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20 増える民

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    龍二は城に戻り、奴隷達を仲間と意識した。自我を持たせた奴隷達に龍二は言った。

「君達は借金を返したら自由の身となる。働く場所はこの城だ。給料は1日1万ケテル。抱かれた場合は特別手当てで1回5万ケテル、妊娠した場合は借金を帳消しにし、解放してやろう。解放された後どうするかは君達の自由だ。此処でそのまま働くもよし、家に帰るもよし。好きにしてくれ。」

「1日1万…1回抱かれるとは…射精1回と言う事でしょうか?」

「ああ。」

「あの…私夫が居ますので…。妊娠はちょっと…。」

「その場合は避妊魔法を使う。妊娠したくない者は申し出てくれ。だが、抱かれる事を拒否する事は許さない。それは分かるな?」

「…はい。仕方無い事です。」

「うむ。では…ようこそ我が城へ。君達はこれからメイドとして働いて貰う。頑張ってくれたまえ。」

「「「「畏まりました、ご主人様。」」」」

    借金奴隷達は城で働かせる事にした。スラムにいた少女達はフィアに任せ、今自由に過ごさせている。

「さて…じゃあ先ずは誰から抱こうかな。」

    そう言うと、先程妊娠を断った女が手を挙げた。

「私が。避妊はして下さいね?」

「ああ、無理矢理妊娠させたりはしないよ。じゃあ寝室に行こうか。他の者は清掃だったり庭の草むしりだったり適当に働いておいてくれ。」

「「「「畏まりました。」」」」

    龍二は女を1人連れ寝室へと向かった。

「さて、君の借金は…500万か。500日働くか100回抱かれるか…妊娠するか…だな?」

「…妊娠はしません。500日も働く気はありません。100回…抱かれたら自由にして下さるのですよね?」

「ああ。約束しよう。」

    龍二は女を抱き寄せ、服を脱がせた。

「っ!あまり…見ないで…。早くしてください。」

「せっかちだねぇ。じゃあ避妊魔法を施すぜ?」

「お願いします…。」

    龍二は女に避妊魔法を施し、抱いていった。優しく、愛する様に丁寧に何度も抱いた。すると、回数を重ねる毎に女も気持ち良くなってきたのか、自ら腰を動かし初める。龍二は女の身体に一回、二回と射精を繰り返していく。

「あっ!んぅぅぅぅっ!はぁ…はぁ…はぁ…♪」

「今ので5回だ。残り95回だな。」

「んっ…ちゅっ…。はぁ…はぁ…あ、あの…っ。」

    女が龍二に問い掛けた。

「なんだ?」

「まさか…今100回するとか…じゃないですよね?」

「何故そう思った?」

「だって…、5回も射精したのにまだ抜かないし…硬いままだし…。あっあっ♪またぁ…っ♪」

「早く家に帰りたそうだったからな。100回抱いて自由にしてやるよ。」

「そ、そんなぁぁっ♪あっあっあっ♪」

    龍二は続けてどんどん回数を重ねていく。

「あ…あなたぁ…っ。ごめん…なさいっ!私…100回膣内射精されるけど…っ!ちゃんと…帰るからっ…!あっあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 
    龍二は思った。帰れると良いな。でも分かってるか?徐々に自分から腰振ってるってよ?こりゃその内堕ちるな。恐らくそろそろ…。

「あの…っ!もう…やめ…。に、妊娠する…っ!妊娠するからもう射精さないでっ!」

「良いのか?本当に避妊魔法を解除しても。」

「い、良いっ…。100回抱かれるより…一回妊娠する方が早いっ…からっ…!お願い…します…。」

「妊娠なんてしたら旦那が泣くぜ?そしてこう言われる。他の野郎に膣内射精されて孕まされた女なんて知るか!家から出ていけっ!ってな。それでも良いんだな?」

    女はもう帰る事を諦めていた。回数を重ねる毎に龍二と旦那を比べる様になっていた。旦那は確かに給料が安く、借金をしなければ暮らしていけない。対して、目の前の男は金もある、顔も良い、加えてセックスが上手い。射精される度に旦那への愛が薄れていくのだった。また借金まみれの生活になり、子供も恐らく無理だろう。なら…もう戻る意味は無い。

「抱かれる事になった時…もう諦めました。妊娠しなければ夫も許してくれる…。けど…またあの借金まみれの生活に戻ったら今度は借金奴隷じゃ済まないかもしれないって…。あの館で確認するからと言われて沢山の男達に身体を許しました。その時点で私にはもう帰る場所なんて無かったんです。」

「なら…此処に新たな居場所を作れば良い。まだ旦那を愛しているのか?なら…今旦那が何をしているか見てみようか。【ヴィジョン】。」

    龍二は女の記憶から旦那の意識を探り、現在何をしているかを映像化して見る事にした。

《んっあっ♪もう…また膣内射精ぃ…♪奥さん居るのに良いのかな~?》

「なっ!!」

    女は驚いていた。映像にも驚いたが、自分を借金のカタに売った夫がよりにもよって自分の友達と生ハメセックスをしていたのだ。

《ああ、本命は君だったんだよ。アイツは君に近付く為に利用したんだ。アイツなぁ…友達にこんな事言うのも何だけど…あまり上手くなくてさ。だから早々に落として、借金したフリして奴隷商人に売り飛ばしたんだよ。アイツは俺を愛してたからな~。俺はちっとも愛して無かったってのによ。》

「そ…そんな…。全部…嘘…。ウソ…うそぉぉぉぉっ!」

《悪い人ねぇ…。で?私も同じ目に遭うのかしら?》

《いやいや。君にはちゃ~んと俺の子を産んで貰うよ。だから危険日に生ハメセックスしてんだろ?アイツを売った金もあるし…贅沢させてやるぜ?》

《クズねぇ…。でも…もうやっちゃったし仕方無いよね。》

《そうそう♪ほ~ら、追加の精子だ。孕めっ!》

《やぁぁぁぁんっ♪友達の旦那に孕まされちゃうぅぅぅぅっ♪》

    龍二はそこで映像を切った。

「とまぁ…信じてた2人には見事に裏切られていたな。」

「…私は…こんな人の為に何人もの男に…!うっ…うぅぅぅぅっ!」

「世の中こんなもんさ。今までは最悪な道を辿ったが…今の君には最高な道が用意されている。さて、もう一度問う。避妊魔法は解除して良いのかな?」

    女は言った。

「解除して…。此処から先は私が動く。横になって…。」

「ああ。」

    龍二は横になり女を上に乗せた。女はリズミカルに腰を動かし、龍二のモノを刺激した。

「解除したぞ?今から射精されたら妊娠するかもしれない。妊娠したら君は俺のモノだ。それで良いんだよな?」

「…射精してっ…!妊娠させて良いからっ…私を見て…っ!そして…愛してぇっ…!」

「ああ、勿論だ。此処にいる限り愛すると誓おう。じゃあ此処からは借金の為では無く、ただ純粋に気持ちを確かめあうセックスをしよう。先ずはキスからだ。」

「あ…はい…♪リュージ…様…♪んっ…♪」

    こうして、1人目の女は自ら龍二のモノとなり妊娠するのであった。
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