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本編
気になる
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騎士団の制服を着て、毎朝クリスは私たちにキスをすると、王子(正確には王太子)を迎えに、城へ向う。
学園では果たして、猫がかぶれているのだろうか。
首が座り、寝返りもできるようになったアリスを抱いて、ふと、後をつけてみようかな?と思った。
「私も気になるわ!」
「クリスが学生の頃は、ケイトに手がかかって、結局一度も参観できてないしなあ。」
「ではみんなで行きましょうか。アリスのお散歩を兼ねて。」
「いいわね!」
おー!と、アリスのお手手を突き上げるようにして、私たちは遅れて学園に向う。
ふふっ。楽しいなあ。
私はアイリス。
クリムゾン子爵の長女ですわ。
今年、王太子が学園に入学して来ました。
噂通り、王太子は素敵な方でしたけど、私を含めて女生徒の多くは、王太子の護衛兼世話係で現れた殿方に夢中になったのですわ!
ミステリアスな色合いの麗しい容姿に、優しげな雰囲気。
どことなく色気があって。
それでいて、一度剣を握れば、一人で何百人も相手にできるほどの剣豪だとか!
なんとかしてお話ができないものかしら。
学園では果たして、猫がかぶれているのだろうか。
首が座り、寝返りもできるようになったアリスを抱いて、ふと、後をつけてみようかな?と思った。
「私も気になるわ!」
「クリスが学生の頃は、ケイトに手がかかって、結局一度も参観できてないしなあ。」
「ではみんなで行きましょうか。アリスのお散歩を兼ねて。」
「いいわね!」
おー!と、アリスのお手手を突き上げるようにして、私たちは遅れて学園に向う。
ふふっ。楽しいなあ。
私はアイリス。
クリムゾン子爵の長女ですわ。
今年、王太子が学園に入学して来ました。
噂通り、王太子は素敵な方でしたけど、私を含めて女生徒の多くは、王太子の護衛兼世話係で現れた殿方に夢中になったのですわ!
ミステリアスな色合いの麗しい容姿に、優しげな雰囲気。
どことなく色気があって。
それでいて、一度剣を握れば、一人で何百人も相手にできるほどの剣豪だとか!
なんとかしてお話ができないものかしら。
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