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episode4〜互いの分析〜
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「さて、これで全員がお互いの能力を知ったわけだな。」
話を聞いて分かったことは全員が戦いには向いてないってことだな。朱雨は戦えるかもしれないが自我を失う以上俺らも被害を受けるかもしれないし、拘瑠兎は移動だし、流毅は戦うって言うよりは話術の問題だ。歇霄は危険を回避出来るかもしれないが、戦いには向いてない。歌乃に関しては戦い所か自分の身を守ることも難しいかもしれない。
そして俺は…この能力を上手く使ったところで自分を守るのが精一杯だ。
つまりこのチームはバランスが悪すぎる。
「一つ質問なんだが。」
朱雨はその一言を言い、俺の方へ体を向けた。
「騎鴑、お前の能力は同等のものならなんでも変えれるのか?」
確かに。俺のこの能力は自分の必要な時に必要なものを変えてただけで特にどこまで変えれるかということを考えたことは無いな。
だがなぜか俺は小さい頃から自分にこの能力があることを知っていたし、使っていた。
「やってみないと分からないが同等のものならおそらく変えれる」
俺はこの返答しかできなかった。
「なら試してみるか」
流毅は少しニヤッとした表情で全員に聞こえるようにそう言ったのだ。
「試す…?」
何を試す気だろうか。
「ちょうど俺も試してもらいたい事があったしな」
嫌な予感しかしないんだが…。
「まぁ、それには用意がいる。少し待っててくれないか。あとで騎鴑、お前をその部屋へ呼ぶ」
そう言うと流毅は拘瑠兎と共に部屋へ戻った。
なんだったんだ…。
少しして、俺はとある部屋に呼ばれその部屋へ行った。
入るとそこには大量の札束が異様な数積み重なっていた。
……は?
いやいや、待て。どーゆー状況だ?
「まぁこれだけ見せられてもなんのことがわからんだろうな」
分かりませんね!!
「まぁざっくり言うとこの金を使って銃を作り出して欲しい」
銃…?
「なんのために」
銃を作るのはおそらく戦力の確保。
確かに武器を作ることが出来ればある程度戦力が補えるし、能力を何も持ってないやつらも戦力に加えることもできるしな。
「何も能力を持たない奴が相手なら十分だろ。ついでにお前の能力の限界も知れる。」
なるほど。まぁ確かに自分の限界には興味がある。
「わかった。んで?どのくらい作り出せばいい?」
50か100ぐらいつくればいいとこだろ。
「そうだな~とりあえず500丁ぐらい出してくれると武器が充実する。」
5…5…500!?バカじゃないのかこいつ…。そんないっぺんに500なんて作る体力俺にあるのかもわかんないのに。
「そ…そんなにか。そんなに作って意味あんのか?」
遠回しで断ってみたがどうだ。
「まぁあって損はない。それにもうあまり時間がないんだ。」
時間がない?
「そう言うことだ?」
説明してもらわないとな。
「まぁざっくり言うと、近々“ヴァルート”を行う」
ん…?なんだそれ
「“ヴァルート”?」
初めて聞いたな。
「いわば能力者狩りですね。能力を悪用している人たちを構成する。最悪の場合力づくでも聞いてもらう事もあります。」
能力者狩り…か。
「なるほど。わかりやすい説明ありがとな句瑠兎」
句瑠兎の説明はわかりやすくて助かるな。
「3日後にヴァルートを行う。それまでに作ってくれれば後は自由にしてもらって構わない。」
結局作るのか…。
こうして俺はやる時とやらない時のオンオフがはっきりしている性格から俺は銃を寝る前までずっと作り続けた。
「498…499…500。ふぅ……終わった。」
なんと俺はわずか2日で500丁もの銃を作り上げた。
何故か慣れてくるといっぺんに複数の数銃を作れるようになって始めより楽だったしな。
扉が開く音が聞こえた。
「調子はどうだって…お…お前もう作ったのか?」
俺はコクっとうなづいた。
「…。想像以上だな。騎駑。」
そりゃあどうも。つかれた訳じゃないけど寝不足だったから普通にねむいな。
「無理すんなよ。その顔じゃまともに寝てないんだろ?後1日あるから今日はゆっくり休めよ。本当、ありがとな。」
俺の頭を撫でたその手はとても暖かくて優しかった。
本当は優しい奴なんだろうな。
俺は気づけば眠りについていた。正直いつ眠ったかなんて覚えてない。
ただ覚えているのはあいつの大きくて暖かい優しい手…。
母さん以来だったな…頭を撫でられたのは。
俺が目が覚めた時もう夜になっていた。
俺はどのくらい眠っていたんだろう。
ざっと12時間は寝たか。
平均4時間ぐらいしか寝ない俺が3日分ぐらい眠ってたわけか。
寝すぎたせいで腰が痛い…。
とりあえず俺は扉を開けて洗面台へ向かい、顔を洗っていた。
「よく眠れたみたいだな。もういいのか?騎鴑。」
正直、顔を洗っている時に急に言われるとなかなか怖かった。
それでも普通を装って俺は一言
「あぁもう大丈夫だ。」
そう答えた。
「そうか。まぁ明日は1日お前の自由だ。」
自由かー。何をしようか。特にやる事もなければやりたい事もないしな。
話を聞いて分かったことは全員が戦いには向いてないってことだな。朱雨は戦えるかもしれないが自我を失う以上俺らも被害を受けるかもしれないし、拘瑠兎は移動だし、流毅は戦うって言うよりは話術の問題だ。歇霄は危険を回避出来るかもしれないが、戦いには向いてない。歌乃に関しては戦い所か自分の身を守ることも難しいかもしれない。
そして俺は…この能力を上手く使ったところで自分を守るのが精一杯だ。
つまりこのチームはバランスが悪すぎる。
「一つ質問なんだが。」
朱雨はその一言を言い、俺の方へ体を向けた。
「騎鴑、お前の能力は同等のものならなんでも変えれるのか?」
確かに。俺のこの能力は自分の必要な時に必要なものを変えてただけで特にどこまで変えれるかということを考えたことは無いな。
だがなぜか俺は小さい頃から自分にこの能力があることを知っていたし、使っていた。
「やってみないと分からないが同等のものならおそらく変えれる」
俺はこの返答しかできなかった。
「なら試してみるか」
流毅は少しニヤッとした表情で全員に聞こえるようにそう言ったのだ。
「試す…?」
何を試す気だろうか。
「ちょうど俺も試してもらいたい事があったしな」
嫌な予感しかしないんだが…。
「まぁ、それには用意がいる。少し待っててくれないか。あとで騎鴑、お前をその部屋へ呼ぶ」
そう言うと流毅は拘瑠兎と共に部屋へ戻った。
なんだったんだ…。
少しして、俺はとある部屋に呼ばれその部屋へ行った。
入るとそこには大量の札束が異様な数積み重なっていた。
……は?
いやいや、待て。どーゆー状況だ?
「まぁこれだけ見せられてもなんのことがわからんだろうな」
分かりませんね!!
「まぁざっくり言うとこの金を使って銃を作り出して欲しい」
銃…?
「なんのために」
銃を作るのはおそらく戦力の確保。
確かに武器を作ることが出来ればある程度戦力が補えるし、能力を何も持ってないやつらも戦力に加えることもできるしな。
「何も能力を持たない奴が相手なら十分だろ。ついでにお前の能力の限界も知れる。」
なるほど。まぁ確かに自分の限界には興味がある。
「わかった。んで?どのくらい作り出せばいい?」
50か100ぐらいつくればいいとこだろ。
「そうだな~とりあえず500丁ぐらい出してくれると武器が充実する。」
5…5…500!?バカじゃないのかこいつ…。そんないっぺんに500なんて作る体力俺にあるのかもわかんないのに。
「そ…そんなにか。そんなに作って意味あんのか?」
遠回しで断ってみたがどうだ。
「まぁあって損はない。それにもうあまり時間がないんだ。」
時間がない?
「そう言うことだ?」
説明してもらわないとな。
「まぁざっくり言うと、近々“ヴァルート”を行う」
ん…?なんだそれ
「“ヴァルート”?」
初めて聞いたな。
「いわば能力者狩りですね。能力を悪用している人たちを構成する。最悪の場合力づくでも聞いてもらう事もあります。」
能力者狩り…か。
「なるほど。わかりやすい説明ありがとな句瑠兎」
句瑠兎の説明はわかりやすくて助かるな。
「3日後にヴァルートを行う。それまでに作ってくれれば後は自由にしてもらって構わない。」
結局作るのか…。
こうして俺はやる時とやらない時のオンオフがはっきりしている性格から俺は銃を寝る前までずっと作り続けた。
「498…499…500。ふぅ……終わった。」
なんと俺はわずか2日で500丁もの銃を作り上げた。
何故か慣れてくるといっぺんに複数の数銃を作れるようになって始めより楽だったしな。
扉が開く音が聞こえた。
「調子はどうだって…お…お前もう作ったのか?」
俺はコクっとうなづいた。
「…。想像以上だな。騎駑。」
そりゃあどうも。つかれた訳じゃないけど寝不足だったから普通にねむいな。
「無理すんなよ。その顔じゃまともに寝てないんだろ?後1日あるから今日はゆっくり休めよ。本当、ありがとな。」
俺の頭を撫でたその手はとても暖かくて優しかった。
本当は優しい奴なんだろうな。
俺は気づけば眠りについていた。正直いつ眠ったかなんて覚えてない。
ただ覚えているのはあいつの大きくて暖かい優しい手…。
母さん以来だったな…頭を撫でられたのは。
俺が目が覚めた時もう夜になっていた。
俺はどのくらい眠っていたんだろう。
ざっと12時間は寝たか。
平均4時間ぐらいしか寝ない俺が3日分ぐらい眠ってたわけか。
寝すぎたせいで腰が痛い…。
とりあえず俺は扉を開けて洗面台へ向かい、顔を洗っていた。
「よく眠れたみたいだな。もういいのか?騎鴑。」
正直、顔を洗っている時に急に言われるとなかなか怖かった。
それでも普通を装って俺は一言
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そう答えた。
「そうか。まぁ明日は1日お前の自由だ。」
自由かー。何をしようか。特にやる事もなければやりたい事もないしな。
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