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第2章 ゴルドランド王国侵攻編
05 ゴルドランド王国崩壊
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国王が国民を見捨て一人逃亡を図った。それはアーレスの魔法により全て明るみとなり、国王の矮小さが全国民の知るところとなった。
国王は慌てて取り繕うが時既に遅し。魔族の恐怖に震えていた国民は王城を目指し糾弾し始めた。
「ふざけんなぁぁぁぁぁっ! 民の命をなんだと思ってやがるっ!!」
「自分だけ助かろうなんてこの卑怯者ぉぉぉぉっ!!」
「お、俺は魔族を支持するぞ!! 卑怯者の国王を倒してくれぇぇぇぇぇっ!!」
「下がれっ! 下がらんかっ! ここをどこだと思っているっ!」
「うるっせぇぇぇっ! おい、この門番ぶっ倒そうぜ!」
「や、やめ──! ぎあぁぁぁぁぁぁっ!?」
城門を守っていた兵士は数の力に負け、民の侵入を許してしまった。怒り狂った民は城内へと雪崩れ込み、破壊や略奪を始めていく。
それを受けた兵士は後退せざるを得ず、玉座の間へと駆け込んだ。
「た、大変だ! 民が暴動を──え?」
「暴動? ならこの首でも晒しておけよ、ほら」
「ひっ、な、ななな生首ぃぃぃぃっ!?」
アーレスは駆け込んできた兵士に国王の首を放り投げ、玉座に腰をおろした。そんなアーレスに大臣が問い掛ける。
「あ、あの……我々はどうしたら……」
「逆らわないなら命はとらない。そもそも今俺が従えている生きる屍は俺に逆らってきた愚か者だけだ。恭順の意を示した賢き者は生きているからな」
「え?」
アーレスは手を前に突き出しこう唱えた。
「開け黒の扉。【ブラックゲート】」
「こ、これは!?」
アーレスの前にあった空間に穴が開き、その中から人間が現れた。
「こ、ここは……?」
「玉座の間……か?」
やがて玉座の間が埋め尽くされ、扉が開かれた。そこでアリアがアーレスに問い掛ける。
「アーレスよ、あ奴らはどうするのじゃ?」
「生かしてやる。あいつらは魔族に従うと決めた連中だ。俺は約束を守る。どこぞの愚王とは違うからな」
「ああ、あれは確かに愚かだったな。結界ごときで勝った気でいたのじゃからなぁ……」
話はまだ民が反旗を翻す前に戻る。
「く、くそぉぉぉぉっ! だが私は死なんっ! 民なんぞどうでも良いわっ! 私がいればまた国は興せるっ! いくら私の本性を暴こうと私は殺せんだろう! ハハハハハハハッ!」
国王は開き直り、堂々と逃亡を宣言した。大臣らはあきれ果て、国王に対する忠心を棄てた。
「哀れな奴だな。なぜ殺せないと思っている」
「な、なに?」
アーレスは自分が無敵だと思っている国王に宣言する。
「その結界は侵入を防ぐだけなんだろ? 先ほど王都を囲んでいた際、中にいた国民は普通に生活できていた」
「そ、それが何だと言うのだ!」
「やれやれ、全て口にしなきゃわからないか。その結界なぁ、暑さや寒さには耐えられるのか?」
「……は?」
「ま、今から試すから答えはどうでも良いか。【ディメンションロック】」
「うぉっ!? な、なんだこれはっ!?」
アーレスは国王の周囲にあった空間を歪め、辺りの空間から隔絶させた。
「これは空間を操る超級精霊から習った魔法だ。お前は今俺達がいる空間とは別の空間に囚われた」
「は? 違う空間? 意味がわからん」
「……はぁ。説明するのも面倒だ。とりあえず……火炙りからいくぞ。【ダークフレイム】」
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっぢぃぃぃぃぃぃぃぃっ!? 熱い熱い熱いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
火自体は届いていないが、熱は確実に結界内に届いていた。そもそも全てを阻むなら結界内は宇宙空間と変わらない状態になる。だが王都の民は普通に暮らせていたところから、アーレスはこう確信していた。
「やはりな。攻撃は通じないが、熱や音は届くようだ。さて、暑さの次は寒さかな。【ダークブリザード】」
「ひぃぃぃぃぃっ!? さ、ささささ寒いぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
国王は火炙りに続き氷責めにあった。アーレスの放った魔法は国王を結界ごと氷漬けにし、体温を奪っていった。
