スキルで快適!異世界ライフ(笑)

夜夢

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第10章 冒険者育成編

01 冒険者ギルド

    レンはこの町にも冒険者ギルドがあると聞き、訪れる事にした。中は閑散としていて、冒険者も何人かしかいなかった。レンは受付で聞いてみた。

「俺は新しいこの国の王、レンだ。ここはいつもこんな人が少ないのか?」

「は、はわわわっ!は、はいっ!あまり冒険者は来ないですね、この辺には強力過ぎるダンジョンしか無いですし、今は特にクエストも無いので…。」

    まぁ、それじゃあ来ないわな。俺だって行かないわ、そんな場所。めんどくさい。

「人がいないんじゃな…。帰るか。邪魔したな。」

    レンはギルドを出ようとしたが、足を止めた。奥に女が1人でいた。何か困っているみたいだった。新人か?レンは近づいて声を掛けた。

「何か困り事か?」

「あ、あわわ…。レン王様っ!いえいえ、自分に出来るクエストが無いか探していただけなので。」

「ふ~ん、で、何か見つかったのか?」

「………ぐすっ。」

    女冒険者はいきなり泣き出した。

「ちょ、何泣いてんの!?」

「だって…、他の冒険者は皆無視するし、クエストの難易度は高いし…。初めて声を掛けてくれたのがレン王様だし…。」

「わかった、わかったから!人目につくだろ!?こっちに来いっ!」

    レンは女冒険者を外に連れ出し、宿屋の一室へと連れていった。

「で、お前…っと名前は?」

「クラリスです。出身は隣の国【ドラム帝国】にある田舎村です。」

「ふ~ん。取り敢えず、ステータス見せてみ。」

    女冒険者はレンにステータスを開示した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:クラリス・ローウェル(16)
種族:ヒューマン
レベル:06
HP:158/158
MP:43/43

スキル
【剣術レベル1】【採取】【鑑定】

魔法
火魔法レベル1
回復魔法レベル1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    弱っわ!何だこれ!?そこらの野良モンスターでもギリギリなんじゃね?

「お前、冒険者向いてないんじゃね?悪い事は言わないから、村に帰って働け。それがいい…。」

「村はもう無いです…。帝国に逆らったとか因縁つけられて、潰されました。両親や村の人達は奴隷として連れていかれました。私はその時、村の外の森で薬草採取していたので、何とか逃れられました。」

「はぁ、それはまた大変だったんだな。じゃあ頑張ってくれ。ここの代金は払ってやるから、1日好きに使うといい。さらばだ。」

    ガシッとクラリスがレンの腕にしがみついた。

「何だ?まだ何かあるのか?」

「…私を強くして下さい。」

「無理だ。それに、強くなってどうする?」

「復讐します。帝国に。平穏な日常を奪ったアイツラが憎いっ!その為なら私は、何でもします!だから…強くして下さい。」

    クラリスの目は暗く濁っていた。

「いい目だ。復讐か、くくくっ、いいだろう。強くしてやるよ。だが、強くなれるかはお前次第だ。付いて来れるか?」

「はいっ!」

「言うことを聞けるか?」

「はいっ!!」

「ならば、脱げ。」

「はいっ!…はい?」

「服を脱いで裸になれと言ったんだ。」

「な、何故です?」

「肉のつき方を見る。いいから、早くしろ。言うことを聞くんじゃなかったのか?」

「う~…はい。」

    クラリスは全裸になった。下着は着てても良かったのに。まぁ、いいか。

「じゃあ、腕からな。」

    レンはクラリスの腕を触り、筋肉量を調べる。

「んっ…。」

    それなりに鍛えては居るようだが、まだまだ全然足りない。剣だと厳しいな。振り回されて終わりだ。

「ふむ、クラリス。武器を変えろ。軽い小剣か短剣がいいな。お前の腕力だと、剣に振り回されて終了だ。どっちがいい?」

「…短剣で。」

「わかった。後で渡す。じゃあ、次な。」

    レンは肩から胸、背中と腹筋を調べる。

「んっ…あっ…やぁっ…。」

「変な声を出すなよ!?」

「だ、だって、レン様、胸とか触るし…。」

「肩筋から胸筋、背筋と腹筋まで調べてんだよ!しっかしまぁ…プニプニだな。硬いのはここだけかよ。」

    と、レンは乳首を摘まんだ。

「んうぅぅぅっ!な、なにを!?あっ、あっ…。」

「本気で冒険者やる気あるのかよ?もう少し鍛えたらどうだ?」

「どうすれば筋肉つきます?」

「赤身の肉を食え。それと、薪割り。今日から毎日やらせるからな。」

「…はい。」

    最後に脚の先から脹ら脛、大腿を調べる。

 「んっ…んんっ、あぁっ…やっ!そこ、だめっ!」

    付け根辺りまで上がったら、くちゅっと何かに触れた。どうやら割れ目に当たったらしい。

「お前…俺が真面目に調べてんのに…。」

「だ、だって、こんな撫で回されるの初めてで…。」

「だからってなぁ…こんな糸引くくらい濡らさなくてもいいだろ!?」

    レンの手の甲から割れ目に向かってとろっとした糸が引かれていた。

「うぅぅ~っ、だってぇ~…。」

「まぁ、いいわ。さて、脚だが、中々脚は良いぞ。もう少し鍛えたら十分だ。森へ入る位だから結構歩いてんだろ?」

「は、初めて誉められた!」

「中々良いと言っただけだ。日課にランニングも追加な。しかしまぁ…どうしたらいいものか…。」

    レンはクラリスの身体を見ながらどう育てるか考えるのであった。
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