1 / 3
今日生まれたぜ!
しおりを挟む
「早く外に出てえな~。」
春のランカイ島は出産と卵の孵化で大わらわ。
海では肉食大食らいの化け物くじらが獲物が近くで泳いでいてもを襲わず出産にのたうつ妻に寄り添い、島内でもいたる所で赤ん坊の産声が響き渡る。
ランカイ島は肉食モンスターは1種類しか存在していない。
他はいたって大人しい草食モンスターだけが住んでいる。
そのドラゴン夫妻も冬の寒い中に卵を産み、3頭は暖かい春の訪れを告げる春風が吹くのと同時に卵の殻を蹴破り元気よく生まれ、両親の血を強く受け継ぎ、紅い肌と黒い肌の子達で産声と同時に強烈な火を吹いて。
ただそれから半日経っても最後の子が待てど暮らせど生まれてこない。
生まれないのは中で死んでしまっているのかと母ドラゴンは涙を流し、父親も卵を鼻で押し体温が残っていると慰めながらもハラハラとする。
早く生まれてきて欲しいと。
外の心配をよそに中の赤子ドラゴンは悠々として、先に出た奴らは随分せっかちだとのほほんとしている。
両親は卵の頃から子供達に島を守るドラゴンの話を英雄譚のように話して育てた。
そして、力ある者は悠々と、堂々と登場する者だと母ドラゴンの目を掻い潜ってこっそりと話してくれる。
母ドラゴンはいつでも一生懸命務めを果たすべきだと考えているので、父の話しを聞いたら激怒して父はなされるだろうとまでは知らないが、ともかく卵の中のドラゴンは1番最後に生まれるつもりでいたので、そろそろ生まれようと卵を蹴り、この世界に誕生した。
「産まれたぞ!俺は最強になるんだ!!」
力強い産声と共に。
「あなた!最後に生まれた子の様子が変よ!!
他の子と違って火を吹かないし可愛くミャアミャアとしか言わないわ!」
「・・それに体も違いすぎる・・」
最後に生まれた子は紅でも黒でもなくピンク色で、ゴツゴツどころか柔らかい羽を持ったレディバードと同じモフモフとした体毛に覆われているではないか。
それでも夫妻に末の子を捨てる考えは浮かばなかった。
この子は自分達が全力で守ればいい。
春のランカイ島は出産と卵の孵化で大わらわ。
海では肉食大食らいの化け物くじらが獲物が近くで泳いでいてもを襲わず出産にのたうつ妻に寄り添い、島内でもいたる所で赤ん坊の産声が響き渡る。
ランカイ島は肉食モンスターは1種類しか存在していない。
他はいたって大人しい草食モンスターだけが住んでいる。
そのドラゴン夫妻も冬の寒い中に卵を産み、3頭は暖かい春の訪れを告げる春風が吹くのと同時に卵の殻を蹴破り元気よく生まれ、両親の血を強く受け継ぎ、紅い肌と黒い肌の子達で産声と同時に強烈な火を吹いて。
ただそれから半日経っても最後の子が待てど暮らせど生まれてこない。
生まれないのは中で死んでしまっているのかと母ドラゴンは涙を流し、父親も卵を鼻で押し体温が残っていると慰めながらもハラハラとする。
早く生まれてきて欲しいと。
外の心配をよそに中の赤子ドラゴンは悠々として、先に出た奴らは随分せっかちだとのほほんとしている。
両親は卵の頃から子供達に島を守るドラゴンの話を英雄譚のように話して育てた。
そして、力ある者は悠々と、堂々と登場する者だと母ドラゴンの目を掻い潜ってこっそりと話してくれる。
母ドラゴンはいつでも一生懸命務めを果たすべきだと考えているので、父の話しを聞いたら激怒して父はなされるだろうとまでは知らないが、ともかく卵の中のドラゴンは1番最後に生まれるつもりでいたので、そろそろ生まれようと卵を蹴り、この世界に誕生した。
「産まれたぞ!俺は最強になるんだ!!」
力強い産声と共に。
「あなた!最後に生まれた子の様子が変よ!!
他の子と違って火を吹かないし可愛くミャアミャアとしか言わないわ!」
「・・それに体も違いすぎる・・」
最後に生まれた子は紅でも黒でもなくピンク色で、ゴツゴツどころか柔らかい羽を持ったレディバードと同じモフモフとした体毛に覆われているではないか。
それでも夫妻に末の子を捨てる考えは浮かばなかった。
この子は自分達が全力で守ればいい。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
【ご報告】
2月15日付で、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。
ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。
引き続きよろしくお願いいたします。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる