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第1章 始まり
09 始まりの時
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ラフィエルの口から魔族の味方と言われる神の名が紡がれる。
まず一柱目は【魔神ルシファー】。ルシファーは天使長だったが、神と対立したために天界の片隅に幽閉されているのだとか。ルシファーはラフィエルが唯一尊敬している神である。
続いて二柱目は【邪神ヘル】だ。ヘルは死者を生者に戻す力があるが、その力は精霊神により禁忌とされたが故、ルシファー同様天界の片隅に幽閉されている。
そして最後の三柱目。【鬼神酒呑童子】。酒呑童子は女好き、酒好き、暴力大好きと欲望を具現化させたような神であり、天界の在り方に従えず、反旗を翻したが故に幽閉されたのだとか。ラフィエルが酒の存在を知った切欠がこの酒呑童子であり、真っ先に救い出したいと考えている神なのだとか。
「ルシファー、ヘル、酒呑童子……か。魔族の味方をしてくれる神はたった三柱か」
「三柱でも十分なのよ。いえ、むしろルシファー様がいれば問題ないわね」
「それ程までに強いのか」
「ええ。その力は精霊神に匹敵するわ。だから……」
そこでのんびりとしたラフィエルの雰囲気が変わる。
「魔族は人間を滅ぼしたとしても全く問題ないの。地上に堕ちた私は人間から沢山の悪意を向けられたわ。仮にそんな事をしてこなければ何もしなかったのにね。私は……私は人間の行いでこうなったの。アーレス、まずはあなたを追放した国を滅ぼしましょう。今さら情けをかけたりなんてしないわよね?」
ラフィエルはアーレスの覚悟を確かめるために敢えて強い言葉を選択した。まだアーレスは人間の住む領地から追放されただけで命までは狙われていない。だが、アーレスから手を出した瞬間、アーレスは全ての人類から裏切り者呼ばわりされ、その命を狙われる事になる。ここがアーレスの分岐点だ。全てを忘れ魔族領で静かに暮らすか、全ての人類を敵に回し激動の日々を暮らすか。そんな重要な選択だが、この時点ですでにアーレスの答えは決められていた。
「情け? 情けだって? はっ、そんなもの……欠片もないね。たかだか職業で俺を追放した人類なんぞ情けをかけるに値しないだろう。人類は無知故に滅ぶんだ。そこに善悪、老若男女はない。全て等しく滅ぼす。神が勇者や英雄を用意するならすれば良い。俺は何がなんでも人類を滅ぼす。そして真に平和な世界を築き上げてやる」
「……そう。あなたの覚悟……確かに聞いたわ。このラフィエル、今後あなたに味方する事を誓うわ。私達堕天使軍は全てあなたの味方よ。必要な時は遠慮なく声を掛けてちょうだい」
「ああ、助かるよラフィエル」
こうして魔王軍の三幹部を味方につけたアーレスは最後の幹部であるベリアルの所へと向かった。
「ん? なんだ貴様か。私からアリア様を奪っておいて何をしにきた」
「まぁまぁベリアル。そう邪険にしなくても良いじゃないか」
魔王アリアを奪われたベリアルはすっかり不貞腐れていた。敵とまではいかないがまだ味方になったわけでもない。
「消えろ。私は忙しいのだ」
「まぁまぁ。ところでベリアルよ」
「なんだ」
アーレスはベリアルに言った。
「お前、アリアの何がそんな事好きなんだ?」
「……なんだと?」
「聞けばアリアはお前の事を毛嫌いし、日々罵ってただけらしいじゃないか。お前はそんなアリアが好きなの?」
「当たり前だっ!」
ベリアルは演技がかったジェスチャーを交えながらいかに自分が変態かを口にしていった。
「あの整った幼い口から吐き出される強烈な謗り! 細く見えて大地すら崩壊させるおみ足で踏まれる愉悦! そして何より素晴らしいのは……あのまるでゴミ虫を見るような鋭く冷たい視線ッ!! その全てが愛おしいのですッ!!」
「……お、おぉ」
アーレスはドン引きしていた。ベリアルの話を聞きながらこいつはもう手遅れだと確信する程だ。
「しかしッ! 貴様が現れてからアリア様は変わってしまわれた! 吐き出される言葉はユルく、視線は温くなってしまわれたのだ! 貴様が私の愛したアリア様を変えてしまったのだ! そんな貴様となど仲良くできるかぁぁぁぁっ!!」
アーレスは感情が死んだような目でベリアルを見ていた。
「話は以上だ。私と貴様が相入れる事はない。貴様は幼き幼女に手を出した愛好家の裏切り者だ。消えてしまえ!」
「……そうか。あんたはまだ知らないんだな」
「何?」
「アリアはなぁ……」
アーレスはアリアの良さを語った。ベリアルは血涙を垂らしながら口唇を噛み締めていた。
「じ、自慢話なら他所でやれぇぇぇぇっ! う、羨ましくなんてないんだからなっ! 愛好家は決して触れてはならんのだぁぁぁぁぁぁっ!」
