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The Gifts of Holy Night ー第1話ー
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11月半ばの金曜の夜、いつものカクテルバー。
吉野は、ストロベリータルトの頂上の艶やかなイチゴにフォークを立てようとする岡崎の華奢な指先を、じっと見つめていた。
「……なあ」
「ん?」
「それ、お前毎回ほんと嬉しそうに食べるよなーー。
そんなに美味いか?」
「まあ、美味いから食べてるんだろ」
岡崎は、いつものように無表情に答える。
「ふうん。
……そういえば、お前の満足げな顔は毎回見てたけど、そのタルトの味は知らないんだよな、俺。
——一口味見していいか?」
「へえ、スイーツに興味持つなんて珍しいな。
……じゃ、一口だけだぞ」
岡崎のフォークを借りた吉野は、男前な手つきでザクっとタルトをカットすると、大きな一切れを口に運ぶ。
「んんーー……結構美味いんだな」
「……随分大量な一口だなお前?」
「これ気に入ったわ。もうちょっとくれ」
「あってめえ!? おいっ!! 残りがもうこんなにちっちゃくっ……!!」
あっという間にふた切れ目をさらわれ、岡崎は思わずムキになる。
「あははっっ!……てかお前超マジじゃんか? こういう時のお前ってすげえガキなーー」
吉野は、そんな岡崎のむくれた様子が本気でおかしいのか、いつになく楽しそうにクックッと笑い続ける。
「……小学校時代そのまんまだな」
笑いが落ち着くと、吉野は穏やかに優しい視線を岡崎へ向けた。
その瞬間、岡崎の心拍数が、凄まじい勢いで跳ね上がった。
そんなそぶりを表に出さないよう、ぐっと平静を装いながら——
制御の利かない自分の身体の反応に、岡崎は内心大きく動揺する。
——最近、時々感じる。
この視線を。
今まで向けられたことのなかった、仄かな熱を帯びた視線。
仄かでありながら、目の前の存在を腕の中へ包もうとするような……そんな熱が、ありありと伝わる視線。
心のどこかで——欲しいと願っていた熱。
そして、それは恐らく、これまでにも幾人もの相手を包んだであろう熱。
こんな風に心拍数の上昇した後には、言いようもなくひやりとした黒い翳が岡崎の心を占領する。
「——これが俺なんだから、仕方ない……人間の心なんて、簡単には変わらないだろ」
いつもの調子で返事を返すことができず、視線を逸らしながら岡崎は素っ気なく答えた。
「……まあな」
最近は、こういう風に——
こいつの瞳は、不安定に色合いを変える。
そんな思いを表には出さないまま、吉野は岡崎の端正な横顔を見つめた。
いつもの澄んだ鋭さが、急速に濁るというのか——今までに見たことのない曖昧な色が、その瞳に揺らぐ。
数学の回答のように、間違いのない答えが一つだけ見つかる……そんな単純な処理ができない問題に、脳が一生懸命向き合ってでもいるかのように。
何かを必死に探そうとするその表情は、いつも不安げで、心細く……
微かに歪む眉や、困惑したように伏せられる睫毛に、堪らなく艶やかな色が漂う。
そうして、彷徨うように漂ったその瞳は、最後にはいつも昏く翳るようにすっと逸らされる。
こいつの心の奥に手を伸ばそうとする度に、こうして不安にさせられる。
音にも形にもならない……言いようのない不安。
これまで知らなかったこいつの柔らかな内側を垣間見る度に、戸惑うと同時に、どうしようもない独占欲が溢れそうになるのを必死に胸へ押し込む。
こいつの中にある不安を、少しずつ、取り除いてやりたい。
いつか、曇りのない穏やかな笑顔を見たい。
こんなに何かを大切にしたいと思ったのは、生まれて初めてかもしれない——
勝手に湧き出すそんな思いを、吉野はまた心の奥にしまい込む。
そうして、まだ心の奥を触れ合えずに、グラスを傾ける二人である。
✳︎
「なんだよリナ、お前からこんな風に改まって。珍しいな?」
そんな金曜から、数日経った夜。
リナから呼び出された吉野は、会社近くのカクテルバーにいた。
「急でごめんね、順。
んー……ちょっと、あなたには話しといたほうがいいかなと思ってね」
リナは、オーダーしたモスコミュールを軽く呷り、そんなことを言う。
「何を?」
「この前、みんなで星を観に行ったでしょ?
あの夜、岡崎さんと二人で話した時の内容をね。……順、岡崎さんから何か聞いた?」
「いや……あいつ、相変わらず突っ込んだ話は全然しないからさ」
「あー……そうよね。
特にあなたには、きっと言いにくいんだろうなあ」
「ってか、早く話せよ。気になって仕方ねーから」
吉野は微かな苛立ちを漂わせてリナを急かす。
「あのね……この話、私から聞いたっていうのは、岡崎さんに伏せておいてくれる?
