苦笑で握手に応えた。
「あのね、鼻ツンで人間でしょ?
唇チューでレジ。
セックスしたらどうなるのかな?
試してみる?」
「試してみる!」
レジはすかさず答えた。
「バカ…ジョークです!」
「わかってます。俺の本音はマジだけど」
「わかってない! リラーナ家では……」
「リラーナ家では?」
「なんでもない!」
ルラは赤面してごまかした。
リラーナ家の家訓に曰く。当家の息女は、裸を見せた男とは婚姻すべし。唇チューも同様。
もちろん、婚姻する男以外には、貞操を厳しく守れの意味だ。
裸は上半身だけだし、唇チューは猫又形態だった。
おっぱい近辺?をなめられたのは…緊急避難としよう。
全体の流れから考えたら、微妙……。
それにしても、セックスしたら、マジでどうなるのだろう? 意外に素の俊也…だったりして。
そこはかとなく、試してみたいかも。なめ治療が施されたおっぱい周辺は、いまだほてりが残っていた。
レジは感じていた。濃くて甘い匂いが……。なんだかくらくらする。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる