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第86話 金木犀の魔女
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悠然と舞うアリスは左手の魔女の杖を軽やかに振った。
龍炎花
迸る炎火が龍のように走る。
戦界の魔女踊
自身の攻撃力を大幅に上昇させる。
戦魔の槍魔杖を装備する。
杖に雷と炎を纏わせる。
バーミュラとべリースに対して極大槍撃を加える。
アリスは鬼神のごとき顔つきで魔王モドキと幹部を倒した。
だが、闇夜が走る。
「いいねぇ……なかなかやるようだな俺とやろうぜ」
空間に突如として出現した青の魔術師。
翻した魔術帽子と蒼のマントを身に着けた魔術師風の男。
人間ではなかった。
顔つきが悪魔のように色が青い。
そして悪魔のような角が生えている。
「魔悪人(デアボロム)…………」
異世界から現れた渦から地球に転移してきた魔術を潜在的に使える人種。
悪魔と天使を先祖に持ち人間とは異なる存在。
異世界の人間を滅ぼしこの地球にやってきた。
「あなたはいてはいけない存在ね……」
アリスは瞬間的に理解した。
別種の異空の存在。
吐き気を催す悪意の存在。
エクソルがアリスに殲滅の水魔術を放つ。
アリスはエンゲルフォースバリアを展開した。
ヒビが入る。そのまま空間が割れた。
アリスは金色の蝶たちを召喚した。
金色の蝶たちはエクソルにまとわりつく。
魔術を無効化する蝶である。
さらに動きを亀のようにノロくする効果もある。
アリスは風と雷と光と炎と闇を融合させる。
フォーミナル・アドベント・キュリアゲシー
収束させた極大魔法をエクソルに直撃させた。
「そんなこの俺が…………くそぉ…………」
エクソルが消滅した。
アリスはすぐに消えた。
ロウガとオルクとメアとヴァンと合流するためだ。
不味い事態になったと未知の超強敵が現れたと言わないといけないのだ。
何とか勝てたがこんなのモンスターよりも恐ろしいからだ。
●●
なんだこいつらは……
白夜雪兎と月名とシロンとミリアは驚愕していた。
緑色の魔術帽子を被った魔術師風の男。
ガルムと交戦していた。
雪兎は精冷氷王に変身して交戦していたが、レベルが違いすぎる。
このままだとシロンとミリアが死ぬかもしれない。
月名に防御結界を多重に張ってもらい防御に専念してもらってるが、それでもかなりぎりぎりだ。
雪兎一人ならなんとでもなったが周囲を巻き込むほどの超能力すらも使えるがやはり使えない。
こいつらから離れるのも危険だし心配だ。
雪兎は超念動波動に氷の礫を混ぜる。
さらに冷気を浴びせる。
ガルムは苦しむが大したことない。
「お前のような半端な奴に俺様は負けないぞ!!」
ガルムは風を極大にして放つ。
風砲を放つ。
ガルムはさらに風に風を重ねて覇銃のように放つ。
風の弾丸は雪兎に当たる前に砕け散る。
もういい。
悪いなおまえら……
ちょっと寒いかもしれないが我慢してくれ。
雪兎は極寒の冷気を展開した。
雪兎は今まで隠していたが本来の最初に持っていた原初の力は冷気を操る力だった。
があまりにも力が強すぎたため制御できず自分すらも凍らせてしまうほどだった。
よって自身に対して暗示をかけて封印していた。
冷滅の氷界
世界が氷に満ち溢れた。
だが月名(ルナ)とシロンとミリアたちは多少霜がつくぐらいで留めた。
だがガルムは極限の氷柱に閉じ込められて絶命していた。
雪兎たちはあまりにも強大な敵が現れたことによりどうするか悩んでいた。
龍炎花
迸る炎火が龍のように走る。
戦界の魔女踊
自身の攻撃力を大幅に上昇させる。
戦魔の槍魔杖を装備する。
杖に雷と炎を纏わせる。
バーミュラとべリースに対して極大槍撃を加える。
アリスは鬼神のごとき顔つきで魔王モドキと幹部を倒した。
だが、闇夜が走る。
「いいねぇ……なかなかやるようだな俺とやろうぜ」
空間に突如として出現した青の魔術師。
翻した魔術帽子と蒼のマントを身に着けた魔術師風の男。
人間ではなかった。
顔つきが悪魔のように色が青い。
そして悪魔のような角が生えている。
「魔悪人(デアボロム)…………」
異世界から現れた渦から地球に転移してきた魔術を潜在的に使える人種。
悪魔と天使を先祖に持ち人間とは異なる存在。
異世界の人間を滅ぼしこの地球にやってきた。
「あなたはいてはいけない存在ね……」
アリスは瞬間的に理解した。
別種の異空の存在。
吐き気を催す悪意の存在。
エクソルがアリスに殲滅の水魔術を放つ。
アリスはエンゲルフォースバリアを展開した。
ヒビが入る。そのまま空間が割れた。
アリスは金色の蝶たちを召喚した。
金色の蝶たちはエクソルにまとわりつく。
魔術を無効化する蝶である。
さらに動きを亀のようにノロくする効果もある。
アリスは風と雷と光と炎と闇を融合させる。
フォーミナル・アドベント・キュリアゲシー
収束させた極大魔法をエクソルに直撃させた。
「そんなこの俺が…………くそぉ…………」
エクソルが消滅した。
アリスはすぐに消えた。
ロウガとオルクとメアとヴァンと合流するためだ。
不味い事態になったと未知の超強敵が現れたと言わないといけないのだ。
何とか勝てたがこんなのモンスターよりも恐ろしいからだ。
●●
なんだこいつらは……
白夜雪兎と月名とシロンとミリアは驚愕していた。
緑色の魔術帽子を被った魔術師風の男。
ガルムと交戦していた。
雪兎は精冷氷王に変身して交戦していたが、レベルが違いすぎる。
このままだとシロンとミリアが死ぬかもしれない。
月名に防御結界を多重に張ってもらい防御に専念してもらってるが、それでもかなりぎりぎりだ。
雪兎一人ならなんとでもなったが周囲を巻き込むほどの超能力すらも使えるがやはり使えない。
こいつらから離れるのも危険だし心配だ。
雪兎は超念動波動に氷の礫を混ぜる。
さらに冷気を浴びせる。
ガルムは苦しむが大したことない。
「お前のような半端な奴に俺様は負けないぞ!!」
ガルムは風を極大にして放つ。
風砲を放つ。
ガルムはさらに風に風を重ねて覇銃のように放つ。
風の弾丸は雪兎に当たる前に砕け散る。
もういい。
悪いなおまえら……
ちょっと寒いかもしれないが我慢してくれ。
雪兎は極寒の冷気を展開した。
雪兎は今まで隠していたが本来の最初に持っていた原初の力は冷気を操る力だった。
があまりにも力が強すぎたため制御できず自分すらも凍らせてしまうほどだった。
よって自身に対して暗示をかけて封印していた。
冷滅の氷界
世界が氷に満ち溢れた。
だが月名(ルナ)とシロンとミリアたちは多少霜がつくぐらいで留めた。
だがガルムは極限の氷柱に閉じ込められて絶命していた。
雪兎たちはあまりにも強大な敵が現れたことによりどうするか悩んでいた。
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