「しかしなぁ……触れなきゃわからない事もあるだろう? お前は幼女幼女と言うが……アリアは見た目のそうなだけで実年齢は……」
「そ、それを言うなっ! アリア様は永遠の幼女でなければならんっ!!」
そこでアーレスは一気に畳み掛けていく。アーレスはベリアルの肩に腕を回し、こう囁いた。
「今夜町に出ないか? 俺があんたを接待してやろう」
「せ、接待だと? 貴様……何を考えている」
「なぁに、俺はあんたと仲良くしたいだけだ。今夜あんたにもこっち側に来てもらう。町にアリアくらいの見た目で酒を振る舞うサキュバスの酒場があってな」
「……な、なにっ!?」
「そこは気分が乗ればお持ち帰りもオーケーな店らしい」
「……ごくっ」
「キャストには様々ないる。アリアの代わりを見つけて欲望をぶつけてみろよ。溜まってるモン全部吐き出しちまいな、ベリアル」
「わ、私はいかんっ! 私は愛好家として──」
その日の夜、酒場にはアーレスとベリアルの姿があった。そして夜も更けた頃、ベリアルはキャストの一人とどこかへ消えていった。そして翌日。
「アーレス様! おはようございますっ!」
「ベリアル? お前から挨拶なんてどうしたんだ?」
鍛練に向かうアーレスの下にベリアルが挨拶にやってきた。ベリアルの態度は一晩で真逆のものとなり、その表情は憑き物が落ちたように清々しいものに変わっていた。
「私、これまで世界を勘違いしておりました。罵られ、蔑まされる事が至高の極みと思っておりましたが……真に素晴らしいのは愛し愛される事であると昨夜気付かされましたっ! 私に新たな道を示して下さったアーレス様に真の忠義をっ!」
「そ、そうか。うん、わかってくれたようで嬉しいよベリアル」
「ハハァッ! 私を筆頭に、悪魔軍全てがアーレス様の手足となり働く事をお約束いたしますっ!」
こうしてアーレスは幹部全てを味方につけ、名実共に魔王アリアの夫として地位を確立させる。それから全ての日々を修練に費やし、人類滅亡に向け力を蓄えていった。
そしてアーレス二十一歳の誕生日。この日、何者にも負けない力を手にしたアーレスはついに決起する。
玉座に座りアリアを両腕に抱え、両隣にミリアムと四幹部が並ぶ。そして眼下には獣人、堕天使、魔族が平伏している。
「これより人類圏への侵攻を開始する。手始めにこの魔族領を取り囲んでいる壁を破壊し、隣接している国の一つである【ゴルドランド王国】を滅亡させる!」
「「「「はっ!!」」」」
ゴルドランド王国はアーレスを追放した国であり、魔族領と隣接している事もあり、世界でも有数の強国に数えられている。
「逆らう者は皆殺し、従う者はお前達の奴隷にしてやれ。我らが虐げられる日は今日が最後だ! この日より我らが世界を手にするのだ! 我らの手で世界をあるべき姿に戻そう!」
「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」
この日、ダンジョンから飛び出した無数の魔族が空を黒く染め上げ、森は獣人や亜人の群れで埋め尽くされたのだった。
まず一柱目は【魔神ルシファー】。ルシファーは天使長だったが、神と対立したために天界の片隅に幽閉されているのだとか。ルシファーはラフィエルが唯一尊敬している神である。
続いて二柱目は【邪神ヘル】だ。ヘルは死者を生者に戻す力があるが、その力は精霊神により禁忌とされたが故、ルシファー同様天界の片隅に幽閉されている。
そして最後の三柱目。【鬼神酒呑童子】。酒呑童子は女好き、酒好き、暴力大好きと欲望を具現化させたような神であり、天界の在り方に従えず、反旗を翻したが故に幽閉されたのだとか。ラフィエルが酒の存在を知った切欠がこの酒呑童子であり、真っ先に救い出したいと考えている神なのだとか。
「ルシファー、ヘル、酒呑童子……か。魔族の味方をしてくれる神はたった三柱か」
「三柱でも十分なのよ。いえ、むしろルシファー様がいれば問題ないわね」
「それ程までに強いのか」
「ええ。その力は精霊神に匹敵するわ。だから……」
そこでのんびりとしたラフィエルの雰囲気が変わる。
「魔族は人間を滅ぼしたとしても全く問題ないの。地上に堕ちた私は人間から沢山の悪意を向けられたわ。仮にそんな事をしてこなければ何もしなかったのにね。私は……私は人間の行いでこうなったの。アーレス、まずはあなたを追放した国を滅ぼしましょう。今さら情けをかけたりなんてしないわよね?」
ラフィエルはアーレスの覚悟を確かめるために敢えて強い言葉を選択した。まだアーレスは人間の住む領地から追放されただけで命までは狙われていない。だが、アーレスから手を出した瞬間、アーレスは全ての人類から裏切り者呼ばわりされ、その命を狙われる事になる。ここがアーレスの分岐点だ。全てを忘れ魔族領で静かに暮らすか、全ての人類を敵に回し激動の日々を暮らすか。そんな重要な選択だが、この時点ですでにアーレスの答えは決められていた。
