【完結】元SS冒険者の部隊長は王族に陥落される

竜鳴躍

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新章 溺愛編

ぜんぶちょうだい

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お姫様のように抱っこして寝室に連れて行った時から、クリスは期待しているような、でも恥ずかしい!って顔をして、真っ赤になっていた。

ロマンティストなクリスに積極的になってもらいたいから、薔薇をテーマにピンクでまとめて模様替えした部屋に入ると、キラキラした瞳をしていて。

お風呂も薔薇風呂だよ、って言ったら、入りたそうな顔をしていたから、


本当は、今すぐクリスの中に入りたかったけど、先にお風呂に入った。


服を脱いで、そそり立つ私を見て、明らかに目をそらしてみないようにしている。

意識してる。

可愛い…。


体を清めながら、くちゅくちゅと、指を入れて、後孔を解していくと、はぁはぁと息を乱しながら、私の肩に縋りついてくる。

もう、私もはじけそうだったからか。

時々クリスが、少し心配気に、『ここでしなくていいのかなぁ?』みたいな顔をしてたけど、すっごい我慢した。


「一滴でもこぼさず、全部クリスのここにのませたいから。今日はベッドでしかしない。」
と、下腹部に触れて耳元で囁くと、耳まで真っ赤になる。


ベッドに落とすと、恥ずかしいのか目を合わせてくれなかったけど、自分から足をゆっくり、開いてきた。








「可愛い赤ちゃん作ろうね。今度は、クリスに似た子がいいなぁ…。」

クリスの間に入って、唇から首筋、鎖骨へキスを落としていく。


「…あっ。」

敏感な体は、触れるだけで感じるようだ。

「……もうっ、きて…っ。」

じれったいのか、もぞもぞしてる。

昂りを宛がうと、ぴくっと動いて、誘い込む動きをする。

「……ん、んんっ。」
ぐぐっと、中へ。








「あぁ…あぁああ…っ。」


「………入ったよ?」

クリスの瞳が濡れている。

「…あい、す。 ぜんぶ、ちょうだい。」



そういわれて、タガが外れた。








「あああああ、あっ、あ、すごいぃ、きょ…すごい!!!!」


熱いクリスの中を堪能して、最初の吐精をする。


「…は、はっ。多い…。 おなか、あつい…!」

クリスの中が痙攣している。


クリスの子宮に、きゅんきゅん搾り取られて、おなかの中にたまっていくのが分かる。

「いっぱい、いっぱいあげる。」






本当に、部屋にこもって3日3晩、そればっかりした。

新婚の蜜月か。これは。

夜から明け方まで5回くらいして、裸で抱き合って寝て、シャワーを浴びながらまたして。

本当にそればっかりしてた…。








3か月経って。


赤ちゃん、おなかの中にできてた。

まだちっさくて、トカゲの赤ちゃんみたいなのに。
心臓の音が聞こえたんだよ。

ちゃんと。


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