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184 スライムといっしょ!
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俊也はラブミーテンダーを訪ねた。
「あら、俊也さん。いらっしゃい」
ライラが迎えてくれた。他のおねえさんたちは、にやにやするだけで、誰も席を立とうとしない。
俊也はライラの「おなじみ」認定されているようだ。
「早速だけど、二階大丈夫?」
俊也は人形焼きのお土産を、二箱差し出しながら言う。館へのお土産を流用したものだが。
「あら、お昼からどういう風の吹きまわし?」
ライラは驚いて箱を受け取る。
「北からの風が強くて」
ライラはなるほど、とうなずきながらお土産をテーブルに置く。
「私の分、残しておいてね」
そう言って俊也の腕に、腕をからめる。
おねえさんたちは、「やった~!」と、歓声を上げ、お土産に群がった。
男娼のお兄さんに、お土産が行き渡るかは不明だった。
俊也とライラは「愛の部屋」へ。二人はベッドに並んで腰掛ける。
「で、王都から泣きでも入った、ってところ?」
ライラは俊也の肩にもたれかかりながら言う。
「余計なことしやがって、とは言われなかったけどね。
ある程度は予想してただろうけど、予想よりひどかったのかな。
一番迷惑かかってるのはシャネル侯爵領みたい。
余剰の食料を安く提供してる」
俊也はライラの肩を抱き寄せながら答える。
「おやおや……。
まあ、シャネル領は一番侵入しやすい。
ミストは山越えになっちゃうし、ムキになって討伐するでしょうから」
ライラは、まさか、と思いながら、俊也の空いた手をおっぱいに導く。
「ナームの事情、詳しい?」
俊也は、ライラのスライムおっぱいの感触を楽しむ。右はスラリン、左はスラボウ? それに決めた。
ふふ、やっぱ柔らかい!
この感触はルマンダに匹敵する。指が完全に埋まる感じはルマンダにない。
ルマンダ、なんだかいっそう若返ってる感じがするし。完熟の二十代半ばってイメージ?
どれどれ、スライムグミを少しばかり賞味……。
ノーブラ胸元ばっちりオープンだから……、ktkr(キタコレー)。
ちゅぷちゅぷ……。
「ふふふ……。
お話聞きに来たんでしょ?
まあ、そうやって遊びながら聞いて。
ここへ来る前は、ナームでいたの。
お客のほとんどは王宮の上級兵たち。兵士には少し余裕があったから。
庶民は高根の花っていう感じの店で働いてた。
今はどうなってるんでしょうね。
飢饉はここへ来てからだったし、もう女を買う余裕もないかもね」
「飢饉の原因は?」
俊也はちゅぱちゅぱを中断して聞いた。
「主食のルクス芋が、育ちにくくなったことと、豚の疫病の流行」
「なるほどね。
芋は多分連作障害だ。
こっちにそんな知識ある?
同じ作物を同じ場所で栽培したら、土地がやせてしまう」
「それは常識ね。
だけど、ナームの半分ぐらいの地域では、ルクス芋ぐらいしか育たない。
土壌改良魔法で、なんとかもってたんじゃないかな?
不思議なことに、庶民の魔力レベルは、イスタルトの人より高い。
魔物もこの辺よりずっと強い」
「ナームの主要産物は?」
俊也は指でフミフミしながら聞く。スライムの感触、気持ちいいんだもん!
猫の習性が影響しているかもしれないが。
「ふふふ……。どういう風の吹きまわし?
まあ、大歓迎なんだけど。
ナームといえば、鉱物資源ね。鉄や銅、金、銀。魔石や宝石。
イスタルトの次に埋蔵量は多い。
後は…絹。
上質の絹織物がナームの名物」
「なるほど。食べられないものばかりだ。
だけど、魅力的な産物ではある。
ひょっとして、貴族は意外に金持ち?」
「金銀は貯めこんでるでしょうね。通商ルートがか細いから。
貿易相手としてはイスタルトぐらい。
だけど、イスタルトにも売るほど鉱物資源はある。
港や海は凍っちゃうから、冬場他の国とは取引できない。
ミストに売るわけに、いかないでしょ?」
俊也は暗澹とした。連作障害の地に、ジャガイモは、はたして栽培可能なものだろうか?
