Strawberry&Cigarette

雪葵

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White Day ー第1話ー

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「お前は、全くアホだな——」
 金曜の夜。
 いつものカクテルバーで、吉野は岡崎に散々叱責されていた。
 岡崎は、テーブルに肘をつき、艶やかな髪をかきあげて盛大なため息をつく。
「ガキじゃあるまいし……幼馴染として、情けないぞ」
「なあ、そこまで言うか?」


 この日吉野は、別れたはずの彼女、リナと復縁した経緯について、岡崎に話した。

 2ヶ月ほど前に、吉野は元彼女のリナから以前もらったチョコレートをもう一度手に入れたくて、彼女に連絡を取った。
 女子へのプレゼントではなく、スイーツに目がない幼馴染に渡すのだと説明すると、彼女もなんとか話に応じた。
 強い酸味のベリーソースが美味なそのチョコレートは、ベルギーでショコラティエをしている彼女の叔父に作ってもらわなければ手に入らないものであり——その品と引き換えにリナから出された条件が、「自分とヨリを戻すこと」だったのだ。

 吉野は、こともあろうかその条件をあっさり受諾した。
 他に誰と付き合っているわけでもないし、まあいいか——という、あまりにも短絡的な考えで。

 そんなわけで好きでもない女とヨリを戻す羽目になった、ということを説明するつもりだったのだが——結局、とんでもないアホ呼ばわりをされる結果となった。
「どうして、チョコレートなんかと自分自身を引き換えにするんだ?どう考えてもおかしいだろ、それ」
 岡崎は、端正な美貌のあちこちを歪め、信じられないというような呆れ顔で吉野を見る。

 吉野は、チョコと自分を引き換えた理由をぶつぶつと口ごもった。
「だから——
 お前に、どうしても食べさせたかったんだ。あの酸っぱいベリーソース」
 いつものきらめくような爽やかさをどこかへ放り出し、いたずらを叱られた子供のように俯く。

「お前、好きだろ。ああいう味」

「…………」

 今度は、岡崎が言葉に詰まる。


 確かに、あのチョコレートは最高に美味かった。ベリーソースの鮮烈な酸味は、忘れられない。
 だが……それにしても。
 何でそこまでして、俺のために——
 そう尋ねようとして、ぐっと自分にブレーキがかかった。


 それを訊いたら——こいつは、一体何と答えるのだろう……。

 心のどこかが、突然酷くためらい出す。
 その一方で、心拍数は何故かにわかに跳ね上がる。


 吉野は吉野で、美味そうにスイーツを味わう岡崎の「エロティックな仕草と顔」が目的だった……とはまさか言えない。

 一瞬、微妙な沈黙が流れる。

「……で。
 お前、その彼女とこれからもやってくつもりなのか」
 岡崎は、乱れそうな心拍数をぐっと落ち着けて吉野を睨み、そう問う。
「いや、それはない。はっきり言って、今すぐにでも別れたい」

 吉野の頭に、先日の岡崎の言葉が浮かぶ。
 ……『お前が彼女とキレイに別れたら、一緒に行ってやる』と言った、パリへの旅のこと。

 あの日以来、吉野の脳には、しばしばその言葉がちらついていた。
 親友と旅行なんて、行こうと思えばいつでも行けるだろ。
 そう思っても……
 気づけば、あの夜の彼の言葉を反芻している自分がいる。心がそわそわと逸る自分がいる。
 ——なんだか、よくわからない。
 とにかく、彼女と一刻も早く別れたい気がするのだ。

 はあ……とため息をひとつ吐き、岡崎が呟く。
「ヨリを戻すことに同意したお前が、『やっぱり別れたい』なんて言い出しても、彼女が納得するわけがない。
 ——甚だ不本意だが、今回は、俺がやってみる」

「え……まじか? ほんとか!?」
 吉野はキラキラと瞳を輝かせて、救いの神でも拝むように岡崎を見つめた。
「今回だけだぞ」
 やれやれ、というように岡崎は頬杖をつく。

 俺のために身体を張ってあのチョコレートを入手したというなら、黙って見ているわけにもいかない。
 それに……今後こいつと彼女の縁が切れるのなら……。
 そんな余計な台詞を飲み込む岡崎である。


