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第4章 東の大陸編
01 魚人族の里
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航海の最中、うっかり魚人族の領域に侵入してしまったアーレス達は人魚に拘束され、海底に存在する魚人族の里に連行された。アーレスの力量なら抵抗は可能だが、初めて見る人魚の美しさに心惹かれ、アーレスはおとなしく連行されていった。そして今玄武とは別の牢屋に入れられ、里の長による判決を待っていた。
「んもう、あなた本当に人間? 赤ちゃんできちゃったじゃない」
「素晴らしい一時だった……。人魚とするのも悪くないなぁ~」
アーレスは見張りをしていた人魚を口説き抱いていた。
「私達魔力が強すぎて普通の人間じゃ孕ませられないはずなのになぁ~」
「ま、普通の人間じゃないからな。しかし……美しいな……。こんな美しい女性がいるとは……世界は広いな」
「やんっ、一緒に寝る気? 一応まだ侵入者なんだからお痛しちゃだ~めっ」
「おいおい、そりゃ今さらだぜ。なあ、俺達はこれからどうなるんだ?」
アーレスは腕の中にいる人魚に尋ねた。
「そうねぇ……あの亀はまぁ多分解放されるとして、あなたは危ないかも」
「危ない?」
「うん。長は人間が嫌い──というか憎んでるから」
「なんでまた?」
「……親を人間に殺されたのよ」
「それはまた……」
人魚はアーレスに身を寄せる。
「私達若い人魚はまだそれほどでもないけどね。あなたを連行してきた守護隊長とか守護隊、そして長は特に人間を嫌ってるわ。だから多分……処刑、もしくはそれに近い罰を与えられるかも」
「おいおい、うっかり領域に入っただけで処刑とか理不尽極まりないな」
「それだけ人間が私達に愚かしい真似をしたって事なのよ。だいたいさ、人魚の肉を食べたら不老不死になるなんてありえるわけないのにね」
人魚の肉を食らえば不老不死になれる伝説は確かに聞いた事がある。過去人間が人魚を乱獲していたと歴史で習った。
「もしかして人魚って少ない?」
「ええ。この里にいるだけよ。オスもいないし、私達は滅びを迎えかけてるわ」
「ほほう……。そんな中君は?」
「赤ちゃんでき──はっ!?」
人魚は自分で言ってようやく気付いた。
「も、もしかして私達増える!?」
「その通り! 俺に任せてくれれば瞬く間に魚人族を増やしてみせようじゃないか! だからな? なんとか長とやらに処刑はしないよう薦めてもらえないか? 俺もできたらあんた達を絶滅させたくないからさ」
「人魚を孕ませられる人間……。わかったわっ! 私に任せてっ」
そして翌日、アーレスは見張りをしていた人魚に連れられ長の屋敷に入った。屋敷は簡素な造りで、扉は無い。
アーレスは人魚の後ろを歩き長い廊下を進む。入り口からいくつか角を曲がると大きな部屋の入り口が見えた。その部屋の奥に槍を持った人魚がおり、玉座らしき椅子に腰かけていた。
「長様、領域に侵入した人間を連れて参りました」
「そう。では裁きを与えるわ。死刑」
「んなっ!?」
アーレスは驚き声をあげた。
「待て待て待てっ! いきなり死刑だと!? そんな刑が呑めるかっ!」
「人間は有無をいわさず死刑と決めている。人間など魚人族にとっては害悪でしかないわ」
そう言い、長は玉座から立ち上がり槍を構える。
「人間など見たくもない。これより刑を執行する!」
「くっ!」
長は槍を構えたまま凄まじい速度でアーレスとの距離を詰め、アーレスの腹部を突く。
「な、なぜ!? 槍が刺さらないっ!」
「ふん、そんな槍で俺の腹筋を裂くなどありえんよ」
「なっ!? は、離せっ!」
アーレスは槍を握り、長を引き寄せる。
「殺しにきたんだから当然殺される覚悟はあったんだよな」
「くっ! 私は人間なんかに屈しないわ!」
「ははははっ、それは楽しみだ。どれ、では俺も槍で反撃してみるとしようか」
「ひっ!?」
かな~りお待ちいただければ幸いです。
「そら、クリティカルヒットだ!」
「も、もう無理だからぁぁぁぁ~……」
長はアーレスの槍で貫かれ屈した。
「わ、私の魔力を上回り孕ませるなど……! あなた……人間じゃないわね!」
「俺は正真正銘人間だよ、まだ」
「嘘よ……。人間が魔法を得意とする魚人族を上回れるわけがないわっ!」
「俺は精霊使いだ。悪いが魔法は俺も得意としてるんだなこれが」
「せ、精霊使いですって!? 長く生きてるけどそんな職業聞いた事もないわっ!」
「事実だ。現に……あんたの後ろにいる精霊も俺には見えてるぜ」
アーレスは玉座の陰を指差した。そこには竜に似た小さな精霊がおり、じっとこちらを観察していた。
「そんな……。見えるの!? 精霊リヴァイアサンが!」
「ああ、興味深そうに玉座に隠れながら俺を見てるぜ」
そう告げるとリヴァイアサンは玉座の陰から姿を見せ、アーレスの近くに移動した。
《僕の姿見えてる?》
「ああ、見えてるよリヴァイアサン」
《~! この人間悪い人じゃないっ! 【ミューズ】、この人間凄いよ!》
「リヴァイアサン様……。ほ、本当に見えてるのね……」
長はゆらゆらと後退し、玉座に腰を下ろした。
「リヴァイアサン様が認める以上私達も認めないわけにはいかないわ。あなた、名前は?」
「アーレスだ。あんたはミューズだな?」
「名乗ってないのに……リヴァイアサン様の声まで聞こえたのね……。ええ、私はミューズ。この里の長であり、全ての魚人族を率いる者です」
そう言い、長はアーレスの処遇について改めて考えるのだった。
「んもう、あなた本当に人間? 赤ちゃんできちゃったじゃない」
「素晴らしい一時だった……。人魚とするのも悪くないなぁ~」
アーレスは見張りをしていた人魚を口説き抱いていた。
「私達魔力が強すぎて普通の人間じゃ孕ませられないはずなのになぁ~」
「ま、普通の人間じゃないからな。しかし……美しいな……。こんな美しい女性がいるとは……世界は広いな」
「やんっ、一緒に寝る気? 一応まだ侵入者なんだからお痛しちゃだ~めっ」
「おいおい、そりゃ今さらだぜ。なあ、俺達はこれからどうなるんだ?」
アーレスは腕の中にいる人魚に尋ねた。
「そうねぇ……あの亀はまぁ多分解放されるとして、あなたは危ないかも」
「危ない?」
「うん。長は人間が嫌い──というか憎んでるから」
「なんでまた?」
「……親を人間に殺されたのよ」
「それはまた……」
人魚はアーレスに身を寄せる。
「私達若い人魚はまだそれほどでもないけどね。あなたを連行してきた守護隊長とか守護隊、そして長は特に人間を嫌ってるわ。だから多分……処刑、もしくはそれに近い罰を与えられるかも」
「おいおい、うっかり領域に入っただけで処刑とか理不尽極まりないな」
「それだけ人間が私達に愚かしい真似をしたって事なのよ。だいたいさ、人魚の肉を食べたら不老不死になるなんてありえるわけないのにね」
人魚の肉を食らえば不老不死になれる伝説は確かに聞いた事がある。過去人間が人魚を乱獲していたと歴史で習った。
「もしかして人魚って少ない?」
「ええ。この里にいるだけよ。オスもいないし、私達は滅びを迎えかけてるわ」
「ほほう……。そんな中君は?」
「赤ちゃんでき──はっ!?」
人魚は自分で言ってようやく気付いた。
「も、もしかして私達増える!?」
「その通り! 俺に任せてくれれば瞬く間に魚人族を増やしてみせようじゃないか! だからな? なんとか長とやらに処刑はしないよう薦めてもらえないか? 俺もできたらあんた達を絶滅させたくないからさ」
「人魚を孕ませられる人間……。わかったわっ! 私に任せてっ」
そして翌日、アーレスは見張りをしていた人魚に連れられ長の屋敷に入った。屋敷は簡素な造りで、扉は無い。
アーレスは人魚の後ろを歩き長い廊下を進む。入り口からいくつか角を曲がると大きな部屋の入り口が見えた。その部屋の奥に槍を持った人魚がおり、玉座らしき椅子に腰かけていた。
「長様、領域に侵入した人間を連れて参りました」
「そう。では裁きを与えるわ。死刑」
「んなっ!?」
アーレスは驚き声をあげた。
「待て待て待てっ! いきなり死刑だと!? そんな刑が呑めるかっ!」
「人間は有無をいわさず死刑と決めている。人間など魚人族にとっては害悪でしかないわ」
そう言い、長は玉座から立ち上がり槍を構える。
「人間など見たくもない。これより刑を執行する!」
「くっ!」
長は槍を構えたまま凄まじい速度でアーレスとの距離を詰め、アーレスの腹部を突く。
「な、なぜ!? 槍が刺さらないっ!」
「ふん、そんな槍で俺の腹筋を裂くなどありえんよ」
「なっ!? は、離せっ!」
アーレスは槍を握り、長を引き寄せる。
「殺しにきたんだから当然殺される覚悟はあったんだよな」
「くっ! 私は人間なんかに屈しないわ!」
「ははははっ、それは楽しみだ。どれ、では俺も槍で反撃してみるとしようか」
「ひっ!?」
かな~りお待ちいただければ幸いです。
「そら、クリティカルヒットだ!」
「も、もう無理だからぁぁぁぁ~……」
長はアーレスの槍で貫かれ屈した。
「わ、私の魔力を上回り孕ませるなど……! あなた……人間じゃないわね!」
「俺は正真正銘人間だよ、まだ」
「嘘よ……。人間が魔法を得意とする魚人族を上回れるわけがないわっ!」
「俺は精霊使いだ。悪いが魔法は俺も得意としてるんだなこれが」
「せ、精霊使いですって!? 長く生きてるけどそんな職業聞いた事もないわっ!」
「事実だ。現に……あんたの後ろにいる精霊も俺には見えてるぜ」
アーレスは玉座の陰を指差した。そこには竜に似た小さな精霊がおり、じっとこちらを観察していた。
「そんな……。見えるの!? 精霊リヴァイアサンが!」
「ああ、興味深そうに玉座に隠れながら俺を見てるぜ」
そう告げるとリヴァイアサンは玉座の陰から姿を見せ、アーレスの近くに移動した。
《僕の姿見えてる?》
「ああ、見えてるよリヴァイアサン」
《~! この人間悪い人じゃないっ! 【ミューズ】、この人間凄いよ!》
「リヴァイアサン様……。ほ、本当に見えてるのね……」
長はゆらゆらと後退し、玉座に腰を下ろした。
「リヴァイアサン様が認める以上私達も認めないわけにはいかないわ。あなた、名前は?」
「アーレスだ。あんたはミューズだな?」
「名乗ってないのに……リヴァイアサン様の声まで聞こえたのね……。ええ、私はミューズ。この里の長であり、全ての魚人族を率いる者です」
そう言い、長はアーレスの処遇について改めて考えるのだった。
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