考えられる方法は一つ。ミスト人が安心して取引できる国に、ナームを変えるしかない。
王都やミストの首脳と、相談する必要がありそうだ。
とりあえずは、ミストの手先のご機嫌を……。
俊也はライラを優しく横たわらせ、唇を奪った。
「やる気満々、って感じだけど、館のお姫様たちに怒られない?」
「そのお姫様たちにけしかけられた。
いただきます!」
俊也はくつろいだライラの胸元を大きく広げた。
まずはスラリンから……。このおっぱい、窒息死できる。いや、まじで……。
ライラは股ぐらに頭を突っ込んだ、ナイトの寝息を、くすぐったく感じながら考えていた。
望み通り、俊也さんを味わってしまった。自分は娼婦で、しかもミストの密偵。
まず抱かれることは、ないだろうと思っていた。
抱かれた結果、色々なことがはっきりわかった。魔力上昇の秘密。変身の秘密。何より、館の姫君たちがどうしてこの男に身を捧げたか。
その答えは、俊也さんの人格と性的能力。
そりゃ、捧げたくなっちゃうよね。
参った。降参です。俊也さん。
できるなら私も捧げたい。絶対許されないことだが。娼婦であることは別としても、ミストの密偵を、館の姫君たちが受け入れるはずはない。
私もミストに家族がいるし、密偵を辞めることはできない。
それでもいい。この店でいられるだけでも幸せ。
気まぐれで、また抱いてもらえるかもしれない。
部屋のドアがノックされた。
なんだろう? 客をとっているのに。
「接客」の邪魔をされたのは初めてだ。しかもお相手は最高のVIPだ。
ライラは「何か用?」と、ベッドに横たわったまま聞いた。
「ライラさんに、急ぎのお話があるんだって。
ミストの行商人の人が、偉い人からの手紙を預かってきたそうよ」
ミストから? 何だろう?
ライラは「わかった」と返事をして、そっとベッドから抜け出した。
ミストの「つなぎ」からの連絡は、俊也に手紙を大至急届けよとの命令だった。
ライラはナイトを起こし鼻ツン。俊也に手紙を渡す。
「ナームでクーデターが起こった。
ミスト王が俺に相談したいそうだ。
館へ帰る。
代金はこれで……」
俊也は金貨をテーブルに置こうとした。
「今日だけは、お金を払わないで。店の手数料は私が払っておくから」
ライラはどこか寂しそうな笑顔で言った。
「館へ来る?」
「それはダメ。自分がみじめになっちゃう。
たまにでいいから来てね。お客として。
そして代金は銀貨一枚。それは必ず守ってね」
俊也は黙ってうなずくしかなかった。
ライラは館に同化しきれない事情がある。そういうことだと思ったから。
「あら、俊也さん。いらっしゃい」
ライラが迎えてくれた。他のおねえさんたちは、にやにやするだけで、誰も席を立とうとしない。
俊也はライラの「おなじみ」認定されているようだ。
「早速だけど、二階大丈夫?」
俊也は人形焼きのお土産を、二箱差し出しながら言う。館へのお土産を流用したものだが。
「あら、お昼からどういう風の吹きまわし?」
ライラは驚いて箱を受け取る。
「北からの風が強くて」
ライラはなるほど、とうなずきながらお土産をテーブルに置く。
「私の分、残しておいてね」
そう言って俊也の腕に、腕をからめる。
おねえさんたちは、「やった~!」と、歓声を上げ、お土産に群がった。
男娼のお兄さんに、お土産が行き渡るかは不明だった。
俊也とライラは「愛の部屋」へ。二人はベッドに並んで腰掛ける。
「で、王都から泣きでも入った、ってところ?」
ライラは俊也の肩にもたれかかりながら言う。
「余計なことしやがって、とは言われなかったけどね。
ある程度は予想してただろうけど、予想よりひどかったのかな。
一番迷惑かかってるのはシャネル侯爵領みたい。
余剰の食料を安く提供してる」
俊也はライラの肩を抱き寄せながら答える。
「おやおや……。
まあ、シャネル領は一番侵入しやすい。
ミストは山越えになっちゃうし、ムキになって討伐するでしょうから」
ライラは、まさか、と思いながら、俊也の空いた手をおっぱいに導く。
「ナームの事情、詳しい?」
俊也は、ライラのスライムおっぱいの感触を楽しむ。右はスラリン、左はスラボウ? それに決めた。
ふふ、やっぱ柔らかい!
この感触はルマンダに匹敵する。指が完全に埋まる感じはルマンダにない。
ルマンダ、なんだかいっそう若返ってる感じがするし。完熟の二十代半ばってイメージ?
どれどれ、スライムグミを少しばかり賞味……。
ノーブラ胸元ばっちりオープンだから……、ktkr(キタコレー)。
ちゅぷちゅぷ……。
「ふふふ……。
お話聞きに来たんでしょ?
