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第1章 転生
第14話 魔道具の存在
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長に認められ里の仲間入りを果たしたアースは今、入り口に作った家を里の中へと移していた。移動方法は簡単だ。家を一度ストレージに取り込み、新しく作った土台の上に出すだけ。一緒に暮らす事になってはいたがアースは自分の家に愛着をもっていたために断った。
「アース、ご飯はまだか!」
「はいはい……。ってかさ、もう俺里に入れたんだから君たちは自分の家に帰れば?」
「ほほう? 私達が邪魔だと?」
「いや、邪魔ではないけどさ。せっかく自分の家があるんだし、わざわざここで暮らさなくても……」
そこに長がやってくる。
「アースさん、お昼は蕎麦が食べたいわ」
「お、長まで……」
あれから毎日長もアースの家に来ては食事をたかっていた。
「……やれやれ。あっと、そうだ。長さん、ちょっとこれ見てもらえます?」
「どれ?」
アースは深緑のダンジョンで拾った鍵を長に見せた。
「あら、珍しい。これ魔道具じゃない」
「魔道具??」
「ええ。魔道具は超古代文明時代の遺産で、滅多に手に入らないのよ。この鍵は【マスターキー】という魔道具で、鍵を握りながら魔力を流して鍵穴に近付けると鍵がその形を変えて鍵型のロックなら全てのロックを解除してしまうのよ」
「魔道具……へぇ~。こんなのがあったんだ」
「使い方次第では悪用可能な魔道具はそれ自体が戦の原因にもなったりしてたわね。例えば……どんな硬い岩盤でもサクサク掘れるスコップとかね」
「それは凄い! へぇ~へぇ~!」
アースは魔道具に興味を持った。発明家としては構造が気になって仕方なかった。
「……よし、決めた! 俺は魔道具を作る技師になる!」
「魔道具を作りたいのかしら? でもそれは不可能よ?」
「え? なんでです?」
長がアースに鍵を返しながら言った。
「魔道具を作るためには【魔鉱石】という核になる鉱石と、流体金属が必要なのだけれど、そのどちらもこの大陸には存在していないわ」
「ダンジョンでも手に入らないのですか?」
「ええ。それらは失われた大陸、今は深海に沈んだ大陸でしか手に入らないわ」
「そう……ですか」
簡単には手に入らない素材と知り、アースは落ち込んだ。
「ああ、でもドワーフの連中なんかはなんとか再現出来ないか挑戦してたわね。マスターキーは流体金属を使わなきゃならないでしょうけど、その他の魔道具なんかは別の素材でも代用可能なのではって研究しているみたいよ」
アースはたぬき蕎麦を長に振る舞いながら考えていた。
「なるほど。形を変える魔道具なんかは無理でも……なるほどなるほど。要は魔力を使って生活を便利にするアイテムが魔道具……。ん? 待てよ?」
アースは一瞬で蕎麦を平らげた長に問い掛ける。
「長さん、ちょっとついてきてもらえます?」
「? ええ」
アースは長を風呂場に連れていった。
「これは……まさかお風呂?」
「知ってましたか。実は……」
アースは魔水石、魔火石、排水石を使い風呂を再現した事を伝えた。
「なるほど。魔石をこんな風に使ったのね」
「これも魔道具になるんじゃないかな?」
「そうね、凄いじゃない! 本来は魔鉱石一つで温度まで調節出来るのが魔道具なのですが……。なるほど、魔石を組み合わせて再現したのね。アースさん、ドワーフなんかより凄いわ!」
「って言う事は?」
「これは立派な魔道具よ」
「おぉぉぉ……おっし!」
既に魔道具を作っていたアース。アースは珍しく感動していた。
その翌日、アースは長に許可をもらい里に工房を作った。この工房で開発と量産を行う。目指すは魔道具技師。アイデアは頭の中に沢山ある。後はそれをどう再現していくかだ。
「さてさて、次はどんな魔道具を作ろうか……」
アースはストレージの中身を見ながら何を作ろうか考えていた。