「しぶといな。まだ生きてるとは。なら次は……」
「た、助けてくれっ! 従うっ! 私もお主に従うからっ!!」
「……あ? どの口が言ってんだ」
「へ?」
アーレスは手をかざしながら言った。
「最初から貴様だけは許す気などない。立場を弁えろよ。ああ、これも貴様が口にしたセリフだったな?」
「や、止めろ……! 助けてくれぇぇぇぇっ!」
「聞こえねぇよ。さあ、最後だ。苦しみながら死ね。【アースウォール】」
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
アーレスは国王の周囲を土の壁で囲い、その中で火を起こした。これにより壁の中にあった酸素が失われ、国王は苦しみもがきながら最後を迎えた。
「哀れじゃな。結界の力を過信しすぎじゃの」
「ああ、頭の悪い国王だった」
そうして門番の兵士が駆け込む直前に壁を解除し、首をはねた。
それから数日後。ゴルドランド王国は完全に消滅し、【魔王国バハートス】が建国された。生き残った人間は魔族に従う限り生きる事を許され、国外に出る事を禁じられる事となった。
しかし人間達は悲観してはいなかった。
「なあ、なんか前より暮らしやすくないか?」
「そうだな。理由はあれだ」
「「税金がない!」」
アーレスは人間から税金を集める事をしなかった。そもそも本気で国家を運営する気など最初から持ち合わせていない。アーレスは民に向かいこう宣言していた。
「貴様ら人間は魔族に従うからこそ生きられる。黙って従う限り生きる事を許す。その代わり、魔族は貴様らを守らん。生きたけりゃ勝手に生きろ。税金も不用だ。俺らは人間を守らないからな。全て自分で決め、自分の身は自分で守れ。それだけがここで生きていくルールだ」
人間に与えられた規則は魔族に逆らわない事のみだった。バハートスは税金を集めない代わりに全て自分達で決め、自分の身は自分で守れと宣言したのである。つまり、人間に自治権を与えたのだ。魔族は人間を守らないが、逆らわない限り生きる事を許した。
「魔族は怖いが……逆らわなきゃ前より裕福に暮らせる。襲撃された時は死を覚悟したけどよ、今の生活も悪くないんじゃないかって思えるよな」
「ああ。つーか……あの酒場行ったか?」
「……お前も行ったのか!?」
「ああ。まさか……あんな可愛い魔族とあんな事できるなんてなぁ~……ふひひ」
「お前、誰狙いだよ」
「秘密だ。性癖バレるだろ。さて、今日も稼ぐか! 酒場に行かなきゃならんからなっ!」
「あ、おいっ! くそっ、負けてらんねぇっ!」
魔族は町に酒場を作り人間を相手に商売を始めていた。この酒場はベリアルが堕ちたあの酒場であり、人間の男達もまた、瞬く間に堕ちていった。
アーレスはバルコニーから城下を見下ろし呟く。
「さて、次は逃げたウォルフガング王国の連中だな。ベリアル」
「はっ!」
城下を見下ろすアーレスの後ろでベリアルが跪く。
「ウォルフガング王国に赴きこの書簡を渡してきてくれ」
「畏まりました。相手からの返事は如何いたしますか?」
「使者を送れと言っておけ。期限は一ヶ月以内だ」
「はっ! では行って参ります!」
ベリアルはアーレスの書簡を届けるべく、西へと飛び立つのだった。
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「ふざけんなぁぁぁぁぁっ! 民の命をなんだと思ってやがるっ!!」
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「お、俺は魔族を支持するぞ!! 卑怯者の国王を倒してくれぇぇぇぇぇっ!!」
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それを受けた兵士は後退せざるを得ず、玉座の間へと駆け込んだ。
「た、大変だ! 民が暴動を──え?」
「暴動? ならこの首でも晒しておけよ、ほら」
「ひっ、な、ななな生首ぃぃぃぃっ!?」
アーレスは駆け込んできた兵士に国王の首を放り投げ、玉座に腰をおろした。そんなアーレスに大臣が問い掛ける。
「あ、あの……我々はどうしたら……」
「逆らわないなら命はとらない。そもそも今俺が従えている生きる屍は俺に逆らってきた愚か者だけだ。恭順の意を示した賢き者は生きているからな」
「え?」
アーレスは手を前に突き出しこう唱えた。
「開け黒の扉。【ブラックゲート】」
「こ、これは!?」
アーレスの前にあった空間に穴が開き、その中から人間が現れた。
「こ、ここは……?」
