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A Sweet Trick of Halloween ー第1話ー
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————リナさん。
リナさんリナさんリナさんリナさんリナさんリナさん————!!!!!
「あーーーーーっっうるさい暑苦しい!!声ダダ漏れてるっ!!!」
8月の末、金曜の夜。会社近くの居酒屋のテーブル。
いきなり横から投げられたその乱暴な声に、片桐の思考はざっくり打ち切られた。
「……え。
今、僕声出てました?ナナミさん」
「ええ片桐くん。もう鬱陶しいくらいね。
ってか私思うんだけどさー。あの子、あなたみたいなタイプNGなんじゃないかなーって」
片桐は、リナの勤める会社の経理部に所属する、リナの同期である。
そして、同じく同期であり、リナと仲の良い友人でもある上野ナナミに恋愛相談に乗ってもらっている最中であった。
片桐の想い焦がれるその相手は、もちろんリナだ——リナ本人は、そんなことには全く気づいていないようだが。
「いや、あなた顔とかカラダはいい線いってるのよ? 小綺麗で品もいいし。
だけどねー……如何せん真面目一辺倒で面白みに欠け、微妙にドジでダサいとことかが……ねー」
まるで品定めでもするように片桐の頭から足先まで視線を動かすと、ナナミは腕組みしつつ小さく首を傾げた。
「…………待ってくださいナナミさん。後半の酷い言い草……」
「え、酷かった? 本当のこと言っただけなんだけどな」
悪気はないのだろう、ナナミのサバサバしつつも美しい微笑が片桐の胸を一層深くぐさりと突き刺す。
「————痛い……」
胸を押さえて小さく呻く片桐にちょっと呆れたように、ナナミはどこか温かいトーンで呟いた。
「……まあ、それにもかかわらず必死なあなたの様子があんまり健気だから、こうやってリナの情報提供してるわけだけどさ」
「それは本当に有難いです……自分の恋の話なんてほんと恥ずかしかったんですが、思い切ってあなたに相談して良かったです、本当に」
片桐は、素直な茶色の瞳をまっすぐこちらへ向けた。
華奢だがそれなりに凛々しい眉が、少し照れたように眉間に引き寄せられる。
色素の薄い頬を淡く染めてはにかむその笑顔に、ナナミの胸が不覚にもきゅんと鳴った。
「……はあーー。仕方ないわね。
——一つだけ、私からビッグチャンスをあげるわ。
今度、仕事上がりに二人で飲もう、ってリナを誘うから。
私が急用でそこに行けなくなる代わりに、あなたがその場所へ行く……っていう計画。——どう?」
「…………ひっ」
喜ぶどころか、片桐は口元をひくっと引きつらせて奇妙な声を上げる。
「何よそのリアクション」
「だっだって……それってつまり、いきなり彼女と一対一のシチュエーションになるってことですよね……!?
ちょっと僕にはハードル高いっていうか無理っていうか……!!!」
ナナミは、そんな片桐にはあっと大きなため息をつく。
「あなたね。そういうとこよ、ものすごく損してるの。
見栄えだって悪くないんだし、仕事だってそこそこやれるし、素直でいいキャラなんだからもっと自信持ちなさいよ自分に!!あなたの最大の欠点はそこよ!」
「…………」
ナナミの勢いに、片桐は主人に叱られた犬のようにしゅんと俯いた。
なに。もう。
いちいちかわいいわよ。
リナなんかじゃなくったって、私が面倒見てあげるわよ。こちとらついこの間カレシと別れたばっかなんだから。
思わずそう言いそうになってナナミははっと踏み止まる。
これだけ熱を上げてる相手がいる男に、何が悲しくてそんなセリフを。
思考を素早く切り替え、ナナミは艶やかなボブの前髪を雑にかきあげつつ言葉を続ける。
「——あなたにやる気がないなら、私からの手助けはこれでおしまい。こういうのでリナに友達の縁切られたりするのやだし」
「…………」
「はい、あと10秒。じゅ~~う、きゅ~~う、……」
「やっっやりますっ! 貴重なチャンス、有効に使わせていただきます!!」
「そ。じゃ、リナと約束できたらあなたに連絡入れるから。少し時間くれる?」
「…………本当に何から何まで……お世話になりっぱなしですみません……」
「だからっ、もうちょっと男っぽい爽やかなリアクションないの!?」
そんなこんなで、片桐とナナミの秘密裏の打ち合わせは何とか無事終了したのだった。
✳︎
『リナと会う日、決まったわよ。来週の金曜、夜7時半。場所は——』
それから数日後。
仕事を終えて自室に帰ってきた片桐のスマホに、ナナミからそんなメッセージが届いた。
素っ気ないその文面に、彼の心臓はぎゅんっと高鳴る。
『ナナミさん、本当にありがとうございます!!』
即座に礼のメッセージを送ると同時に、はあっと大きい溜息が漏れた。
どうしよう……大丈夫か??