「……でも、やってみるって……お前、どうやるんだよ?」
 ふと、吉野が不安そうな顔で岡崎を見る。

「……そうだな」
 岡崎は、華奢な眼鏡のブリッジを左手の中指できゅっと押すと、それがスイッチでもあるかのように明晰な頭脳を巡らせ始める。

 腕を上げた拍子に、岡崎の袖から腕時計が覗いた。
 今まであまりよく見たことがなかったが——そのブランドでは結構な旧型だ。
 大手電気機器メーカーに勤める吉野の目は、その辺に敏感だ。
 こいつのことだから、良い品を選んで几帳面に手入れし、長く使っているのだろう。
 でも……こいつの華奢な手首には、もっと——。


「——なら、こうしよう」
 岡崎の声に、ふと引き戻される。
「この前のチョコレートのお礼に、俺が彼女に人気のレストランでディナーを奢る。幼馴染がそう希望しているから3人で食事などどうか、と、まずお前から彼女に声をかけてほしい」
「ん……それで?」
「で、お前は当日急遽予定が入って一緒に行けなくなる」
「……なんでだよ」
「なんでって……俺と彼女だけにならなきゃ、お前と別れるように説得する時間が作れないだろ。……何だ、俺と彼女が二人になるのが不服か?
 ——お前、本当に彼女と別れる気があるのか」
「ああ、それはもちろんだ!
 ……ただ——」
「……何だよ」

 ただ……何かが引っかかる。


 彼女がどんな男といようが、俺の知ったことじゃない。

 だが……
 こいつが、彼女と二人きりになる。

 もしも彼女が、今度はこいつに狙いをつけたら……どうする?


 それは、嫌だ。
 こいつを、彼女と二人にしたくない。


 ……は?
 嫌って、何だよ?
 今、何考えた、俺??


 突然湧いた訳のわからない感情を咄嗟に追い払いつつ、吉野は岡崎に問う。
「……とにかくお前、それ大丈夫なのかよ」
「やるしかないだろう。好きでもない女とサシで食事なんてとんだ災難だが……全く、お前がアホだからこうなるんだ」
「だから、反省してるって……」
 どれだけなじられても、今回ばかりは岡崎に反論できない。ああ、つくづく軽率だった。

 とりあえず……
 さっき頭に一瞬湧き上がった気持ちについて深く考えるのは、止そう——
 そうやって、自分のざわつく感情に慌ててバタンと重たい蓋をする吉野である。


 この夜は、最後にスイーツと煙草を満喫する気持ちの余裕もなく——お互い自分の思いに入りこんだまま、黙々とグラスを呷り続けた。



✳︎



 それから2週間後の金曜の夜。
 手頃な値段で美味しいと人気のカジュアルなフレンチレストランで、岡崎はリナと計画通り夕食を取っていた。

 吉野が直前で来られなくなったことにリナは最初こそ戸惑ったものの、岡崎の品の良い美貌と礼儀正しい物腰に、あっという間に警戒心を解いた。
 スイーツ好きの岡崎と、ショコラティエを叔父に持つリナは、話題にも全く事欠かない。ワインの柔らかな酔いも手伝って、食事を終える頃にはほぼどんな話題でもやり取りできる空気が出来上がった。

 料理のコースの最後のデザートが運ばれる頃、岡崎は本題に入った。

「——リナさん。
 ひとつ、質問してもいいですか?」
「ええ、なんでも」

「どうして、あなたは吉野にこだわるんです?」

「————」

「あなたは……あいつの気持ちがもう自分に向いていないことに、気づいてるんでしょう?」

 その言葉に、リナは、はっとしたように岡崎を見る。
「……彼が、岡崎さんにそんなことを言ったの?」
「いや、彼は友人にそんなことを喋るような男じゃない。
 でも……本気の恋をしてるかどうかくらい、様子を見てればわかります。幼馴染ですから」

 ……こんな寒い芝居などまっぴらだが、仕事だ。
 岡崎はそう自分に言い聞かせる。

「——だって、」
 今まで胸に押し込んでいた思いが、リナの口を突いて出る。
「——悔しいのよ。
 付き合ってもなかなかデートもできなかったし。私のことちゃんと見てほしいと思っても、いつもあっさり素っ気なくて。……どこかで浮気してるんじゃないかって、気がつけばいつもそんなことばっかり心配してた。
挙げ句の果てに、いとも簡単に私のこと振って、平気な顔して。
 だから、仕返し。
 ——彼を、自由にしたくないの」

