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30 殿方は複数プレイがお好き?
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王都から出立したその日の昼下がり。俊也と巫女たち一行は、マイラスの町で早めに宿をとっていた。
「間違いない。あの馬車の、御者にすり替わっていた男がいた」
宿の窓から帰ってきた猫又ナイトが、ルラたち巫女三幹部に向かって言う。
猫又ナイトは、一行の後を付かず離れず尾行する男たちを偵察していた。『あの馬車』とは、暗殺された例の貴族の馬車だ。
もちろん暗殺の実行者は、『御者にすり替わっていた男』である。
魔法によるデモンストレーション後、猫又ナイトは、リラーナ公爵から『一番怪しい』と名指しされたその貴族を見張っていた。
デモンストレーションの結果を見届けるために。
俊也が計算していた通りの結果が得られ、関係者一同は胸をなでおろしていたのだが。
「まずいじゃない! それってマーフィー将軍は、俊也さんの命まで狙ってるってことでしょ?」
巫女三幹部の一人、エレンが興奮して言う。
「その可能性は否定できない。だけど、マーフィー将軍が、それほどバカだとは思えない」
ツン。ルラはそう言いながら猫又ナイトを抱き上げ、鼻ツンで俊也の体に戻してやる。
「父の筋から得た情報よ。最も注意すべきはゲイン参謀長であると。
マーフィー将軍の右腕と言われる。
将軍の影の部隊を仕切っているのは、おそらくゲインでしょう」
巫女三幹部の一人、フラワー・シャネルが、眉ひとつ動かさず言う。
フラワーはイスタルト三大貴族の一人、シャイン・シャネル侯爵の次女だ。
彼女は「魔法研究会」の会員ではなかった。したがって、巫女結団式にも参加していなかった。
ルラとエレンは、あえて彼女に声をかけなかった。フラワーを嫌っているわけでも、信用できないわけでもなかった。
問題は彼女の父親にあった。辺境を領地とする彼は、王都の戦力を除き、最大の戦力を領内に蓄えている。
それに、王都内にも、強力な秘密情報組織を持っているという噂があった。
その噂は事実だった。その事実が判明したのは、最初の巫女研修会時(つまり、集団お注射時)、なんの連絡もしていないフラワーが、しれ~っと参加したことにあった。
フラワー曰く。
「すべて知ってるわよ。父上も、私も。クーデター計画も含めて。
だけど、安心して。クーデターの兆候、ルラとエレンのお父様も、知っていたの。ルラが話す前から。
つまり、三大貴族は同じ穴のムジナ。
三人の食えないオヤジたちが、実質イスタルトを牛耳ってるの」
なるほど、と、うなずくしかないルラとエレンだった。
女王の風格を持つルラ。気品の中にも、どこか親しみやすさを抱かせるエレン。
そしてフラワーは、絵に描いたようなクールビューティー。王立魔法学校の同級生だった三人は、家の社会的な地位と相まって、メンバーの中でも特別視されていた。
「どうする? 俊也」
ルラは俊也に抱きつきながら言う。
「とりあえず服を……」
俊也の意思は、巫女三幹部によって阻まれた。目の前で素っ裸になった俊也に、黙って服を着させる三幹部ではなかった。
フラワーが、部屋に防音の結界を張る。
「誰からする?」
エレンが目をぎらつかせて言う。
「あのね、ルマンダが言ってた。殿方は大好きなんだって。
何人もの女性と、一挙にベッドを共にすること」
ルラが頬を赤らめながら提言する。エンランとマサラのお注射は、一挙にごく短時間で実施されたが、いわゆる複数プレイは、まだ試されていなかった。
俊也は体育会系コンビにお試しされたけど。
まあ、あれは「一挙に」の範疇に入らないかな、と俊也は思っている。
百合系の絡みはなかったから、交代でしたって感じだった。
「つまり、三人で一気に?」
フラワーが、目を異様に輝かせながら言う。
「脱いじゃえ!」
エレンが二人に檄を飛ばし、ワンピースのボタンに手をかけた。旅の途中、しかも夏場につき、三人とも窮屈でない軽装だった。
エレンはワンピースを脱ぎ捨てた。ぼよん、ぼよんと豊かなおっぱいがあらわに。フラワーも、負けじとワンピースを脱ぐ。
エレンに比べると気の毒だが、それなりの質量を持ち、上向きの形よいおっぱいが、俊也の目にさらされる。
ただ、残念なことに、二人のパンツは、御多分に漏れず超クラッシックなカボチャパンツ。
もちろん、それにはそれの趣があるのだが。
エレンとフラワーの視線が、ルラに突き刺さった。
「ルラ、なんなの? その下着」
エレンが硬い表情と声で聞く。
「そんなの、見たことがない。おっぱいを隠してる下着。
下もレースやフリルがついてて……、ありえないほどちっちゃくて…うっすら透けてるし」
フラワーの表情は、クールさを通り越し、コールドに。
「てへっ…、俊也のお国の下着だお!
