スキルで快適!異世界ライフ(痛)

夜夢

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第02章 少年期

28 グレゴール動く(🖤)

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    フレイメルへの進行に失敗したグレゴールの王は怒り狂っていた。

「くそっ!何もかも失敗続きだ!それもこれも…全部あの魔族のせいだっ!くそっ!!」

「あぁぁぁっ!も…もう止め…」

「うるさいっ!役立たずのゴミ勇者めっ!折角呼んでやったのに大したスキルも持たないお前みたいなゴミでも儂の欲を受ける皿にしてやってるのだ!せめて黙って股でも開かんかっ!」

「い…いやぁぁぁっ!!」

    勇者の中にも使えない者は居る。全員がゲーマーやそれに類した知識を有している訳では無かった。中には全くゲームをした事が無い者や、ラノベなんて読んだ事すら無い者もいるだろう。グレゴールの王はそうした者達を慰み者として犯していた。犯し飽きたら部下に投げ捨てる。呼ばれた側としては不幸でしか無い。 

「うっ…うっ…。」

「おい、誰か居らぬか?」

「はっ!」

    グレゴール王は言った。

「そこのゴミを処分しておけ。ああ、そうだ。それは騎士達に慰労のプレゼントだ。孕ますなり犯し尽くすなり好きにしろ。」

「はっ!来いっ!」

「あぁぁぁ…いやぁぁぁぁぁっ!!」

    その後、この勇者の姿を見た者は居なかった。

「…魔族め。いつまでも黙っているとは思うなよっ!」

    遂にグレゴールが本気で動き始めた。グレゴールはフレイメルを避け、神聖国【ピカレスク】へと全軍を進め、ピカレスクを蹂躙していくのであった。

    そして、ピカレスクも黙っている事はなかった。

「で、何の用かな?」

「私はピカレスクから参った聖女【ナナリー】と申します。レン様…、どうかフレイメルを救った力で我が国もお救い下さいませっ!」

    聖女は深々と頭を下げ、蓮に懇願していた。

「…ふむ。だが…断るっ!」

「な、何故ですかっ!?グレゴールは共通の敵ではありませんかっ!」

    蓮は言った。 

「勘違いするなよ。グレゴールなんて何とも思ってないし、お前の国なんてもっとどうでも良い。羅刹国単体…いや、俺1人でもグレゴールを潰す事は可能だ。俺にはお前とピカレスクを救う理由が無い。帰れ。」

「い、イヤです!ど、どうすれば助けて頂けるのですか!お金なら払います!」

「金?んなもん余ってんだよ。そうだなぁ…お前が俺のモノになるってんなら助けてやらん事もないぞ?」
 
「…え?それって……。わ、私の身体?この小さく貧相な身体なんかで?」

    と、聖女は服の前をペロリと捲って見せた。

「おぉう!?美しい一本筋っ!た、たまらんっ!」

    蓮は椅子から立ち上がった。勿論息子も立ち上がっていた。 

「…わ、私なんかの身体で良いなら…。ピカレスク…守って下さいますか?」

「ふむ。取り敢えず具合を確かめてからだな。寝室に来い、ナナリー。」

「はい…。その…優しくしてくださいね?」

    数刻後…。

「やぁぁんっ♪や、優しくって言ったのにぃぃぃっ♪あっあっ…♪激し過ぎますぅぅぅっ♪」

「くぅぅっ!これが聖女の身体かっ!魔族に抱かれる気分はどうだ?」

「はぁっ…あっ♪き、気持ち良いのぉっ…♪お腹にびゅるってくるのが一番良いぃっ♪」

「膣内射精がお気に入りとか…なんてエロいんだっ!ならもっとくれてやらなきゃなぁっ!おらっ、孕めっ!」

     聖女は言った。

「はぁっ…はぁっ…♪レン様ぁ…♪私…まだですので…ぇっ♪そこに卵はありませんのぉぉぉっ♪」

「マジかよ!?やけに小さいと思ったら…くくくっ。」

「ふぁぁぁっ♪な、膣内でもっと硬く膨らんでっ♪あぁぁぁっ♪レンさまぁぁぁっ♪」

    蓮は地図上でピカレスクに狙いをつけ、国を防御結界で包んでやった。

「い、今のは?」

「約束を果たしてやった。ピカレスクは防御結界で包んでやった。もうグレゴールの奴等は侵入出来ないよ。勿論破壊も不可能だ。例え勇者を使おうとな。結界術を解除する為には俺より強くなければどんな手段を使おうと解除出来ない。さ、これで安心したろ?続きだ続き。」

「あ、ありがとう…ございますっ!本当に救って頂けるなんて…!お礼は…如何すれば…?」

    蓮は聖女の口唇を奪った。

「お前の身体と…ピカレスクの修道女達の身体で良いぜ。それと…崇めるなら神じゃ無くて俺な?御神体は…お前に挿入してるコレな。大事に扱ってくれよ?」

「は、はいっ!では一度国に戻りましょう。王や教会にも話さないとなりませんので…。」

「はいよ。じゃヤりながら飛んで行こうか。」

「へ?はわわわっ!?と、飛んじゃうぅぅぅっ!?」

    その日、地上にはぬるっとした雨が降ったそうな。

    所はグレゴールに移る。

「た、大変です!」

「…今度は何だ。」

「…ピカレスクに入れなくなってます!妙な膜で国全体が覆われており…。」

「なっ!?ピカレスクもだとっ!?ぐぬぬぬっ!勇者は!勇者は何をやっておるか!使える奴等は全員使わんかっ!」

「そ、それが…。勇者様の攻撃でもびくともせず…。」

「ぬぅあぁぁぁぁぁぁっ!!おのれぇっ!…もう良い!フレイメルとピカレスクとは一切取り引きするな!」

「…はっ!」

    兵が退室した後、王は勇者を後ろから乱暴に突き上げる。

「……………っ。」

「どいつもこいつもっ!ふん、もう壊れたか。役に立ったのは身体だけだな、雑魚勇者め。つまらん奴だ。おい!代わりをもてぃっ!」

「…はっ。」

    壊れた勇者は兵に引き摺られて行き、兵舎に渡される。散々汚された勇者はやがて衰弱し死ぬ。そしてまた新たな勇者が呼ばれるのだ。

「は、離せぇぇっ!や、止めろぉっ!」

「ふん、黙れ。使えぬゴミめ。せめて性処理に使ってやるだけありがたく思わんか!」

「や、やめ…」

    王は無慈悲に膜を突き破った。

「いあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」

「くはっ、異世界人でも女には変わらぬ。初物はやはりたまらんな。ほらほら、哭け!お前にもたっぷり注いでやるからなぁ!ははははははっ!」

「あぁぁぁ…いやぁぁぁぁ…っ!」

    王は下卑た嗤いを浮かべ、勇者を汚していくのであった。
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