12 / 61
新人冒険者編
現状確認と熟練度上げ
しおりを挟む「100日でSランクか…とりあえず今よりもっと強くならないとだな。」
Sランク、それは冒険者の中でもトップクラスの実力を持つものだ、それになるためにはもっと力が必要だ。
あのSランクの[穴熊]は戦ってはいないが一目見ただけで強者だとわかった。それほどAランクとSランクには大きな差があるのだ。
あの時は威勢を張ったが今のままでは絶対に勝てないだろう。
「とりあえずもっと自分のことを知る必要があるな[ステータス]!」
[ステータス]
狗飼 時宗
LV.8
HP E
MP D
攻撃力 E
防御力 F
素早さ F
[スキル]
・創造・召喚・付与
・言語理解・アイテムボックス
・ストレス耐性・痛覚耐性
・隠蔽・魔力操作
・身体強化・剣術・弓術・気配察知
・鑑定・武器破壊・格闘術
[加護]
・世界神の加護
「よし、やっぱりちゃんとMPは上がってるな。」
寝る前に魔力を使い切ることによって最大魔力が増えるのでこれからもこれは続けていこう。
それとスキルの説明がいまいちよくわからないな。熟練度が一定に達しました。っていう通知が来るのはいいが、どれほど能力が向上したのがいまいちよくわからん。
あ、鑑定してみるか!
「[鑑定]!」
[創造]
素材とMPを消費してアイテムを作る。
熟練度が上がるにつれ新しい能力が解放される。
「…うん。前と何にも変わってないな。
とりあえず鑑定の熟練度を上げてみるか」
俺は[鑑定]の熟練度を上げるため街に出る。
色々なものを鑑定すれば熟練度が上がるからだ。
「よし。とりあえず武器屋とか行ってみるか。」
ガチャ…
「へいへいへいへいへい!らっしゃい!!!」
「少年野球かっ!!!」
やばっ、思わず突っ込んでしまった。
「ショウネンヤキュウ?」
「い、いや。なんでもない…」
「そうか!とりあえず見てってくれや!」
かなり人の良さそうな人だ、好印象だな。
とりあえず武器の鑑定をしてみるか。
[ショートソード]
・攻撃力 C
・鉄を使って作った短い剣。
[ロングソード]
・攻撃力 C
・鉄を使って作った長い剣。
ふむ、俺の作った木刀に石を纏ったバージョンと大して変わらないな…
《鑑定の熟練度が一定に達しました》
おっ順調だぞ!
「ありがとうまた来るよ。」
「もう帰っちまうのか?なんか買ってってくれよ~」
「すまないな、俺の剣の方がまだ強いしまだ使えるからな。」
「もしかしてお前【鑑定】持ちか?」
「あぁ、それがどうした?」
「そりゃちょうどいい!ちょいと見てもらいてぇもんがあんだ!」
「そんなの商人とかに見て貰えばいいじゃないか」
そうだ、こんな得体の知れないやつに見てもらうよりちゃんとした人に見てもらう方がいいだろう。
「兄ちゃんわかってないな。あいつらは鑑定するために金を取り、挙げ句の果てに過小評価して安く買い取ろうとしやがるんだ。」
ほう、それはいいことを聞いな。
鑑定もちだとしても嘘をつかれる可能性があるからタダで鑑定してもらった方がいいってことか。
「なるほどな。それで見てもらいたいものっていうのはどれだ?」
「ちょいと待っていてくれ」
店主は奥へ行き、布にくるまった長い何かを持ってきた。
「これだ。俺の先祖が残したものなんだが、武器っていうことはわかるが全く切れなくてな。」
「ちょっといいか?」
俺は布を取りそれを取り出した。
「ほぉ、これは刀だな。」
「【鑑定】」
《鑑定に失敗しました》
俺の熟練度では鑑定が出来ないか…
「カタナ?」
「鑑定は失敗してしまったがこれは俺の母国に伝わる武器だ。かなりの名工が作ったのだろう。使うのにすこしコツがいる。これは普通の剣と違って引く時に切れるんだ。なにか切れるものはあるか?」
「あぁすこし待ってくれ。」
店主はそういい、奥から大根をもってきた。
「じゃあ行くぞ。」
俺は鞘から刀を抜き大根に刃を当てた。
スパッ…
「刀を押し付け、引く。これだけだ。」
「こ、これはなんて切れ味だ。」
きっとこれを作ったのは昔の[勇者]だろうな。
「扱いは難しいが使えればかなり強いものになるはずだ」
「にいちゃんありがとな!これからはこれの研究することにしてみるぜ!」
「あぁ。またな」
俺はそういい、店を後にした。
次は人の鑑定をしてみよう。
「さて、どの娘から鑑定しようか…」
俺は悪い顔をしながら街行く女性という女性を見まくった。
「A.C.C.D.B.C.C.D.G…じ、G!?」
《鑑定の熟練度が一定に達しました。》
《鑑定の熟練度が一定に達しました。》
俺は驚き顔を上げた!
「あらっ私に何か用?」
そこにはマツ○も顔負けのスーパーデラックスなおばさま(おじさま〕が立っていた。
「い、いや、なんでもない。ほんとになんでもないぞ」
「んふっ照れちゃって可愛い!」
決して照れてはいない。怖くて怖くて仕方ないのだ。
「もうっ可愛い!スリスリしちゃうわ!」
「い、いや、いやぁぁぁ!」
こいつ、なんて力なんだ…逃げれない。それに髭が痛い…
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》
驚異の熟練度5つアップだ。
俺はスーパーデラックスなおじさまにたくさん可愛がられようやく逃げることができた。
「うっ…うっぷ…酷い目にあった…」
「だ、大丈夫ですか!?」
聞いたことのある声を耳にしながら俺は意識を飛ばした。
84
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる