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新人冒険者編

現状確認と熟練度上げ

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「100日でSランクか…とりあえず今よりもっと強くならないとだな。」


Sランク、それは冒険者の中でもトップクラスの実力を持つものだ、それになるためにはもっと力が必要だ。
あのSランクの[穴熊]は戦ってはいないが一目見ただけで強者だとわかった。それほどAランクとSランクには大きな差があるのだ。
あの時は威勢を張ったが今のままでは絶対に勝てないだろう。


「とりあえずもっと自分のことを知る必要があるな[ステータス]!」


[ステータス]
      狗飼 時宗
LV.8
HP           E
MP          D
攻撃力    E
防御力    F
素早さ    F

[スキル]
・創造・召喚・付与
・言語理解・アイテムボックス
・ストレス耐性・痛覚耐性
・隠蔽・魔力操作
・身体強化・剣術・弓術・気配察知
・鑑定・武器破壊・格闘術

[加護]
・世界神の加護


「よし、やっぱりちゃんとMPは上がってるな。」


寝る前に魔力を使い切ることによって最大魔力が増えるのでこれからもこれは続けていこう。
それとスキルの説明がいまいちよくわからないな。熟練度が一定に達しました。っていう通知が来るのはいいが、どれほど能力が向上したのがいまいちよくわからん。
あ、鑑定してみるか!

「[鑑定]!」


[創造]
素材とMPを消費してアイテムを作る。
熟練度が上がるにつれ新しい能力が解放される。


「…うん。前と何にも変わってないな。
とりあえず鑑定の熟練度を上げてみるか」


俺は[鑑定]の熟練度を上げるため街に出る。
色々なものを鑑定すれば熟練度が上がるからだ。


「よし。とりあえず武器屋とか行ってみるか。」


ガチャ…


「へいへいへいへいへい!らっしゃい!!!」

「少年野球かっ!!!」


やばっ、思わず突っ込んでしまった。


「ショウネンヤキュウ?」

「い、いや。なんでもない…」

「そうか!とりあえず見てってくれや!」


かなり人の良さそうな人だ、好印象だな。
とりあえず武器の鑑定をしてみるか。


[ショートソード]
・攻撃力 C
・鉄を使って作った短い剣。

[ロングソード]
・攻撃力 C
・鉄を使って作った長い剣。


ふむ、俺の作った木刀に石を纏ったバージョンと大して変わらないな…


《鑑定の熟練度が一定に達しました》

おっ順調だぞ!


「ありがとうまた来るよ。」

「もう帰っちまうのか?なんか買ってってくれよ~」

「すまないな、俺の剣の方がまだ強いしまだ使えるからな。」

「もしかしてお前【鑑定】持ちか?」

「あぁ、それがどうした?」

「そりゃちょうどいい!ちょいと見てもらいてぇもんがあんだ!」

「そんなの商人とかに見て貰えばいいじゃないか」

そうだ、こんな得体の知れないやつに見てもらうよりちゃんとした人に見てもらう方がいいだろう。

「兄ちゃんわかってないな。あいつらは鑑定するために金を取り、挙げ句の果てに過小評価して安く買い取ろうとしやがるんだ。」


ほう、それはいいことを聞いな。
鑑定もちだとしても嘘をつかれる可能性があるからタダで鑑定してもらった方がいいってことか。


「なるほどな。それで見てもらいたいものっていうのはどれだ?」

「ちょいと待っていてくれ」


店主は奥へ行き、布にくるまった長い何かを持ってきた。


「これだ。俺の先祖が残したものなんだが、武器っていうことはわかるが全く切れなくてな。」

「ちょっといいか?」


俺は布を取りそれを取り出した。


「ほぉ、これは刀だな。」

「【鑑定】」


《鑑定に失敗しました》

俺の熟練度では鑑定が出来ないか…


「カタナ?」

「鑑定は失敗してしまったがこれは俺の母国に伝わる武器だ。かなりの名工が作ったのだろう。使うのにすこしコツがいる。これは普通の剣と違って引く時に切れるんだ。なにか切れるものはあるか?」

「あぁすこし待ってくれ。」


店主はそういい、奥から大根をもってきた。


「じゃあ行くぞ。」

俺は鞘から刀を抜き大根に刃を当てた。


スパッ…


「刀を押し付け、引く。これだけだ。」

「こ、これはなんて切れ味だ。」


きっとこれを作ったのは昔の[勇者]だろうな。


「扱いは難しいが使えればかなり強いものになるはずだ」

「にいちゃんありがとな!これからはこれの研究することにしてみるぜ!」

「あぁ。またな」


俺はそういい、店を後にした。
次は人の鑑定をしてみよう。


「さて、どの娘から鑑定しようか…」


俺は悪い顔をしながら街行く女性という女性を見まくった。


「A.C.C.D.B.C.C.D.G…じ、G!?」

《鑑定の熟練度が一定に達しました。》
《鑑定の熟練度が一定に達しました。》
俺は驚き顔を上げた!


「あらっ私に何か用?」


そこにはマツ○も顔負けのスーパーデラックスなおばさま(おじさま〕が立っていた。


「い、いや、なんでもない。ほんとになんでもないぞ」

「んふっ照れちゃって可愛い!」


決して照れてはいない。怖くて怖くて仕方ないのだ。


「もうっ可愛い!スリスリしちゃうわ!」

「い、いや、いやぁぁぁ!」


こいつ、なんて力なんだ…逃げれない。それに髭が痛い…

《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》
《ストレス耐性の熟練度が一定に達しました。》


驚異の熟練度5つアップだ。
俺はスーパーデラックスなおじさまにたくさん可愛がられようやく逃げることができた。


「うっ…うっぷ…酷い目にあった…」

「だ、大丈夫ですか!?」


聞いたことのある声を耳にしながら俺は意識を飛ばした。

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