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第95話 光の天使
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孤島のダンジョンに来ていた俺たち。
マインドハートは相変わらず仮面をつけているし貴族みたいな黒い帽子にタキシードだ。
逆に黒蝶と火葉さんはいつものヒーローの恰好じゃなくて探索者の格好だ。
火葉さんはストイックな騎士風の動きやすい探索者の格好で鎧とかはつけてない。
盾も持たないタイプの剣士で細身のレイピアを装備している。
黒蝶にかんしては中二病的な小悪魔風の小悪魔ファッションで魔法で強化している服のようだ。
黒蝶は魔法を主体に戦うが武器はなぜか大鎌だ。
「拓郎お兄さん!! さあ一緒にダンジョンに潜りましょう」
「ああっ……黒蝶もなんか凄い格好だな」
「拓郎さんもなんか探索者の場合だと普通の格好ですね」
「ああ俺はまあカモフラージュもあるけど普通の魔法剣士ということにしているからな」
俺の格好は確かに普通だ鎧もつけないつける必要がないがな普通の探索者服だ。
とまあそんなこと言っている間に孤島のダンジョンに潜ってみた。
中が広い自然の中にあるダンジョンだ広すぎる広い。アフリカかバルハラかなんだこの大自然は。
そんなところを行くのである。空は青々とした天空が広がる。神鬼を凌駕した大魔な体滅を感じる。龍や白虎でも出ても妖しくないほど何も音がない。
虚無の波動を感じるほど、音の無い世界だ。
マインドハートがすぐに状況を整理する。
情報詮索を行うと同時に生物の有無を確認した。
だがいない。生物は存在しない我々以外に。虚空のような空間、領域、場所なのか??
「とにかく進むぞ慎重にな……」
「わかってますよ拓郎さん」
「マインドハートそろそろ正体を教えてくれないかな?」
「ダメです!! 一応謎の怪盗ヒーローということになってますから!! 教えるのは時期がきてからで……」
「そうか今はダメか」
「はいったくにぃ……」
たくにぃ…………? あれっこいつがなんで俺のことをたくにぃと呼ぶんだ……まさか……
俺は一つの可能性を心中に思ったが今はそれを忘れてマインドハートを見ていた。
でも黒蝶が俺の腕を組んでくる。
「黒蝶お前恋人でもないのにこういうこと……」
「いいじゃないですか拓郎お兄さん。この程度友達通しだと普通だよ普通」
黒蝶は内心今のうちにポイントを稼ごうとしていたなお普通の男に対してこんなことはもちろんしないが。拓郎のような強くてカッコいい男性でかつ親しい人にしかこういうことはしない。
しかも拓郎のことを内心好いていたからこその行動であるが。
火葉さんはその二人の姿をまじまじと見ていた。
(拓郎君やっぱりいい感じの男の子になってるな~でも私よりも黒蝶ちゃんが似合っているのかな~でも私もあの時かなり拓郎君のこと好きだったのはいまだに言えずだな~どうしようかな~今からでも私から告白するべきかな)
マインドハートはたくにぃがモテモテであることに内心かなり嫉妬していた。
(たくにぃ……いつの間に女の子をはべらすような変態さんになっちゃったのかな~かなかな? なんでなの初めての女の子は私なのに……くそ~あの黒蝶とかいう女め~)
心空は憎しみを籠めて黒蝶に目を鋭くさせて狼狽していた。
だが言葉に言い表さずに睨むだけで留めている。
拓郎は気づいていた。だがあえてかかわらない。
とまあそんなことで進んでいたが何も出ない。
何も出ない。本当に出ない。罠もない。
たまに謎の自販機が置いてある。
だがお金を入れても何も出ないしたまに……勝手に出てくる。
「なんだこれ缶ジュースなのに……あけぐちが無いぞ」
「貸して貸して拓郎お兄さんっ…………なにこれ魔界の道具?」
黒蝶がなんかまた中二病になっている。
「魔界の道具ってなんだよ」
「それは私がダンジョンで手に入れたこの黒の章がですね……」
「中二病ノートのことか」
「なんで知ってるの!?」
「お前の中二病具合は大体理解している」
「流石拓郎お兄さん」
謎の缶ジュース?はとりあえず持っておくことにして。
なかなか進んでも進んでも進んでも敵が出てこない。
●●●●●
黒蝶の様子が可笑しい。何故か熱が出て、体調が悪いようだ。水分は取っているのだが、何故か黒蝶だけが様子が可笑しい。
仕方なく木の木陰で休憩することに。
回復魔法をかけるが、効かない。解毒魔法をかけるが効かない。
呪いの解呪魔法をかけたがそれでも効かない。
どういうことだ?? 何で効かないんだ!?