 静かに聞いていた岡崎は、手にしていたコーヒーのカップを置くと、僅かに微笑む。
「そうでしたか。
 でも——仕返しなどに費やすあなたの時間が、もったいない。——そうは思いませんか?」

「……え?」
「自分を愛さない男と一緒にいる時間が、どれだけ無意味か——そうでしょう?
 あなたを心から愛したい男は、目の前に溢れてるのに。
 あなたが本気で探せば……惜しみなく幸せを注いでくれる男性に出会うのは、難しくないはずだ」
「……そんなこと、どうして言えるのよ」

 岡崎は、端麗な無表情をふと綻ばせ、滑らかな低音で話す。
「だって、あなたはとても美しく、愛らしい。
 ——ただ、少しわがままなところが玉に瑕ですけどね。
 自分が愛されることだけでなく……自分から相手に愛を与えることも、あなたは学んだ方がいい」


 リナは、静かで穏やかな岡崎の瞳を見つめた。

 まるで道徳の授業みたいな話。
 こんな話……今まで誰も、私にしたことがなかった。
 今まで馬鹿にしていた生真面目なものの考え方が……彼が口にした途端、魔法のように自分の脳を揺さぶる。

 揺るぎない明晰な頭脳を搭載した、鋭利で隙のない美貌。
 それが微笑むと、固い蕾がわずかに色づくように優しくて……

「……あ、あの」
 急に、頰が熱くなるのを感じる。
 なに、これ?

「ん」
 岡崎はスーツの袖を少し引いて腕の時計を確認し、そろそろ時間だという空気を漂わす。
 きちんとボタンを閉めたワイシャツの袖から、時計を塡めた綺麗な手首が覗いた。
 少しゴツい腕時計が、その華奢な白さを強調し——
 リナの目は、思わずその艶やかな美しさに釘付けになる。

「吉野はワーカホリックで、元々ガキみたいに気の利かない所のあるやつです。どうか、あまり恨まないでやってください。——だけど、あなたの時間を無駄にしたくないなら、一日も早くあいつと別れて新しい道を選ぶべきだ。
 そして今度は、あなたをたっぷりと愛する時間的余裕のある男を選んだらいい。
 吉野や俺みたいに暇のない男は、あなたの心を満たすほどの時間を用意してあげられないんです」
 岡崎は、淡い微笑みを浮かべてリナを見つめる。

 呆気にとられたように、リナも彼の瞳をじっと見つめた。

「ええ——そうね。
 ……岡崎さん」


 リナは、自分の中の何かが音を立てて変わっていくことを、はっきりと感じていた。

  

✳︎



 その夜。
 吉野は、自室でまんじりともせず、何本目かわからない煙草を咥えていた。


 今頃——彼らは、どうなってるだろう。
 計画通りうまくいってるのだろうか。

 落ち着きたくて、ふううっと長く煙を吐き出してみる。
 しかし、特に効果も得られず——つけたばかりの煙草を、またすぐにもみ消したくなる。

 ——リナは、思い込んだらまっしぐらな女だ。
 食事の間にすっかり岡崎に夢中になるとか。
 夢中になるあまり、あいつを無理やりホテルに連れ込むとか——。
 まさか。あいつだってかよわい女子じゃないんだし。
 っていうか、何考えてんだ俺?


 そこへ、スマホの着信音が鳴り響く。
 画面に表示される名前は——岡崎だ。
 がっと掴んで通話ボタンを押す。

『俺だ』
「——で、どうなった!?」

『やることは全部やった』

「……え!?」
『だから。出来る限りの事は全てやった』
「はあー……焦った。そっちかよ。
 やることって、てっきりあっちかと……」
『おい。ふざけるな。
 ——俺が今日、どれだけ神経擦り減らしたと思ってるんだ』

 そういえば、確かに……
 随分疲れたような声だ。

「……悪かったな、岡崎」
『——あとは彼女がどう考えるかだ。
 もし、彼女が別れ話を切り出してきたら、今度は復縁は無しだと念を押しておけ』
「ああ、わかった。……それで……」
『悪いが、今日は疲れた。その他の質問は次回会った時にしてくれ。……じゃ』


 通話を終える。
 そのスマホを握りしめながら、吉野はしばらく俯く。

 ああ、くそ。
 ……あいつ。
 マジで、いいやつじゃんか——。


 吉野は、何かを思い立ったように、椅子から立ち上がった。

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