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190 雪の館周辺
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「うわ~! すばらしい!」
フミが感嘆の声を上げる。フミは雪の館を訪ねるのは初めてだった。
ふもとへと続く道は、きれいに除雪されているが見渡す限り雪景色。
目の前には、冬の冷たく澄み切った青空を映す湖が、波一つたてない。
フミは運動量を増やし、俊也の舐めサービスのおかげもあってか、現在は健康体そのもの。
生まれて初めての生理も終わり、気分は晴れ晴れ。
自分に忠誠を示してくれる従妹姉妹も、嫁となることが決まった。
嫁たちはみんな優しく接してくれるが、仲のいい従妹がいっしょだと、館で過ごす時間も心強い。
変なもので、あまりにも嫁の数が多いので、嫉妬心もわかない。
「私たちも、ほとんどここで暮らすのね」
「フミちゃん、ここならのびのび暮らせそうだね」
茜と幸は口々に言う。
「巫見」の仕事の精神的な過酷さを、誰より知っている長老は、弥生とフミの願いを認めた。
中学を卒業したら「巫見見習い」の仕事は週二回。緊急の場合は別として、それ以外は館で暮らす許可を出した。
フミの能力は祖母をしのぐほどだが、まだ無意識のうちに他人の心を見てしまう場合がある。
正直学校は、フミにとって重荷だった。滅多に登校しなかった病弱の女の子が、元気そうに登校してきた。
周囲の目は、まるで珍獣を見るかのようだった。
その状況を見かねた弥生は、当代の巫見に泣きついた。従妹の姉妹を、フミの学校に編入させてもらえないだろうかと。
同い年の従姉妹たちは、フミにとって唯一心許せる友達だったから。
「巫見」の能力は、一族にとって最大の宝。現役巫見の鶴の一声で、姉妹はフミのボディーガードに決まった。
ボディーガードというより、無神経な視線や言葉をガードする。そちらの任務が大きい。
巫見直属の「影の仕事」幹部要員として、教育され、鍛えられていた二人にとっても、願ってもない仕事だ。
何より、俊也の伽を務めるだけで戦闘力が上がり、おまけに魔法も使えるようになりそう。ひどく縛られることが多い影の仕事より、はるかに自由度が高い。
なにせ、色仕掛けも、場合によっては大ありが影の仕事だ。あの優しそうな俊也さんなら、身を捧げても後悔はない。
「茜ちゃん、幸ちゃん、魔力量量ってみようか?」
マサラは新しい嫁に興味津々。そう提案した。
「ちょっと怖いけどお願いします」
姉の茜の言葉に、幸は若干頬をひきつらせてうなずく。
一宮一族直系だから、ゼロということはないはずだけど。
フミちゃんは、魔法学校に入学できるような魔力の器があり、しかもトップクラスだと聞いたし。
「じゃ、やってみるね」
マサラが茜の額に額を当てる。
「ほほ~……。フミちゃんの十分の一程度かな。
うまくいけば、上級魔導師レベルに届くかもしれない。
幸ちゃん、いくよ」
マサラは幸の額に額をあてる。
「おう! 魔力は幸ちゃんの方がちょっぴり高い。
フミちゃんの五分の一程度?
適正はわからないけど、十分上級魔導師に届くと思う。
あちらの世界の人にしては、三人とも有望だよ」
微妙……。マサラの評価を聞き、うれしいような、残念なような。
まあ、そんなものだろう。二人は一卵性双生児だが、どちらかといえば、茜は武闘派であり、幸は頭脳派だ。
バランスはとれているかもしれない。二人はそう思い直す。
「俊也さんは猫又さんと合体して、超でかい器になったんですよね?」
幸は弥生から俊也の事情を聞いた。そのとき疑問に思ったことがある。
日本の妖怪は、それほど妖力が高いものなのだろうか?
それと、猫又さん以外に、妖怪はいるのだろうか? それを聞いてみたいと思ったのだ。
「日本の妖怪って、そんなにすごいんですか?
他にもいるのかな?」
「ああ、私もナイト君に聞いたことがある。日本の妖怪は、絶滅危惧種なんだって。
明治維新以降の人口増と、昭和になってからの高度情報化社会?
それに押しつぶされて、ほとんどの妖怪は姿を消したそうよ。
山奥なんかで、ひっそり生き延びている妖怪は少しいるらしい。
猫は人間の生活と密着してるから、ナイト君は生き延びたの。
それと、ナイト君は特別なんだって。
高天原から降臨してきた化け猫の神様と、合体しちゃったの。
ナイト君、好奇心が超旺盛だから、魔法陣の出口見つけて中に入ったの。
ちょうど降臨してきた化け猫の神様とぶつかって、半妖半神の存在になったの。
俊也さんと出会う少し前のことらしい。
今では俊也さんともミックスしてるから、超規格外の存在になってる」
マサラの説明に、幸は「そうなんですか」とうなずいたものの、納得しきれたわけではなかった。
「化け猫の神様か。聞いたことある。
徳島の阿南というところに、お金権現という神社があるんだって。
受験に霊験あらたかだとか」
茜は四国支部長だった人の娘と友達だった。その子から聞いた話である。
「ナイト君もそんなこと言ってた。その化け猫の神様、春と秋の女神姉妹のペットだったんだって。
半妖半神になったから、高天原にいられなくなったの」
頭脳派の幸は、いっそう納得しきれないものを感じたが、またうなずくしかなかった。
「ところで、上級魔導師って、どれほどの魔法が使えるんですか?」
茜が聞く。
「熱波五倍マシマシ!」
マサラが魔法を放つ。あ~ら不思議。周辺の雪は扇形にみるみる溶けていく。
また不思議なことに、雪を溶かす熱波は体に感じられない。
「あちらの世界では、魔力回復が遅いから、安易には使えないけど。
まあ、こんな感じ」
武闘派も頭脳派も、口をあけて呆然とした。
扇形の半径一キロぐらいだろうか。美しい雪景色は、無残な枯れ景色に変わっていた。
だけど…、あれほどの魔法が使えるようになるの!
武闘派も頭脳派も、いっそうやる気満々となった。
「素朴な疑問なんだけど、魔法使いと魔導師はどう違うの?」
そんな姉妹をニコニコと見ていたフミが聞く。
「こちらの人間のほとんどは魔法が使える。
だから魔法使いでもある。
魔導師はハイスペックの魔法使い。
戦力として評価される魔法使いと言い換えてもいい。
隣にミストという国がある。
その国に上級魔導師はたった一人。
しかも三百歳の高齢者。
魔法王国と呼ばれるイスタルトにも百人程度。
大魔導師はいなくなった。
もちろん館の嫁を除いてよ。
私たちみたいな若さで、大魔導師や上級魔導師の力を持っているのは異常なの」
マサラの言葉に、フミや姉妹の心はわくわく。早く魔導師になりたい!
フミが感嘆の声を上げる。フミは雪の館を訪ねるのは初めてだった。
ふもとへと続く道は、きれいに除雪されているが見渡す限り雪景色。
目の前には、冬の冷たく澄み切った青空を映す湖が、波一つたてない。
フミは運動量を増やし、俊也の舐めサービスのおかげもあってか、現在は健康体そのもの。
生まれて初めての生理も終わり、気分は晴れ晴れ。
自分に忠誠を示してくれる従妹姉妹も、嫁となることが決まった。
嫁たちはみんな優しく接してくれるが、仲のいい従妹がいっしょだと、館で過ごす時間も心強い。
変なもので、あまりにも嫁の数が多いので、嫉妬心もわかない。
「私たちも、ほとんどここで暮らすのね」
「フミちゃん、ここならのびのび暮らせそうだね」
茜と幸は口々に言う。
「巫見」の仕事の精神的な過酷さを、誰より知っている長老は、弥生とフミの願いを認めた。
中学を卒業したら「巫見見習い」の仕事は週二回。緊急の場合は別として、それ以外は館で暮らす許可を出した。
フミの能力は祖母をしのぐほどだが、まだ無意識のうちに他人の心を見てしまう場合がある。
正直学校は、フミにとって重荷だった。滅多に登校しなかった病弱の女の子が、元気そうに登校してきた。
周囲の目は、まるで珍獣を見るかのようだった。
その状況を見かねた弥生は、当代の巫見に泣きついた。従妹の姉妹を、フミの学校に編入させてもらえないだろうかと。
同い年の従姉妹たちは、フミにとって唯一心許せる友達だったから。
「巫見」の能力は、一族にとって最大の宝。現役巫見の鶴の一声で、姉妹はフミのボディーガードに決まった。
ボディーガードというより、無神経な視線や言葉をガードする。そちらの任務が大きい。
巫見直属の「影の仕事」幹部要員として、教育され、鍛えられていた二人にとっても、願ってもない仕事だ。
何より、俊也の伽を務めるだけで戦闘力が上がり、おまけに魔法も使えるようになりそう。ひどく縛られることが多い影の仕事より、はるかに自由度が高い。
なにせ、色仕掛けも、場合によっては大ありが影の仕事だ。あの優しそうな俊也さんなら、身を捧げても後悔はない。
「茜ちゃん、幸ちゃん、魔力量量ってみようか?」
マサラは新しい嫁に興味津々。そう提案した。
「ちょっと怖いけどお願いします」
姉の茜の言葉に、幸は若干頬をひきつらせてうなずく。
一宮一族直系だから、ゼロということはないはずだけど。
フミちゃんは、魔法学校に入学できるような魔力の器があり、しかもトップクラスだと聞いたし。
「じゃ、やってみるね」
マサラが茜の額に額を当てる。
「ほほ~……。フミちゃんの十分の一程度かな。
うまくいけば、上級魔導師レベルに届くかもしれない。
幸ちゃん、いくよ」
マサラは幸の額に額をあてる。
「おう! 魔力は幸ちゃんの方がちょっぴり高い。
フミちゃんの五分の一程度?
