現世で死んだ俺は新たな世界へと生まれ変わる途中で邪神に拐われました。ありがとう! 感謝します邪神様っ!

夜夢

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新章 惑星フォーリーン編

15 母親もいただきます

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 忙しいだろうアリアを放り、ジェイドは寝室でアリアの母親に子種を注いでいた。

「あっはぁぁっ! こんな濃いのぉぉっ、妊娠しちゃいそうっ!」
「避妊魔法使ってっから大丈夫だ。アリアの代わりをするんだろ? 簡単に孕まれたら困るからな」
「ふふっ……ちゅるるっ」

 母親は射精を終えたモノを口に含み綺麗にしていく。これが中々に上手い。そしてエロい。

「はぁぁ……、たくましいわぁ~……。もう五回もしてるのに元気なままだなんて……ちゅっ」

 母親が先端に口付けをする。そしてベッドに寝転ぶジェイドに跨がり、綺麗にしたモノを再び内に咥えこんでいく。

「んっはぁんっ……! ねぇっ、私の身体どう? 気持ち良くなれてるっ?」
「ああ。気持ち良いぞ。これなら何回でもできそうだな。あんたも数年ぶりのセックスを楽しみな」
「良いの? 夫を殺してしまった身体を遠慮なく使っても良いのっ!?」
「……は? う……ぉっ」

 とたんにヒダが蠢き、俺のモノに絡み付いてくる。行き止まりは早く奥に射精せと口全体を被ってくる。

「あんっあっあっ……! 私っ、凄くエッチなのぉっ! 毎日十回はしなきゃ満足できないのぉぉぉっ! せっかく忘れかけてたのにぃ……っ! こんな凄いの見せられたら私の本性出ちゃうのぉぉぉぉっ!」

 なるほど。夫は腹上死か。 

「なんだよ、たった十回で満足か? 俺のなら……何十回だろうと使って良いぜ。ちなみに……道中一週間、アリアの膣内には二百回以上注いでやってるぜ」
「に、二百回……! 一週間で? あっ……もうっ……私にもしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 それから俺はアリアが仕事を終え部屋を綺麗にするまでこの母親とやりまくった。食事も部屋に運ばせ繋がりながら食べる。排泄以外のほぼ全ての時間は母親と繋がっていた。

「はぁっあっ……! 愛してるぅぅぅっ、もうあなたナシじゃ生きていけないのぉぉぉっ!」
「なら俺のモノになりな」
「……でもっ、あなたにはアリアが……」
「ふん、別に嫁は何人いても良いだろ。この俺が二人だけで満足するわけがねぇ。何人だろうが満足させてやるぜ」
「す、素敵ぃっ! こんなの毎日してもらえるなんてぇぇぇぇぇぇっ!」

 それから一週間、アリアは未だに部屋から出てこない。さすがにおかしいと思ったジェイドは母親を失神させアリアの部屋に向かう。

「おいアリア、まだ終わらんのか?」

 ジェイドは扉越しに声を掛ける。だが中からの返事はない。それどころか物音一つしない。

「まったく。片付け放り出してどこ行ったんだ? 開けるぞアリア」

 ジェイドは扉を開き絶句した。

「な……なんだ……これは……っ!?」

 床には衣服が散乱し、さらには武器や防具、それを手入れするための道具、加えて様々なゴミが床の色が見えないくらい積もり積もっていた。

「……これは酷すぎる。一週間経ってもこれとは……」

 さすがにこの上を歩きたくないジェイドはゴミを無限収納に回収しながら先へと進んでいく。すると奥にもう一つ扉があり、ジェイドは扉を開けた。

《グルォアァァァァァァァァッ!!》
「なっ!? 【イレイス】!!」
《ァアッ……》

 扉を開くと突然魔物が襲い掛かってきた。室内にはさらにゴミが溢れており、その奥には不自然な穴がある。

「ダ……ダンジョン……か?」

 ジェイドは魔物が現れた事、さらに魔力を帯びた入り口があった事からそこがダンジョンであると判断した。

「まさかアリアの奴はこの中か?」

 魔物が現れていると言う事から中はスタンピード寸前と言う事だ。おそらくアリアは中に入り魔物を狩っているのだろう。

「腐海って放置するとダンジョン化するのか……。こぇぇ……」

 おそらく他にも要因はあったのだろう。例えば強力な魔力を帯びた何かが媒体になったなど、複数の要因が重なりダンジョンができた。ジェイドはひとまず部屋を出てアリアの母親に事情を説明した。

「わ、我が家にダンジョン!?」
「ああ。アリアはそのダンジョンに向かったと思われる。実際に魔物が溢れ出してきていた」
「そ、そんな……」

 母親はあたふたと慌てはじめた。

「ど、どうすれば……」
「とりあえず俺が中に向かう。部屋の入り口は封印しておくから誰も出入りできなくなる。ま、安心して待っててくれ」
「お、お願いいたしますっ!」
「ああ。じゃあ屋敷の人間達に説明を頼んだぞ」
「わ、わかりました」

 そしてジェイドは再びアリアの部屋に入り部屋全体と扉に封印を施す。これで仮に魔物が溢れ出しても屋敷内に出る事はない。

「まったく、これはお仕置き確定だな。アリアめ、まだ生きてんだろうな」

 封印を終えたジェイドはダンジョンの入り口へと向かった。

「……ほう。アリアめ、中々頑張っていた様だな」

 ダンジョンに入り辺りを見回す。スタンピード寸前なら魔物だらけなはずだと予想していたがあまり魔物はいない。つまりアリアは討伐しながら先に進んでいたと言う事になる。

「さて、んじゃアリアを見つけに俺も進むか。できたばかりのダンジョンならそんなに深いダンジョンでもないだろ。とりあえず……【オートマッピング】」

 ジェイドは視界の端に歩いた部分がわかるようになる地図を生み出す。

「えぇ……。なんだこれ……。地下百階だと? いつからあったんだこれ……」

 マッピングで階層が百階まであると知ったジェイドは面倒そうにそう呟くのであった。

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