色っぽいでしょ!」
「いてまえ!」
「諾!」
ルラにとびかかる、エレンとフラワーでした!
いいね、いいね! 二人の美少女に脱がされる美少女! 俊也はおピーピーを、パオパオーンさせながら、腕組みして見守る。
ブラホックの外し方、今度指導しないと。あれじゃ壊れちゃうよ。
だがしかし、いい!
ブラを脱がすエレンのおっぱいが揺れてるし、ずり上げられたルラのおっぱいも、超絶、いい!
フラワーがおパンティーを…、うん。うまく脱がせたね。じたばたするルラの女の子が……、なんというか……。
しんぼうたまらん!
ルラに飛びつく俊也でありました!
ふ~……。俺、頑張った。超頑張った!
公平に一発ずつお注射した直後、す~っと俊也の意識は遠のいた。
「よくやったぞ、俊也。清浄!」
変身したナイト2が、清浄魔法をかける。おやすみ……。
ボフン……。ただ猫ナイトは、ベッドで虚脱するルラの股間に。
「これって、いいね」
エレンが誰にともなくつぶやく。エレンのいう「これ」とは、百合的な絡みアリの複数エッチ。
見学だけでは、どうしても物足りない。余った二人でチューチューもみもみしながら、順番を待つ。
「アリだね。それと、どうする? ランジェリー?」
フラワーが大儀そうに体を起こし、ルラがはいていたおパンティーを広げる。絶対欲しい!
「交代で買い出しに行く?」
ルラがブラを直しながら言う。幸いなことに、ホックは壊れていなかった。
「はう~ん……。猫ひげが」
ルラが悶える。まだ情事の熱が冷めきらない娘さんに、猫ひげソフトタッチは案外強烈だった。
直後、ただ猫ナイト争奪戦が、三大貴族御令嬢の間で繰り広げられた。
「間違いない。あの馬車の、御者にすり替わっていた男がいた」
宿の窓から帰ってきた猫又ナイトが、ルラたち巫女三幹部に向かって言う。
猫又ナイトは、一行の後を付かず離れず尾行する男たちを偵察していた。『あの馬車』とは、暗殺された例の貴族の馬車だ。
もちろん暗殺の実行者は、『御者にすり替わっていた男』である。
魔法によるデモンストレーション後、猫又ナイトは、リラーナ公爵から『一番怪しい』と名指しされたその貴族を見張っていた。
デモンストレーションの結果を見届けるために。
俊也が計算していた通りの結果が得られ、関係者一同は胸をなでおろしていたのだが。
「まずいじゃない! それってマーフィー将軍は、俊也さんの命まで狙ってるってことでしょ?」
巫女三幹部の一人、エレンが興奮して言う。
「その可能性は否定できない。だけど、マーフィー将軍が、それほどバカだとは思えない」
ツン。ルラはそう言いながら猫又ナイトを抱き上げ、鼻ツンで俊也の体に戻してやる。
「父の筋から得た情報よ。最も注意すべきはゲイン参謀長であると。
マーフィー将軍の右腕と言われる。
将軍の影の部隊を仕切っているのは、おそらくゲインでしょう」
巫女三幹部の一人、フラワー・シャネルが、眉ひとつ動かさず言う。
フラワーはイスタルト三大貴族の一人、シャイン・シャネル侯爵の次女だ。
彼女は「魔法研究会」の会員ではなかった。したがって、巫女結団式にも参加していなかった。
ルラとエレンは、あえて彼女に声をかけなかった。フラワーを嫌っているわけでも、信用できないわけでもなかった。
問題は彼女の父親にあった。辺境を領地とする彼は、王都の戦力を除き、最大の戦力を領内に蓄えている。
それに、王都内にも、強力な秘密情報組織を持っているという噂があった。
その噂は事実だった。その事実が判明したのは、最初の巫女研修会時(つまり、集団お注射時)、なんの連絡もしていないフラワーが、しれ~っと参加したことにあった。
フラワー曰く。
「すべて知ってるわよ。父上も、私も。クーデター計画も含めて。
だけど、安心して。クーデターの兆候、ルラとエレンのお父様も、知っていたの。ルラが話す前から。
つまり、三大貴族は同じ穴のムジナ。
三人の食えないオヤジたちが、実質イスタルトを牛耳ってるの」
なるほど、と、うなずくしかないルラとエレンだった。
女王の風格を持つルラ。気品の中にも、どこか親しみやすさを抱かせるエレン。
そしてフラワーは、絵に描いたようなクールビューティー。王立魔法学校の同級生だった三人は、家の社会的な地位と相まって、メンバーの中でも特別視されていた。
「どうする? 俊也」
ルラは俊也に抱きつきながら言う。
「とりあえず服を……」
俊也の意思は、巫女三幹部によって阻まれた。目の前で素っ裸になった俊也に、黙って服を着させる三幹部ではなかった。
フラワーが、部屋に防音の結界を張る。
「誰からする?」
エレンが目をぎらつかせて言う。
「あのね、ルマンダが言ってた。殿方は大好きなんだって。
何人もの女性と、一挙にベッドを共にすること」
ルラが頬を赤らめながら提言する。エンランとマサラのお注射は、一挙にごく短時間で実施されたが、いわゆる複数プレイは、まだ試されていなかった。
俊也は体育会系コンビにお試しされたけど。
まあ、あれは「一挙に」の範疇に入らないかな、と俊也は思っている。
百合系の絡みはなかったから、交代でしたって感じだった。
「つまり、三人で一気に?」
フラワーが、目を異様に輝かせながら言う。
「脱いじゃえ!」
エレンが二人に檄を飛ばし、ワンピースのボタンに手をかけた。旅の途中、しかも夏場につき、三人とも窮屈でない軽装だった。
エレンはワンピースを脱ぎ捨てた。ぼよん、ぼよんと豊かなおっぱいがあらわに。フラワーも、負けじとワンピースを脱ぐ。
エレンに比べると気の毒だが、それなりの質量を持ち、上向きの形よいおっぱいが、俊也の目にさらされる。
ただ、残念なことに、二人のパンツは、御多分に漏れず超クラッシックなカボチャパンツ。
もちろん、それにはそれの趣があるのだが。
エレンとフラワーの視線が、ルラに突き刺さった。
「ルラ、なんなの? その下着」
エレンが硬い表情と声で聞く。
「そんなの、見たことがない。おっぱいを隠してる下着。
下もレースやフリルがついてて……、ありえないほどちっちゃくて…うっすら透けてるし」
フラワーの表情は、クールさを通り越し、コールドに。
「てへっ…、俊也のお国の下着だお!
色っぽいでしょ!」
「いてまえ!」
「諾!」
ルラにとびかかる、エレンとフラワーでした!
いいね、いいね! 二人の美少女に脱がされる美少女! 俊也はおピーピーを、パオパオーンさせながら、腕組みして見守る。
ブラホックの外し方、今度指導しないと。あれじゃ壊れちゃうよ。
だがしかし、いい!
ブラを脱がすエレンのおっぱいが揺れてるし、ずり上げられたルラのおっぱいも、超絶、いい!
フラワーがおパンティーを…、うん。うまく脱がせたね。じたばたするルラの女の子が……、なんというか……。
しんぼうたまらん!
ルラに飛びつく俊也でありました!
ふ~……。俺、頑張った。超頑張った!
公平に一発ずつお注射した直後、す~っと俊也の意識は遠のいた。
「よくやったぞ、俊也。清浄!」
変身したナイト2が、清浄魔法をかける。おやすみ……。
ボフン……。ただ猫ナイトは、ベッドで虚脱するルラの股間に。
「これって、いいね」
エレンが誰にともなくつぶやく。エレンのいう「これ」とは、百合的な絡みアリの複数エッチ。
見学だけでは、どうしても物足りない。余った二人でチューチューもみもみしながら、順番を待つ。
「アリだね。それと、どうする? ランジェリー?」
フラワーが大儀そうに体を起こし、ルラがはいていたおパンティーを広げる。絶対欲しい!
「交代で買い出しに行く?」
ルラがブラを直しながら言う。幸いなことに、ホックは壊れていなかった。
「はう~ん……。猫ひげが」
ルラが悶える。まだ情事の熱が冷めきらない娘さんに、猫ひげソフトタッチは案外強烈だった。
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