魔法使いになった男~転生先はゲームの世界だった~

夜夢

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12 集落の長宅へ

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    一晩世話になった家を後にし、龍二は集落の人に尋ねながら長の家へと向かった。

「儂が一応この集落の代表をしておる。この領地に領主はおらぬのじゃ。儂らは国から見捨てられたのじゃよ。税金も要らぬと言われておる。」

「はぁ?んじゃ…此所ってデライトじゃ無いって事じゃねぇか!あのハゲ…、何が手柄だ!手柄になる事なんて1つも無ぇじゃん!クソッ…、どうしてくれよう。」

    龍二は八方塞がりで何をして良いか迷った。するとどうやらイベントに入ったらしい。続けて長が話をした。

「まさかデライトから兵が送られて来るとはのう…。さては何かやらかしたの?はっは。じゃが…この集落で為す事はなぁんにも無いぞよ?」

「1つも?」

「いや、あるにはあるが…。何せ年寄りが多いでな。狩りもままならず食料は蓄えが無いのが現状じゃ。今は木こりが伐採ついでに見かけた動物を狩ってくる位なのじゃ。」

    あのオッサン…意外に仕事多いのな。 

「他には?」

「取り敢えず食料じゃ。解決せねば皆飢えてしまうでな。民を増やそうにも増やせんのだ。年頃の娘っ子もいるのだがのう…。貧しくて子を作れんのじゃ…。」

「よし、待ってろ!」

    龍二は直ぐ様動いた。四方の山々を駆け回り、次々と狩りまくった。猪に鹿、熊に兎、果ては大蛇等、食糧になりそうな動物は兎に角狩りまくった。狩った後は集落に貯蔵庫を作った。この貯蔵庫は亜空間になっており、容量は限りなく無限。更に時間経過は無しという優れものだ。取り敢えず一部、民が1ヶ月満足に食べられる分を長に手渡した。

「こ、こんな量を貰っても良いのか?」

「ああ。これで俺も集落の一員で良いかな?」

「歓迎しよう!ようこそ、ルクヴィアへ!」

    食糧を渡した事でイベントがクリアーされた様だ。すると、直ぐにまた新しいイベントが始まる。

「歓迎するが…実は今集落には空き家が無いのだ。家は自分で何とかして貰えるかのう?」

「土地は?」

「空いてる所は好きに使ってくれい。何処でも構わぬよ。」

    そこで話は終わった。龍二は長の家を出る。

「ふむ…。好きにして良いか。なら湖畔に建てるかな。のんびり釣りでもしながら今後どうするか考えるとしよう。」

    龍二は湖畔に家を建て…いや、創造した。この世界には無い鉄筋コンクリート製の大豪邸だ。池に桟橋をかけ、ボートも用意した。

「さてと、後は…。」

    龍二は再び長の家に向かった。 

「長、家を建てた。定期的に食糧も渡す。だから…年頃の娘を紹介してくれっ!」

「もい家が出来たのか。ふむ…、中々生活力のありそうな若者じゃのう。よし、明日までに各家に嫁に行っても良い娘っ子がおらぬか確認しよう。もし居たら主の家に送るでな。気に入ったら娶ると良い。」

