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第13章 新しい敵は魔法国家
03 ピカトリクスにて
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「はぁっ…はぁっ…!た、大変だっ!」
「どうしたアップル?他の4人はどうしたんだ?一緒じゃないのか?」
1人魔法を逃れた隊長の彼女は、何とかピカトリクスに戻って、魔法部隊隊長に起こった事実を伝えていた。
「な、なんですって!?じゃあ…あの4人は捕まったって言うの!?」
「はい…。私は身代わりの守りで何とか逃れましたが…、あの4人はワームホールで転移させられた様です。それに…エルフの国には全体を覆う結界が張られており、一切の魔法が通じず、手も足も出せませんでした。」
魔法部隊隊長は頭を抱えた。
「嘘…でしょう?国でもかなり優秀な部類に入る貴女達が手も足も出なかったなんて…。」
「事実です。それに…エルフの国は分厚い壁に囲われ、回りは深く幅広い堀がありました。容易には近づけないでしょう。」
「なん…て事…!早く国王に知らせないと…!」
その時、窓から4羽の魔法鳩が入ってきた。
「魔法鳩…あいつらだ!無事だったのか!」
アップルは魔法鳩につけられたメッセージを読み始めた。
《アップル隊長へ。私マロンは隊を辞し、エルフの国に残る事をお伝えします。私はエルフの国を作り上げたマナト様に惚れ、既にお腹には子も宿しました。つきましては、マナト様のお言葉をそのまま伝える事とします。》
《ピカトリクスに居る女は俺の子を孕むなら殺さない。男は従うなら殺さない。反抗するなら皆殺しだ。返事はそちらの国王を此方に寄越し、直接聞く。安全は保障してやる。従わぬ場合、国王がそちらに帰り次第、俺はピカトリクスを破壊する為に動く。賢い選択を望む。魔法国家グリモア国王。マナト・シーナ。》
内容を読んだアップルは愕然としていた。
「ば、バカな…!あのマロンがっ?嘘…だろう?それに…相手は魔法国家グリモア…だと?あのマイン王国を潰し、近隣諸国を次々と飲み込んできたあの…グリモアかっ!」
アップルは次の手紙を読む。
《アップル隊長へ。この手紙を辞表代わりに受け取って下さい。私プラムはマナト様の女になります。ピカトリクス何てもうどうでも良いです。だって勝ち目無いし?それより、マナト様と毎日えっちしている方が楽しいですよ?では。》
「は、はぁ?プラム!こいつはっ!!」
《アップル隊長へ。自分だけ逃げる何て酷いです。隊長が逃げてから私達は何回も犯されて膣内に何度も射精されました。ま、今は自ら望んで抱かれていますが。そんな隊長にはついていけないので、ピカトリクスにはもう帰りません。これからはマナト様とラブラブえっちしながら生きていきます。グレープより。》
「わ、私が…に、逃げたから…か?グレープっ!!」
《アップル隊長へ。ピカトリクス辞める。マナトとするえっち…気持ち良いから。アプリコット。》
「アプリコットまで…!私が…私が悪いのかっ!!くそぉつ!!」
「落ち着きなさい、アップル!」
魔法部隊隊長がアップルの肩を揺らす。
「あの4人はもうダメよ。それより!今は国王にこれを伝えなければっ!内容を読めば国王自らが彼方に行かないと戦は始まらない様ですが、何時までも待ってくれるとは限りません!あまり待たせ過ぎると返事の意思がないと思われ、ピカトリクスは滅ぼされてしまいます。」
「私は…もう…ダメだ…。あの4人を裏切って…1人だけ助かってしまった…!国王にも会わす顔が無い…。済まないが…後は頼む…。」
「どう…するの?」
アップルは死にそうな顔をしながら隊長に言った。