「そう言えば……この里って井戸がないよな? 水道があるわけでもないし、どうしてんだろ?」
アースはエルフ達に話を聞きに行った。
「水? そうだな、泉から汲んでくるか雨水を桶にためておいて使っているよ」
「な、なるほど。ありがとう!」
とんでもな回答が帰ってきた。まさか雨水を使っていたとは。いくら空気が綺麗な世界だからと言っても雨水はない。
「決まりだな。次に作る魔道具は水道だ!」
アースは里の端に貯水タンクを作った。材料は金鉱石。そのタンクに蛇口を設け、ひねるだけで水が出ると言う仕組みだ。このタンクの蓋を魔水石で作り、魔力を注いで水を貯める仕組みにした。水を貯める役割は水汲み係が担当する事になった。
「これで水汲みのために泉に行かなくても良くなるな! ありがとよ、アース」
「いえいえ。これから少しずつこういった魔道具を増やしていきますので、何か困った事があれば教えて下さい。困った事がないと何を作れば良いかわかりませんので」
「困った事なぁ~……。そういや妻が料理の度に火起こしするのが面倒だって呟いていたなぁ」
「なるほど……」
次に何を作るかは決まったな。後はどう作るかだが。
「発明でいけるかな? 後で試してみよう。ありがとう、エルフのお兄さん!」
「お~う」
この貯水タンクはエルフの生活を便利なものとさせた。泉まで水を汲みに行くとなると道中魔物に襲われる可能性もあるので危険だったのだそうだ。行く時は必ず汲む係と護衛数人で泉に向かう。森では水汲みすら命懸けだったのである。
次にアースはコンロの開発に取りかかった。色々と素材を組み合わせた結果、銅鉱石、鉄鉱石、魔雷石でコンロ部分を発明で作成出来た。それに火力調節ボタンやタイマー等を加え、コンロの下にはオーブン機能も追加した。
「……え? 薪がいらないの?」
「はい。必要なのは魔力だけです。魔力を流すと赤いランプが点灯し、電源が入ります。そしてこのツマミで火力が調節出来ます。火力はトロ火、弱火、中火、強火の四段階にわかれてます。料理によって火力を調節してくださいね」
「あ……ありがと~っ! これで家事も楽になるわっ! ん~っ、ちゅっ」
「ちょぉっ!?」
里の仲間に加わり半年、アースはエルフ達から絶大な信頼を得ていたのであった。
「アース、ご飯はまだか!」
「はいはい……。ってかさ、もう俺里に入れたんだから君たちは自分の家に帰れば?」
「ほほう? 私達が邪魔だと?」
「いや、邪魔ではないけどさ。せっかく自分の家があるんだし、わざわざここで暮らさなくても……」
そこに長がやってくる。
「アースさん、お昼は蕎麦が食べたいわ」
「お、長まで……」
あれから毎日長もアースの家に来ては食事をたかっていた。
「……やれやれ。あっと、そうだ。長さん、ちょっとこれ見てもらえます?」
「どれ?」
アースは深緑のダンジョンで拾った鍵を長に見せた。
「あら、珍しい。これ魔道具じゃない」
「魔道具??」
「ええ。魔道具は超古代文明時代の遺産で、滅多に手に入らないのよ。この鍵は【マスターキー】という魔道具で、鍵を握りながら魔力を流して鍵穴に近付けると鍵がその形を変えて鍵型のロックなら全てのロックを解除してしまうのよ」
「魔道具……へぇ~。こんなのがあったんだ」
「使い方次第では悪用可能な魔道具はそれ自体が戦の原因にもなったりしてたわね。例えば……どんな硬い岩盤でもサクサク掘れるスコップとかね」
「それは凄い! へぇ~へぇ~!」
アースは魔道具に興味を持った。発明家としては構造が気になって仕方なかった。
「……よし、決めた! 俺は魔道具を作る技師になる!」
「魔道具を作りたいのかしら? でもそれは不可能よ?」
「え? なんでです?」
長がアースに鍵を返しながら言った。
「魔道具を作るためには【魔鉱石】という核になる鉱石と、流体金属が必要なのだけれど、そのどちらもこの大陸には存在していないわ」
「ダンジョンでも手に入らないのですか?」
「ええ。それらは失われた大陸、今は深海に沈んだ大陸でしか手に入らないわ」
「そう……ですか」
簡単には手に入らない素材と知り、アースは落ち込んだ。
「ああ、でもドワーフの連中なんかはなんとか再現出来ないか挑戦してたわね。マスターキーは流体金属を使わなきゃならないでしょうけど、その他の魔道具なんかは別の素材でも代用可能なのではって研究しているみたいよ」
アースはたぬき蕎麦を長に振る舞いながら考えていた。
「なるほど。形を変える魔道具なんかは無理でも……なるほどなるほど。要は魔力を使って生活を便利にするアイテムが魔道具……。ん? 待てよ?」
アースは一瞬で蕎麦を平らげた長に問い掛ける。
「長さん、ちょっとついてきてもらえます?」
「? ええ」
アースは長を風呂場に連れていった。
「これは……まさかお風呂?」
「知ってましたか。実は……」
アースは魔水石、魔火石、排水石を使い風呂を再現した事を伝えた。
「なるほど。魔石をこんな風に使ったのね」
「これも魔道具になるんじゃないかな?」
「そうね、凄いじゃない! 本来は魔鉱石一つで温度まで調節出来るのが魔道具なのですが……。なるほど、魔石を組み合わせて再現したのね。アースさん、ドワーフなんかより凄いわ!」
「って言う事は?」
「これは立派な魔道具よ」
「おぉぉぉ……おっし!」
既に魔道具を作っていたアース。アースは珍しく感動していた。
その翌日、アースは長に許可をもらい里に工房を作った。この工房で開発と量産を行う。目指すは魔道具技師。アイデアは頭の中に沢山ある。後はそれをどう再現していくかだ。
「さてさて、次はどんな魔道具を作ろうか……」
アースはストレージの中身を見ながら何を作ろうか考えていた。
「そう言えば……この里って井戸がないよな? 水道があるわけでもないし、どうしてんだろ?」
アースはエルフ達に話を聞きに行った。
「水? そうだな、泉から汲んでくるか雨水を桶にためておいて使っているよ」
「な、なるほど。ありがとう!」
とんでもな回答が帰ってきた。まさか雨水を使っていたとは。いくら空気が綺麗な世界だからと言っても雨水はない。
「決まりだな。次に作る魔道具は水道だ!」
アースは里の端に貯水タンクを作った。材料は金鉱石。そのタンクに蛇口を設け、ひねるだけで水が出ると言う仕組みだ。このタンクの蓋を魔水石で作り、魔力を注いで水を貯める仕組みにした。水を貯める役割は水汲み係が担当する事になった。
「これで水汲みのために泉に行かなくても良くなるな! ありがとよ、アース」
「いえいえ。これから少しずつこういった魔道具を増やしていきますので、何か困った事があれば教えて下さい。困った事がないと何を作れば良いかわかりませんので」
「困った事なぁ~……。そういや妻が料理の度に火起こしするのが面倒だって呟いていたなぁ」
「なるほど……」
次に何を作るかは決まったな。後はどう作るかだが。
「発明でいけるかな? 後で試してみよう。ありがとう、エルフのお兄さん!」
「お~う」
この貯水タンクはエルフの生活を便利なものとさせた。泉まで水を汲みに行くとなると道中魔物に襲われる可能性もあるので危険だったのだそうだ。行く時は必ず汲む係と護衛数人で泉に向かう。森では水汲みすら命懸けだったのである。
次にアースはコンロの開発に取りかかった。色々と素材を組み合わせた結果、銅鉱石、鉄鉱石、魔雷石でコンロ部分を発明で作成出来た。それに火力調節ボタンやタイマー等を加え、コンロの下にはオーブン機能も追加した。
「……え? 薪がいらないの?」
「はい。必要なのは魔力だけです。魔力を流すと赤いランプが点灯し、電源が入ります。そしてこのツマミで火力が調節出来ます。火力はトロ火、弱火、中火、強火の四段階にわかれてます。料理によって火力を調節してくださいね」
「あ……ありがと~っ! これで家事も楽になるわっ! ん~っ、ちゅっ」
「ちょぉっ!?」
里の仲間に加わり半年、アースはエルフ達から絶大な信頼を得ていたのであった。
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