「玉座の間……か?」
やがて玉座の間が埋め尽くされ、扉が開かれた。そこでアリアがアーレスに問い掛ける。
「アーレスよ、あ奴らはどうするのじゃ?」
「生かしてやる。あいつらは魔族に従うと決めた連中だ。俺は約束を守る。どこぞの愚王とは違うからな」
「ああ、あれは確かに愚かだったな。結界ごときで勝った気でいたのじゃからなぁ……」
話はまだ民が反旗を翻す前に戻る。
「く、くそぉぉぉぉっ! だが私は死なんっ! 民なんぞどうでも良いわっ! 私がいればまた国は興せるっ! いくら私の本性を暴こうと私は殺せんだろう! ハハハハハハハッ!」
国王は開き直り、堂々と逃亡を宣言した。大臣らはあきれ果て、国王に対する忠心を棄てた。
「哀れな奴だな。なぜ殺せないと思っている」
「な、なに?」
アーレスは自分が無敵だと思っている国王に宣言する。
「その結界は侵入を防ぐだけなんだろ? 先ほど王都を囲んでいた際、中にいた国民は普通に生活できていた」
「そ、それが何だと言うのだ!」
「やれやれ、全て口にしなきゃわからないか。その結界なぁ、暑さや寒さには耐えられるのか?」
「……は?」
「ま、今から試すから答えはどうでも良いか。【ディメンションロック】」
「うぉっ!? な、なんだこれはっ!?」
アーレスは国王の周囲にあった空間を歪め、辺りの空間から隔絶させた。
「これは空間を操る超級精霊から習った魔法だ。お前は今俺達がいる空間とは別の空間に囚われた」
「は? 違う空間? 意味がわからん」
「……はぁ。説明するのも面倒だ。とりあえず……火炙りからいくぞ。【ダークフレイム】」
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっぢぃぃぃぃぃぃぃぃっ!? 熱い熱い熱いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
火自体は届いていないが、熱は確実に結界内に届いていた。そもそも全てを阻むなら結界内は宇宙空間と変わらない状態になる。だが王都の民は普通に暮らせていたところから、アーレスはこう確信していた。
「やはりな。攻撃は通じないが、熱や音は届くようだ。さて、暑さの次は寒さかな。【ダークブリザード】」
「ひぃぃぃぃぃっ!? さ、ささささ寒いぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
国王は火炙りに続き氷責めにあった。アーレスの放った魔法は国王を結界ごと氷漬けにし、体温を奪っていった。
「しぶといな。まだ生きてるとは。なら次は……」
「た、助けてくれっ! 従うっ! 私もお主に従うからっ!!」
「……あ? どの口が言ってんだ」
「へ?」
アーレスは手をかざしながら言った。
「最初から貴様だけは許す気などない。立場を弁えろよ。ああ、これも貴様が口にしたセリフだったな?」
「や、止めろ……! 助けてくれぇぇぇぇっ!」
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「あ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
アーレスは国王の周囲を土の壁で囲い、その中で火を起こした。これにより壁の中にあった酸素が失われ、国王は苦しみもがきながら最後を迎えた。
「哀れじゃな。結界の力を過信しすぎじゃの」
「ああ、頭の悪い国王だった」
そうして門番の兵士が駆け込む直前に壁を解除し、首をはねた。
それから数日後。ゴルドランド王国は完全に消滅し、【魔王国バハートス】が建国された。生き残った人間は魔族に従う限り生きる事を許され、国外に出る事を禁じられる事となった。
しかし人間達は悲観してはいなかった。
「なあ、なんか前より暮らしやすくないか?」
「そうだな。理由はあれだ」
「「税金がない!」」
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「ああ。つーか……あの酒場行ったか?」
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「はっ!」
城下を見下ろすアーレスの後ろでベリアルが跪く。
「ウォルフガング王国に赴きこの書簡を渡してきてくれ」
「畏まりました。相手からの返事は如何いたしますか?」
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