「あいつらに…謝りに行く…。私は裏切っていないと…、許されないかもしれないが…せめて一言告げないと…。じゃあな…。」
アップルはふらふらと出口に向かって歩いた。
「壊れた…か。仕方無いかもね…。とにかく…国王に知らせないとっ!!」
魔法部隊隊長は謁見の間へと向かうのであった。
その頃愛斗は…。
「ほい、完成。4人と子供が暮らす位ならこの程度の屋敷で十分だろ。」
愛斗はエルフの国の外に中規模の屋敷を作っていた。
「屋敷を一瞬で作るなんて…流石はマナト様ですね!さぁ、中に入りましょう?勿論、寝室は広いのでしょう?」
「慌てるなよ。お前はもう孕んだだろうが。」
「うっ…。はい。暫く待たないと抱いて貰えないのですね…。悲しいですわ。」
マロンは見るからに落ち込んでいた。
「手がない訳ではない。実は俺、魔族でな。お前達を魔族に変えてやる事も出来る。全員後一回ずつ膣内で魔力の入った射精を受ければ晴れて魔族の仲間入りだ。因みに魔族は1ヶ月で妊娠から出産まで終わる。さて、どうする?人間のままでいる事も出来るし、魔族になる事も出来る。それはお前達に任せるよ。」
全員声を揃えて言った。
「「「「魔族になります!」」」」
「だって、1ヶ月我慢すればまたえっち出来るんでしょ?それなら大歓迎だよ♪」
「魔力が上がっている気がしていたのは気のせいでは無かったのですね。勿論、なりますよ♪」
「だよねっ♪人間とか魔族とかこだわりないし、早く産めるなら断然魔族だよねっ♪」
「ん。魔族アプリコット…格好いいかも♪マナト、早く膣内に射精して?」
「お前ら…欲望に素直過ぎだ。まぁ嫌いじゃないがな。じゃあ早速やりに行こうか。皆、ベッドルームに集合っ!」
「「「「お~♪」」」」
彼女達は喜んでついてきた。
その頃、アップルは…。
「マロン…プラム…グレープ…アプリコット…済まないっ…今…行くからな…。待っていてくれよ…。」
来た道を引き返し、森へと入って行くのであった。
「どうしたアップル?他の4人はどうしたんだ?一緒じゃないのか?」
1人魔法を逃れた隊長の彼女は、何とかピカトリクスに戻って、魔法部隊隊長に起こった事実を伝えていた。
「な、なんですって!?じゃあ…あの4人は捕まったって言うの!?」
「はい…。私は身代わりの守りで何とか逃れましたが…、あの4人はワームホールで転移させられた様です。それに…エルフの国には全体を覆う結界が張られており、一切の魔法が通じず、手も足も出せませんでした。」
魔法部隊隊長は頭を抱えた。
「嘘…でしょう?国でもかなり優秀な部類に入る貴女達が手も足も出なかったなんて…。」
「事実です。それに…エルフの国は分厚い壁に囲われ、回りは深く幅広い堀がありました。容易には近づけないでしょう。」
「なん…て事…!早く国王に知らせないと…!」
その時、窓から4羽の魔法鳩が入ってきた。
「魔法鳩…あいつらだ!無事だったのか!」
アップルは魔法鳩につけられたメッセージを読み始めた。
《アップル隊長へ。私マロンは隊を辞し、エルフの国に残る事をお伝えします。私はエルフの国を作り上げたマナト様に惚れ、既にお腹には子も宿しました。つきましては、マナト様のお言葉をそのまま伝える事とします。》
《ピカトリクスに居る女は俺の子を孕むなら殺さない。男は従うなら殺さない。反抗するなら皆殺しだ。返事はそちらの国王を此方に寄越し、直接聞く。安全は保障してやる。従わぬ場合、国王がそちらに帰り次第、俺はピカトリクスを破壊する為に動く。賢い選択を望む。魔法国家グリモア国王。マナト・シーナ。》
内容を読んだアップルは愕然としていた。