一言目は、なんと切り出せばいい?
だって彼女は、これまで自分の存在など視界の隅にも入れたことなどないのだ。恐らく。
それよりも何よりも——
彼女は特Sクラスのハイスペックなイケメン二人と、しょっちゅう一緒なのだ。
こんな平凡の域を出ない自分の方なんか、見る気になるだろうか?
片桐は、頭をガシガシとかきむしりつつ冷蔵庫から缶ビールを取ると、どさりとソファに座る。
プルタブを開け、気持ちを落ち着けるように冷えた一口目を勢いよく呷った。
リナが、そんなレベルの高い男たちと親しい間柄にある。
その話は、ナナミからも聞いたし……実際、3ヶ月ほど前に居酒屋で3人が楽しげに飲んでいる様子も、しっかりとこの目で見た。
仕事帰りに街を歩く彼らを偶然見かけた片桐は、咄嗟にその後を追い、自身にストップをかけられないまま店にまで入ってしまったのだ。
結局メニューに隠れるようにしながら、3人を盗み見るようなことになったのだが……
彼ら二人のうちの一人は、彼女の元カレだという。
スマートな仕草で煙草の煙を吐き出していた、すらりと長身の方だ。
なんなんだそれ、一体。
彼らとリナはただの友人関係だ、と、ナナミは言っていたが。
「リナは、あんなイケメンな彼氏でもできた日には即座に自慢するわよ。そんな話を一切しないってことは、彼ら二人とも、彼女とは特別な関係じゃないってこと。あの子の様子見てても、何か隠してるとか不自然なところも全然ないし。これは間違いないわ。
ただ、その割に最近は合コンにも行ってないみたいだし、なんでかなあとは思うんだけどね」
リナを日頃から側で見ているナナミのそんな言葉は、信頼できる気がする。
ならば。
どうして、彼ら3人はそれほどしょっちゅう一緒なのか?
自分たちくらいの歳になって、ただ気が合うから、という理由で男2人女1人というバランスでべったりするだろうか?
普段飲まない時間に勢いよく胃に入れたビールが、思いの外強く回ったようだ。
いつになくふわつく思考で、自分の見た3人の様子を、もう一度脳内に再生させる。
——思えば。
あの飲み会の時……
なんとなく、彼女があの二人に楽しげにいろいろと働きかけるような雰囲気が、終始漂っていた気がする。
イケメン達は、何となくもたつきながら……何かをカバンから取り出して、それを交換したり……していたようだ。
リナを間にして、二人がものを交換する。
何を?
そんなのは、いくら考えてもわからない。
けど……とにかく彼ら二人は、互いに何かを交換し合う関係だ。
……いずれにしても——
関係が深いのは、リナと彼ら二人のどちらか、とかではなくて……
例えば、あの二人の関係をリナが取り持っている、と仮定すれば……?
「…………んん……??」
ちょっと酔いが回りすぎたか?
……それはさすがに見当違い……なんじゃないか??
だが……そう考えれば、なんとなく辻褄が合うのだ。
彼女が彼ら二人と深い関係にならない、その理由が。
——あの超ハイスペックな美貌の男ふたりの関係……
なんだろう……
例えば、恋仲……
とか。
「…………は?
それはないでしょ……??
…………
あーーー。想像するなストップストップ。
ストーーーーーップっっっ!!!!」
片桐はテーブルにガシッと肘をつくと、既にぐしゃぐしゃな頭をますますパニック気味に掻き毟った。
リナさんリナさんリナさんリナさんリナさんリナさん————!!!!!