きっとあまり話されたくないことだと思うし……。
……あなたの中だけに、しまっておいて欲しいの」
「ん。わかった」
グラスの中の氷をマドラーで回し、少し躊躇うようにしてから、リナは話し出した。
「実は、彼ね……高校の頃とか、いろいろあったみたいなのよ。
自分の部屋で、女の子に無理やり押し倒されちゃうとか……」
「…………は!!!???」
思ってもいなかったリナの話に、吉野は思わず椅子を蹴って立ち上がりそうになる。
「それが初めて付き合った子だって、岡崎さん確か言ってたわ。……強引に迫られて渋々交際を始めた相手らしいんだけど、その子に力ずくで……」
「——おいっっ!! なんだよそれっ!!?
誰だその女ぁっっ!? A組にそんな凶悪な肉食獣がいたのかよっっ!!??
……そこで無理やりその女に初めてを貪られたっつーのか!?」
リナの言葉に、吉野は噛みつきそうな勢いで唸りを上げる。
「ち、ちょっと落ち着いてよ……
強引に馬乗りになられたけど、必死に抵抗して最悪の事態は回避したみたいなの。
なので彼の貞操は無事だったんだけどね……まあ、そういう災難に遭って以降、女の子と一対一で付き合ったりは、彼にとって恐怖でしかなくなっちゃったみたいで」
「あたりめーだクソっ!!!
しかし……まじかよ岡崎……あいつ、そんなことが……
全然知らなかった……」
「うん……ただでさえ、すごく繊細な人だもんね」
リナは、岡崎の心を気遣うように視線を落とした。
「それからね……
誰かを好きになったり、関係を深めたりしたいっていう欲求が、もともと自分にはあまりない気がするって……そんなことも言ってた」
「…………」
「だから……
あなたは、そんな彼が初めて真剣に心を開こうとしてる相手、っていうことなのよ。
——分かる?」
リナは、いつになく真剣な瞳で吉野を見つめた。
吉野は、そんなリナの視線を受け止めながら、じっと思考を巡らす。
……そうだったのか。
そうやって、あいつは——ずっと、ひとりきりの時間を過ごして。
それで——今、初めて。
つまり、俺は……
あいつにとって、初めての……
ああ、ヤバい……
だんだんとその状況をはっきり理解するにつれ、なんとも形容しがたい感情がこみ上げる。
その衝撃に、吉野は両手を頬に当てるとそのままずるっと引き下ろした。
ヤバいって……
そんなすごいもの、本当にもらっていいのか俺……?
あーーー!!!
デレデレニヤニヤするんじゃない俺っっ!!
いやいやまだもらえると決まったわけじゃねーしっっ……!!
「リナ……どーしよぉ……」
「私に聞かれたって困るわよ。——もーそんなデレた顔しないで恥ずかしいからっ!
岡崎さんにも、あなたみたいなプレイボーイに初めてを捧げるなんて本当にいいの!?って言いたいとこだけどね」
リナはやれやれという呆れ顔で吉野を見る。
「とにかく順。彼のことは、清らかで傷つきやすい少女並みに扱ってあげなきゃいけないのよ。わかった?」
「…………そうなんだな……」
これまでも、そんなふうに感じてはいた。
濁りのないあの美しさは、その辺の女子などよりも遥かに上だ、と思っていた……心のどこかで。
硬い無表情の隙間からふと顔を出すあいつは、繊細で優しくて……
あまり無造作に扱っては、何か壊れそうだ……そんな気もした。
だが、そういう気がするだけで何だかんだ言っても男じゃんか!なんて、今までは思っていたのだ。
どうやら、そう単純に考えては危険……なのかもしれない。
「せっかく入り口を開き始めた岡崎さんが、またドアの奥に逃げ込むようなことにならないように……気をつけてあげてね?
彼、きっと本当は、女なんかよりもずっと内側は華奢で脆いような気がする」
リナの感覚は、多分間違っていない。
今度、ドアの奥へ戻ってしまったら……きっとあいつは、もう二度と俺の前に出ては来ないだろう。
そして、親友でいることだって、もう無理だ。
何の関わりもない他人同士になる以外にない。……恐らく。
それだけは、嫌だ。
せっかく開きかけた僅かな隙間を、こじ開けたりしないよう——
少しずつ。
あいつが怖がらないように。
あいつが探そうとする答えを、一緒に見つけてから——
それから、次の一歩を探す。
あいつと一緒に。
リナから聞いた一言一言を、吉野は自分の意識に刻むように繰り返し呟いた。
吉野は、ストロベリータルトの頂上の艶やかなイチゴにフォークを立てようとする岡崎の華奢な指先を、じっと見つめていた。
「……なあ」
「ん?」
「それ、お前毎回ほんと嬉しそうに食べるよなーー。
そんなに美味いか?」
「まあ、美味いから食べてるんだろ」
岡崎は、いつものように無表情に答える。
「ふうん。
……そういえば、お前の満足げな顔は毎回見てたけど、そのタルトの味は知らないんだよな、俺。
——一口味見していいか?」
「へえ、スイーツに興味持つなんて珍しいな。
……じゃ、一口だけだぞ」
岡崎のフォークを借りた吉野は、男前な手つきでザクっとタルトをカットすると、大きな一切れを口に運ぶ。
「んんーー……結構美味いんだな」
「……随分大量な一口だなお前?」
「これ気に入ったわ。もうちょっとくれ」
「あってめえ!? おいっ!! 残りがもうこんなにちっちゃくっ……!!」
あっという間にふた切れ目をさらわれ、岡崎は思わずムキになる。
「あははっっ!……てかお前超マジじゃんか? こういう時のお前ってすげえガキなーー」
吉野は、そんな岡崎のむくれた様子が本気でおかしいのか、いつになく楽しそうにクックッと笑い続ける。
「……小学校時代そのまんまだな」
笑いが落ち着くと、吉野は穏やかに優しい視線を岡崎へ向けた。
その瞬間、岡崎の心拍数が、凄まじい勢いで跳ね上がった。
そんなそぶりを表に出さないよう、ぐっと平静を装いながら——
制御の利かない自分の身体の反応に、岡崎は内心大きく動揺する。
——最近、時々感じる。
この視線を。
今まで向けられたことのなかった、仄かな熱を帯びた視線。
仄かでありながら、目の前の存在を腕の中へ包もうとするような……そんな熱が、ありありと伝わる視線。
心のどこかで——欲しいと願っていた熱。
そして、それは恐らく、これまでにも幾人もの相手を包んだであろう熱。
こんな風に心拍数の上昇した後には、言いようもなくひやりとした黒い翳が岡崎の心を占領する。
「——これが俺なんだから、仕方ない……人間の心なんて、簡単には変わらないだろ」
いつもの調子で返事を返すことができず、視線を逸らしながら岡崎は素っ気なく答えた。
「……まあな」
最近は、こういう風に——
こいつの瞳は、不安定に色合いを変える。
そんな思いを表には出さないまま、吉野は岡崎の端正な横顔を見つめた。
いつもの澄んだ鋭さが、急速に濁るというのか——今までに見たことのない曖昧な色が、その瞳に揺らぐ。
数学の回答のように、間違いのない答えが一つだけ見つかる……そんな単純な処理ができない問題に、脳が一生懸命向き合ってでもいるかのように。
何かを必死に探そうとするその表情は、いつも不安げで、心細く……
微かに歪む眉や、困惑したように伏せられる睫毛に、堪らなく艶やかな色が漂う。
そうして、彷徨うように漂ったその瞳は、最後にはいつも昏く翳るようにすっと逸らされる。
こいつの心の奥に手を伸ばそうとする度に、こうして不安にさせられる。
音にも形にもならない……言いようのない不安。
これまで知らなかったこいつの柔らかな内側を垣間見る度に、戸惑うと同時に、どうしようもない独占欲が溢れそうになるのを必死に胸へ押し込む。
こいつの中にある不安を、少しずつ、取り除いてやりたい。
いつか、曇りのない穏やかな笑顔を見たい。
こんなに何かを大切にしたいと思ったのは、生まれて初めてかもしれない——
勝手に湧き出すそんな思いを、吉野はまた心の奥にしまい込む。
そうして、まだ心の奥を触れ合えずに、グラスを傾ける二人である。
✳︎
「なんだよリナ、お前からこんな風に改まって。珍しいな?」
そんな金曜から、数日経った夜。
リナから呼び出された吉野は、会社近くのカクテルバーにいた。
「急でごめんね、順。
んー……ちょっと、あなたには話しといたほうがいいかなと思ってね」
リナは、オーダーしたモスコミュールを軽く呷り、そんなことを言う。
「何を?」
「この前、みんなで星を観に行ったでしょ?
あの夜、岡崎さんと二人で話した時の内容をね。……順、岡崎さんから何か聞いた?」
「いや……あいつ、相変わらず突っ込んだ話は全然しないからさ」
「あー……そうよね。
特にあなたには、きっと言いにくいんだろうなあ」
「ってか、早く話せよ。気になって仕方ねーから」
吉野は微かな苛立ちを漂わせてリナを急かす。
「あのね……この話、私から聞いたっていうのは、岡崎さんに伏せておいてくれる?