適正はわからないけど、十分上級魔導師に届くと思う。
あちらの世界の人にしては、三人とも有望だよ」
微妙……。マサラの評価を聞き、うれしいような、残念なような。
まあ、そんなものだろう。二人は一卵性双生児だが、どちらかといえば、茜は武闘派であり、幸は頭脳派だ。
バランスはとれているかもしれない。二人はそう思い直す。
「俊也さんは猫又さんと合体して、超でかい器になったんですよね?」
幸は弥生から俊也の事情を聞いた。そのとき疑問に思ったことがある。
日本の妖怪は、それほど妖力が高いものなのだろうか?
それと、猫又さん以外に、妖怪はいるのだろうか? それを聞いてみたいと思ったのだ。
「日本の妖怪って、そんなにすごいんですか?
他にもいるのかな?」
「ああ、私もナイト君に聞いたことがある。日本の妖怪は、絶滅危惧種なんだって。
明治維新以降の人口増と、昭和になってからの高度情報化社会?
それに押しつぶされて、ほとんどの妖怪は姿を消したそうよ。
山奥なんかで、ひっそり生き延びている妖怪は少しいるらしい。
猫は人間の生活と密着してるから、ナイト君は生き延びたの。
それと、ナイト君は特別なんだって。
高天原から降臨してきた化け猫の神様と、合体しちゃったの。
ナイト君、好奇心が超旺盛だから、魔法陣の出口見つけて中に入ったの。
ちょうど降臨してきた化け猫の神様とぶつかって、半妖半神の存在になったの。
俊也さんと出会う少し前のことらしい。
今では俊也さんともミックスしてるから、超規格外の存在になってる」
マサラの説明に、幸は「そうなんですか」とうなずいたものの、納得しきれたわけではなかった。
「化け猫の神様か。聞いたことある。
徳島の阿南というところに、お金権現という神社があるんだって。
受験に霊験あらたかだとか」
茜は四国支部長だった人の娘と友達だった。その子から聞いた話である。
「ナイト君もそんなこと言ってた。その化け猫の神様、春と秋の女神姉妹のペットだったんだって。
半妖半神になったから、高天原にいられなくなったの」
頭脳派の幸は、いっそう納得しきれないものを感じたが、またうなずくしかなかった。
「ところで、上級魔導師って、どれほどの魔法が使えるんですか?」
茜が聞く。
「熱波五倍マシマシ!」
マサラが魔法を放つ。あ~ら不思議。周辺の雪は扇形にみるみる溶けていく。
また不思議なことに、雪を溶かす熱波は体に感じられない。
「あちらの世界では、魔力回復が遅いから、安易には使えないけど。
まあ、こんな感じ」
武闘派も頭脳派も、口をあけて呆然とした。
扇形の半径一キロぐらいだろうか。美しい雪景色は、無残な枯れ景色に変わっていた。
だけど…、あれほどの魔法が使えるようになるの!
武闘派も頭脳派も、いっそうやる気満々となった。
「素朴な疑問なんだけど、魔法使いと魔導師はどう違うの?」
そんな姉妹をニコニコと見ていたフミが聞く。
「こちらの人間のほとんどは魔法が使える。
だから魔法使いでもある。
魔導師はハイスペックの魔法使い。
戦力として評価される魔法使いと言い換えてもいい。
隣にミストという国がある。
その国に上級魔導師はたった一人。
しかも三百歳の高齢者。
魔法王国と呼ばれるイスタルトにも百人程度。
大魔導師はいなくなった。
もちろん館の嫁を除いてよ。
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