「あーーーーーっっうるさい暑苦しい!!声ダダ漏れてるっ!!!」
8月の末、金曜の夜。会社近くの居酒屋のテーブル。
いきなり横から投げられたその乱暴な声に、片桐の思考はざっくり打ち切られた。
「……え。
今、僕声出てました?ナナミさん」
「ええ片桐くん。もう鬱陶しいくらいね。
ってか私思うんだけどさー。あの子、あなたみたいなタイプNGなんじゃないかなーって」
片桐は、リナの勤める会社の経理部に所属する、リナの同期である。
そして、同じく同期であり、リナと仲の良い友人でもある上野ナナミに恋愛相談に乗ってもらっている最中であった。
片桐の想い焦がれるその相手は、もちろんリナだ——リナ本人は、そんなことには全く気づいていないようだが。
「いや、あなた顔とかカラダはいい線いってるのよ? 小綺麗で品もいいし。
だけどねー……如何せん真面目一辺倒で面白みに欠け、微妙にドジでダサいとことかが……ねー」
まるで品定めでもするように片桐の頭から足先まで視線を動かすと、ナナミは腕組みしつつ小さく首を傾げた。
「…………待ってくださいナナミさん。後半の酷い言い草……」
「え、酷かった? 本当のこと言っただけなんだけどな」
悪気はないのだろう、ナナミのサバサバしつつも美しい微笑が片桐の胸を一層深くぐさりと突き刺す。
「————痛い……」
胸を押さえて小さく呻く片桐にちょっと呆れたように、ナナミはどこか温かいトーンで呟いた。
「……まあ、それにもかかわらず必死なあなたの様子があんまり健気だから、こうやってリナの情報提供してるわけだけどさ」
「それは本当に有難いです……自分の恋の話なんてほんと恥ずかしかったんですが、思い切ってあなたに相談して良かったです、本当に」
片桐は、素直な茶色の瞳をまっすぐこちらへ向けた。
華奢だがそれなりに凛々しい眉が、少し照れたように眉間に引き寄せられる。
色素の薄い頬を淡く染めてはにかむその笑顔に、ナナミの胸が不覚にもきゅんと鳴った。
「……はあーー。仕方ないわね。
——一つだけ、私からビッグチャンスをあげるわ。
今度、仕事上がりに二人で飲もう、ってリナを誘うから。
私が急用でそこに行けなくなる代わりに、あなたがその場所へ行く……っていう計画。——どう?」
「…………ひっ」
喜ぶどころか、片桐は口元をひくっと引きつらせて奇妙な声を上げる。
「何よそのリアクション」
「だっだって……それってつまり、いきなり彼女と一対一のシチュエーションになるってことですよね……!?
ちょっと僕にはハードル高いっていうか無理っていうか……!!!」
ナナミは、そんな片桐にはあっと大きなため息をつく。
「あなたね。そういうとこよ、ものすごく損してるの。
見栄えだって悪くないんだし、仕事だってそこそこやれるし、素直でいいキャラなんだからもっと自信持ちなさいよ自分に!!あなたの最大の欠点はそこよ!」
「…………」
ナナミの勢いに、片桐は主人に叱られた犬のようにしゅんと俯いた。
なに。もう。
いちいちかわいいわよ。
リナなんかじゃなくったって、私が面倒見てあげるわよ。こちとらついこの間カレシと別れたばっかなんだから。
思わずそう言いそうになってナナミははっと踏み止まる。
これだけ熱を上げてる相手がいる男に、何が悲しくてそんなセリフを。
思考を素早く切り替え、ナナミは艶やかなボブの前髪を雑にかきあげつつ言葉を続ける。
「——あなたにやる気がないなら、私からの手助けはこれでおしまい。こういうのでリナに友達の縁切られたりするのやだし」
「…………」
「はい、あと10秒。じゅ~~う、きゅ~~う、……」
「やっっやりますっ! 貴重なチャンス、有効に使わせていただきます!!」
「そ。じゃ、リナと約束できたらあなたに連絡入れるから。少し時間くれる?」
「…………本当に何から何まで……お世話になりっぱなしですみません……」
「だからっ、もうちょっと男っぽい爽やかなリアクションないの!?」
そんなこんなで、片桐とナナミの秘密裏の打ち合わせは何とか無事終了したのだった。
✳︎
『リナと会う日、決まったわよ。来週の金曜、夜7時半。場所は——』
それから数日後。
仕事を終えて自室に帰ってきた片桐のスマホに、ナナミからそんなメッセージが届いた。
素っ気ないその文面に、彼の心臓はぎゅんっと高鳴る。
『ナナミさん、本当にありがとうございます!!』
即座に礼のメッセージを送ると同時に、はあっと大きい溜息が漏れた。
どうしよう……大丈夫か??
一言目は、なんと切り出せばいい?
だって彼女は、これまで自分の存在など視界の隅にも入れたことなどないのだ。恐らく。
それよりも何よりも——
彼女は特Sクラスのハイスペックなイケメン二人と、しょっちゅう一緒なのだ。
こんな平凡の域を出ない自分の方なんか、見る気になるだろうか?
片桐は、頭をガシガシとかきむしりつつ冷蔵庫から缶ビールを取ると、どさりとソファに座る。
プルタブを開け、気持ちを落ち着けるように冷えた一口目を勢いよく呷った。
リナが、そんなレベルの高い男たちと親しい間柄にある。
その話は、ナナミからも聞いたし……実際、3ヶ月ほど前に居酒屋で3人が楽しげに飲んでいる様子も、しっかりとこの目で見た。
仕事帰りに街を歩く彼らを偶然見かけた片桐は、咄嗟にその後を追い、自身にストップをかけられないまま店にまで入ってしまったのだ。
結局メニューに隠れるようにしながら、3人を盗み見るようなことになったのだが……
彼ら二人のうちの一人は、彼女の元カレだという。
スマートな仕草で煙草の煙を吐き出していた、すらりと長身の方だ。
なんなんだそれ、一体。
彼らとリナはただの友人関係だ、と、ナナミは言っていたが。
「リナは、あんなイケメンな彼氏でもできた日には即座に自慢するわよ。そんな話を一切しないってことは、彼ら二人とも、彼女とは特別な関係じゃないってこと。あの子の様子見てても、何か隠してるとか不自然なところも全然ないし。これは間違いないわ。
ただ、その割に最近は合コンにも行ってないみたいだし、なんでかなあとは思うんだけどね」
リナを日頃から側で見ているナナミのそんな言葉は、信頼できる気がする。
ならば。
どうして、彼ら3人はそれほどしょっちゅう一緒なのか?
自分たちくらいの歳になって、ただ気が合うから、という理由で男2人女1人というバランスでべったりするだろうか?
普段飲まない時間に勢いよく胃に入れたビールが、思いの外強く回ったようだ。
いつになくふわつく思考で、自分の見た3人の様子を、もう一度脳内に再生させる。
——思えば。
あの飲み会の時……
なんとなく、彼女があの二人に楽しげにいろいろと働きかけるような雰囲気が、終始漂っていた気がする。
イケメン達は、何となくもたつきながら……何かをカバンから取り出して、それを交換したり……していたようだ。
リナを間にして、二人がものを交換する。
何を?
そんなのは、いくら考えてもわからない。
けど……とにかく彼ら二人は、互いに何かを交換し合う関係だ。
……いずれにしても——
関係が深いのは、リナと彼ら二人のどちらか、とかではなくて……
例えば、あの二人の関係をリナが取り持っている、と仮定すれば……?
「…………んん……??」
ちょっと酔いが回りすぎたか?
……それはさすがに見当違い……なんじゃないか??
だが……そう考えれば、なんとなく辻褄が合うのだ。
彼女が彼ら二人と深い関係にならない、その理由が。
——あの超ハイスペックな美貌の男ふたりの関係……
なんだろう……
例えば、恋仲……
とか。
「…………は?
それはないでしょ……??
…………
あーーー。想像するなストップストップ。
ストーーーーーップっっっ!!!!」
片桐はテーブルにガシッと肘をつくと、既にぐしゃぐしゃな頭をますますパニック気味に掻き毟った。
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