「情け? 情けだって? はっ、そんなもの……欠片もないね。たかだか職業で俺を追放した人類なんぞ情けをかけるに値しないだろう。人類は無知故に滅ぶんだ。そこに善悪、老若男女はない。全て等しく滅ぼす。神が勇者や英雄を用意するならすれば良い。俺は何がなんでも人類を滅ぼす。そして真に平和な世界を築き上げてやる」
「……そう。あなたの覚悟……確かに聞いたわ。このラフィエル、今後あなたに味方する事を誓うわ。私達堕天使軍は全てあなたの味方よ。必要な時は遠慮なく声を掛けてちょうだい」
「ああ、助かるよラフィエル」
こうして魔王軍の三幹部を味方につけたアーレスは最後の幹部であるベリアルの所へと向かった。
「ん? なんだ貴様か。私からアリア様を奪っておいて何をしにきた」
「まぁまぁベリアル。そう邪険にしなくても良いじゃないか」
魔王アリアを奪われたベリアルはすっかり不貞腐れていた。敵とまではいかないがまだ味方になったわけでもない。
「消えろ。私は忙しいのだ」
「まぁまぁ。ところでベリアルよ」
「なんだ」
アーレスはベリアルに言った。
「お前、アリアの何がそんな事好きなんだ?」
「……なんだと?」
「聞けばアリアはお前の事を毛嫌いし、日々罵ってただけらしいじゃないか。お前はそんなアリアが好きなの?」
「当たり前だっ!」
ベリアルは演技がかったジェスチャーを交えながらいかに自分が変態かを口にしていった。
「あの整った幼い口から吐き出される強烈な謗り! 細く見えて大地すら崩壊させるおみ足で踏まれる愉悦! そして何より素晴らしいのは……あのまるでゴミ虫を見るような鋭く冷たい視線ッ!! その全てが愛おしいのですッ!!」
「……お、おぉ」
アーレスはドン引きしていた。ベリアルの話を聞きながらこいつはもう手遅れだと確信する程だ。
「しかしッ! 貴様が現れてからアリア様は変わってしまわれた! 吐き出される言葉はユルく、視線は温くなってしまわれたのだ! 貴様が私の愛したアリア様を変えてしまったのだ! そんな貴様となど仲良くできるかぁぁぁぁっ!!」
アーレスは感情が死んだような目でベリアルを見ていた。
「話は以上だ。私と貴様が相入れる事はない。貴様は幼き幼女に手を出した愛好家の裏切り者だ。消えてしまえ!」
「……そうか。あんたはまだ知らないんだな」
「何?」
「アリアはなぁ……」
アーレスはアリアの良さを語った。ベリアルは血涙を垂らしながら口唇を噛み締めていた。
「じ、自慢話なら他所でやれぇぇぇぇっ! う、羨ましくなんてないんだからなっ! 愛好家は決して触れてはならんのだぁぁぁぁぁぁっ!」
「しかしなぁ……触れなきゃわからない事もあるだろう? お前は幼女幼女と言うが……アリアは見た目のそうなだけで実年齢は……」
「そ、それを言うなっ! アリア様は永遠の幼女でなければならんっ!!」
そこでアーレスは一気に畳み掛けていく。アーレスはベリアルの肩に腕を回し、こう囁いた。
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「……ごくっ」
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「わ、私はいかんっ! 私は愛好家として──」
その日の夜、酒場にはアーレスとベリアルの姿があった。そして夜も更けた頃、ベリアルはキャストの一人とどこかへ消えていった。そして翌日。
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「ベリアル? お前から挨拶なんてどうしたんだ?」
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「私、これまで世界を勘違いしておりました。罵られ、蔑まされる事が至高の極みと思っておりましたが……真に素晴らしいのは愛し愛される事であると昨夜気付かされましたっ! 私に新たな道を示して下さったアーレス様に真の忠義をっ!」
「そ、そうか。うん、わかってくれたようで嬉しいよベリアル」
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こうしてアーレスは幹部全てを味方につけ、名実共に魔王アリアの夫として地位を確立させる。それから全ての日々を修練に費やし、人類滅亡に向け力を蓄えていった。
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