52 / 63
第4章 侵略
第50話 コンタクト
しおりを挟む
ライハを放置し、アース達は人間の町を回っていた。その建物の多くはグラディス帝国の物だろうか、そこに加えて真新しい建物もいくつかあり、人々は大工や商売、飲食屋などを開き、それなりに賑わっていた。
「で、アースよぉ……。どうすんだ?」
「どうとは?」
「同盟だよ、組むのか?」
アースは火竜の問いに答えた。
「条件次第かな」
「条件?」
「うん。まず、デモン大陸に近付かないってのは大前提。そこに加えて、他種族を受け入れさせる。そしてここでは一切差別する事なく全種族が平和に暮らせるようにさせたい」
「さすがにそれは無理じゃない? 人間は自分と違うモノを排除したがる生き物よ?」
水竜の言い分ももっともだ。だから過去大戦が起きている。
「その大戦が起きた理由ってさ、住む場所が足りなくなったからでしょ?」
「そうね。たとえ今一緒に暮らせたとしても、もう数百年もすれば必ずまた大戦は起こるわ。そうなれば次に死の大地になるのはここよ」
「ま、そうならないように色い考えてあるから大丈夫だよ。そうだなぁ……例えばだけど、俺には前世の記憶があるって前に言ったよね?」
「ええ。違う世界の人間だったんでしょ?」
アースはこくりと頷き考えを述べた。
「その記憶で俺がいた国はさ、小さい島国だったんだ。そこに一億人以上の人間が暮らしていたんだよ」
「「「島国に一億人!?」」」
「そう、しかも自然豊かで争いのない国だった」
「信じられねぇな……。一億人っつったらよ、デモン大陸が満タンになるほどだぜ?」
「だろうね。だから俺がいた国では高層マンションが主体だったんだよ」
「高層マンション?」
アースは地面に木の枝で絵を描いていく。
「こんな感じでさ、この建物一つで千人くらいは住めるんだよ」
「アース、お前絵上手すぎじゃね?」
「そりゃ図面も引くからね。まぁ……地盤は俺が固めるから問題ないし、問題があるとしたら食糧かな。でもこの大陸にもダンジョンはあるみたいだし、皆で協力していけば困る事もないかなって思ってる」
「ふ~ん……。でもさ、人間って自分だけの家を持ちたいって思うんじゃない? これ受け入れられるかな?」
風竜が首を傾げながら質問してきた。
「それはあるかもね。それに対処するためには意識改革が必要かなんだよ」
「意識改革?」
「そう。例えば高層マンションの最上階はお金持ちしか住めないとか付加価値をつけてさ、階層ごとに部屋の値段を変える。もちろん階層ごとに部屋数は減らして広い間取りにしていく。人間ってのは見栄っ張りなんだよ。最上階から眺める景色は最高とか、人より高い場所にいるってだけで大体のバカは納得しちゃうんだよ」
「ははっ、バカって酷くない?」
「まぁ、俺のいた国の格言にバカと煙は高い所が好きと言うのがあってね、あながち間違ってないんじゃないかなってね」
火竜がアースに尋ねる。
「お前、それをエサに同盟を有利に運ぼうとしてやがるな?」
「うん。でも同盟うんぬんはあっちの話し合い次第だけどね。組まないってなったらこの話はなし。さっきの話に出てた南の大陸にあるバーミリオン王国にでも持ち掛けようかなって思ってる」
「砂漠の国か」
「うん。俺なら砂漠にも街は作れるしね」
「かぁ~っ、どこまで考えを進めてんだか。お前の頭ん中どうなってやがんだよ」
「前世では百年以上生きたからね。しかも人の暮らしを便利にしようと毎日働いてたんだ。その経験を生かしてるだけだよ」
「合わせたら俺達とタメくらいか。俺達ゃただ戦ってばかりだったからなぁ……。それがこの差か」
「ま、人それぞれって事だよ。さて……町を回るのは良いんだけど金がないなぁ。ちょっと商売してこよう」
「「「商売?」」」
アースは大工職人に近付き話し掛けた。
「すいませ~ん」
「あん?」
「めっちゃ使いやすい工具とかあるんですけど見て見ません?」
「あぁん? 工具だ? どれ、見せてみな」
アースはニヤリと笑い、ストレージからテーブル台を取り出し、そこにクロスを引いた。
「さあ、注目!」
アースは台に巻き尺や墨壺、丸ノコからサンダー、軽量ハンマーに皮製の腰袋まで並べて見せた。
「まずはこの腰袋! ベルトのように腰に巻き、そこに様々な工具をさしたり巻き尺なんかを入れておける優れもの! これがあれば両手は自由に!」
「「「「くれっ!!」」」」
「まだありますよ~? この巻き尺! 大工は全ての角材の長さを揃えてキッチリ組んでナンボ! これがあれば長さはキッチリ同じに! そしてこの墨壺、こうして弾くだけで木材に切る際のラインが真っ直ぐ! そしてこの丸ノコ! 何と魔雷石が仕込んであり……」
アースは丸ノコのスイッチを入れる。グリップを握ると刃が回転し木材を綺麗に切断して見せた。
「と、楽に、スピーディーに木材のカットが可能! 仕事の効率アップ間違いなし! さあ、どうします? 買いますか? 買いませんか?」
「「「「全部買ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」
「毎度あり~」
アースの作った工具と腰袋はあっと言う間に完売した。
「なにぃぃっ! もうないのかっ!」
「またのお越しを~」
アースは【発明】で作った工具類で大量の金を入手し、火竜たちと酒場へと向かうのであった。
「で、アースよぉ……。どうすんだ?」
「どうとは?」
「同盟だよ、組むのか?」
アースは火竜の問いに答えた。
「条件次第かな」
「条件?」
「うん。まず、デモン大陸に近付かないってのは大前提。そこに加えて、他種族を受け入れさせる。そしてここでは一切差別する事なく全種族が平和に暮らせるようにさせたい」
「さすがにそれは無理じゃない? 人間は自分と違うモノを排除したがる生き物よ?」
水竜の言い分ももっともだ。だから過去大戦が起きている。
「その大戦が起きた理由ってさ、住む場所が足りなくなったからでしょ?」
「そうね。たとえ今一緒に暮らせたとしても、もう数百年もすれば必ずまた大戦は起こるわ。そうなれば次に死の大地になるのはここよ」
「ま、そうならないように色い考えてあるから大丈夫だよ。そうだなぁ……例えばだけど、俺には前世の記憶があるって前に言ったよね?」
「ええ。違う世界の人間だったんでしょ?」
アースはこくりと頷き考えを述べた。
「その記憶で俺がいた国はさ、小さい島国だったんだ。そこに一億人以上の人間が暮らしていたんだよ」
「「「島国に一億人!?」」」
「そう、しかも自然豊かで争いのない国だった」
「信じられねぇな……。一億人っつったらよ、デモン大陸が満タンになるほどだぜ?」
「だろうね。だから俺がいた国では高層マンションが主体だったんだよ」
「高層マンション?」
アースは地面に木の枝で絵を描いていく。
「こんな感じでさ、この建物一つで千人くらいは住めるんだよ」
「アース、お前絵上手すぎじゃね?」
「そりゃ図面も引くからね。まぁ……地盤は俺が固めるから問題ないし、問題があるとしたら食糧かな。でもこの大陸にもダンジョンはあるみたいだし、皆で協力していけば困る事もないかなって思ってる」
「ふ~ん……。でもさ、人間って自分だけの家を持ちたいって思うんじゃない? これ受け入れられるかな?」
風竜が首を傾げながら質問してきた。
「それはあるかもね。それに対処するためには意識改革が必要かなんだよ」
「意識改革?」
「そう。例えば高層マンションの最上階はお金持ちしか住めないとか付加価値をつけてさ、階層ごとに部屋の値段を変える。もちろん階層ごとに部屋数は減らして広い間取りにしていく。人間ってのは見栄っ張りなんだよ。最上階から眺める景色は最高とか、人より高い場所にいるってだけで大体のバカは納得しちゃうんだよ」
「ははっ、バカって酷くない?」
「まぁ、俺のいた国の格言にバカと煙は高い所が好きと言うのがあってね、あながち間違ってないんじゃないかなってね」
火竜がアースに尋ねる。
「お前、それをエサに同盟を有利に運ぼうとしてやがるな?」
「うん。でも同盟うんぬんはあっちの話し合い次第だけどね。組まないってなったらこの話はなし。さっきの話に出てた南の大陸にあるバーミリオン王国にでも持ち掛けようかなって思ってる」
「砂漠の国か」
「うん。俺なら砂漠にも街は作れるしね」
「かぁ~っ、どこまで考えを進めてんだか。お前の頭ん中どうなってやがんだよ」
「前世では百年以上生きたからね。しかも人の暮らしを便利にしようと毎日働いてたんだ。その経験を生かしてるだけだよ」
「合わせたら俺達とタメくらいか。俺達ゃただ戦ってばかりだったからなぁ……。それがこの差か」
「ま、人それぞれって事だよ。さて……町を回るのは良いんだけど金がないなぁ。ちょっと商売してこよう」
「「「商売?」」」
アースは大工職人に近付き話し掛けた。
「すいませ~ん」
「あん?」
「めっちゃ使いやすい工具とかあるんですけど見て見ません?」
「あぁん? 工具だ? どれ、見せてみな」
アースはニヤリと笑い、ストレージからテーブル台を取り出し、そこにクロスを引いた。
「さあ、注目!」
アースは台に巻き尺や墨壺、丸ノコからサンダー、軽量ハンマーに皮製の腰袋まで並べて見せた。
「まずはこの腰袋! ベルトのように腰に巻き、そこに様々な工具をさしたり巻き尺なんかを入れておける優れもの! これがあれば両手は自由に!」
「「「「くれっ!!」」」」
「まだありますよ~? この巻き尺! 大工は全ての角材の長さを揃えてキッチリ組んでナンボ! これがあれば長さはキッチリ同じに! そしてこの墨壺、こうして弾くだけで木材に切る際のラインが真っ直ぐ! そしてこの丸ノコ! 何と魔雷石が仕込んであり……」
アースは丸ノコのスイッチを入れる。グリップを握ると刃が回転し木材を綺麗に切断して見せた。
「と、楽に、スピーディーに木材のカットが可能! 仕事の効率アップ間違いなし! さあ、どうします? 買いますか? 買いませんか?」
「「「「全部買ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」
「毎度あり~」
アースの作った工具と腰袋はあっと言う間に完売した。
「なにぃぃっ! もうないのかっ!」
「またのお越しを~」
アースは【発明】で作った工具類で大量の金を入手し、火竜たちと酒場へと向かうのであった。
2
あなたにおすすめの小説
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
辺境の最強魔導師 ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~
日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。
アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。
その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる