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第16章 新学校編
20 愛斗の日常②
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統一テストが終了した数日後、愛斗が今いる学校に以前勤務していた学園から知らせが届き、愛斗は校長室に呼ばれていた。
「魔王様、以前勤務していた学園から至急学園に戻って欲しいとの知らせがきておりますぞ!どうなさるのじゃ?」
「はぁ?無視だ無視。俺を勝手に赴任させた学園何かにもう用は無い。あっちには俺は忙しいから用があるならお前が来いと連絡しておけ。」
「ほっ…。ではまだ我が校に?」
「おう。まだ数ヶ月しか経ってないからなぁ。これからも宜しく頼むよ、校長?」
「うほぉぅ!確かに賜りましたぞ!いやぁ~、良かった良かった。生徒達も魔王様が居なくなると寂しいと言っておりましてなぁ。そう言えば…生徒の親から呼び出されたとか…どうなりましたかのぅ?」
「ん?ああ、実はな…。」
先日、保健室から女の子の家に愛斗は向かっていた。
「ふふっ、学校帰りに先生とデートだぁっ♪」
「はしゃぎすぎだ。家はまだか?」
「ん~、あ、あそこ。」
女の子は一軒の小さな家を指さした。
「随分…いや、家族は少ないのか?」
「うん、家は私とお母さんとお姉ちゃん2人の4人家族だよ。」
「父親は?」
「さぁ。生まれた時から居なかったし、分かんない。働き手がお母さんしか居ないからウチ貧乏なんだよね…。」
「そっか。大変だな…。」
愛斗は女の子の頭を優しく撫でてやった。
「やってられっかよ!クソババアッ!!」
「待ちなさいっ!」
突然家から叫び声がし、女の子が飛び出して来た。
「あ?何見てんの?変態?」
「お、お姉ちゃん!ダメだよ!この人…魔王様。」
「へ?」
愛斗は女の子の前に出て名乗った。
「どうも~、変態で~す。…殺すぞ貴様。あ?誰に文句垂れてっか分かってんだべな?」
「ひっ…ひいぃぃぃぃっ!!?」
女の子は尻餅をつき、地面を濡らした。
「お、お待ち下さいっ!娘の不出来は親の不出来!どうか責めるなら私を…っ!」
母親が愛斗と娘の間に立ち、愛斗を止めた。
「お母さん、あの精液…魔王様のだよ?」
「へ?なっ!?あ、あなたがこの子と!?」
「そうたが?まぁ、ここじゃ何だから中で話そうか。んで…おい、そこの女。何時までもビビってねぇで家に入れ。母親しか面倒見てくれねんだろ?何で怒ってたか知らねぇが…親は大切にしろよ。育てて貰ってんだろ?」
「ひぐっ、ぐすっ…。ご、ごめんなさい…。」
「もう良いわよ。さぁ、帰りましょ。」
それから、女の子の姉を伴い、3人は家へと入った。母親は座卓に愛斗を座らせ、話を切り出した。
「あの…魔王様?」
「何かな?」
「ウチの娘とはどんな関係で?」
「ふむ…。抜き差しならぬ関係かな。」
「あははははははっ♪魔王様バカだっ♪」
女の子は床を笑い転げていた。
「え?なぁ…お前魔王とやったの?」
「あははははっ。ふぇ?勿論♪ここんとこ毎日してるよ~♪抜き差し抜き差し♪あはははっ。」
「ま、マジかよ。」
母親が愛斗に言った。
「む、娘はまだ初等部生ですよ!?生理もまだだと言うのに…。」
「棒と穴があったらやるだろ。歳は関係ない。それに、何かあっても責任は果たすぞ?そいつが孕んでも面倒はちゃんと見るしな。」
「やり捨てはしないと?」
「勿論だ。…そうか、お前…。された口か。」
「…はい。私はこの子が生まれた時に夫に捨てられました。3人も産ませて満足したんでしょうか。ある日何も言わずに消えました。連絡も取れないし…。まぁ、それはもう良いのです。割りきりましたから。しかし、だからこそ娘達にはちゃんとした恋愛をして欲しく…。」
女の子の姉が思い出したかの様に口を開いた。
「だからぁ、私のは彼氏じゃねんだって!ただのセフレだよセフレ!」
「セフレってあなた…。ゴムは着けてるの?もし赤ちゃん出来たらどうするの!」
「着けたら気持ち良くないし?出来たら出来たでその時考えるよ。もう良いでしょ?私の人生だし、好きにさせてよ!」
愛斗は姉を睨んだ。
「ひっ。な、何だ…ですか?魔王様も何か言うつもりですか?」
「まぁ、あまり言いたくねんだけどよ。お前さ、子育てにどんだけ金かかるか分かるか?」
「へ?」
「まぁ、大学まで行かなくても…魔族が高等部まで通い終わるまでに掛かる費用は大体600万弱位だ。私立だとその倍は掛かる。」
「そ、そんなに!?」
姉は驚いていた。
「それをお前は今孕んだとして1人で賄えるのか?それとも…苦労して3人育てている母親に更に苦労を背負わせる気か?」
「うっ…。」
「行動には常に責任が付きまとう。何かを成したいならよく考えて行動するんだな。俺からは以上だ。後は家族でよく話し合えよ。じゃあ俺はこれで。」
愛斗は席を立とうとした。が、母親が愛斗の手を掴んだ。
「待って下さい。まだ話は終わってませんよ?娘はどうするのですか?」
「どうするも何も…。このまま関係は続けるつもりだが。なぁ?」
「うんっ。魔王様の…凄いんだよ?こう…ふわぁっ♪ってなるの♪もう病みつきだよぉ~。今さら止めるとか無理無理!」
「はぁ……。まぁ、魔王様なら?ちゃんと責任もとってくれるだろうし?安心と言えば安心だけど…。とってくれるんですよね?」
「ああ。勿論だ。裏切らない限りは見捨てない。約束しよう。」
母親は姉に言った。
「貴女は?まだセフレとやらと続ける気?」
「…分かったよ。止める!もうアイツとはしない。代わりに…魔王様とする!それなら良いでしょ?」
「は、はぁ!?ま、待ちなさい!貴女はもう生理キテるのよ!?孕んだらどうするの!?」
「そりゃあ…魔王様に養って貰うわよ。」
「ちょい待てや。誰が養うって?やってもいない癖に勝手な事ぬかすな!」
「え~。良いじゃん!中等部生と出来るんだよ?」
「間に合ってるっつーの。やるならそっちの母親とするわ!」
「へ?わ、わわわわ私っ!?だ、だめよ!もう暫くしてないもの…。やり方なんて忘れちゃったわ…。」
愛斗は掴んでいた母親の手を逆に掴んだ。
「なら…思い出させてやるよ。今日は此処に泊まるぜ?その代わりと言っちゃ何だが…好きなモン食わせてやるよ。な?良いだろ?」
「だ、ダメよ…。き、今日は危ない日なの…っ。」
「なら尚更だ。孕ませてやるよ。お前の苦労、俺に少し分けてくれよ。今まで苦労した分これからは余裕のある暮らしを送らせてやるからさ。な?」
女の子が母親を見て言った。
「お母さん…顔真っ赤。にしし、先生~?パパになっちゃう?」
「パパなぁ、それも良いかもな。」
「なっ!」
そこに最後の姉が帰って来た。
「ただいま~。あれ?誰か来てるの?バイトで遅くなっちゃった。ごめ~ん…って…あれ?何この空気?」
「お帰り~、お姉ちゃん♪今お母さんプロポーズされてるとこ♪」
「は…はぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
姉の絶叫が室内に木霊するのであった。
「魔王様、以前勤務していた学園から至急学園に戻って欲しいとの知らせがきておりますぞ!どうなさるのじゃ?」
「はぁ?無視だ無視。俺を勝手に赴任させた学園何かにもう用は無い。あっちには俺は忙しいから用があるならお前が来いと連絡しておけ。」
「ほっ…。ではまだ我が校に?」
「おう。まだ数ヶ月しか経ってないからなぁ。これからも宜しく頼むよ、校長?」
「うほぉぅ!確かに賜りましたぞ!いやぁ~、良かった良かった。生徒達も魔王様が居なくなると寂しいと言っておりましてなぁ。そう言えば…生徒の親から呼び出されたとか…どうなりましたかのぅ?」
「ん?ああ、実はな…。」
先日、保健室から女の子の家に愛斗は向かっていた。
「ふふっ、学校帰りに先生とデートだぁっ♪」
「はしゃぎすぎだ。家はまだか?」
「ん~、あ、あそこ。」
女の子は一軒の小さな家を指さした。
「随分…いや、家族は少ないのか?」
「うん、家は私とお母さんとお姉ちゃん2人の4人家族だよ。」
「父親は?」
「さぁ。生まれた時から居なかったし、分かんない。働き手がお母さんしか居ないからウチ貧乏なんだよね…。」
「そっか。大変だな…。」
愛斗は女の子の頭を優しく撫でてやった。
「やってられっかよ!クソババアッ!!」
「待ちなさいっ!」
突然家から叫び声がし、女の子が飛び出して来た。
「あ?何見てんの?変態?」
「お、お姉ちゃん!ダメだよ!この人…魔王様。」
「へ?」
愛斗は女の子の前に出て名乗った。
「どうも~、変態で~す。…殺すぞ貴様。あ?誰に文句垂れてっか分かってんだべな?」
「ひっ…ひいぃぃぃぃっ!!?」
女の子は尻餅をつき、地面を濡らした。
「お、お待ち下さいっ!娘の不出来は親の不出来!どうか責めるなら私を…っ!」
母親が愛斗と娘の間に立ち、愛斗を止めた。
「お母さん、あの精液…魔王様のだよ?」
「へ?なっ!?あ、あなたがこの子と!?」
