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新章 溺愛編
パーティは終わり、王子は不穏を告げる
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肝試しも終わり、みんなごはんを食べながら、歓談。
ふふふ。楽しいなぁ。
みんな、今日はうちに泊まっていってね!
アイスは後でお説教。
あんなGロボなんて悪趣味なもの、作るんじゃありません。
せっかくこんなエッチな格好してあげたのに…。
夜もサービスしてあげようって思ってたのにな。
「アリス。」
ロメオ王子が近づいてくる。
「ロメオ王子。いかがでしたか? うちの領地でとれた食べ物も、なかなかおいしかったでしょう?」
「…いや、なかなかいい家族だな、お前の家族も。」
「ロメオはそういえば、第一王子ってことは。ほかにも王子が?」
その割には、この間行ったときは見かけなかったような。
「うちは、宗教国だから。なにか特殊な力がないと、後を継げないんだ。2人弟がいるが、いずれも力がない。修行中で、うちにはいなかったんだよ。」
別に、能力なんかどうでもいいから。家族でもっと仲良くしたいのに。
王女は、嫁に行くから、能力があろうがなかろうが、城で大事にされるんだけどな。
「男で、能力がどうしても発現しなかった場合はどうなるの?」
「12歳まで粘って発現しなかったら、王位継承権を失い、家臣扱いで分家になる。サザン将軍もそうだよ。親戚にあたるんだ。」
「ああ、似てると思ってたんだよね。なるほどね。納得したよ。」
「アリス、よく聞いて。覚えておけよ。」
ロメオが僕を壁に寄せて話をする。
「お母さまから目を離すな。お前が守れ。お母さまの傍らにザオラルを置け。」
「ーーーーーーどういう、」
ぱっと離れて、笑う。
「これ以上言うわけにはいかない。どこかでおつりが必ずきてしまうからな。」
気になる言葉を吐いて、詳しい説明をしないまま。
ロメオたちは帰っていった。
ふふふ。楽しいなぁ。
みんな、今日はうちに泊まっていってね!
アイスは後でお説教。
あんなGロボなんて悪趣味なもの、作るんじゃありません。
せっかくこんなエッチな格好してあげたのに…。
夜もサービスしてあげようって思ってたのにな。
「アリス。」
ロメオ王子が近づいてくる。
「ロメオ王子。いかがでしたか? うちの領地でとれた食べ物も、なかなかおいしかったでしょう?」
「…いや、なかなかいい家族だな、お前の家族も。」
「ロメオはそういえば、第一王子ってことは。ほかにも王子が?」
その割には、この間行ったときは見かけなかったような。
「うちは、宗教国だから。なにか特殊な力がないと、後を継げないんだ。2人弟がいるが、いずれも力がない。修行中で、うちにはいなかったんだよ。」
別に、能力なんかどうでもいいから。家族でもっと仲良くしたいのに。
王女は、嫁に行くから、能力があろうがなかろうが、城で大事にされるんだけどな。
「男で、能力がどうしても発現しなかった場合はどうなるの?」
「12歳まで粘って発現しなかったら、王位継承権を失い、家臣扱いで分家になる。サザン将軍もそうだよ。親戚にあたるんだ。」
「ああ、似てると思ってたんだよね。なるほどね。納得したよ。」
「アリス、よく聞いて。覚えておけよ。」
ロメオが僕を壁に寄せて話をする。
「お母さまから目を離すな。お前が守れ。お母さまの傍らにザオラルを置け。」
「ーーーーーーどういう、」
ぱっと離れて、笑う。
「これ以上言うわけにはいかない。どこかでおつりが必ずきてしまうからな。」
気になる言葉を吐いて、詳しい説明をしないまま。
ロメオたちは帰っていった。
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