黒蝶の容態がどんどん悪くなる……このままだと衰弱死してしまう。
そういえばと思い試してみる……さっきの缶ジュースを出してみた。
それを黒蝶につけてみる。
すると缶ジュースが黒蝶の何かを吸い取った。
そして缶ジュースが宙を舞い踊り狂うように回転していく。
そしてそのまま景色が暗転して、世界が宇宙のように星々の光を浴びて、絶空の天に浮かぶ星の上に降り立った。
『さて……こんなところで世界の特異点(イレギュラー)に出会えるなんて幸運だ。褒美として私と出会えたことを後悔するがいい……試してやろう』
なんだあいつ……? ターバンを巻いた褐色の男? いや女? わからないが性別不明の人物が玉座に座っている。
まさかこいつがラスボスなのか? いきなりラスボスと戦うなんてなんかヤバそうだ。
『僕の名前を名乗らなかったからね……僕の名前は【クリシュナ】だよ有名な神様の名前だと思うけどね』
クリシュナってまさかあのクリシュナなのか……
驚いた本物のクリシュナに出会えるなんて……
『すまないね君に出会うために少し小細工を使わせてもらった』
「まさか黒蝶に何かしたのはてめえの仕業か!!」
『ごめんごめん……すぐに直すつもりで万能の缶飲料を渡したんだけどすぐに使い方に気付かなかったようだね。でも本当にちょっとしたきっかけを作りたかっただけなんだ』
拓郎はこの神様に対して神様だろうが礼儀なんていらない。
神様だろうが何してもいいなんてないという怒りがあった。
「てめえは何が目的だ!! 言え!! クリシュナ!!」
『まあ落ち着いてよ……単刀直入に言おう。君と勝負がしたい』
「なんだと……? それが目的なのか?」
『他の神々がかなり君に興味津々なんだよね。アマテラス姐さんとかゼウス爺さんとか、エア様とかティアマト様とかも……だからね勝負したい』
神様が直々に勝負したいと言うのだから断るわけにはいかず、俺は勝負を受けることに。
だが勝敗はあっけなく決した。
俺は負けた。
でもすぐに気を取り直した。
よく考えたら神様に勝てるわけがない。
強いとか次元じゃない。
神の領域と言うか次元が違いすぎるというか、近づくことすらできなかった。
指一本で俺を伏せ下した。
っとまあそんなことでクリシュナ様からチャイを振舞ってもらった。
『しっかし拓郎君もなんとも愉快な人物だね~まあ勝てなくても気に病むことはないよ』
「神様が人と出会うなんて珍しいことなんじゃないですか?」
『そうだねまあそうなるかね』
とまあそんなやり取りをしているときに異変が起きた。
空間に裂け目が出来て、何者のなのか意味が分からない途轍もない物が現れた。
『GIGOOOOOOOOOOOOOOOダベスカスラビラモスベラ××gひhじゃhふぁっはjhjjかfgyるいlこうふヴぃあっひ』
『いかん!!! 君たち早くこの空間から出て外に!!』
『BARAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA デモ雷グル墓??』
その謎の物質としか言えない黒いキューブのような多角形の存在がクリシュナ様に光線を発射した。
「クリシュナーーーーーー!!」
『油断した…………まさかあの機械はまさか……デウスエクスマキナの僕か……』
そして俺に対しても光の刃を出して斬りかかってきた。
だが俺は避けられなかった。
キンッ!!
光爆剣が俺の手元にいつの間にかあった。
どういうことだ!? こんなこと初めてだ。
《拓郎を殺させない…………………………絶対に!!》
光爆剣が瞬間的に天使のような女の子に変化した。
そして黒いキューブを破壊する光の爆発を放った。
「光爆剣……お前天使だったのか?」
『天使違う…………ワタシは光の聖天精霊【ヒカリ】……ヒカリちゃんと呼んで…………』
マインドハートは相変わらず仮面をつけているし貴族みたいな黒い帽子にタキシードだ。
逆に黒蝶と火葉さんはいつものヒーローの恰好じゃなくて探索者の格好だ。
火葉さんはストイックな騎士風の動きやすい探索者の格好で鎧とかはつけてない。
盾も持たないタイプの剣士で細身のレイピアを装備している。
黒蝶にかんしては中二病的な小悪魔風の小悪魔ファッションで魔法で強化している服のようだ。
黒蝶は魔法を主体に戦うが武器はなぜか大鎌だ。
「拓郎お兄さん!! さあ一緒にダンジョンに潜りましょう」
「ああっ……黒蝶もなんか凄い格好だな」
「拓郎さんもなんか探索者の場合だと普通の格好ですね」
「ああ俺はまあカモフラージュもあるけど普通の魔法剣士ということにしているからな」
俺の格好は確かに普通だ鎧もつけないつける必要がないがな普通の探索者服だ。
とまあそんなこと言っている間に孤島のダンジョンに潜ってみた。
中が広い自然の中にあるダンジョンだ広すぎる広い。アフリカかバルハラかなんだこの大自然は。
そんなところを行くのである。空は青々とした天空が広がる。神鬼を凌駕した大魔な体滅を感じる。龍や白虎でも出ても妖しくないほど何も音がない。
虚無の波動を感じるほど、音の無い世界だ。
マインドハートがすぐに状況を整理する。
情報詮索を行うと同時に生物の有無を確認した。
だがいない。生物は存在しない我々以外に。虚空のような空間、領域、場所なのか??
「とにかく進むぞ慎重にな……」
「わかってますよ拓郎さん」
「マインドハートそろそろ正体を教えてくれないかな?」
「ダメです!! 一応謎の怪盗ヒーローということになってますから!! 教えるのは時期がきてからで……」
「そうか今はダメか」
「はいったくにぃ……」
たくにぃ…………? あれっこいつがなんで俺のことをたくにぃと呼ぶんだ……まさか……
俺は一つの可能性を心中に思ったが今はそれを忘れてマインドハートを見ていた。
でも黒蝶が俺の腕を組んでくる。
「黒蝶お前恋人でもないのにこういうこと……」
「いいじゃないですか拓郎お兄さん。この程度友達通しだと普通だよ普通」
黒蝶は内心今のうちにポイントを稼ごうとしていたなお普通の男に対してこんなことはもちろんしないが。拓郎のような強くてカッコいい男性でかつ親しい人にしかこういうことはしない。
しかも拓郎のことを内心好いていたからこその行動であるが。
火葉さんはその二人の姿をまじまじと見ていた。
(拓郎君やっぱりいい感じの男の子になってるな~でも私よりも黒蝶ちゃんが似合っているのかな~でも私もあの時かなり拓郎君のこと好きだったのはいまだに言えずだな~どうしようかな~今からでも私から告白するべきかな)
マインドハートはたくにぃがモテモテであることに内心かなり嫉妬していた。
(たくにぃ……いつの間に女の子をはべらすような変態さんになっちゃったのかな~かなかな? なんでなの初めての女の子は私なのに……くそ~あの黒蝶とかいう女め~)
心空は憎しみを籠めて黒蝶に目を鋭くさせて狼狽していた。
だが言葉に言い表さずに睨むだけで留めている。
拓郎は気づいていた。だがあえてかかわらない。
とまあそんなことで進んでいたが何も出ない。
何も出ない。本当に出ない。罠もない。
たまに謎の自販機が置いてある。
だがお金を入れても何も出ないしたまに……勝手に出てくる。
「なんだこれ缶ジュースなのに……あけぐちが無いぞ」
「貸して貸して拓郎お兄さんっ…………なにこれ魔界の道具?」
黒蝶がなんかまた中二病になっている。
「魔界の道具ってなんだよ」
「それは私がダンジョンで手に入れたこの黒の章がですね……」
「中二病ノートのことか」
「なんで知ってるの!?」
「お前の中二病具合は大体理解している」
「流石拓郎お兄さん」
謎の缶ジュース?はとりあえず持っておくことにして。
なかなか進んでも進んでも進んでも敵が出てこない。
●●●●●
黒蝶の様子が可笑しい。何故か熱が出て、体調が悪いようだ。水分は取っているのだが、何故か黒蝶だけが様子が可笑しい。
仕方なく木の木陰で休憩することに。
回復魔法をかけるが、効かない。解毒魔法をかけるが効かない。
呪いの解呪魔法をかけたがそれでも効かない。
どういうことだ?? 何で効かないんだ!?
黒蝶の容態がどんどん悪くなる……このままだと衰弱死してしまう。
そういえばと思い試してみる……さっきの缶ジュースを出してみた。
それを黒蝶につけてみる。
すると缶ジュースが黒蝶の何かを吸い取った。
そして缶ジュースが宙を舞い踊り狂うように回転していく。
そしてそのまま景色が暗転して、世界が宇宙のように星々の光を浴びて、絶空の天に浮かぶ星の上に降り立った。
『さて……こんなところで世界の特異点(イレギュラー)に出会えるなんて幸運だ。褒美として私と出会えたことを後悔するがいい……試してやろう』
なんだあいつ……? ターバンを巻いた褐色の男? いや女? わからないが性別不明の人物が玉座に座っている。
まさかこいつがラスボスなのか? いきなりラスボスと戦うなんてなんかヤバそうだ。
『僕の名前を名乗らなかったからね……僕の名前は【クリシュナ】だよ有名な神様の名前だと思うけどね』
クリシュナってまさかあのクリシュナなのか……
驚いた本物のクリシュナに出会えるなんて……
『すまないね君に出会うために少し小細工を使わせてもらった』
「まさか黒蝶に何かしたのはてめえの仕業か!!」
『ごめんごめん……すぐに直すつもりで万能の缶飲料を渡したんだけどすぐに使い方に気付かなかったようだね。でも本当にちょっとしたきっかけを作りたかっただけなんだ』
拓郎はこの神様に対して神様だろうが礼儀なんていらない。
神様だろうが何してもいいなんてないという怒りがあった。
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『まあ落ち着いてよ……単刀直入に言おう。君と勝負がしたい』
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『そうだねまあそうなるかね』
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その謎の物質としか言えない黒いキューブのような多角形の存在がクリシュナ様に光線を発射した。
「クリシュナーーーーーー!!」
『油断した…………まさかあの機械はまさか……デウスエクスマキナの僕か……』
そして俺に対しても光の刃を出して斬りかかってきた。
だが俺は避けられなかった。
キンッ!!
光爆剣が俺の手元にいつの間にかあった。
どういうことだ!? こんなこと初めてだ。
《拓郎を殺させない…………………………絶対に!!》
光爆剣が瞬間的に天使のような女の子に変化した。
そして黒いキューブを破壊する光の爆発を放った。
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