「そうたが?まぁ、ここじゃ何だから中で話そうか。んで…おい、そこの女。何時までもビビってねぇで家に入れ。母親しか面倒見てくれねんだろ?何で怒ってたか知らねぇが…親は大切にしろよ。育てて貰ってんだろ?」
「ひぐっ、ぐすっ…。ご、ごめんなさい…。」
「もう良いわよ。さぁ、帰りましょ。」
それから、女の子の姉を伴い、3人は家へと入った。母親は座卓に愛斗を座らせ、話を切り出した。
「あの…魔王様?」
「何かな?」
「ウチの娘とはどんな関係で?」
「ふむ…。抜き差しならぬ関係かな。」
「あははははははっ♪魔王様バカだっ♪」
女の子は床を笑い転げていた。
「え?なぁ…お前魔王とやったの?」
「あははははっ。ふぇ?勿論♪ここんとこ毎日してるよ~♪抜き差し抜き差し♪あはははっ。」
「ま、マジかよ。」
母親が愛斗に言った。
「む、娘はまだ初等部生ですよ!?生理もまだだと言うのに…。」
「棒と穴があったらやるだろ。歳は関係ない。それに、何かあっても責任は果たすぞ?そいつが孕んでも面倒はちゃんと見るしな。」
「やり捨てはしないと?」
「勿論だ。…そうか、お前…。された口か。」
「…はい。私はこの子が生まれた時に夫に捨てられました。3人も産ませて満足したんでしょうか。ある日何も言わずに消えました。連絡も取れないし…。まぁ、それはもう良いのです。割りきりましたから。しかし、だからこそ娘達にはちゃんとした恋愛をして欲しく…。」
女の子の姉が思い出したかの様に口を開いた。
「だからぁ、私のは彼氏じゃねんだって!ただのセフレだよセフレ!」
「セフレってあなた…。ゴムは着けてるの?もし赤ちゃん出来たらどうするの!」
「着けたら気持ち良くないし?出来たら出来たでその時考えるよ。もう良いでしょ?私の人生だし、好きにさせてよ!」
愛斗は姉を睨んだ。
「ひっ。な、何だ…ですか?魔王様も何か言うつもりですか?」
「まぁ、あまり言いたくねんだけどよ。お前さ、子育てにどんだけ金かかるか分かるか?」
「へ?」
「まぁ、大学まで行かなくても…魔族が高等部まで通い終わるまでに掛かる費用は大体600万弱位だ。私立だとその倍は掛かる。」
「そ、そんなに!?」
姉は驚いていた。
「それをお前は今孕んだとして1人で賄えるのか?それとも…苦労して3人育てている母親に更に苦労を背負わせる気か?」
「うっ…。」
「行動には常に責任が付きまとう。何かを成したいならよく考えて行動するんだな。俺からは以上だ。後は家族でよく話し合えよ。じゃあ俺はこれで。」
愛斗は席を立とうとした。が、母親が愛斗の手を掴んだ。
「待って下さい。まだ話は終わってませんよ?娘はどうするのですか?」
「どうするも何も…。このまま関係は続けるつもりだが。なぁ?」
「うんっ。魔王様の…凄いんだよ?こう…ふわぁっ♪ってなるの♪もう病みつきだよぉ~。今さら止めるとか無理無理!」
「はぁ……。まぁ、魔王様なら?ちゃんと責任もとってくれるだろうし?安心と言えば安心だけど…。とってくれるんですよね?」
「ああ。勿論だ。裏切らない限りは見捨てない。約束しよう。」
母親は姉に言った。
「貴女は?まだセフレとやらと続ける気?」
「…分かったよ。止める!もうアイツとはしない。代わりに…魔王様とする!それなら良いでしょ?」
「は、はぁ!?ま、待ちなさい!貴女はもう生理キテるのよ!?孕んだらどうするの!?」
「そりゃあ…魔王様に養って貰うわよ。」
「ちょい待てや。誰が養うって?やってもいない癖に勝手な事ぬかすな!」
「え~。良いじゃん!中等部生と出来るんだよ?」
「間に合ってるっつーの。やるならそっちの母親とするわ!」
「へ?わ、わわわわ私っ!?だ、だめよ!もう暫くしてないもの…。やり方なんて忘れちゃったわ…。」
愛斗は掴んでいた母親の手を逆に掴んだ。
「なら…思い出させてやるよ。今日は此処に泊まるぜ?その代わりと言っちゃ何だが…好きなモン食わせてやるよ。な?良いだろ?」
「だ、ダメよ…。き、今日は危ない日なの…っ。」
「なら尚更だ。孕ませてやるよ。お前の苦労、俺に少し分けてくれよ。今まで苦労した分これからは余裕のある暮らしを送らせてやるからさ。な?」
女の子が母親を見て言った。
「お母さん…顔真っ赤。にしし、先生~?パパになっちゃう?」
「パパなぁ、それも良いかもな。」
「なっ!」
そこに最後の姉が帰って来た。
「ただいま~。あれ?誰か来てるの?バイトで遅くなっちゃった。ごめ~ん…って…あれ?何この空気?」
「お帰り~、お姉ちゃん♪今お母さんプロポーズされてるとこ♪」
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