52 / 230
52 石化娘を攻略しよう!
しおりを挟む
俊也は日本で一仕事終え、湖の館へ帰還。
「ナイト、お帰りなさい!」
転移魔法陣の向こうで、ルラが猫又ナイトをお出迎え。早速鼻ツンで俊也に還す。
「ただいま。
魔法の布の製造、はかどってる?」
ルラにギュッしながら、俊也が聞く。
「バッチリよ。一万枚準備できてる。
一枚一枚裁断してからでなくても、麻布の反物自体に魔法をかけたらいいって気づいた。
裁断も魔法で簡単にできた。
ん、ちゅっ」
ルラはそう答えて、お帰りのチュー。
「そういえばそうだよな。
極端に便利な家内制手工業だ」
んちゅ……。お帰りのチューのお返し。上腹部に押し付けられた双丘が心地よし。
カナの大和なでしこおっぱいとは、弾力具合が違っている。レジモードエッチの効果があるかもしれない。少し硬く感じられる。
それに……、少しでかくなった? 外見的に全然妊娠していることに気づかないほど、お腹はふくらんでないが、着々と母親になる準備が、進んでいるということ?
大事にしなくちゃ!
俊也は今すぐ押し倒したい衝動を抑え、そっとルラの体を離した。
「俊也、アンへのお仕事、まだ終わってないでしょ?
それに、アンリ、なんとかして。
館のお皿がなくなっちゃう」
ルラが苦笑を浮かべてそう言った。
「お皿が?」
「アンリ、ずっと上の空なの」
なるほど、と俊也は納得。あの超生真面目純真娘ならさもありなん。
「アンリのこと、迷ってるんだけど、どう思う?」
アンは、もう嫁として取り込むしかない。彼女もすっかりその気だ。
「私は知らない。俊也とアンリが決めることでしょ?
アンが待ちわびているわよ。
決めてきなさい。今は厨房にいるはず」
「了解!」
いそいそとルラの部屋から出る俊也だった。ほとんどの巫女嫁たちとの初体験は、慌ただしいまま終わった。カナはすでによく知った存在。
アンは手付を払った程度の仲? オラ、ワクワクすっぞ!
「アン、アンリ、ただいま!」
俊也は、やたらでかい厨房に駆け込んだ。
ガチャン! ありゃま……。皿がまた一枚犠牲になった。
「俊也さん、お帰りなさい」
「おくゎえりなさい……」
アンとアンリが挨拶を返した。
俊也は深くため息をつく。アンリ、どうしよう?
まだ迷いながらも、とりあえず……。俊也はアンをハグし、挨拶のキス。からの~、少し濃いめのチュー。
嫁たちは口をそろえ、自分のキスを甘いというが、俊也も女性の体液のお味がわかり始めた今日この頃。
これは多分、魔力の味なんだろうね……。その証拠に、カナはほとんど無味に近い。
アンは甘さの中に、ややほろ苦さが感じられる。フラワーに通じる、ビターテイスト。フラワーよりずっと強い苦み。
「もしかして、お情けいただけるんですか?」
完全恋人チューに、アンが嫣然として微笑む。
「日本で忙しくて申し訳なかった。
よければ相手してもらえる?」
「喜んで! さあ、アンリ、初めてを楽しみなさい。
私は後でいいから」
ピキィーン! アンの言葉に、石化するアンリだった。
これは誠心誠意、石化解除するしかないよね? 腹を決めた俊也だった。
俊也は石化したままのアンリを、お姫様抱っこし、自室へ帰った。ほとんど利用しない部屋だが。
俊也はアンリを下ろした。さて、どう攻略しよう? ムーディに迫るのは、得策と思えない。石化が進行しそうな予感。
自然な形でボディータッチ? それだ!
やってみよう。
「アンリ、少し訓練してみる? 日本に伝わる武術の訓練法」
「武術の……。やります!
私は皆さんのように、魔力高くないですから」
想像通り、アンリは嫁たちにコンプレックスをいだいているようだ。それは石化の元凶の一つだと思える。魔力や武術、容貌。どれをとっても、アンリは凡人の域にある。
つまるところ、嫁の仲間入りをするだけの自信が持てないのだ。
「これは体幹や、戦闘の駆け引きをする訓練だ。
まず両足をそろえて立つ」
「はい」
アンリの石化は、やや解除されたようだ。
「両手をこんな感じで広げて」
俊也もアンリの前に立ち、両手のひらを広げ、胸の前あたりに構える。
「手のひらを合わせて、ついたりひいたり。要するに、相手のバランスを崩すゲーム…、いや訓練法だ。
相手の体に直接触れたり、足が離れたら負けな」
「なるほど……。おもしろそうです」
純真生真面目人間のアンリは、俊也の魂胆に気づかない。
「それでは、いくよ」
俊也はアンリの両手に両手を当てて、軽く押してみる。
「おっと……。なかなか難しいですね」
アンリはバランスを崩しかけ、片足を引いた。
その後、アンリは要領を徐々につかみ、一進一退の攻防は続いた。手のひらだけだが、自然なボディータッチに成功。
アンリの体幹はなかなかのもの。ただの人である俊也は、徐々に負けがこんできた。
ころはよし。俊也は軽く押し、そしてひいた。
「きゃっ!」
それまで俊也は、押すアクションしか起こさなかった。アンリは、手のひらで押して、相手を崩す訓練だと、思い込んでいた。その結果は……。
重心が前に傾いたアンリは、俊也に抱き付く形に。
計算ど~り! 俊也はアンリの体を、がっちり受け止める。
アンリはびっくりし、離れようとしたが、俊也は許さない。乱暴にならないよう、腕の力を強め……、アンリの目を見つめる。
アンリは俊也を見上げ、目が離せなかった。アンリはガードしていた両腕を俊也の背に回し、上目遣いで俊也の目を見つめる。
そして目を閉じた。
ちゅっ……。ちゅ、ちゅ、ちゅ~~~……。
アンリは落ちた。
俊也はベッドに横たわるアンリに、軽くボディータッチ。もちろん服の上から。
俊也はこう考えている。アンリは性に対し、根強い忌避感を持っている。実家の仕事が仕事だから。
だけど、切なそうに胸を弾ませる今のアンリの様子から、男を求める本能が、枯渇しているとは思えない。
俊也はアンリの引き締まった肉体を、そっとなでるように。当初はこわばった体も、いい感じにほぐれたような。
ちゅっ、ちゅっ……。髪を優しくなでながら、顔に軽くキスをほどこす。
おでこ、ほっぺた、あご。みみたぶ、首筋。
ブラウスのボタンを二個外し…白のブラと谷間がみえた。鎖骨に唇をはわす。
俊也は慌てない。唇に標的を定め、おフレンチなキスを重ねる。
体と心のストレッチ、これ、重要! 特に慣れない女の子には。
俊也は軽いキスから徐々に濃く。試みに、舌を侵入させた。一瞬アンリは拒みかけたが、抵抗は失せた。
すぐに舌を退避。
待望のおっぱいに手のひらをあてる。ちょうど手のひらに、すっぽり収まるサイズ。
柔らかく円軌道を描く。おっぱいは、決して乱暴に扱ってはならない。生理周期によって、過敏になる日もあることを俊也は知っていた。
冷凍鱒状態だった、アンリの体。解凍は進んだ模様。
次の標的は太もも。手のひらですりすり、なでなで……。
固く締められたアンリの両足が緩む。内ももをすりすりなでなで。
女の子の丘に手を置く。ぴくっとアンリが体を硬くする。最重点防御ポイントだからね!
俊也は手のひらをあてたまま、再び唇攻撃へ。
軽くついばむように。そして、次第に濃いやつへ。舌を侵入させる。
アンリはおずおずと舌を絡めてきた。ここまできたら、アップは十分。
俊也はアンリの衣服をゆっくり脱がせた。
アンリは上下二枚だけの軽装備に。アンリはレースが施された白の上下を選んでいた。嫁たちの挑発下着に比べたら、ひどく大人しい。
だが、これもいい!
俊也はパンツ一丁になり、本格的な濃厚ボディータッチへ移行する。体全体を利用した。
三十分ほどのアップを重ね、合体! 何度味わっても、初物をいただく感慨はひとしお。心と体が急速に開かれ、他人が他人でなくなっていく。
この親密感は、体を合わせなければ不可能だと思われる。
「ナイト、お帰りなさい!」
転移魔法陣の向こうで、ルラが猫又ナイトをお出迎え。早速鼻ツンで俊也に還す。
「ただいま。
魔法の布の製造、はかどってる?」
ルラにギュッしながら、俊也が聞く。
「バッチリよ。一万枚準備できてる。
一枚一枚裁断してからでなくても、麻布の反物自体に魔法をかけたらいいって気づいた。
裁断も魔法で簡単にできた。
ん、ちゅっ」
ルラはそう答えて、お帰りのチュー。
「そういえばそうだよな。
極端に便利な家内制手工業だ」
んちゅ……。お帰りのチューのお返し。上腹部に押し付けられた双丘が心地よし。
カナの大和なでしこおっぱいとは、弾力具合が違っている。レジモードエッチの効果があるかもしれない。少し硬く感じられる。
それに……、少しでかくなった? 外見的に全然妊娠していることに気づかないほど、お腹はふくらんでないが、着々と母親になる準備が、進んでいるということ?
大事にしなくちゃ!
俊也は今すぐ押し倒したい衝動を抑え、そっとルラの体を離した。
「俊也、アンへのお仕事、まだ終わってないでしょ?
それに、アンリ、なんとかして。
館のお皿がなくなっちゃう」
ルラが苦笑を浮かべてそう言った。
「お皿が?」
「アンリ、ずっと上の空なの」
なるほど、と俊也は納得。あの超生真面目純真娘ならさもありなん。
「アンリのこと、迷ってるんだけど、どう思う?」
アンは、もう嫁として取り込むしかない。彼女もすっかりその気だ。
「私は知らない。俊也とアンリが決めることでしょ?
アンが待ちわびているわよ。
決めてきなさい。今は厨房にいるはず」
「了解!」
いそいそとルラの部屋から出る俊也だった。ほとんどの巫女嫁たちとの初体験は、慌ただしいまま終わった。カナはすでによく知った存在。
アンは手付を払った程度の仲? オラ、ワクワクすっぞ!
「アン、アンリ、ただいま!」
俊也は、やたらでかい厨房に駆け込んだ。
ガチャン! ありゃま……。皿がまた一枚犠牲になった。
「俊也さん、お帰りなさい」
「おくゎえりなさい……」
アンとアンリが挨拶を返した。
俊也は深くため息をつく。アンリ、どうしよう?
まだ迷いながらも、とりあえず……。俊也はアンをハグし、挨拶のキス。からの~、少し濃いめのチュー。
嫁たちは口をそろえ、自分のキスを甘いというが、俊也も女性の体液のお味がわかり始めた今日この頃。
これは多分、魔力の味なんだろうね……。その証拠に、カナはほとんど無味に近い。
アンは甘さの中に、ややほろ苦さが感じられる。フラワーに通じる、ビターテイスト。フラワーよりずっと強い苦み。
「もしかして、お情けいただけるんですか?」
完全恋人チューに、アンが嫣然として微笑む。
「日本で忙しくて申し訳なかった。
よければ相手してもらえる?」
「喜んで! さあ、アンリ、初めてを楽しみなさい。
私は後でいいから」
ピキィーン! アンの言葉に、石化するアンリだった。
これは誠心誠意、石化解除するしかないよね? 腹を決めた俊也だった。
俊也は石化したままのアンリを、お姫様抱っこし、自室へ帰った。ほとんど利用しない部屋だが。
俊也はアンリを下ろした。さて、どう攻略しよう? ムーディに迫るのは、得策と思えない。石化が進行しそうな予感。
自然な形でボディータッチ? それだ!
やってみよう。
「アンリ、少し訓練してみる? 日本に伝わる武術の訓練法」
「武術の……。やります!
私は皆さんのように、魔力高くないですから」
想像通り、アンリは嫁たちにコンプレックスをいだいているようだ。それは石化の元凶の一つだと思える。魔力や武術、容貌。どれをとっても、アンリは凡人の域にある。
つまるところ、嫁の仲間入りをするだけの自信が持てないのだ。
「これは体幹や、戦闘の駆け引きをする訓練だ。
まず両足をそろえて立つ」
「はい」
アンリの石化は、やや解除されたようだ。
「両手をこんな感じで広げて」
俊也もアンリの前に立ち、両手のひらを広げ、胸の前あたりに構える。
「手のひらを合わせて、ついたりひいたり。要するに、相手のバランスを崩すゲーム…、いや訓練法だ。
相手の体に直接触れたり、足が離れたら負けな」
「なるほど……。おもしろそうです」
純真生真面目人間のアンリは、俊也の魂胆に気づかない。
「それでは、いくよ」
俊也はアンリの両手に両手を当てて、軽く押してみる。
「おっと……。なかなか難しいですね」
アンリはバランスを崩しかけ、片足を引いた。
その後、アンリは要領を徐々につかみ、一進一退の攻防は続いた。手のひらだけだが、自然なボディータッチに成功。
アンリの体幹はなかなかのもの。ただの人である俊也は、徐々に負けがこんできた。
ころはよし。俊也は軽く押し、そしてひいた。
「きゃっ!」
それまで俊也は、押すアクションしか起こさなかった。アンリは、手のひらで押して、相手を崩す訓練だと、思い込んでいた。その結果は……。
重心が前に傾いたアンリは、俊也に抱き付く形に。
計算ど~り! 俊也はアンリの体を、がっちり受け止める。
アンリはびっくりし、離れようとしたが、俊也は許さない。乱暴にならないよう、腕の力を強め……、アンリの目を見つめる。
アンリは俊也を見上げ、目が離せなかった。アンリはガードしていた両腕を俊也の背に回し、上目遣いで俊也の目を見つめる。
そして目を閉じた。
ちゅっ……。ちゅ、ちゅ、ちゅ~~~……。
アンリは落ちた。
俊也はベッドに横たわるアンリに、軽くボディータッチ。もちろん服の上から。
俊也はこう考えている。アンリは性に対し、根強い忌避感を持っている。実家の仕事が仕事だから。
だけど、切なそうに胸を弾ませる今のアンリの様子から、男を求める本能が、枯渇しているとは思えない。
俊也はアンリの引き締まった肉体を、そっとなでるように。当初はこわばった体も、いい感じにほぐれたような。
ちゅっ、ちゅっ……。髪を優しくなでながら、顔に軽くキスをほどこす。
おでこ、ほっぺた、あご。みみたぶ、首筋。
ブラウスのボタンを二個外し…白のブラと谷間がみえた。鎖骨に唇をはわす。
俊也は慌てない。唇に標的を定め、おフレンチなキスを重ねる。
体と心のストレッチ、これ、重要! 特に慣れない女の子には。
俊也は軽いキスから徐々に濃く。試みに、舌を侵入させた。一瞬アンリは拒みかけたが、抵抗は失せた。
すぐに舌を退避。
待望のおっぱいに手のひらをあてる。ちょうど手のひらに、すっぽり収まるサイズ。
柔らかく円軌道を描く。おっぱいは、決して乱暴に扱ってはならない。生理周期によって、過敏になる日もあることを俊也は知っていた。
冷凍鱒状態だった、アンリの体。解凍は進んだ模様。
次の標的は太もも。手のひらですりすり、なでなで……。
固く締められたアンリの両足が緩む。内ももをすりすりなでなで。
女の子の丘に手を置く。ぴくっとアンリが体を硬くする。最重点防御ポイントだからね!
俊也は手のひらをあてたまま、再び唇攻撃へ。
軽くついばむように。そして、次第に濃いやつへ。舌を侵入させる。
アンリはおずおずと舌を絡めてきた。ここまできたら、アップは十分。
俊也はアンリの衣服をゆっくり脱がせた。
アンリは上下二枚だけの軽装備に。アンリはレースが施された白の上下を選んでいた。嫁たちの挑発下着に比べたら、ひどく大人しい。
だが、これもいい!
俊也はパンツ一丁になり、本格的な濃厚ボディータッチへ移行する。体全体を利用した。
三十分ほどのアップを重ね、合体! 何度味わっても、初物をいただく感慨はひとしお。心と体が急速に開かれ、他人が他人でなくなっていく。
この親密感は、体を合わせなければ不可能だと思われる。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
166
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる