この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

仮実谷 望

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第73話 熊本ダンジョン

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 次の日、雪兎たちはある場所に集合した。

 そこは山奥だった。

 なお熊本は若干だが復興していた。

 モンスターの軍団はあまり見られないようになり、自衛隊も少しずつだが来てくれるようになり、市民は平和を取り戻しつつあった。

 自警団が組織されていて探索者の凄腕がいるようだ。

 熊本の隠されたダンジョンは山奥のとこにあった。

 黒穴のダンジョンではなく、洞穴型のようだ。

 階層はどこまであるかわからないと言う。

 月名の下僕と思われる日向さんが案内してくれた。

「忍者の末裔?」

「ではなくただの忍者オタクですね」

「忍者オタクなのか」

「はい凄く忍者に憧れていて、自力で修行して忍者になりました」

「月名様には最近仕えてます」

「ファンクラブの一員だぞ」

 どうやら下僕とはそういうことらしい。

 月名の奴性格悪くないよな。

 雪兎たちは熊本の隠されたダンジョンに入ることにした。

 
 1階層から強力なモンスターが出現するようだ。

 リッチジュブナイルが5体も出現した。
 直ぐさま超念動力で捻る。

 月名も闇魔法を使い起動演算を行いリッチジュブナイルを昇天させた。

 その後、カオスナイトが8体も出現した。
 質より量なのか。

 念動波動で破壊しても二体ぐらいこぼれる。
 ミリアが妖精魔法を使用して攻撃妖精で攻撃する。

 攻撃妖精たちが弓型の魔法で攻撃する。

 カオスナイトたちは倒された。

 ギガウィザードたちが炎魔法を猛烈な勢いで放ってきた。

 熱吸収で防ぐ。

 シロンにやらせてみた。

 近接攻撃で杖殴りさせた。
 もはや超人的な動きでギガウィザードたちに近づき杖で殴る。

 魔力で身体能力を鍛えるのは基本だ。
 
 シロンは圧倒的猫のような身体能力で杖で殴りまくった。

「これでも喰らえですにゃあ!!」

「ギヒャーーーーー!!」

 クロマルもダークネスリボンで敵の動きを封じている。

 クロマルの万能性能は確かに並じゃないが、それよりも存在感を露わにしない黒猫独特の隠密性能も評価が高い。

 そんなかんやで18階層まで歩を進めていく。

 18階層ではキリングアーマーが6体ほど出現して強化魔法を自身にかけまくっている。

 すぐさま雪兎は超念動波動で撃退した。

 基本的に雪兎一人いればなんとでもなるレベルのようだ。

 そんな中異変は起きた。

 突如として現れた隠し部屋。

  そこにはアブルデーモニアが出現した。

 Sランクのモンスターだが危険なモンスターだ。

 悪魔系のモンスターで極大殲滅呪文を使用する。

 広範囲の殲滅系の魔法を使う最強種のモンスターだ。

 
 だがルナが直ぐに極大暗黒魔法を放つ。

 闇の極大爆弾を放った。

 アブルデーモニアはすぐさま空中軌道で回避した。

 しかしシロンが打痕杖で転ばした。

 アブルデーモニアはクロマルに闇の呪縛を使った。

 雪兎は直ぐにクロマルに解呪を行う。

 雪兎はアブルデーモニアに超念動波動を放つ。

 アブルデーモニアは対抗魔導波動を放つ。

 だが雪兎が暗黒魔法を閉じ込め超念動波動をさらに増幅する。

 アブルデーモニアはついに終幕が訪れる。

 そしてアブルデーモニアは消滅した。

 

 その後隠し部屋は消滅した。

 
 25階層に来た。

 レンゲルアーマーが3体にロストレイズが8体。

 レンゲルアーマーは紫色の仮面をした甲冑で長剣を持っている。

 ロストレイズはリッチに似た骸骨のような奴だが浮遊霊のようだ。

 ロストレイズたちが心霊魔法を放ってきた。

 全体の魔法防御力を低下させてきた。

 レンゲルアーマーたちが自身に強化魔法を使い、灼熱鋼鉄鎧を使いかなりの強化をしてきた。

 日向がクナイを放つ、闇の印を籠めて、クナイを放った。

 さらに火炎の忍術を放つ。

 もとい火炎魔法を放つ日向。

 クロマルはダークネスランスを放つ。

 クロマルは瞬撃の動きで翻弄する。

 クロマルは闇真撃を放つ。

 レンゲルアーマーたちが仰け反る。

 月名が闇の魔力を増幅させて直接放つ。

 雪兎がサイコガンを使い念動弾を放つ。

 雪兎の冷静な応対でパーティ全員のレベルアップに繋がる。

 
 そのままさらに奥深く進んでいく…………





 60階層まで来た。

 ボス部屋で殺戮の悪魔が現れたがみんなで倒した。

 ここまで色々と有用なアイテムが見つかったが、それほど役に立つものが無いようだ。

 さてさて雪兎たちはさらに進む。

 62階層まで来たが、他の人の気配がほんのわずかにする。

 そして暗闇から闇撃が飛んできた。

 雪兎は念動力で阻害した。
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