「ば、バカな…!あのマロンがっ?嘘…だろう?それに…相手は魔法国家グリモア…だと?あのマイン王国を潰し、近隣諸国を次々と飲み込んできたあの…グリモアかっ!」
アップルは次の手紙を読む。
《アップル隊長へ。この手紙を辞表代わりに受け取って下さい。私プラムはマナト様の女になります。ピカトリクス何てもうどうでも良いです。だって勝ち目無いし?それより、マナト様と毎日えっちしている方が楽しいですよ?では。》
「は、はぁ?プラム!こいつはっ!!」
《アップル隊長へ。自分だけ逃げる何て酷いです。隊長が逃げてから私達は何回も犯されて膣内に何度も射精されました。ま、今は自ら望んで抱かれていますが。そんな隊長にはついていけないので、ピカトリクスにはもう帰りません。これからはマナト様とラブラブえっちしながら生きていきます。グレープより。》
「わ、私が…に、逃げたから…か?グレープっ!!」
《アップル隊長へ。ピカトリクス辞める。マナトとするえっち…気持ち良いから。アプリコット。》
「アプリコットまで…!私が…私が悪いのかっ!!くそぉつ!!」
「落ち着きなさい、アップル!」
魔法部隊隊長がアップルの肩を揺らす。
「あの4人はもうダメよ。それより!今は国王にこれを伝えなければっ!内容を読めば国王自らが彼方に行かないと戦は始まらない様ですが、何時までも待ってくれるとは限りません!あまり待たせ過ぎると返事の意思がないと思われ、ピカトリクスは滅ぼされてしまいます。」
「私は…もう…ダメだ…。あの4人を裏切って…1人だけ助かってしまった…!国王にも会わす顔が無い…。済まないが…後は頼む…。」
「どう…するの?」
アップルは死にそうな顔をしながら隊長に言った。
「あいつらに…謝りに行く…。私は裏切っていないと…、許されないかもしれないが…せめて一言告げないと…。じゃあな…。」
アップルはふらふらと出口に向かって歩いた。
「壊れた…か。仕方無いかもね…。とにかく…国王に知らせないとっ!!」
魔法部隊隊長は謁見の間へと向かうのであった。
その頃愛斗は…。
「ほい、完成。4人と子供が暮らす位ならこの程度の屋敷で十分だろ。」
愛斗はエルフの国の外に中規模の屋敷を作っていた。
「屋敷を一瞬で作るなんて…流石はマナト様ですね!さぁ、中に入りましょう?勿論、寝室は広いのでしょう?」
「慌てるなよ。お前はもう孕んだだろうが。」
「うっ…。はい。暫く待たないと抱いて貰えないのですね…。悲しいですわ。」
マロンは見るからに落ち込んでいた。
「手がない訳ではない。実は俺、魔族でな。お前達を魔族に変えてやる事も出来る。全員後一回ずつ膣内で魔力の入った射精を受ければ晴れて魔族の仲間入りだ。因みに魔族は1ヶ月で妊娠から出産まで終わる。さて、どうする?人間のままでいる事も出来るし、魔族になる事も出来る。それはお前達に任せるよ。」
全員声を揃えて言った。
「「「「魔族になります!」」」」
「だって、1ヶ月我慢すればまたえっち出来るんでしょ?それなら大歓迎だよ♪」
「魔力が上がっている気がしていたのは気のせいでは無かったのですね。勿論、なりますよ♪」
「だよねっ♪人間とか魔族とかこだわりないし、早く産めるなら断然魔族だよねっ♪」
「ん。魔族アプリコット…格好いいかも♪マナト、早く膣内に射精して?」
「お前ら…欲望に素直過ぎだ。まぁ嫌いじゃないがな。じゃあ早速やりに行こうか。皆、ベッドルームに集合っ!」
「「「「お~♪」」」」
彼女達は喜んでついてきた。
その頃、アップルは…。
「マロン…プラム…グレープ…アプリコット…済まないっ…今…行くからな…。待っていてくれよ…。」
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