きっとあまり話されたくないことだと思うし……。
……あなたの中だけに、しまっておいて欲しいの」
「ん。わかった」
グラスの中の氷をマドラーで回し、少し躊躇うようにしてから、リナは話し出した。
「実は、彼ね……高校の頃とか、いろいろあったみたいなのよ。
自分の部屋で、女の子に無理やり押し倒されちゃうとか……」
「…………は!!!???」
思ってもいなかったリナの話に、吉野は思わず椅子を蹴って立ち上がりそうになる。
「それが初めて付き合った子だって、岡崎さん確か言ってたわ。……強引に迫られて渋々交際を始めた相手らしいんだけど、その子に力ずくで……」
「——おいっっ!! なんだよそれっ!!?
誰だその女ぁっっ!? A組にそんな凶悪な肉食獣がいたのかよっっ!!??
……そこで無理やりその女に初めてを貪られたっつーのか!?」
リナの言葉に、吉野は噛みつきそうな勢いで唸りを上げる。
「ち、ちょっと落ち着いてよ……
強引に馬乗りになられたけど、必死に抵抗して最悪の事態は回避したみたいなの。
なので彼の貞操は無事だったんだけどね……まあ、そういう災難に遭って以降、女の子と一対一で付き合ったりは、彼にとって恐怖でしかなくなっちゃったみたいで」
「あたりめーだクソっ!!!
しかし……まじかよ岡崎……あいつ、そんなことが……
全然知らなかった……」
「うん……ただでさえ、すごく繊細な人だもんね」
リナは、岡崎の心を気遣うように視線を落とした。
「それからね……
誰かを好きになったり、関係を深めたりしたいっていう欲求が、もともと自分にはあまりない気がするって……そんなことも言ってた」
「…………」
「だから……
あなたは、そんな彼が初めて真剣に心を開こうとしてる相手、っていうことなのよ。
——分かる?」
リナは、いつになく真剣な瞳で吉野を見つめた。
吉野は、そんなリナの視線を受け止めながら、じっと思考を巡らす。
……そうだったのか。
そうやって、あいつは——ずっと、ひとりきりの時間を過ごして。
それで——今、初めて。
つまり、俺は……
あいつにとって、初めての……
ああ、ヤバい……
だんだんとその状況をはっきり理解するにつれ、なんとも形容しがたい感情がこみ上げる。
その衝撃に、吉野は両手を頬に当てるとそのままずるっと引き下ろした。
ヤバいって……
そんなすごいもの、本当にもらっていいのか俺……?
あーーー!!!
デレデレニヤニヤするんじゃない俺っっ!!
いやいやまだもらえると決まったわけじゃねーしっっ……!!
「リナ……どーしよぉ……」
「私に聞かれたって困るわよ。——もーそんなデレた顔しないで恥ずかしいからっ!
岡崎さんにも、あなたみたいなプレイボーイに初めてを捧げるなんて本当にいいの!?って言いたいとこだけどね」
リナはやれやれという呆れ顔で吉野を見る。
「とにかく順。彼のことは、清らかで傷つきやすい少女並みに扱ってあげなきゃいけないのよ。わかった?」
「…………そうなんだな……」
これまでも、そんなふうに感じてはいた。
濁りのないあの美しさは、その辺の女子などよりも遥かに上だ、と思っていた……心のどこかで。
硬い無表情の隙間からふと顔を出すあいつは、繊細で優しくて……
あまり無造作に扱っては、何か壊れそうだ……そんな気もした。
だが、そういう気がするだけで何だかんだ言っても男じゃんか!なんて、今までは思っていたのだ。
どうやら、そう単純に考えては危険……なのかもしれない。
「せっかく入り口を開き始めた岡崎さんが、またドアの奥に逃げ込むようなことにならないように……気をつけてあげてね?
彼、きっと本当は、女なんかよりもずっと内側は華奢で脆いような気がする」
リナの感覚は、多分間違っていない。
今度、ドアの奥へ戻ってしまったら……きっとあいつは、もう二度と俺の前に出ては来ないだろう。
そして、親友でいることだって、もう無理だ。
何の関わりもない他人同士になる以外にない。……恐らく。
それだけは、嫌だ。
せっかく開きかけた僅かな隙間を、こじ開けたりしないよう——
少しずつ。
あいつが怖がらないように。
あいつが探そうとする答えを、一緒に見つけてから——
それから、次の一歩を探す。
あいつと一緒に。
リナから聞いた一言一言を、吉野は自分の意識に刻むように繰り返し呟いた。
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