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第02章 少年期
03 反魔王軍過激派
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「反魔王軍過激派グループ【アノレカイダ】だぁ?何だよ、テロリストか。で?そのテロリスト様が何故俺に近付いた?」
露店商は全裸で正座させられていた。逃げられない様に手首と足首にはバインドが掛けられている。
「い、いやぁ~?実はですね…。」
露店商の話はこうだった。アノレカイダは以前からあのクズを狙っていた。加えて、この母も構成員らしい。その美しさでクズを籠絡し、やがて暗殺する手筈だった様だ。
「まさかお前もテロリストだったとはねぇ。」
「も、申し訳ありません。ご主人様!」
「ぷっ、ご主人様って…。」
「あ?」
母親が露店商の頭を掴んだ。
「い…いぃぃぃぃたたたたた!!?」
「余計な事は喋るんじゃないよっ!このまま潰して…はっ!」
母親は正気に戻ったがもう遅かった。
「それが素か。」
「ち、違うのっ!ご主人さまぁっ!」
「あはは、何が違うって?あんたはグループでも屈指のアサシンじゃあないか。通り名はキラーマシーン。ねぇ、【シーマ】?」
「くぅっ!殺すわっ!」
「待てと言ってるだろうに!」
「あぁぁぁんっ♪」
露店商に飛び掛かろうと後ろを向いた彼女に、蓮は背後からモノで一突きにした。
「あはぁぁぁっ♪ご、ご主人さまぁっ、な、何をぉぉぉぉっ♪」
「勝手に殺すな。まだ近付いて来た目的を聞いていない。でだ、素性は分かった。近付いた目的は?」
露店商はもう諦めて全部吐いた。
「ほぉん。あのクズは魔王軍でもそれなりの地位にあったってのか。信じられんな。」
「事実よ。活動資金とか援助してのし上がったみたい。私達はその資金を絶とうとグループから此処に派遣されて来てたのよ。で、標的が屋敷ごと消されてさぁ、私はシーマを探してた訳。そんな時貴方からシーマの匂いがするじゃない?これは話を聞かなければって思って声を掛けたのよ。」
「なんだ、勧誘とか俺を殺しに来た訳じゃないんだな。つまらん。」
蓮はシーマに射精し、ソファーに腰掛けた。
「ならもう行って良いぞ。ただし、俺に敵対したらそのアノレカイダって組織は跡形も無く消し去る。お前はメッセンジャーだ。組織に戻って俺の事をしっかりと報告するんだな。」
「し、シーマは?」
「あん?こりゃもう俺のモンだ。誰にも渡さねぇよ。」
「あぁん♪ご主人さまぁっ♪ありがとうございますっ♪」
蓮は露店商のバインドを解除してやった。
「良いか?敵対したら潰す。俺のモノに手を出しても潰す。よく覚えておけ。」
「ちゃんと伝えとくよ。因みに…あんたは魔王軍って訳じゃ無いんだよね?」
「ああ。俺の名はレン・クード。魔王軍筆頭軍団長の息子だが、魔王軍って訳じゃ無い。だが、魔王の娘と魔法軍団長の娘は俺のモンだ。その辺に手を出したら潰すからな?」
「…魔王軍トップ3じゃないかっ!それじゃ私達は手を出せないじゃないかぁっ…。」
蓮は言った。
「いや?野郎は好きにして結構。ただ、女はダメだ。いずれ俺のモノになるかもしれんのだからな。お前等の仲間が魔王軍の関係者の女に手を出されたと知った暁には潰しに行くから。分かったら行け。俺はこれからシーマを抱くんだからよ?」
と、蓮はシーマを抱き寄せ、その胸を揉んだ。
「あぁん♪ご主人さまったらぁ♪正体を知っても殺さないだなんて…♪」
「別に殺しが好きな訳じゃ無いからな。敵対する奴は仕方無く殺してるだけだ。ほら、足を開け。」
「は、はいっ♪きてぇ…♪ご主人さまぁっ…♪」
「よしよし、良い子だ。俺達も帰るとするか。じゃあな、女スパイさん。」
そう言って、蓮は屋敷へと転移して行った。
「…危険だっ!あんな奴敵に回したら…!直ぐに帰らないと!」
彼女は蓮により常に位置を把握されている事も知らずに、アジトへと向かった。
「さあ、行け。アジトの場所を教えて貰うぜ?」
「ご主人様、場所なら私が…。」
「バカか。何時までも同じ場所にある訳無いだろう。仮にも反魔王軍だぞ?」
「し、失礼しました!」
蓮は千里眼で彼女を監視し続けた。そして、続ける事1週間、反応は漸く止まった。
「遠いなぁ…。魔族領と人間の国の国境近くじゃないか。成る程成る程。」
「行かれるのですか?」
「当たり前だろう。魔王軍に与する気は無いが…構成員が全員女だと聞かされちゃあなぁ?それに…人間も居るのだろう?この世界で人間は初めてだからなぁ…。ちょっとヤりに行ってくるわ。とうっ!」
蓮は空を音速で飛んで行った。
「…教えなきゃ良かったかなぁ…。」
「蓮兄~いる~?」
「オニーサン、えっちしよ?あれ?」
沙梨と遥が部屋に入って来た。
「あれ?シーマ、蓮兄は?」
「空をびゅ~んて飛んで行っちゃいました。」
「「なっ!?」」
2人はがっくりと崩れ落ちた。
「やっと抜け出してきたのにぃぃぃっ!」
「オニーサン…気が多すぎる…しくしく。」
その頃スパイの彼女は…。
「レン・クード?誰だそいつは?聞いた事が無いが…。」
「魔王軍筆頭軍団長の息子らしいです。10歳でありながらあのシーマをまるで赤子同然に扱い、自分に逆らうならこの組織を潰すと…!」
「潰す?ははっ、どうやってだい?私達はアジトを持たない。居場所も見つけられないのにどうやって潰すのさ?あはははは。」
《そりゃ勿論こうやってさ。》
ドガァァァァァァン!!
「「な、何だいっ!?」」
蓮は扉を蹴破り、女を抱えて部屋に入って行った。
「よ、1週間ぶり。道案内ご苦労さん。」
「ど、どうやって!」
「あん?そう言うスキルがあるんだよ。気にするな。」
蓮はスパイを無視し、頭の女を見た。
「お前がアノレカイダの頭か。中々美人じゃねぇの。人間…だな?」
「…何の用だい?それと…私の仲間を離しなっ!」
「これは彼女達からくっついて来てんだ。俺はほら、触ってすらいないだろう?」
女達は自分で蓮の身体に抱きつき、1人は首に掴まり身体に脚を回して腰を動かしている。
「あぁぁぁぁんっ♪デカチン最高ぉぉぉっ♪奥に当たってるのぉっ♪」
「レンさまぁっ♪早く私にも下さぁぁいっ♪」
「私もレン様の精液で孕みたいのぉっ♪」
「な?」
頭は蓮に言った。
「な、何をしたっ!そいつらは私の腹心だぞ!私を裏切る訳が…!」
「何って…ただセックスしてやっただけだが?あ、そうそう。俺は今日は別に潰しに来た訳じゃ無いから。」
スパイが蓮に尋ねた。
「じゃあ…何をしに?」
「あ?セックス。人間の女が居るって聞いてなぁ。つい我慢出来なくなっちまってよ。楽しんだら帰るからよ。」
「そ、それ…だけ?」
「あん?他に何があるってんだよ。取り敢えず…邪魔はするなよ?もし邪魔したら悪いが死んでもらうからよ。ほら、あっちに行こうぜ?続きはベッドでな?」
「「「「はぁぁぁぁい♪」」」」
「ふはははははははは!」
蓮はそれだけ告げ、部屋を出て行った。
「な、何だい…あの化け物はっ!凄まじい魔力だ…!
「り、リーダー…汗が…。」
頭の女は冷や汗を流していた。
「あいつ…レン・クードと言ったか…。」
「は、はい。」
「あいつは魔王軍じゃないんだな?魔王軍の関係者の女にさえ手を出さなけりゃ敵対はしないんだったよな?」
「はい。そう言ってました。」
「…なら…好きなだけヤらせてやろうじゃないか。各地に散らばる構成員を全員呼び戻しな。」
「…えっ!?ぜ、全員ですか!?魔王軍に潜入させている仲間も?」
「ああ、全員だ。誰か1人でも奴の心を掴んじまえば後はこっちのモンさ。アノレカイダはレンを使って今の魔族領の体制をぶっ壊す!何が魔王と勇者だ…。出来レースの癖に…。国は勇者を召喚する為に何の罪も無い民を生け贄として拐って…しかも魔王との戦いはただのビジネスだ!金を稼ぐ為なら何をしても良いのか!私は…魔王も人間も嫌いだ。こんなちっぽけな国で満足している魔王も!勇者を呼ぶ為に好き放題してる人間も!!私は許さない!!」
「り、リーダー…。」
そこに蓮が現れた。
「成る程なぁ。それが反魔王軍の戦う理由か。実に納得出来る話だ。」
「お、お前!聞いていたのか!」
「まぁな。」
そう言って、蓮は不敵な笑みを浮かべるのであった。
露店商は全裸で正座させられていた。逃げられない様に手首と足首にはバインドが掛けられている。
「い、いやぁ~?実はですね…。」
露店商の話はこうだった。アノレカイダは以前からあのクズを狙っていた。加えて、この母も構成員らしい。その美しさでクズを籠絡し、やがて暗殺する手筈だった様だ。
「まさかお前もテロリストだったとはねぇ。」
「も、申し訳ありません。ご主人様!」
「ぷっ、ご主人様って…。」
「あ?」
母親が露店商の頭を掴んだ。
「い…いぃぃぃぃたたたたた!!?」
「余計な事は喋るんじゃないよっ!このまま潰して…はっ!」
母親は正気に戻ったがもう遅かった。
「それが素か。」
「ち、違うのっ!ご主人さまぁっ!」
「あはは、何が違うって?あんたはグループでも屈指のアサシンじゃあないか。通り名はキラーマシーン。ねぇ、【シーマ】?」
「くぅっ!殺すわっ!」
「待てと言ってるだろうに!」
「あぁぁぁんっ♪」
露店商に飛び掛かろうと後ろを向いた彼女に、蓮は背後からモノで一突きにした。
「あはぁぁぁっ♪ご、ご主人さまぁっ、な、何をぉぉぉぉっ♪」
「勝手に殺すな。まだ近付いて来た目的を聞いていない。でだ、素性は分かった。近付いた目的は?」
露店商はもう諦めて全部吐いた。
「ほぉん。あのクズは魔王軍でもそれなりの地位にあったってのか。信じられんな。」
「事実よ。活動資金とか援助してのし上がったみたい。私達はその資金を絶とうとグループから此処に派遣されて来てたのよ。で、標的が屋敷ごと消されてさぁ、私はシーマを探してた訳。そんな時貴方からシーマの匂いがするじゃない?これは話を聞かなければって思って声を掛けたのよ。」
「なんだ、勧誘とか俺を殺しに来た訳じゃないんだな。つまらん。」
蓮はシーマに射精し、ソファーに腰掛けた。
「ならもう行って良いぞ。ただし、俺に敵対したらそのアノレカイダって組織は跡形も無く消し去る。お前はメッセンジャーだ。組織に戻って俺の事をしっかりと報告するんだな。」
「し、シーマは?」
「あん?こりゃもう俺のモンだ。誰にも渡さねぇよ。」
「あぁん♪ご主人さまぁっ♪ありがとうございますっ♪」
蓮は露店商のバインドを解除してやった。
「良いか?敵対したら潰す。俺のモノに手を出しても潰す。よく覚えておけ。」
「ちゃんと伝えとくよ。因みに…あんたは魔王軍って訳じゃ無いんだよね?」
「ああ。俺の名はレン・クード。魔王軍筆頭軍団長の息子だが、魔王軍って訳じゃ無い。だが、魔王の娘と魔法軍団長の娘は俺のモンだ。その辺に手を出したら潰すからな?」
「…魔王軍トップ3じゃないかっ!それじゃ私達は手を出せないじゃないかぁっ…。」
蓮は言った。
「いや?野郎は好きにして結構。ただ、女はダメだ。いずれ俺のモノになるかもしれんのだからな。お前等の仲間が魔王軍の関係者の女に手を出されたと知った暁には潰しに行くから。分かったら行け。俺はこれからシーマを抱くんだからよ?」
と、蓮はシーマを抱き寄せ、その胸を揉んだ。
「あぁん♪ご主人さまったらぁ♪正体を知っても殺さないだなんて…♪」
「別に殺しが好きな訳じゃ無いからな。敵対する奴は仕方無く殺してるだけだ。ほら、足を開け。」
「は、はいっ♪きてぇ…♪ご主人さまぁっ…♪」
「よしよし、良い子だ。俺達も帰るとするか。じゃあな、女スパイさん。」
そう言って、蓮は屋敷へと転移して行った。
「…危険だっ!あんな奴敵に回したら…!直ぐに帰らないと!」
彼女は蓮により常に位置を把握されている事も知らずに、アジトへと向かった。
「さあ、行け。アジトの場所を教えて貰うぜ?」
「ご主人様、場所なら私が…。」
「バカか。何時までも同じ場所にある訳無いだろう。仮にも反魔王軍だぞ?」
「し、失礼しました!」
蓮は千里眼で彼女を監視し続けた。そして、続ける事1週間、反応は漸く止まった。
「遠いなぁ…。魔族領と人間の国の国境近くじゃないか。成る程成る程。」
「行かれるのですか?」
「当たり前だろう。魔王軍に与する気は無いが…構成員が全員女だと聞かされちゃあなぁ?それに…人間も居るのだろう?この世界で人間は初めてだからなぁ…。ちょっとヤりに行ってくるわ。とうっ!」
蓮は空を音速で飛んで行った。
「…教えなきゃ良かったかなぁ…。」
「蓮兄~いる~?」
「オニーサン、えっちしよ?あれ?」
沙梨と遥が部屋に入って来た。
「あれ?シーマ、蓮兄は?」
「空をびゅ~んて飛んで行っちゃいました。」
「「なっ!?」」
2人はがっくりと崩れ落ちた。
「やっと抜け出してきたのにぃぃぃっ!」
「オニーサン…気が多すぎる…しくしく。」
その頃スパイの彼女は…。
「レン・クード?誰だそいつは?聞いた事が無いが…。」
「魔王軍筆頭軍団長の息子らしいです。10歳でありながらあのシーマをまるで赤子同然に扱い、自分に逆らうならこの組織を潰すと…!」
「潰す?ははっ、どうやってだい?私達はアジトを持たない。居場所も見つけられないのにどうやって潰すのさ?あはははは。」
《そりゃ勿論こうやってさ。》
ドガァァァァァァン!!
「「な、何だいっ!?」」
蓮は扉を蹴破り、女を抱えて部屋に入って行った。
「よ、1週間ぶり。道案内ご苦労さん。」
「ど、どうやって!」
「あん?そう言うスキルがあるんだよ。気にするな。」
蓮はスパイを無視し、頭の女を見た。
「お前がアノレカイダの頭か。中々美人じゃねぇの。人間…だな?」
「…何の用だい?それと…私の仲間を離しなっ!」
「これは彼女達からくっついて来てんだ。俺はほら、触ってすらいないだろう?」
女達は自分で蓮の身体に抱きつき、1人は首に掴まり身体に脚を回して腰を動かしている。
「あぁぁぁぁんっ♪デカチン最高ぉぉぉっ♪奥に当たってるのぉっ♪」
「レンさまぁっ♪早く私にも下さぁぁいっ♪」
「私もレン様の精液で孕みたいのぉっ♪」
「な?」
頭は蓮に言った。
「な、何をしたっ!そいつらは私の腹心だぞ!私を裏切る訳が…!」
「何って…ただセックスしてやっただけだが?あ、そうそう。俺は今日は別に潰しに来た訳じゃ無いから。」
スパイが蓮に尋ねた。
「じゃあ…何をしに?」
「あ?セックス。人間の女が居るって聞いてなぁ。つい我慢出来なくなっちまってよ。楽しんだら帰るからよ。」
「そ、それ…だけ?」
「あん?他に何があるってんだよ。取り敢えず…邪魔はするなよ?もし邪魔したら悪いが死んでもらうからよ。ほら、あっちに行こうぜ?続きはベッドでな?」
「「「「はぁぁぁぁい♪」」」」
「ふはははははははは!」
蓮はそれだけ告げ、部屋を出て行った。
「な、何だい…あの化け物はっ!凄まじい魔力だ…!
「り、リーダー…汗が…。」
頭の女は冷や汗を流していた。
「あいつ…レン・クードと言ったか…。」
「は、はい。」
「あいつは魔王軍じゃないんだな?魔王軍の関係者の女にさえ手を出さなけりゃ敵対はしないんだったよな?」
「はい。そう言ってました。」
「…なら…好きなだけヤらせてやろうじゃないか。各地に散らばる構成員を全員呼び戻しな。」
「…えっ!?ぜ、全員ですか!?魔王軍に潜入させている仲間も?」
「ああ、全員だ。誰か1人でも奴の心を掴んじまえば後はこっちのモンさ。アノレカイダはレンを使って今の魔族領の体制をぶっ壊す!何が魔王と勇者だ…。出来レースの癖に…。国は勇者を召喚する為に何の罪も無い民を生け贄として拐って…しかも魔王との戦いはただのビジネスだ!金を稼ぐ為なら何をしても良いのか!私は…魔王も人間も嫌いだ。こんなちっぽけな国で満足している魔王も!勇者を呼ぶ為に好き放題してる人間も!!私は許さない!!」
「り、リーダー…。」
そこに蓮が現れた。
「成る程なぁ。それが反魔王軍の戦う理由か。実に納得出来る話だ。」
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「まぁな。」
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