「よっしゃ!完璧だろこれ。明日からパラダイスだぜぇぇぇっ♪」

    龍二は木こりの娘を見掛けたので野外だが構わず抱いていた。

「あ、兵士のお兄さん…んちゅっ…!れろれろ…お肉ありがと~♪」

「早速食ったんだな。口から肉の味がするぞ。」

「これからぁっ♪毎日いっぱい食べられるんだぁぁぁっ♪ありがと~っ♪私にも何かお礼出来ないかなぁ…っ♪」

「もう貰ってんだけどな。こうして連日な?くっ…!」

    龍二は女の子に挿入したまま今日も大量の白濁液を流し込む。

「またねっ…お兄さんっ♪」

    事を終えた後、女の子は笑顔で股から精液を垂らしながら家に帰って行った。

「やっぱあの子良いなぁ…。でもなぁ…、まだ孕まないから明日は来ないだろうな。ま、見かけたら悪戯する蔵井で満足しておくか。」

    何ともゲスい龍二だった。

    そして翌日、龍二の家に1人の女の子が訪ねて来た。

「お兄さん!お兄さ~~ん!」

「うぉっ!?びびった~。何だ何だ?」

    龍二が朝風呂からあがってのんびりしていると、突然玄関の扉が叩かれた。モニターで見ると、木こりの娘が扉を叩いていたのだ。龍二はそのまま扉を開けに向かった。

「どうしたんだ??」

「お兄さん!聞いたよ!お嫁さん探してるんでしょ?」

「ん?」

    何だろう…、何か普通に会話している気がする…。

「ああ。長に頼んだんだよ。じゃ。」

「待って待って!閉めないでよぉ~。」

    やはりおかしい。…待て。昨日俺何て言った?確か…。

《俺も集落の一員で良いかな?》

    そうだ…。こう言った。まさか…それだけで仲間意識が芽生えた…?ま、不味いな…。

「お、俺は子供を嫁にする気は無い。悪いが帰ってくれ。」

「ふ~ん?良いのかな~?昨日私にえっちな事したよね?しかも何か慣れてた…。」

    ぎくぅっ!ま、待て…。あれは一員と意識した後…。

「な、何の事かな?」

「良いのかな~?お兄さんにお股におちんちん入れられたってお父さんに言っちゃおっかな~?」

「待て。取り敢えず中に入ろうか。美味しい飲み物をあげよう。」

「お邪魔しま~す♪」

    取り敢えず不味いと思った龍二は女の子を家に入れた。

「でっかいお家だね~。」

「取り敢えずソファーに座っ…なぜ脱いでいる。」

「え?だって…お兄さんも裸じゃない。今から昨日の続きするんでしょ?」

    いつの間にかバスタオルが落ちていた。

「い、いや。話をするだけだから。でだ。何処まで覚えている。」

「え?う~ん…。覚えているのは昨日の事だけかな?でも…何か初めてって気がしなかったんだよぉ。痛く無かったし。お兄さん、昨日の前にも私におちんちん入れてるでしょ?」

「さ、さてなぁ。こ、こら。抱きつくなよ。」

    女の子は服を脱いで龍二によじ登ってきた。

「お兄さん…私の事嫌いなの~?」

「いや、嫌いでは無いぞ?だが…まだ子供だろ?」

「確かにちっちゃいけど!この集落ではお嫁さんになれる歳だもん!」

    後から聞いた話だと、二桁に入ったら直ぐに婚約出来るルールだそうだ。ただし裕福な相手に限られるが。

「お父さんもお母さんも良い相手を見つけたら嫁に行けっていつも言ってるもん。お兄さんは私の事好きだからおちんちん入れたんでしょ?今もおっきしてるし…。」

「両親が良いって言ってんの?マジで?」

「うん。ほら、この集落って若い人居ないでしょ?だからいつ相手が見つかるかわかんないんだもん。だから見つけたら即行かないと一生結婚なんて出来ないんだから。ね~しよ~よ~。お兄さんもしたいから長に頼んだんでしょ?」

「まぁ、暮らすのに必要な物は全てあるし、無いのは相手だけだからな。ってこらこら。入るっ!」

「んっ…♪ふあぁぁぁぁぁっ♪」

    女の子は自ら龍二を招き入れた。

「こら、抜けっ!フィアッ!」

「やっぱり…私の名前知ってる…。」

「…あ。」 

「私の初めてもいつの間にかお兄さんがやったんでしょ?」

「…ああ。やったよ。もう何回もしたし、何回も注いだ。村に来た日一晩中抱いた。」

「やっぱり。なら…もう責任とるしか無いよね?こ~んな子供に無理矢理えっちな事しちゃったんだからさ?あんっ♪」

    まさかこんな事態になるとは。龍二は繋がっているフィアを見て女は子供でも恐ろしいと思うのであった。



   
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