まあ、そうやって遊びながら聞いて。
ここへ来る前は、ナームでいたの。
お客のほとんどは王宮の上級兵たち。兵士には少し余裕があったから。
庶民は高根の花っていう感じの店で働いてた。
今はどうなってるんでしょうね。
飢饉はここへ来てからだったし、もう女を買う余裕もないかもね」
「飢饉の原因は?」
俊也はちゅぱちゅぱを中断して聞いた。
「主食のルクス芋が、育ちにくくなったことと、豚の疫病の流行」
「なるほどね。
芋は多分連作障害だ。
こっちにそんな知識ある?
同じ作物を同じ場所で栽培したら、土地がやせてしまう」
「それは常識ね。
だけど、ナームの半分ぐらいの地域では、ルクス芋ぐらいしか育たない。
土壌改良魔法で、なんとかもってたんじゃないかな?
不思議なことに、庶民の魔力レベルは、イスタルトの人より高い。
魔物もこの辺よりずっと強い」
「ナームの主要産物は?」
俊也は指でフミフミしながら聞く。スライムの感触、気持ちいいんだもん!
猫の習性が影響しているかもしれないが。
「ふふふ……。どういう風の吹きまわし?
まあ、大歓迎なんだけど。
ナームといえば、鉱物資源ね。鉄や銅、金、銀。魔石や宝石。
イスタルトの次に埋蔵量は多い。
後は…絹。
上質の絹織物がナームの名物」
「なるほど。食べられないものばかりだ。
だけど、魅力的な産物ではある。
ひょっとして、貴族は意外に金持ち?」
「金銀は貯めこんでるでしょうね。通商ルートがか細いから。
貿易相手としてはイスタルトぐらい。
だけど、イスタルトにも売るほど鉱物資源はある。
港や海は凍っちゃうから、冬場他の国とは取引できない。
ミストに売るわけに、いかないでしょ?」
俊也は暗澹とした。連作障害の地に、ジャガイモは、はたして栽培可能なものだろうか?
考えられる方法は一つ。ミスト人が安心して取引できる国に、ナームを変えるしかない。
王都やミストの首脳と、相談する必要がありそうだ。
とりあえずは、ミストの手先のご機嫌を……。
俊也はライラを優しく横たわらせ、唇を奪った。
「やる気満々、って感じだけど、館のお姫様たちに怒られない?」
「そのお姫様たちにけしかけられた。
いただきます!」
俊也はくつろいだライラの胸元を大きく広げた。
まずはスラリンから……。このおっぱい、窒息死できる。いや、まじで……。
ライラは股ぐらに頭を突っ込んだ、ナイトの寝息を、くすぐったく感じながら考えていた。
望み通り、俊也さんを味わってしまった。自分は娼婦で、しかもミストの密偵。
まず抱かれることは、ないだろうと思っていた。
抱かれた結果、色々なことがはっきりわかった。魔力上昇の秘密。変身の秘密。何より、館の姫君たちがどうしてこの男に身を捧げたか。
その答えは、俊也さんの人格と性的能力。
そりゃ、捧げたくなっちゃうよね。
参った。降参です。俊也さん。
できるなら私も捧げたい。絶対許されないことだが。娼婦であることは別としても、ミストの密偵を、館の姫君たちが受け入れるはずはない。
私もミストに家族がいるし、密偵を辞めることはできない。
それでもいい。この店でいられるだけでも幸せ。
気まぐれで、また抱いてもらえるかもしれない。
部屋のドアがノックされた。
なんだろう? 客をとっているのに。
「接客」の邪魔をされたのは初めてだ。しかもお相手は最高のVIPだ。
ライラは「何か用?」と、ベッドに横たわったまま聞いた。
「ライラさんに、急ぎのお話があるんだって。
ミストの行商人の人が、偉い人からの手紙を預かってきたそうよ」
ミストから? 何だろう?
ライラは「わかった」と返事をして、そっとベッドから抜け出した。
ミストの「つなぎ」からの連絡は、俊也に手紙を大至急届けよとの命令だった。
ライラはナイトを起こし鼻ツン。俊也に手紙を渡す。
「ナームでクーデターが起こった。
ミスト王が俺に相談したいそうだ。
館へ帰る。
代金はこれで……」
俊也は金貨をテーブルに置こうとした。
「今日だけは、お金を払わないで。店の手数料は私が払っておくから」
ライラはどこか寂しそうな笑顔で言った。
「館へ来る?」
「それはダメ。自分がみじめになっちゃう。
たまにでいいから来てね。お客として。
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